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堅材に挑む [青森県産 オオクワガタ]

日付は13日、今週月曜日の奇跡体験から4日が経ち、
いよいよオオクワガタのブリードに着手することになりました。


現時点の状況を確認してみますと、オオクワWILD成虫は♂1頭・♀2頭。

青森県産WILDオオクワ.JPG
♀-1 37mm

青森県産WILDオオクワ2.JPG
♀-2 42mm

青森県産WILDオオクワ♂.JPG
♂ 59mm 中歯


♀は1次発生の個体で♂は去年の2次発生の個体。
プランとしては、

それぞれ♀を単独(持ち腹期待)でセット

          ↓↓↓

1週間後にケース外面から産卵行動確認

          ↓↓↓

2週間経っても産卵行動が見られない場合は♂を投入

と云った具合でやってみようかと思います。
個人的には♂の形が結構良いのでこの遺伝子も残してやりたいと思うところですが(笑)

さてセットを組んでいきますが、
今回オオクワをブリードしようと思う理由が今までゴチャゴチャ言っていた他にも一つありまして、コレの処分に困っていたから・・・なんですね↓↓

CA3I0394.JPG
真ん中の材なんですが、お分かり頂けただろうか?

そうです、この材堅くて全然使えないんですよ。

通販で産卵木を買っている飼育者にとって避けにくい「産卵木の当たり外れ」
(今は結構そのあたり融通が利く店もあったりするんでしょうかね)
まして自分は未カット材なんてのを買っていた時期がありましたから切ってみるまで分からない材だったりするんですよね。
自分トコでは基本的にノコギリやシカやらホソアカみたいな、堅い材を齧れない種類しか飼っていなかったので、柔らかい材しか使ってなかったワケですね。
こうなると必然的に堅い材が残り続けていく事になるワケですが、これをいい加減処分してしまいたいという事もあって「じゃァ久し振りにまたオオクワやってみよう」となった部分もあるのです。

材をカットしてみると、かなりの難がある材だという事を改めて確認しました。
CA3I0395.JPG
まず芯が太いと云うのは見て判りますが
それよりも、周りの辺材が年輪が密で爪がなかなか入っていきません
あれ!? これオオクワにもキツいんじゃね(汗)

材に弾力が無い所為で、水を吸わせると芯の近くから年輪に沿ってバクンッと隙間が浮いてしまうほどです。
まァ仕方がありませんが使ってみるしかない・・・

これを、樹皮と形成層をキレイに剥いで埋め込み用マットでほぼ全埋めします。


待機中の♀2頭は、
CA3I0396.JPG
ゼリー2分の1個をたった1日で完食し、準備万端?

CA3I0400.JPG
追加のゼリーも入れず♀を投入!!

翌日には潜っているのを確認しましたが、やっぱり心配だ・・・


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