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タイ王国の美しき僧虫 [〆ゴホンヅノ (原名亜種)]

長かった…… 記事を書くのに恐ろしい程のタイムラグが生じてしまった…
というワケで数日前のお話です。

10日
秋限定の荷物・宝箱が到着しました。

宝箱.JPG
いつもの段ボール箱を開けるのががいつにも増してドキドキします…


中に居るのは そう! コイツらです!

ゴホンヅノ ♂.JPG
                 ゴホンヅノ(原名亜種) (タイ チェンマイ)

オオ――― イイねぇ~
俺の一番のお気に入りのカブトムシです。

と言う事でこの魅力を(出来る限り)存分に撮りました

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♀も黒一色でなくて男女平等な感じで良いですね

今年の秋はゴホンヅノの他にもグラントシロも野外品の入荷があり、
どちらも買いたかったのですが懐の事情でかなり迷いました。
結果、グラントは来年また考えるという事で保留に、
安心してこちらを購入しました。

この種類の人気度ですが、
某出版社のある方の監修した本をはじめ、データグラフで種類紹介する書籍では
人気はそれほど無い、と書かれていたりしますが
実際のところ、毎年毎年入荷すると直ぐ売りきれるという超人気種です。

ちなみに、本種ゴホンヅノ(ゴホンツノ)は現在3亜種が記載されていて、
原名亜種グラキリコルニスの他に、
ミャンマー~タイ西部に亜種エダイ
ミャンマー~タイ西部に亜種キミオイがいますね。
特徴としては、
エダイは上翅の色が栗色~焦げ茶になっている事
キミオイは原名亜種に比べ胸の外側2本の角が短く、中央2本の角が太い事
それを考えると今入荷しているタイ西部・ターク産
ちょっとキミオイには見えないんですが…

さて、本種は大人しいという解説がよくありますが
闘争本能がそれほどないという意味では合ってますが
活発さという点では恐ろしく獰猛です。

今年の分でもそんな個体はいますが、
2年前に初めてやってきた時はその活発さに超感動しました。
国産並みの元気さ、今思えばその時の個体はかなり新鮮な個体だっただけで
寿命1ヶ月と言われるところを年明けまで元気に生きておりました

飼育も簡単、ゴホンヅノブリードを敬遠している方々の中には、
竹を配合したマットでないと産んでくれない・育ってくれない
と思っている方もいるかも知れませんが全然普通のカブトマットでいけます。
♀の当たり外れというのも、近年は発生初期に「スグ」現地でキープしてきているので
9月初めの内に入荷した個体を手に入れれば安心です。(外れる時は外れますが…)

家には、2年前の♀が残した子供が既におります。
青森の寒さに全て殺られて、温室に入れて生き残った1♀だけですが。

野外品&飼育品.JPG
この差! ! !
左が今回入荷の野外個体、右が飼育個体
野外の方は4cm後半、飼育の方はMAX65mmです。
そして、体重にも大きな差
野外が9グラム、飼育は22グラム、この異常?な体重は休眠中なのも関係あるのかな?
それとも野外品の方が産み終わって軽くなったのかな?

飼育で♀がこんなにまで大きくなるんなら♂なら本当に100mm超えるかも知れません

さて、これからは寿命の短い短期勝負の野外品の産卵と、
♂が生きている内に飼育品♀が休眠から覚めてくれるかが大きな心配ですね…


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