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ちっ〇〇・・・ [青森県産 オオクワガタ]

前回、前々回の記事で画像を載せすぎてしまったので今回は画像数を節約します。
ブログ1タイトルで使える画像容量がもう10分の7近く埋まっていて、年々一つの記事で使う画像数が増えているので、あまり飛ばし過ぎるとこのブログも老い先短くなってしまうのです。

ヒメオオ採集も今期分を終了し、骨休めを兼ねて飼育種の世話にまた戻っている今日この頃。

この夏の間にセッセトセットした各種産卵ケースを少しずつ割り出しています。
例年よりは多めのセットを組んだ事もあって、割り出し個体数の急激な増加を見越して
7月12日 埼玉県からオオヒラタケ菌糸
10月4日 大阪府からオオヒラタケ菌糸
10月7日 愛知県からカワラタケ菌糸
10月16日 北海道からカワラタケ菌糸
を購入・準備して臨んだのですが、浮き沈みが激しい割り出し作業になりました・・・

今組んである全セットの中から、割り出してみたものだけを前回の記事から引用して書き並べてみます。


その9 8月1日コクワガタ

♀を採りだして約2ヶ月経った10月3日に割り出しましたが、やはりコクワで2ヶ月は長かったです。
全頭が2令後期~3令初期になっていて、大事な時期を半分無駄にしてしまった感じです。
頭数は9頭、数はちょうどイイ(笑) オオヒラタケ1100ccに入れましたが、コクワの菌床飼育は初なので、この時期からどれだけ太らせられるか全く読めません。親♂の48mmを超えられたら・・・と思いますがちょっと厳しいか・・・



その1 7月1日セットフキヌキシカクワガタ
その10 8月9日セットフキヌキシカクワガタ

2週間前の10月7日に割り出しましたが、正直手遅れだと思っていました。
何せセットしたのが2ヶ月前と3ヶ月前ですからね。産卵木も両方既にボロボロだし夏を跨いでいるから中の幼虫はとっくに皆2令後期~3令中期くらいになっていると思ったのです。

しかし、開けてみてビックリ。
7月1日分から出てきたのはほとんど1令初期、中には孵化直後のような個体まで居ます。2令が1頭、3令が1頭居ただけで、さらに数も少なく全8頭・・・!! 無精卵と思われる新鮮な卵も複数採れ(親♀は既に死亡)、累代継続には至ったものの今後にやや不安を残す形でカワラ飼育を開始しました。



・・・ん? 8月9日分? 
齧ってはいたけど、卵・幼虫ゼロでしたよ!!

腹を暴いてみましたが、どうやら不妊♀だったみたいです。どうも休眠明けに変な起き方する個体は、ノコもシカも上手くブリード出来ませんな・・・



その6 7月18日ニシヤマギラファノコギリクワガタ

我が家でまともに生き残っている唯一のギラファになってしまいました。
これも10月8日に割り出したので期間は2ヶ月半も経っています。
しかしこれも意外と加令が進んではおらず殆どが1令幼虫で3令にまでなっていた幼虫は無し。
だからと言って沢山頭数が出てきたと云うワケでもなく、全部で11頭他の飼育種との兼ね合いも考えるとちょうど無理のない数とも思えますが、♀に偏ったら・・・と考えるともうちょっと(5~10頭)欲しかったのですが、キープしていた♀成虫は全て寿命を迎えてしまったのでこれで今世代は終了、放置せず(苦笑)真面目に飼育していきたいと思います。

しかし、コイツらの為にオオヒラタケ菌糸を多めに買ってたから随分余っちゃったな・・・



その7 7月23日トカラノコギリクワガタ

ギラファ用のオオヒラタケ菌糸が余ったので、こっちの幼虫にも使うことにしました。

それなりに採れると踏んでいたのですが、
これもまた拍子抜けの8頭。菌糸ビンまだまだ余ってるヨォ~・・・
2令が中心で状態も安定しています。



その4&5 7月14日オオクワガタ

さぁ!! ここからが本番です(?)
今年の目標の一つ、オオクワのブリード。1次発生の個体を2♀♀採集してセットしたものの、『材が堅過ぎた問題』で計画が減速し、今年中にどのくらいの産卵数が見込めるか、結果的にギリギリのところまで心配させられたのですが果たして・・・

10月21日に割り出しました。
なおセット期間中、堅過ぎる材に不安を覚え1セット分だけ途中で材交換を行い、出した材をチャック付きポリ袋に入れて保管していました。

まず、ケースに入っている材を2ケース分暴いてみました。



結果・・・両ケース共 0

まず、材交換しなかった方は、
多少表面を齧ってはいたものの、よく見ると駒穴を広げただけのものに過ぎず、卵床を作るところまで至っていませんでした。
当の親♀は、ちょっと放置が過ぎた所為で・・・死亡していました。

材交換した方の交換後の材の方は、
どうやら材交換する前にはもう産卵スイッチがOFFになってしまったらしく全く齧っておらず、その材は次第にカビに塗れスポンジ材になってしまっていました。
流石はワイルド、一旦時期ミスると全然産んでくれない・・・
CA3I0725.JPG
親♀はピンピンしてる。

残りはチャック付きポリ袋で保管していた交換前の材しかありません。
CA3I0723.JPG
齧った痕もいくつか付いていて、産卵の期待は否が応にも湧いてきます。
(しかし、例によってそのうち半分ほどは駒穴を齧り広げたものに過ぎませんでした)


CA3I0724.JPG
保管中に軟化が進み割り出しにちょうど良い堅さになっていましたが、割り始めて直ぐ食痕が現れました!!
カビなどに侵されている様子も無く、状態も良さそうです。


そして・・・遂に、久し振りのオオクワ1令幼虫と対面・・・!!!!  ・・・・・・あれッ!?




居たには居たけど・・・、・・・あれ!? これ萎んでない・・・??

・・・死んでる・・・・・・
見た感じカビにやられたワケでもなさそうだし、黒くなって溶けてるワケでもない。

割り続けていると、他にも2頭とかなり少ないながら幼虫が居たが全部同じ死に方。
どうしてこんな・・・全頭それなりに食い進んでいて材質が合わないという感じとも思えません・・・


結果、今年はオオクワのブリードは失敗と云う悲惨な結果になってしまいました。
ブリード物と違うとはいえ、オオクワの産卵に失敗した事をブログに書くのはかなり恥ずかしい・・・
WF1へのステージアップは、来年への持ち越しとなりました。



ぁぁ~どうしよう、菌糸余り過ぎた(困)





ちなみに、貴重なオオクワ幼虫が死亡していたことについて
割り出し中、ある点にはたと気が付きました。



堅過ぎる材に不安を覚え1セット分だけ途中で材交換を行い、出した材をチャック付きポリ袋に入れて保管していました。


>出した材をチャック付きポリ袋に入れて保管して


>チャック付きポリ袋








・・・あ。







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