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青森県産コクワガタ市町村巡り 2021年総集編 [日昆 採集記 【2021年】]

約10年前に始めた青森県産コクワガタ蒐集

ダラダラ続けていてはいけないという事で2020年には全身全霊で市町村攻略にあたりましたが、その翌年2021年もコクワにほぼ一本化して採集していました。

 【2020年には】
   ⇒ 2021-1-31『青森県産コクワガタ市町村巡り 2020年総集編』

シーズン通してコクワ「のみ」を狙う採集は体力的・精神的・時間的にかなり負担がかかるものですが、前年からの慣れがあったので2021年は多少は楽だったと思えます(麻痺しているとも言えますね)

「多少は楽」・・・とは言っても、
2021年のターゲットは、それ以前に何度も赴いていながら採集出来なかった難度の高い(と個人的に体感している)市町村ばかりです。実際、目的の♂成虫が採れるまでに2020年以前も含めて何度も通っています。


・・・と云う事で今回は、
昨年コクワ採集に行った市町村の内、新たに攻略完了(♂成虫自己採集)した所をまとめて書いてみます。

今回は、
採集に至るまでの過程
その市町村で採集する際の所感
を中心に書いていき、紹介する順番も時系列ではなく個人的な印象や難易度と云った要素を基に順位付けしてランキング形式にして書いてみます。

一応、目安的に★数5段階評価でも個人的難易度を表してみます。
あくまでも個人的な感じ方に基づいた評価ですが・・・

アクセス距離
その市町村へ行くまでの地理的距離です。青森市から出発した際のドライブ距離になりますが、遠い場所になるほど星の数が増えます。また、単に距離が長いかどうかと云う他にも、道中の交通量や経由地の複雑さと云った体力的・精神的負担も加味します。
先にも書いた通りあくまで個人的な評価ですから、悪しからず。

採集不能環境
そもそも、採集できる環境がないとコクワガタを得るチャンスは得られません。私有地、住宅地など、コクワの生息出来なさそうな環境が多いところほど星の数を多くします。特に、面積の狭い平野部の自治体ほど採集不可能な環境は多いです。

採集回数
達成までにかかった採集回数(その地を訪れた回数)が多いほど星の数は増えます。ただ、本人も正確に何回行ったか数えていないので、あくまでも記憶上での評価です。


・・・ちなみに、
去年の採集記事にあるルリクワガタやヒメオオクワガタは、コクワ採集以外の貴重な箸休め的イベントで、これ以外の採集はほぼ全てお休み状態でした。



第12位 六ヶ所村
地域の概要
県東部の上北郡に含まれ、下北半島の頸部に位置しています。
太平洋に面していて、村南部は小川原湖沼群が多数散らばる平地になっていて、村北部は下北丘陵の山林が広がっています。

その昔、馬の産地として源頼朝の軍馬を輩出した伝説から、それぞれの小村に「平沼」「鷹架」「倉内」「尾駮」「出戸」「泊」といずれも馬に関連した事象に由来を持つ名前が付き、その6つの村が合併して出来たことから「六ヶ所村」の名になったそうです。

KIMG3708.JPG
産業は主に漁業と酪農ですが、県内有数のエネルギー関連施設を有していて、風力発電施設・石油備蓄基地・核燃料関連の各施設・メガソーラー発電施設といった広い面積を要する施設群が林立しています。開発が進み、平地林などはかなり伐採が進んでいます。

採集の所感
アクセス距離・・・★★★--
採集不能環境・・・★★---
採集回数・・・・・★★---

大きく分けて、村の北部と南部で自然環境が違います。
コクワ採集をし始めるまでは平地の採集はあまり経験が無く、この村に採集に来る事があるとすれば専ら北側の山岳部ばかりでした。

その山岳部に関しては、広葉樹林も残っているのですが夏季のライトトラップには厳しい地形で、大きな要因を2つはらんでいます。
1つ目は、単純にライトトラップに適した「場」が無い事。車で入っていける・開けた場所がある・植生が良い・遠くから虫を寄せられる、この4つの要素を満たす場所が(自分が探した限りは)どこにも無かったんですよね。
2つ目は、太平洋側から吹きつける「やませ(東風)」の影響。夏場はこれがある所為で夜間の気温がグッと下がってしまい、ライトトラップに不利に働いてしまうんですよね(その代わり、津軽地方は暑くなります)。下北半島頸部は南北に細長い地形なので、東から吹きつける海風の影響はモロに受けてしまいますし、風が強くない日であってもあまり気温が上がりません。

とは言え、六ヶ所で最初にコクワを採ったのは北部でのライトトラップで、この時はどうにかこうにか無理矢理機材を展開し、No.7が拾った1♀を貰ったんですね。ちなみにその時は、初夏のシーズン初め頃で他に飛んで来たクワガタはミヤマの♂が3~4頭だけだったんですよねぇ・・・

そして後年、「1♀は北部で採ってるから・・・」と云う事で、
村の南部を重点的に探す事にしたのですが意外に難しいです。
知り合いからの聞き取りによると、「村の中でカブトムシは結構見るよ」と云う話は聞くもののクワガタと云うワードはあまり出てきません。農耕地が多いものの、夜中に農地の中に入っていくワケにはいかないし、池沼と湿地が広範囲で広がっていてそれらも避けなければいけません。おまけに、ちょっとでも海岸寄りになってしまうとマツ林になってしまいます。

村内は夜間の外灯が大変少なく、それらを見つけるのは中々面倒です。集落も分散しているので、外灯探しは長いドライブになりがちです。
六ヶ所村コクワガタ
コクワガタが採れたのは、その中の貴重な1ヶ所の外灯でした。ミヤマ、ノコギリ、アカアシやその他ガ類も色々と見られる良ポイントでしたが消灯時刻ギリギリで、外灯周辺を一通り見終えたところで真っ暗になってしまいました。
タイミングが少しずれていたらこのポイントに気付く事は無かったと思うと、いまだに背筋がゾッとします。



第11位 今別町
地域の概要
KIMG2963.JPG津軽半島北端付近に位置していて、東西2つの山塊(西:中山山地、東:平舘山地)に挟まれた形になっています。

平成の大合併で飛び地が散在する結果になった津軽半島内の現在の各市町村では珍しく、どことも合併しなかった所です。

林業・漁業が中心ですが、年々人口が減少していて県内他市町村に比べても著しいです。町の名前が付いた「今別牛」がブランド牛として畜産されてるんですが、県内住まいでもそうそう口に入る事もお目にかかる事もありません。町内でもこれを食べられる場所は限られていると思われます。

人口が少ないので、物資の補給に関しても町内にはコンビニが1軒・ホームセンターが1軒・ガソリンスタンドが2軒しかないのが大変なところ。

採集の所感
アクセス距離・・・★★---
採集不能環境・・・★----
採集回数・・・・・★★★--

津軽半島北端部の町と云う事と、然したる観光材料も無い(いや失礼)ので一般的には訪れる事もそうそう無い町ですが、個人的には来る事が比較的多い土地です。また、外ヶ浜町の三厩地区へ向かう時の通過点でもあるので、途中で寄り道して環境の下見をする事もあります。
青森市内からこの町へ来る場合、距離的にそこそこ遠いはずなんですが、ほぼ一本道で信号もほとんど無く、その上交通量も少ないので同距離の他地域に行く場合と比べてドライブのストレスはかなり少ないと云う印象があります。

今別町に限らず、津軽半島の山林で採集する時に個人的にはクマと遭遇しない点で非常に気が楽です。近年はごくごく偶に発見される事もあるのですが、車から離れて無防備に歩き回っても精神的な不安を感じません(こういう油断が命取りではあるんですが)。この点、同じ青森県半島部でも下北=クマ王国とは大きく異なるんですよね。

クマの危険が少ない反面、山に入る際に最も注意したいのは道の険しさでしょう。
県内の他の地域と比べても津軽半島は道が荒れていて、崩落や廃道の発生分布密度は高いと感じます。かつての森林鉄道があった頃に敷かれた林道が廃れてきたので、地図で見るよりも進入可能な林道はずっと少なくなっています。
軽自動車ならギリギリなんとかなるような道もありますが、ミニバンクラスで突っ込むと大変な目に遭うのは容易に想像できます・・・

今別町産は随分前にFH鈴木さんから1♂貰っていたので、自分はその個体とは別の産地ラベルを狙いました。いくつか樹液木も見つかりましたが、他の市町村での採集を優先した所為で時期はもう盆過ぎに!
KIMG2982g.jpg
ほぼほぼラストチャンスと言っていい8月19日、月がギリギリ躱せる初ポイントで点灯し、

今別町コクワガタ飛来
即飛来。
2021年のコクワ採集の中では遅くまで放置していたエリアだったので、かなり心細かったのですがあっけなく終了。強引に運だけで持っていった感じです。



第10位 外ヶ浜町(蟹田・平舘)
地域の概要
平成の大合併により、旧 蟹田町旧 平舘村旧 三厩村の3町村が外ヶ浜町として発足しました。当初加わるはずだった(らしい)今別町が合併協議から離脱したため、三厩地区が飛び地扱いになり、蟹田地区と平舘地区のみが外ヶ浜町として地続きになっています。

この地区は、津軽山脈の中でもその右頭部・平舘山地を擁しています。
土地のほとんどが森林ですが、元々良好なヒバ林だったので伐採後のスギ林も多く、安定した広葉樹の原生林は意外と少ないです。

同じ半島部の下北の方と比べると人口密度が薄く、今別町の説明の時に物資を手に入れるのが難しい事は書いたのですが、蟹田地区には「津軽半島北部唯一のスーパー(マエダストア)」が在って自分のような余所者採集者にとってここはラストダンジョン前のアイテム補給所のような存在で大変有り難いです。

採集の所感
アクセス距離・・・★----
採集不能環境・・・★★---
採集回数・・・・・★★---

青森市内からは、ただただ陸奥湾沿いに平地&一本道をひた走るだけで行けるのでアクセスは楽です。ただし、津軽半島で山に入る時はまず、主幹道路から林道に一本ずつ入って、来た道を戻って出るパターンが基本です。
山の虫を採るならその繰り返しなのですが、コクワは平地の虫なので無理に林道へ潜り込む必要はありません。
(ちなみに、これも今別のときに書きましたが、この地域の林道は森林鉄道が昔敷かれていた名残からか一本一本の林道が長く、現地のロケーションを短時間で何ヶ所も把握するのは難しいんですよ)

・・・なんて思ってたんですが、
平地での適した採集環境がそもそも少ないんです。
平地面積が少ないので、狭い平坦地は大体住宅地で、
その手前は
その奥は
と云った地形ですから、探す場所がほとんどありません。
虫が集まる外灯もほんの僅かですが、毎度毎度チェックしようとも目的のコクワ♂に当たりません。

蟹田・平舘ライトトラップ.png
結局、コクワガタの為に林道を上り下りして発電機を回す事にしました。

津軽半島も、下北半島と似たような構造で夏場にやませの影響を受けて風や低温に曝される頻度が高く、この日も正直言って厳しい採集でした。
これを仮にオオクワ狙いの採集として行ったなら、
「あァ~~今日一日無駄にした~(訳:他のエリアに行ってたら採れてたかも)
となっていた日でした。月もバシッと輝いてるし・・・

蟹田・平舘コクワガタ♂.png
この♂が飛んで来たのもホントにラッキーと言うか、
ミヤマがちょっとだけしか来ないような中での唯一のドルクスでした。



第9位 佐井村
地域の概要
下北半島西岸部を擁していて、陸路では県内で最も遠い土地と言えます(ただしこのブログでは何度も記事を書いていますけども・・・)。海岸はずっと岩場が続き、長い年月によって形成された奇岩群・仏ヶ浦が在ります。

村域のほとんどが山岳部ですが、下北半島は前出の津軽半島各地と同じ様にヒバの大産地になっていて、この佐井村も伐採後のスギ林やヒバ純林・混生林が広域に分布しています。

縫道石山.JPG
仏ヶ浦以外にも、村内は巨岩・奇岩・岩山が各所に存在し、写真は縫道石山。個人的にはこの佐井村が一番神秘的な土地だと感じます。

佐井村のニホンザル
県内にはサルの地域個体群が3つに分けられるのですが、下北のサルはその中でも特に穏やかで呑気な印象があります。津軽半島産も近いものを感じますが、人が近づいてもあまり警戒しません。道路に出て来て寝そべっているのは非常に危険ですが、反面とても気持ち良さそうです。

採集の所感
アクセス距離・・・★★★★★
採集不能環境・・・★★---
採集回数・・・・・★★★--

下北半島住まい以外の全地域から遠い「青森の果て」がこの村です。
その為、アクセス距離の個人的評価はMAXです。県内アクセスのバランスが一番とれている青森市から見ても、この佐井村が一番採集行くのが辛いです(ここまで一切フェリーの存在に触れていません)。当然、弘前や五所川原といった津軽方面の方々だとなおさら大変だと思われます。きっと採集地候補として挙げる人も皆無に近いでしょうよ。採集者を拒む試練の土地とも言えます。
そんな最果ての土地なので、車で村入りした頃には既に体力が削られているんですね(それと気力も・・・)

肝心のコクワへのアプローチについては、ヒメオオ採集で村内全ての森林環境はほとんど把握済みなので、ライトトラップと外灯の両方でトライしました。

外灯については、
なかなか「良い外灯」が「良い環境」に設置されていないのですが、僅かながらクワガタが飛んでくる場所も発見できました。
ただし、コクワは終ぞ見つける事は叶わず、申し訳程度にアカアシを見つける事ができたのみ。全て漁村なので、海沿いの道端で外灯に照らされた黒い物体に不用意に近づけば

 チョロチョロチョロチョロ―――――――~・・・

ひィィ――~~ッッッ[あせあせ(飛び散る汗)]

と云う具合でフナムシとの望まぬ出会いを何度も繰り返してしまうんですよね。
驚きなのは、そんな場所にも同所的にヤマトゴキブリがいるんですよ。足の速い不快害虫の2大巨頭がこんな北の地で共演なんて、「試練の土地」もほどほどにしてほしいモンです。

佐井村コクワガタ飛来記念写真
結局ここも、最終的に自前の機材頼みでクリアしました。
他の市町村攻略も残っていた手前一発採りで終わりたかったのですが、一度目は♀1頭で惜敗し、場所を変えた2度目の挑戦でギリギリ1♂引き抜けました。

でっけぇクマのフンの目の前で水銀灯ブッ放したこの夜は絶対に忘れません。



第8位 東通村
地域の概要
下北半島北東部に位置していて、津軽海峡と太平洋に面しています。低地と低山地で構成されていて、日本最大の砂丘・猿ヶ森砂丘が在ります。

村内は中心的な集落と言えるものは特になく、小さな集落が村内に散在しています。やませを直に受ける土地なので稲作には向かず、他の農業・漁業・林業が中心産業です。北東端の尻屋崎では、天然記念物の農耕馬、寒立馬が放牧されています。低地がほとんどの為、伐採がかなりの範囲で進んでいてスギ林が多いのが特徴です。

採集の所感
アクセス距離・・・★★★★-
採集不能環境・・・★★★--
採集回数・・・・・★----

基本的に下北半島へのルートは、陸奥湾沿いを経由してむつ市街から目的地方向へ転向する流れが大半です。アクセスは(場所にもよるけど)青森→むつ→東通と至る為に道中はなかなか長く感じられます。

村内の道路は、グネグネした道が不規則なクモの網のように斜めに組み繋がれている印象で、なかなか効率的に移動する事ができないのが特徴です。
(その代わり?、原発マネーのおかげか道路はかなりキレイで走りやすいです)

村の南部は六ヶ所村と続く丘陵地形で、ヒバ林の伐採・植林とやませの影響で環境が厳しくライトトラップでのコクワ採集は高難度です。
片や北部は低地(低山地)が広がっているのですが、絶望的なまでにスギの植林に埋め尽くされていて心が折れます。勿論、海岸近くに行けば容赦のないマツ林のフィールド。
集落近辺も道路照明などは白や青のLEDが大多数で、外灯狙いで来ても手応えは感じられない所ばかりです。

東通村自体、県内の虫屋でも
・海浜性昆虫
・湿地性昆虫
を狙う時以外はまず来ない所と思われ、自分も東通入りしたのは2021年では一度のみでした。

その日はむつ市での採集を早い時間帯でクリアし、その余力でもって東通村へ突入しました。
点在する集落をハシゴするような形で長~いドライブをしている最中、
高速で後ろに過ぎていく道路脇の立木の幹に、一瞬不自然な影が見えて即時停車。

その樹に駆け寄りライトを当てるとそこには堂々とした♂の姿が!!!!

慌てつつも虫に悟られないように静かに車から網を出し、
地上4mにいるその個体を落とさないように慎重に捕らえました。
(落としたらヒメオオの時以上に絶望してた)

東通村コクワガタ採集直後
もはや樹に付いてる状態なんて撮ってる余裕ありませんからね。この写真だけでは何のこっちゃ分かりません。

周囲の環境はやはりスギの植林で、道路際でどうにか存在を保っているヤナギの木々がコクワのホストになっていたんですね。それまでコクワにカスリもしない状況だったのに、一転して大勝利ですから普段のおこないってのは大切なんですよねぇ。
(絶対にギャンブルやっちゃいけないタイプの人だよね自分)



第7位 野辺地町
地域の概要
上北郡に位置していて、青森市圏域―下北半島―上十三地域を中継する交通の要衝となっています。陸奥湾(野辺地湾)岸に沿って伸びる形の町域で、町北東部は低地のマツ林が広がり、町西部はブナとヒバの原生林が残っています。

KIMG3711.JPG
漁業が中心の町で、潮風がかおる町です。

採集の所感
アクセス距離・・・★★---
採集不能環境・・・★★★★-
採集回数・・・・・★★★--

青森市から国道に沿って平内町を横断すれば片道1時間で着く事と、下北半島へ向かう時の玄関口でもある為、しょっちゅう通る自分としてはあまり遠い地とは感じない町です。

そんな余裕ぶった書き方をしていながら2021年までずっと採れていなかったのにもそれなりのワケってものがありまして、
ハッキリ言って・・・野辺地町の地形がクワガタ採集に向いてないんですよ。

湾岸に沿った細い町域。
沿岸は港や住宅地、そして海岸草原とマツ林が占めています。
沿岸部は最初から除外して、ほどよく内陸で植生がまともそうな場所を前々から探索していたのですが、コクワどころかアカアシ、ノコギリすら見つかりません。

しまいには去年の記事で書いた通り、いつ石が落ちてくるか分からない崖の下でライトトラップをして、辛うじて1♀を採ってたあの日はホントに俺どうかしてました。

そして、未採集の市町村数が半減した2021年はこの野辺地町の優先度を上げ、まずは外灯や樹液で探すところから再開しました。
以前No.6から聞いた、仕事中立ち寄ったコンビニでコクワガタを拾ったと云う話に着目しました。

コンビニなんて、郡部に入ったら欠かさずチェックしているハズなのに、一度も立ち寄った事が無かった場所が在ったのでそのコンビニへ行ってみる事に。
ドンピシャでクリア。

野辺地町コクワガタ
♂♀ペアでコンビニの入り口に鎮座していました。踏まれるぞオマエら・・・

呆気なくクリアしてしまったものの、タイミングが少し違えば誰かに踏まれて拾われていただろうし、そうなっていたら植林だらけの小さな山で落石スレスレのライトトラップをまたやらないといけませんでした。
「幸運」、ただその一言に尽きます。



第6位 七戸町
地域の概要
上北郡に含まれ、平成の大合併で旧 七戸町旧 天間林村により発足しました。八甲田山地の東の麓に位置していて、冬季は津軽地方で豪雪に見舞われる日でもこちらは少なくなります。

この地域に関しては知識が疎らなので、以下箇条書きで紹介すると、
八戸と青森を繋ぐ東北新幹線の中間駅が在る
銅鉱山がかつて在ったが昭和期に閉山
農業が盛んで馬の産地
今回の記事で紹介する自治体の概要を読み返すと、やたらと馬の話が多いな・・・

採集の所感
アクセス距離・・・★★---
採集不能環境・・・★----
採集回数・・・・・★★★★-

青森市からのアクセスは、車による移動では
平内町→野辺地町経由(地元では俗に下道ルートと言う)
八甲田山に入り田代交差点で国道394号線に左折する(山越え)
みちのく有料道路を経由
のおよそ3つのルートがあり、この内みちのく有料道路を使うルートが最短コースとなります。
夏場の採集ともなれば休日も平日も関係なしに車を走らせるワケですが、下道を使って七戸を目指すとなると、ちょうど青森―野辺地間は16時以降帰宅ラッシュに捉まってしまう為、無い金を財布から絞り出して有料道路を通らなければ平日は効率的に採集ができません。
また、未採集地は遠方が多く残っている為、休日の予定に近場の町村をあてがうのは憚られます。結局、平日スケジュールで頑張るしかありません。

七戸町は西部の東岳山地(北八甲田山地の北東延長部エリア)と、東部の台地(三本木原)に地形が分かれますが、やはり狙うなら山じゃなくて低地だろうと云う事で、しばらくの間はずっと東部の街中や集落をぐるぐる巡っていました。
(ちなみに、自分がコクワ採集において山ではなく平地や人口の多い地域を好んで探すのかと云うと、採った時の採集地ラベルが山と平地では精度が異なるからです。緯度経度の話を抜きにして、平地や人口の多い地域だと住所が細かくなる為に地名だけで採集地点がラベル上で高精度になります。対して山だと、字レベルまで書いても範囲が広すぎて採集地点が大雑把になります。この差を考えると、個人的に集める分には緯度や経度を書きこむよりも採集地ラベルがピンポイントな方が美しいと感じるので、できるだけ山は避けて採集するのです。 長ッ)

結構あちこち走り回ったのですが、どこもクワガタの生息には中途半端な景色が広がっていて、採りやすいはずの発生初期は1♀拾えたので精一杯でした。

遂に心も折れて山でライトを焚く事に・・・
青森市の近くと云うだけあって、七戸町は過去に何度も山でライトトラップをしていた経験はあったのですが、不思議な事にコクワは一度も飛んで来なかったんですよ。

しかしその時ばかりは運が味方してくれて、
47mmの立派な♂を筆頭に2~3頭の飛来を確認出来ました。
山採集なので当初の目的通りとはいかないものの、無事にクリアできました。



第5位 東北町
地域の概要
KIMG0989.JPG前出の野辺地町・七戸町に挟まれるように位置していて、旧 上北町旧 東北町の合併により町域がとても歪なのが特徴です。その為、台地、山地、低地といった地形の他、湖小川原湖まで有しています(この小川原湖、住所も有る上にポストもあるんですよね)


町西部の山岳地帯を除く各地に大小の町が散在していて、米・野菜を中心とした農業と、小川原湖から獲れるワカサギ・シジミといった漁も盛んに行なわれています。ただ、最近は三沢市の駐屯米軍が戦闘機訓練で燃料タンクを落としてしょっちゅう禁漁になってるイメージがあります。

知る人ぞ知る場所として、前回も紹介したのですが、この←「日本中央の碑」・・・かの坂上田村麻呂がこの地に辿り着き、ここを日本の中心として石碑を建てたなどと言われていますが、この話には色々と胡散臭い話があり、おそらく地元の人達はほとんど気にしていません[たらーっ(汗)]

採集の所感
アクセス距離・・・★★---
採集不能環境・・・★★---
採集回数・・・・・★★---

町域が歪で、主要道をドライブしていると
「いつの間にか町に入ってていつの間にか町を出ている」
ような地域なので、個人的に町内の環境がイメージし辛く、これまで東北町に注力して採集した事がありませんでした。

2020年は、他の市町村を優先させていた中で辛うじてライトで1♀抜いてくることは出来ましたが、2021年はきちんとこのエリアを意識した採集を行ないました。
通常、町内の道路を走り近隣の市町村へ抜けるだけだと、「一生近寄る事は無い」地区がこの町には大変多いです。
自分が通常通り過ぎる町内の主要道は、
至 野辺地町―至 七戸町の国道4号線
至 三沢市の県道8号線
の2本のみ。
未調査同然の町北部や小川原湖西岸部のエリアを走り回りました。

走ってみて分かったのは、スギやマツばかりで植生が悪い上、似たような景色が一様に続くので「ここはッ・・・!」と云う場所の見立てがつかない事だけでした。
ただしドライブするだけなら、未踏のエリアと云う事で結構ワクワクしてたんですけどね。

東北町コクワガタ
まァ、無事に♂を採る事は出来たんですがね・・・
結局そこは、何度も何度も通ってる国道沿いの外灯でした。

これを含めて2021年はなんとか2ヶ所採っただけですが、
旧制の2町両方から採集する事ができたのでひとまず満足でございます。
町内にはオモシロイ地名がたくさん在るので、ヒマを見つけて今後も探しに行きたいですね。



第4位 六戸町
地域の概要
上北郡に属していて、狭い町域のほとんどは平野及び低地で成り立っています。八戸市・三沢市・十和田市の3都市それぞれから程よい距離に位置しています。

土地柄、特に野菜を中心とした農業が中心産業です。
その所為もあってか、町内を車でドライブしていると景色が似通っていますね。

採集の所感
アクセス距離・・・★★★--
採集不能環境・・・★★★★-
採集回数・・・・・★★★★-

7位の野辺地町からここまでずっと上北地方・・・
いかに自分はこの地域が不得意なのかが表れていますな。

さて、この六戸町でプレッシャーがかかるのが、決して自然度が高いとは言えない狭い町域内で生息地を探し出さなければいけないと云う事。
山岳部を擁する先の3町と違って、全域が低地部なのでどこもかしこも開発されています。

八戸方面など近隣市町村のついでも含め、以前から町内各地を回りあと一歩と云う感じのところまできていながら攻略には至らずにいました。

2020年もやはりカスリもせず、人にアドバイスを乞うまでに追い詰められていましたが、遂に6月中旬にクリア。
数年通ったポイントで、いつもゴキブリしかいない所でした。執念ですね。



第3位 むつ市
地域の概要
下北半島の中心都市であり、青森県内第4位の人口を抱えた自治体です。全国初のひらがな名の自治体です。平成の大合併で大畑川内脇野沢の3町村を吸収した事で、今では下北半島の大部分を占めています(個人的にはラベル蒐集的な意味合いでつまらなくなりました)

大部分は山岳地帯で、人口密集地の平野部や強酸性の湖・宇曽利山湖など興味深い地形も数多く、県内の他の地域よりも生物調査は盛んでない事もあって秘境の感があります。

佐井村のところでも書いたのですが、当地は獣との距離感がとても近く、サルのみならず、クマ、カモシカ、アナグマなど、中型以上の哺乳類との遭遇率が特に高い地域で街の中でもたまに見られます。自身、「クマ運」が無くてこれまでに5回しか野生のツキノワグマを見た事がありませんが、その内4回が下北半島でのもの。こっちに住んでる人は夜中にフラフラ森の中出歩けませんね。

採集の所感
アクセス距離・・・★★★★-
採集不能環境・・・★----
採集回数・・・・・★★★★-

市内は、人口が密集する市街地周辺(田名部低地と海岸付近)以外はほとんどが山林と言っても過言ではなく、コクワ目的でなくても採集候補地はいくらでも見つかる場所です。

ただし、過去の文献を調べてみると、広い土地の割りに調査報告地はほとんどが恐山付近。他グループの昆虫は別として、甲虫(特にクワガタムシ)はそれほどしっかり調査されていないようです。
(まァ、コクワだけ探してるヤツが「しっかり調査されてない」なんて言ったところで、ねぇ)

むつ市サクラコクワ1
むつ市サクラコクワ2
市街地近辺での桜採集を起点として、ちょこちょこと各地で採集を行ないまして、譲渡品も含めると旧市町村全てのラベルが手に入りました。

むつ市サクラコクワ3
弘前市でも2020年に街のど真ん中でコクワを発見して驚いた事がありましたが、
このむつ市内でも街の中心部とも言える所で採れてしまいました。
街中だからと言って侮れないですね。

山岳部も含めて道路を走っていると、昔と比べてかなり減っていますが昆虫が集まる外灯がちらほらと発見する事ができ、これをいくつもハシゴしていくと月齢の悪い夜でもクワガタ全体で2~3頭、良い日だと2桁程度は外灯で拾えるような環境です。


この年、むつ市は佐井や風間浦での採集の行き帰りでもよくチェックしていたので、思い入れが深く個人的評価として2021年コクワ採集3位としました。



第2位 平内町
地域の概要
KIMG3709.JPG青森県中央部?、陸奥湾に突き出た夏泊半島を有する町で、津軽地域と南部地域を繋ぐ中継地点でもあります。


農業・林業に加えて、特に漁業が盛んで現在はホタテの養殖が主力となっています。町の中心地は青森―野辺地間の街道沿いの地域で、半島部は県道9号線が整備される一昔前までは隔絶的な土地でした。

採集の所感
アクセス距離・・・★----
採集不能環境・・・★----
採集回数・・・・・★★★★★

青森市内から車で20分で行けるこの町は、普通に考えれば当たり前に採っているべき市町村なのですが、意外にも鬼門でした。

コクワを集め始めた当初は、「いつでも行けるし後回しでもいいよね」とナメてたんですよねぇ。それで、3~4年前くらい前からようやく意識し始めたものの外灯ポイントは虫の寄りが悪く♀のみ、ライトトラップも揮わず。個人的に平内町特有の土地=夏泊半島は魅力的な場所なのですが、土地が土地だけに好きなようにライトトラップは行なえず、この地では1♀を拾うだけで断念しました。
(対照的に町南部の方はと言うと、山ではあるんですがどこもかしこもトゲトゲした森ばかりで個人的に気に入らない=行こうと思わないんですよね)

そして樹液採集に通い出した2021年も、6月の発生初期から事ある毎にチェックし続けていましたが奴さんは現れず、7月に入ったところでついに巨木の5m付近に大きなドルクスらしき影を発見!?
網で採り込む最中狙いを外して落下&紛失!!!


絶望感を引きずったまま7月の後半になってしまいました。

7月20日、他の未攻略地も数残っている中で平日夜の平内通いもこれで何度目だろう・・・と云う頃。ちょっと飲み物を買うつもりで寄ったコンビニで思いがけない出会いを果たしました。

先にも書きました通り、郡部でコンビニに寄った時にはチェックは欠かしませんが、コンビニ店内の明かりと駐車場の照明の付近をチェックして、何もいない事を確認し、
車に乗って道路に出ようとしたところで目の前に現れた黒い物体。

ブレーキを踏んで慌てて外に飛び出して近寄ると・・・

平内町外灯コクワガタ♂
居た・・・!!!!
コンビニの各照明地点からかなり離れた所にいました。

KIMG2769.JPG
そういえば普段はこのコンビニチェックしてなかったんだよな~・・・
(またそのパターンですよ・・・)
40mm程度の中型個体ですが、内歯が付いていれば満足です。

KIMG2826g.jpg
後日、7月30日には樹液採集でも念願の1頭を採集でき、心置きなくこの町の採集に区切りをつける事ができました。



第1位 八戸市
地域の概要
青森県において人口第2位の都市で、三八上北地域の中心的自治体です。
水産業・工業が発達していて、太平洋に面しているため複雑な海岸線の青森県の内では特に海運で利用される地域です。
南部地域の最大都市だけあって、造成地が多く、山林もありますがスギの植林が多く原生的な森林はほぼ全くありません。

平成の大合併で南接する南郷村を併合しています。こちらは台地~低山部が主となる地域ですが、山林はいずれも伐採と植林を経ていて原生的な森林環境はかなり少ないです。

採集の所感
アクセス距離・・・★★★★-
採集不能環境・・・★★★--
採集回数・・・・・★★★--

八戸市は、自分にとってはほんの数年前までは限りなく他県のような土地でした。
その為、まず市内をドライブして土地勘を養いつつの採集になりました。

地図や口コミなど、ネット上のいくつかの情報も集めながら成虫発生シーズンに向けて下見をしたり、時には冬場の採集も行ないました(八戸は雪が積もらなくて羨ましい!)

コクワ採集では、青森市や弘前市も同じですが、必ず中心部の市街地でも探してみます。これを読んでいる八戸市民の方が居たらきっと笑われるでしょうが、三八城公園とかも色々探しましたとも!
訪問回数を重ね、市街地を徘徊しましたが残念ながらクワガタは1頭も見られず。
(一方で、あちこち歩き回った事で八戸市に愛着が湧いてきました)

郊外も何度も回りました。
見つかったのは♂の頭部だけ。おまわりさんには職務質問。

「安定」とされる河川沿いにすら嫌われるとは思いませんでした。
No.2No.6をサラって車中泊して帰った事は10年前の西海岸を思い起こさせてくれましたがそれはそれでツラい!苦しい!

吸収合併した南郷地区は、現 八戸市の中では採集難易度は低いのですが、採れたとしても納得はいきません。やはり旧 八戸市内ラベルが採れなければプライドが許さないのです。
結果、その南郷でも♀を拾うのがやっとでしたが・・・


さらに、コクワ採集の難度が上がるのは土地に不慣れなだけではありません。
八戸と云う人口規模なだけあって、夏の採集シーズンになると地元の採集者が競合します。外灯ポイントを飛び回っていると、やはり懐中電灯を持った採集者を見かける事がありました。こればかりはメジャー昆虫を探す者が避けられない部分ですね。内心、ノコやカブトは好きにしていいからコクワには手を出さないでーー!とか思ってましたけど、「なんだコクワかよ要らねッ」とか言われたらそれはそれで気分が悪いなァ・・・

夏休み期間に入ったらおそらく勝機が回ってこないだろうと焦りはじめていた7月18日、南郷ルートからポイントを探し続け、
八戸市外灯
とある外灯に立ち寄った時でした。

ノコギリの♀なんかが2~3頭落ちているような良いポイントで
八戸市コクワガタ
振り返ったらそこに! そこにはァァァァ!!!!!

地図上で確認してみると、悲願だった旧 八戸市内でした。
サイズも44mm、大満足とは言えませんが標本箱の中で「カタチ」はつく程度の見栄えの個体でした。


そんなワケで方々回った八戸市も一旦の決着となり、
長距離ドライブ・競合採集者・生息環境の厳しさ・人目など、体力的・精神的消耗が最も激しかったここが2021年のコクワ採集第1位でした。






以上、2021年は
・上北郡 六ヶ所村
・東津軽郡 今別町
・東津軽郡 外ヶ浜町(蟹田・平舘)
・下北郡 佐井村
・下北郡 東通村
・上北郡 野辺地町
・上北郡 七戸町
・上北郡 東北町
・上北郡 六戸町
・むつ市
・東津軽郡 平内町
・八戸市
この12市町村でクリア出来ました。
実際はこれら以外にも追加ラベルとして採ったり探したりしたクリア済み市町村があるのですが、それらも総合するとこの年で青森県のほとんどの地域を駆け回った事になります。
ただひとつ、白神山地エリアについてだけはノータッチだったのですが・・・


こうして振り返ってみると、そのどれもが濃密or忍耐or衝撃的な採集行ばかりだったと感慨深くなります。
何度行っても採れない。八戸市、平内町、七戸町
行くのが遠くて辛い。八戸市、東通村、佐井村
「あの時」が無かったら詰んでいたかも。六戸町、野辺地町、東通村、外ヶ浜町、今別町
なんて所がわんさか在りました。

三八地方や下北地方は、ドライブ中何度気を失いかけた(失った?)事か!
平日のど真ん中でも夜に八戸で採集して朝に帰ったりして、あれだけヘロヘロになりながらシーズン中に交通事故を起こさなかったのは奇跡としか思えません。

なれない土地での生息環境探しは、コクワガタ以外にも得るものもありました。
初めての道をドライブするだけでもその土地の風土を知れましたし、ひいては青森の地域の幅広さを再実感させられました。東北町や東通村あたりはちょっとした旅行気分でしたし(まぁ、いずれにしろ夜中なんだけど)

あくまで自分に対しての事ですが、
ただボンヤリと、あるいは固執して同じポイントに通い続けるのではなく、かと言ってあんまり分散するように他県に遠征するでもなく「県内」と範囲を決めその中で隅々調査する事は、統計的な知識の蓄積にもなるし、体力的・精神的トレーニングにもなるしで、大変プラスに働いたと思います。
青森県と云う土地の面積・種類が自分に丁度合っていたと納得できた結果でしょう。
(もし自分が東京都や香川県の人だったら、北海道や長野県の人だったら、また違っていたのかもしれません)





そして、
ここまでの時点で蓄積した内容を基に、更にしっかりした集成物を現在作っているところですが、それについてはまた近い内に記事にするとして、


終わった雰囲気を出していますが
実はまだこの挑戦、
終わっていません。






青森県 コクワ採集済みマップ2021.png
まだ終われない・・・
青森県産コクワガタ制覇への最後の砦
そして39市町村を経験した今としては最も手の遠い裏の牙城

今年で完結できるんでしょうか・・・



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