ふりだしに戻る [〆ギラファノコギリ (ニシヤマ亜種)]
一年に一度必ず来る、「少し」鬱になる日に、またまた荷物が到着しました。
いやぁ・・・今年はもう手に入れられないと思っていたから・・・(感涙)
いや今回はさすがにふりかけじゃないですよ!
実は、今回仕入れたのはこの間産卵セットして失敗を犯してしまった
尻拭いをするための虫なんですよ。
まぁ今日ももったいぶる内容じゃないんで段ボールの中身に登場してもらいますと。
ギラファノコギリクワガタです。
種類は今年の本命(?)ニシヤマです。
産卵セットで失敗を犯したと前述したのは、つまり
前回のニシヤマの記事で仕入れて生きていた1♀はその後セットに無事産卵し
その後幼虫がケース側面に見えていてブリードの成功を確信したのですが
後日いざ幼虫飼育だ!と割り出してみたら見事産卵中の♀親に幼虫を全て食われて
幼虫回収がゼロ(悲)いくつか出てきた若い卵も全部萎み今現在までどうやら無性卵を産み続けているようで・・・
その時の♂親たちはとっくに〆て展足待ち・・・
と云う意味なんですよ。
だめだ・・・詰んだ・・・今年はニシヤマ終わった・・・
とほぼ諦めていたところ、
WILD輸入業者がまたスラウェシ産のギラファを売っているのを発見、
飛び付いたと云うわけですよ。
今回も2ペア仕入れまして、
♀は2頭とも事前に用意していた産卵セットに投入しました。
さて、今回も2ペア仕入れたと云う事で、
ちょっとそれぞれの個体を見比べてみると特徴に差があり
ワケが分からなくなって(?)きたので載せてみようと思います。
AとBはどちらも同じ体長92mmなんですが、
印象がなかなか違って見えます。
Aは、上から見た大腮の扁平具合や細さ、鋸歯を含む内歯の形、上翅の光沢の強さから他の亜種のどれとも似つかない意味の分からなさがニシヤマらしい。
Bは、対照的に大腮のパイプが全体的にふっくらしていて、鋸歯が盛り上がって融合し、上翅は艶消し。
個人的にはAのがニシヤマとして美しいというか好みかな・・・
ただこの業者は、同じくしてケイスケも輸入しているのでBはおろかAも、ちょっと本当に完全にニシヤマとして信用しちゃっていいのか疑問なんですけどね・・・
そして♀も今回ちょっと個体差が感じられたので載せてみますと↓↓
前胸の側縁なんですが、左の個体は横に張り出さずほっそりしていて
右の個体は外側に張り出し丸みがあります。
♀ごとの個体差として
それぞれの♀が産んだ子の成長度合いの違いや雌雄比率に違いが出てくるならちょっと興味深いですね。
ただ、太い方のWF1で115mmの♂が出てきたらそれは問題ですが・・・
もしこれが全部(今までの4♂)ニシヤマなら、
非常に個体差の激しい面白い亜種だと思いますね。
ヘラクレスオオカブトに例えるとエクアトリアヌスってとこですか
(特徴が安定しないと云うのが特徴・・・)
取り敢えずケイスケにちょっと(かなり?)似ているBの♂は観賞用として、
Aの♂を前回の♀(今無性卵を産んでるやつ)のケースに投入して種付けをしてみました。
上手くいくだろうか・・・
♀3頭体制のブリードも今まで滅多にした事ないしギラファだし・・・
エンゲル係数が半端じゃなくなってくるんだなぁ、
ニルギリも今ペアリング開始するし、それだけじゃないし・・・
いやぁ・・・今年はもう手に入れられないと思っていたから・・・(感涙)
いや今回はさすがにふりかけじゃないですよ!
実は、今回仕入れたのはこの間産卵セットして失敗を犯してしまった
尻拭いをするための虫なんですよ。
まぁ今日ももったいぶる内容じゃないんで段ボールの中身に登場してもらいますと。
ギラファノコギリクワガタです。
種類は今年の本命(?)ニシヤマです。
産卵セットで失敗を犯したと前述したのは、つまり
前回のニシヤマの記事で仕入れて生きていた1♀はその後セットに無事産卵し
その後幼虫がケース側面に見えていてブリードの成功を確信したのですが
後日いざ幼虫飼育だ!と割り出してみたら見事産卵中の♀親に幼虫を全て食われて
幼虫回収がゼロ(悲)いくつか出てきた若い卵も全部萎み今現在までどうやら無性卵を産み続けているようで・・・
その時の♂親たちはとっくに〆て展足待ち・・・
と云う意味なんですよ。
だめだ・・・詰んだ・・・今年はニシヤマ終わった・・・
とほぼ諦めていたところ、
WILD輸入業者がまたスラウェシ産のギラファを売っているのを発見、
飛び付いたと云うわけですよ。
今回も2ペア仕入れまして、
♀は2頭とも事前に用意していた産卵セットに投入しました。
さて、今回も2ペア仕入れたと云う事で、
ちょっとそれぞれの個体を見比べてみると特徴に差があり
ワケが分からなくなって(?)きたので載せてみようと思います。
♂A 92mm
♂B 92mm
AとBはどちらも同じ体長92mmなんですが、
印象がなかなか違って見えます。
Aは、上から見た大腮の扁平具合や細さ、鋸歯を含む内歯の形、上翅の光沢の強さから他の亜種のどれとも似つかない意味の分からなさがニシヤマらしい。
Bは、対照的に大腮のパイプが全体的にふっくらしていて、鋸歯が盛り上がって融合し、上翅は艶消し。
個人的にはAのがニシヤマとして美しいというか好みかな・・・
ただこの業者は、同じくしてケイスケも輸入しているのでBはおろかAも、ちょっと本当に完全にニシヤマとして信用しちゃっていいのか疑問なんですけどね・・・
そして♀も今回ちょっと個体差が感じられたので載せてみますと↓↓
前胸の側縁なんですが、左の個体は横に張り出さずほっそりしていて
右の個体は外側に張り出し丸みがあります。
♀ごとの個体差として
それぞれの♀が産んだ子の成長度合いの違いや雌雄比率に違いが出てくるならちょっと興味深いですね。
ただ、太い方のWF1で115mmの♂が出てきたらそれは問題ですが・・・
もしこれが全部(今までの4♂)ニシヤマなら、
非常に個体差の激しい面白い亜種だと思いますね。
ヘラクレスオオカブトに例えるとエクアトリアヌスってとこですか
(特徴が安定しないと云うのが特徴・・・)
取り敢えずケイスケにちょっと(かなり?)似ているBの♂は観賞用として、
Aの♂を前回の♀(今無性卵を産んでるやつ)のケースに投入して種付けをしてみました。
上手くいくだろうか・・・
♀3頭体制のブリードも今まで滅多にした事ないしギラファだし・・・
エンゲル係数が半端じゃなくなってくるんだなぁ、
ニルギリも今ペアリング開始するし、それだけじゃないし・・・
3頭とも爆産なんてされると
エンゲル係数、確かに恐ろしくなりそうですね…
食費もスペースもやたら食ってしかも
飼育人口の多いケイスケイとかでしたら
1番最初にカブクワを飼育し始めた時のような純粋にその種が本当に好きな人で無い限りギネスって出せないような感じがしました(苦笑)
ニシヤマの再チャレンジ含め
確かにカブクワを最初に飼育したような気持ちになる「ふりだしに戻る」
うーん、深イイ記事ですね!
by Re:myon (2014-05-13 19:53)
Re:myonさんこんばんは、
半年後が怖いです(苦笑)
ケイスケやダイスケは皆レベルが高そうですが、だからこそ逆に自分がやってみたらどのくらいの最大サイズが出るのか興味はありますね。
でも研究や経験次第で年々サイズが伸ばせたらそれだけでモチベーションは上がりますね。
ニシヤマは個体や血筋次第で結構大腮や体型・光沢に違いが出るみたいなので3系統全て無事に次世代確保して100mmUPの♂が羽化出来たらウヒャウヒャですけど…
今我が家は少し「ギラファ祭り」しているんですが、
次のアレも含め、ふりだしに戻ってギラファを今までよりもっと飼育していきたいと思います。
by 会長 (2014-05-14 20:44)