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マキタギラファWF1割り出し [〆ギラファノコギリ (マキタ亜種)]

深夜にパソコンに向かってキーボードを打つなんて何ヶ月振りだろう…
こんばんは、会長です。

さて、この師走ひと月の間に今年停滞していた色々な作業が捗っております。
特に!!!! 先日記事に出しましたが自部屋の照明をLEDに替えた事で、
一気に作業の出来る種類・時間帯にバリエーションが出ました。

そのおかげで今、前々からやろうと思っていた新しい簡易温室作成に着手できています!
精密な長さで裁断する作業は暗いシャンデリアでは非常にミスを起こしやすいので
取り掛かれませんでした。
出来次第この温室も記事にします、年内に(多分)。


さて、今回の本題は、今月の1日の事です。


今年10月に入手したマキタギラファノコギリのWILDペアを組んだセットを暴きました。

セット内容は
・コバシャ中
・月夜野くわMat
・クヌギ夏菌材×1
・アルカリ性ミネラルウォーター
・KBファームプロゼリー

セット日は10月14日、温室で22℃管理


不定期チェックで産卵行動は確認しており
ケース側面にも多数卵は散見出来ていたのですが、
その卵が度々溶けだしているのが見えていたので少々心配でもありました。

また、以前No.6が本亜種を飼育していた時に割り出し作業をしたのですが
大して幼虫が採れなかった経験や、
耳にする「ダイスケが産卵に癖がある」と云った話でもって
『フィリピン系のギラファは産卵数が伸びない』と云う印象があります。



2桁はいけるかなぁ…などと心配をしながらケースをひっくり返してみると
CA3I1545kai.JPG
見事な放射状に伸びた菌。

と共に数頭幼虫が見えますね。

マット、産卵木と割っていき、幼虫をストックしていきます。
不安だった数も、少しずつ解消され直ぐに2桁に突入しました。

しかしここで問題が。
割り出し作業はまだ終わっていないのですが辺りが暗くなってしまいました。
(この時はまだ自部屋の照明はシャンデリアのままでした。)

よく見えない産卵木の食痕を追いつつ、何とか産卵木だけは割り終えました。

そこで一旦割り出しを中止し、
暴ききっていないマットをケースに戻し、そのまま温室で放置することにしました。


親個体ですが、♀は身体が非常に軽くていかにも産み終えた感があります。
♂と♀はそれぞれ別のケースで管理していますが、
♂は先日その短い寿命を全うしました。
♀はゼリーをよく貪りまだ存命です。

割り出した幼虫は、
いくつかのパターンに分けてエサを選び個別に投入しました。
マットから出た個体はマットへ、産卵木から出た個体は菌床へ…


今回中断したものの、割り出した数は……幼虫21頭卵2個

そこそこ産んでくれました。
ギラファらしい爆産と云う程ではありませんが予想よりは採れました。
発生初期の個体を入手した甲斐がありました。


ここから細かなデータ記入を行いながら飼育していきます。

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