ニッポン昆虫研究社南へ [日昆 採集記 【2009年】]
先ほどのディディエールをそのままにし、
準備の後いつものローソンへ向かう。
午後6時半、無事に出発。
行きの車内では前半、様々な話でそりゃ盛り上がりました。
その中で、鈴木さんのお盆十和田湖で遭遇した怖い話に、
俺が「この後なんか起こるんじゃないですかァ~?」と言った時は
この後悲惨な出来事を目の当たりにする事になるとはもちろん思いもしませんでした。
後半はぐったり体力温存モード。
時たま24時間テレビをワンセグで見ながら…
さて、初めにBポイントへ
車を出てみると風は強く、気温は結構低い、月は眩しい。
結局ノコ♀が1頭でした。
次はEポイントへ
やはり寒い、風が強い。
ギリギリ虫を採るものの、前回までの爆発的個体追加の面影は消えていました。
そこにいる虫も若干メンツが変わっていて、
カマキリモドキが目立ちました。
その次にC集落へ
望みも薄く引き上げるかァと言う正にその時、
No.3が地上2.5mの所に何かクワガタを見つけたのです。
車に戻り網を持って来て慎重に網の中に落とす。
さて何だろ…
ノコギリ♀でした。
車に乗り、秋田へ
ここでは特に何も収穫無し。
ほとんど採れる事も無いのでそれぞれのポイントに滞在する時間も短く、
時間はまだまだあるのでこの後ポイントを何回かグルグルローテーションしました。
しかし、ポイントを変えて車を降りる度に寒さが増していってる気がしました。
最後は自分のチビミヤマで終~了~
今回の個体達はどれも季節柄表面ガサガサに擦れた個体ばかりでした。
あとはもう一度山を越え、
チラッと他のポイントを見て車に酔いながら無事にではないですが ローソンに到着。
いつものように「~ァァ~着いた~」ってな感じで伸び。
先に鈴木さんが降りてローソンに入り、
俺たちは車のドアを開けてボーっとしていたその時、
キィィィィィィイイイイイイイイイイ
~~~~~~~エエェ~~~ウソォ~~!!!!!?
目の前の十字路でまさかの車両衝突事故。
ガラスは粉々に砕け飛び散りバンパーが吹っ飛んでいる。
片方の車から男性が降りてきて相手の車に近づく。
瞬く間に野次馬が群がってくる。
この時、周りの人間同様自分達も野次馬根性丸出しでケータイ向けて写メりまくっていました。
鈴木さんもローソンから出てきて事の成り行きを傍観。
間もなくして救急車も到着。
運転手はどっちも大事には至っていないようだ。
さて、こんな光景を横に 我々はいつもの最終成果のカウントを始める鬼畜ぶり。
今回はホントに虫が少なく
7頭
厳しい…
しかもその横を通り過ぎるローソンの店員の目が冷やかに感じる。
きっと
バイト 「店長ぉ~こんな時にまた店の前でクワガタ数えてる人たち居るんですけど~」
店長 「…そっとしておきなさい…」
なんて会話が繰り広げられてるんだろな~
今回はミヤマ、ノコギリ、カブトのみでドルクスの生き虫は出会う事ができませんでした。
しかしこんな悪条件の中でも、
大きいミヤマが2頭採れたのは嬉しかったですね(それでも60mm半ばですが)。
No.3はこう云った昆虫採集は初めてとのことでよかったよかった。
取り敢えず感動してミヤマをずっと見ている俺たちに、
寒くて完全に縮こまった鈴木さんは
「それじゃあその虫達の処理は任せるよッ」と即座に解散。
警察もお出まし、事情聴取されるんじゃないかと僅かにビクつく。
何もしてないけど、ここに居たらクワガタを全部没収されるんじゃないか
とつい思ってしまいます。
自分達は帰る前に、近所に住んでいるNo.2を呼ぶ。
数分後No.2はやってきた、事故の存在には気が付いていなかったようで
彼も驚きを隠さなかった。
その後、No.3との久しぶりの会話を懐かしみつつNo.2と別れこの場を後にするのだった。
警察に面倒な足止めはされたくないので
さてこの後は自分の家に戻り、3人でオールを決め込むのであった…
そう、我々の24時間マラソンはまだ終わってはいなかったのです。(上手くねーよ)
準備の後いつものローソンへ向かう。
午後6時半、無事に出発。
行きの車内では前半、様々な話でそりゃ盛り上がりました。
その中で、鈴木さんのお盆十和田湖で遭遇した怖い話に、
俺が「この後なんか起こるんじゃないですかァ~?」と言った時は
この後悲惨な出来事を目の当たりにする事になるとはもちろん思いもしませんでした。
後半はぐったり体力温存モード。
時たま24時間テレビをワンセグで見ながら…
さて、初めにBポイントへ
車を出てみると風は強く、気温は結構低い、月は眩しい。
結局ノコ♀が1頭でした。
次はEポイントへ
やはり寒い、風が強い。
ギリギリ虫を採るものの、前回までの爆発的個体追加の面影は消えていました。
そこにいる虫も若干メンツが変わっていて、
カマキリモドキが目立ちました。
その次にC集落へ
望みも薄く引き上げるかァと言う正にその時、
No.3が地上2.5mの所に何かクワガタを見つけたのです。
車に戻り網を持って来て慎重に網の中に落とす。
さて何だろ…
ノコギリ♀でした。
車に乗り、秋田へ
ここでは特に何も収穫無し。
ほとんど採れる事も無いのでそれぞれのポイントに滞在する時間も短く、
時間はまだまだあるのでこの後ポイントを何回かグルグルローテーションしました。
しかし、ポイントを変えて車を降りる度に寒さが増していってる気がしました。
最後は自分のチビミヤマで終~了~
今回の個体達はどれも季節柄表面ガサガサに擦れた個体ばかりでした。
あとはもう一度山を越え、
チラッと他のポイントを見て車に酔いながら無事にではないですが ローソンに到着。
いつものように「~ァァ~着いた~」ってな感じで伸び。
先に鈴木さんが降りてローソンに入り、
俺たちは車のドアを開けてボーっとしていたその時、
キィィィィィィイイイイイイイイイイ
イイイイイイイイイイイイイイイイ
イイイイイイイッドッシャァァァン
~~~~~~~エエェ~~~ウソォ~~!!!!!?
目の前の十字路でまさかの車両衝突事故。
ガラスは粉々に砕け飛び散りバンパーが吹っ飛んでいる。
片方の車から男性が降りてきて相手の車に近づく。
瞬く間に野次馬が群がってくる。
この時、周りの人間同様自分達も野次馬根性丸出しでケータイ向けて写メりまくっていました。
鈴木さんもローソンから出てきて事の成り行きを傍観。
間もなくして救急車も到着。
運転手はどっちも大事には至っていないようだ。
さて、こんな光景を横に 我々はいつもの最終成果のカウントを始める鬼畜ぶり。
今回はホントに虫が少なく
7頭
厳しい…
しかもその横を通り過ぎるローソンの店員の目が冷やかに感じる。
きっと
バイト 「店長ぉ~こんな時にまた店の前でクワガタ数えてる人たち居るんですけど~」
店長 「…そっとしておきなさい…」
なんて会話が繰り広げられてるんだろな~
今回はミヤマ、ノコギリ、カブトのみでドルクスの生き虫は出会う事ができませんでした。
しかしこんな悪条件の中でも、
大きいミヤマが2頭採れたのは嬉しかったですね(それでも60mm半ばですが)。
No.3はこう云った昆虫採集は初めてとのことでよかったよかった。
取り敢えず感動してミヤマをずっと見ている俺たちに、
寒くて完全に縮こまった鈴木さんは
「それじゃあその虫達の処理は任せるよッ」と即座に解散。
警察もお出まし、事情聴取されるんじゃないかと僅かにビクつく。
何もしてないけど、ここに居たらクワガタを全部没収されるんじゃないか
とつい思ってしまいます。
自分達は帰る前に、近所に住んでいるNo.2を呼ぶ。
数分後No.2はやってきた、事故の存在には気が付いていなかったようで
彼も驚きを隠さなかった。
その後、No.3との久しぶりの会話を懐かしみつつNo.2と別れこの場を後にするのだった。
警察に面倒な足止めはされたくないので
さてこの後は自分の家に戻り、3人でオールを決め込むのであった…
そう、我々の24時間マラソンはまだ終わってはいなかったのです。(上手くねーよ)
出撃前の割り出し ~強風の中で~ [〆ディディエールシカ]
採集当日。
出撃前にNo.3とNo.6を呼び夕方にディディエールシカの割り出しを全て完了しました。
それまではNo.6の簡易温室を完成させだいぶ時間を使ってしまったので
割り出しの開始は午後5時。
この後午後6時半までに集合なので割り出し時間が長い自分達にとっては
ギリギリの時刻です。
この日は結構風が強く、家の中で作業しようとも思ったんですが
他の人間の邪魔になるかという事で結局屋外での作業です。
新聞紙を敷いていつも通りの割り出しを展開しました。
幼虫は割り出す毎に1頭ずつ空カップに入れていきます。
割り出し中は特段強い風も無く、
ですがじかんに追われて焦ったのか
大して難しくない場所に居る幼虫を数頭潰してしまうなど若干残念な結果となってしまいました。
結果、10頭
更に、全て割り出した頃にはもう時間が余っておらず
マットに移す作業を保留とする事になったのです。
「時間ねぇな~じゃ採集から帰って来てからやるかァ」と片付けを始めようとしたその時、
ビョォオオォォォ――――~
強い風が吹いたその刹那、
カランッ カッ、カラカラン カカンッ
幼虫が入った空のカップが吹き飛ばされてしまったのです !
「ウダアアアァァァァァァァァァァァァ! ! ! ! ! ! ! ! ! !」
これには流石に焦りました。
死んでしまったか!?と思いましたがなんとか全て無事でした。
この後家の中に全頭避難させて準備の後いつもの集合場所へ向かう事となったのです……
出撃前にNo.3とNo.6を呼び夕方にディディエールシカの割り出しを全て完了しました。
それまではNo.6の簡易温室を完成させだいぶ時間を使ってしまったので
割り出しの開始は午後5時。
この後午後6時半までに集合なので割り出し時間が長い自分達にとっては
ギリギリの時刻です。
この日は結構風が強く、家の中で作業しようとも思ったんですが
他の人間の邪魔になるかという事で結局屋外での作業です。
新聞紙を敷いていつも通りの割り出しを展開しました。
幼虫は割り出す毎に1頭ずつ空カップに入れていきます。
割り出し中は特段強い風も無く、
ですがじかんに追われて焦ったのか
大して難しくない場所に居る幼虫を数頭潰してしまうなど若干残念な結果となってしまいました。
結果、10頭
更に、全て割り出した頃にはもう時間が余っておらず
マットに移す作業を保留とする事になったのです。
「時間ねぇな~じゃ採集から帰って来てからやるかァ」と片付けを始めようとしたその時、
ビョォオオォォォ――――~
強い風が吹いたその刹那、
カランッ カッ、カラカラン カカンッ
幼虫が入った空のカップが吹き飛ばされてしまったのです !
「ウダアアアァァァァァァァァァァァァ! ! ! ! ! ! ! ! ! !」
これには流石に焦りました。
死んでしまったか!?と思いましたがなんとか全て無事でした。
この後家の中に全頭避難させて準備の後いつもの集合場所へ向かう事となったのです……