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シベルートオキピ累代終了・・・!? [〆オキピタリスノコギリ (シベルート島)]

コルリ採りたさに岩手山形に行きたくなる今日この頃。

夏場の採集に明け暮れていたその頃、
飼育部屋が手付かずだったと云うのはこの秋中ずっと記事に書いてきましたが、
放置していた産卵セットもその様子が段々と進行してきていました。


シベルート島のオキピタリスノコギリもその一つ。

WF1を入手した飼育者の絶対数も少ないというのに
我が家ではいきなり休眠ズレと云う「ありがちな」事態に直面し、
荒療治で電球を直当てして♀を強制的に覚醒させる方法でペアリング→セットまで行いました。


CA3I0965.JPG
セットしたのは7月7日・・・気が付けば4か月も経っている。

♀のみセットに投入するも潜りが悪く、
地上を徘徊するか、潜っても浅い場所を水平に掘り続けるだけで
試しに♂も同居させたのが良くなかったですね・・・(何年同じミスを・・・)

しばらくしたら♂に粉砕されました、


産卵ケースはただの♂の単独飼育ケースと化していたワケです・・・


颯爽と手に入れて速攻で途絶えていった・・・。


そんな事に(←!?)打ちひしがれる暇も無く、夏の夜に黒いロマン(・・・)を追い求めて東奔西走していていたワケですが、ヒメオオ採集にシフトする時期になり、たまに飼育部屋を覗くようになり「オキピのケースも処分しようかなァ・・・」と手をかけ覗くと、
にわかには信じられない光景を目に。


「食痕・・・」


まさか失敗していたとしか思わなかったシベルートオキピのケース地中に太い坑道が。

そして
さらに
堂々と
地上に出てきて
粉砕された材の上で
のた打ち回る3令幼虫を発見。




11月15日、満を持して割り出しを決行しました。

CA3I0966kai.JPG
地上は荒れに荒れています。
マット中央に埋めたスライス材も芯を残して全て粉砕されています。

4ヶ月経ち下手したら蛹室を作っている♀もいるかもしれないとか考えながら、
数はそう多くないだろうと仮定し10本のマットビンを用意して
ケースを暴けば結果はご覧の通り!






CA3I0967.JPG


      (♂:2頭 ♀:1頭)


飼育においては久々にこんなサディスティックな数字が出てきたな・・・


多くはないだろうとは思ってたけどもホントに少なかった・・・

上げて入手して落とされ♀殺されて上げて実は産んでて落とされた極端に少なかった


累代が続いただけ儲けもんですが、
ずっと忘れていたこの瀬戸際感は・・・やっぱり怖いですね。


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