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ギラファ事件簿  ~トラブルメーカーズ~ [〆ギラファノコギリ (ティモーレンシス亜種)]

今モ~レツにエラフスホソアカに対する熱意が滾っている会長です。
おかげで眠れません[あせあせ(飛び散る汗)]

さて、我が家で一番手のかかる目の離せない虫は
何を隠そうギラファノコギリ・ティモーレンシス以外の何物でもありません。

と云うのも今現在、
1(初)令2(若)令3(終)令の幼虫、前蛹成虫
全てのステージが揃ってる状態
2008年血統2009年血統2011年血統と入荷年違いの3ラインを進行させているために
このそれぞれの成長段階が血統ごとにローテーションしている状態です。


と云うか、
同じ種類の虫を3血統以上同時ブリードするのは
これまでの経験上コレを除いて他に居ません。

おかげでいっぱいいっぱいな飼育待遇で管理してしまい、
2011 11 12_2409.JPG
3令割り出しや、

カップ飼育による♂3cm台続出など、
完全に持て余してる感が漂っています。
大型化が難しいティモールだけに、
1400クラスを普通に使っても7cmを越える事も敵いません(涙)


そんなイイとこ無しなティモーレンシスギラファですが、
まだまだそれだけではなく時に冷や冷や時に吃驚な事件(?)も今年起こっています。

長年飼育していらっしゃる方々も色々と奇妙奇天烈な場面に遭遇していらっしゃいますが
取り敢えず今年ティモーレンシスが起こした出来事を綴ってみます。


ケース1

30mm台後半は普通に羽化している中、
去年やってしまった35.0mmの♂ですが今年もやってしまいました。

一つは既にブログに出演している30.4mm♂ですが
この個体は羽化不全だと当時書き記しています。
不全だと種としての限界を示唆している可能性も無いとは言えないので
正直モヤモヤした気分が残っていたのですが、
コレ(2008年)とは違う血統(2009年)で少し前にまた35downが羽化してきました。



ケース2

ギラファノコギリの3令幼虫を小さなカップで管理する、
と云う事は脱走の危険と常に隣り合わせであることはギラファを飼育した経験があれば
大体は予想できますね。

フタをこじ開けたり容器を齧ったり…

そんな中こんなミラクル??が起こりました。

2011 11 12_2404.JPG
下にボトルを積んで上にカップを置いていた箇所があるのですが……

この時点↑↑で何か嫌な想像がつきますよね?


自分はこれを見た時点では
「なんでシールが綺麗に空気穴から外れているんだろう????」
としか思いませんでした。

カップを持ち上げてみると………………?


2011 11 12_2405.JPG

!?!!!??!?

カップを開けてみると幼虫の姿は勿論居ません。
まさか!!? と思ってボトル内を探してみると!


2011 11 12_2406.JPG
居ました2頭[ふらふら]

勿論最初からボトルに2頭入れていたワケではありません。
完全に上から引っ越してきてますね(汗)

ボトルの通気孔に直通の箇所を探しあて
さらにタイペストシールを無傷の状態で剥がしてしまうとは……
シ、…素人技とは思えない…



今も取り出さずにそのままにしている。




ケース3

これで最後ですが今回も脱走モノです。

今年苦労して完成させた第3号の簡易冷温室ですが、
早くも壁が!床が!齧られてしまっています[あせあせ(飛び散る汗)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]

その最悪パターンが起こってしまいました。



それでは、問題の画像をご覧いただこう… (←中村義洋風に)
2011 11 12_2407.JPG
え~ここがどのアングルかと言いますと、『床』です。
わざわざ温室の中身全て外に出して、温室本体を持ち上げて見た部分です。

お分かり頂けると思いますが、
本体素材であるスタイロフォームのカスが散らかっています。

では詳しく其処を見るとどうなっているのか…
無駄に動画でお見せします。



お分かり頂けると思いますが、場所的にかなり厄介な部分に穴を開けちゃってくれてます。
温室の角の部分。

部屋も散らかって作業し辛い状態で、掻き出し棒を使い
まず幼虫の背中をつつき刺激して、頭が見えるように体位を変えさせ、
棒を咬ませたところで引っぱります。

こんなことに掻き出し棒を使う羽目になるとはね…


2011 11 12_2408.JPG
ようやく幼虫の釣り出しに成功。
マジ勘弁してくれよォォ・・・

と思いつつ冷静に見つめ直してみると、
こんなときまでブログ用に動画や写メを撮ってる自分って
ホントに悲しいのかそれともオイシイと思ってるのか分からなくなっています。

行き過ぎたブロガーの怖い部分ですね。


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コメント 4

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ノホイネン

脱走した幼虫が他のビンのマットに入っているとか、床の上をウニウニ這っているのは経験ありですけど、発泡スチロールに食い込んでいる図は初めてやね。(珍

しかしそのままにしていたら・・・発泡剤の中で蛹化~羽化したら・・・発泡君と言われるんでしょうねぇ・・・ウンウン。 (^^)
・・・案外、旅行好きなヤツかも・・・
by ノホイネン (2011-11-13 06:14) 

会長

ノホイネンさんお早う御座いますzzz

実は何頭か潜りこんだッぽい幼虫が他にもいる(捜索も虚しく行方不明)ので
スタイロ羽化はまだ危険があります。
自分もそれだけは避けたいと思って逮捕したのですが
スタイロ内で羽化したらしたで、…また面白いネタになるな…と
自分の中の悪魔が語りかけてきます。
by 会長 (2011-11-13 06:28) 

kappamama

いやぁ~、すごいですね。
ギラファは生命力旺盛ですね。

それよりも、
ブリードルームが広いのには驚かされました。
ウチは、その半分のスペースもないですね~。
by kappamama (2011-11-14 04:39) 

会長

kappamamaさんお早う御座いますzzz

過酷な環境で羽化出来たりと、かなりの生命力です(ゴキブリ並み?)
床まで齧っていましたからね(笑)

ここは自分の部屋なんですが、
事実上ブリードルームですね~(苦笑)
他に廊下や居間にも虫を置いています。
ただ、もう温室作っても置くトコないので今のところコレが虫を飼える限界です。
スペースの使い方は下手ですよ(嘲笑)
by 会長 (2011-11-14 04:50)