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時間を見つけて修正しています。お見苦しい記事も少なくない点、予めご了承ください…

菌床で勝負 [〆エラフスホソアカ]

9/2に割り出してからマットで管理していたエラフス。
2令になりイイカンジの時期になってしまったというワケで
次の段階へ進みます
エサ交換です。

昨日の事ですよ。

さて、この幼虫たちに何を食わすか…
今まで食わせてきたマットと同じものにするか?
現在準備万端の菌糸を使うか?
思い切って飼育材に入れるのか?

なにしろ4頭しか居ないワケですから全部を試すなんて事したら羽化ずれが起こる事必至、
同じエサを使わないとデータが採れないんで非常に迷うところです。

まずは幼虫サイズを全て確認
エラフス幼虫.jpg
大きさは皆同レベルで、1頭だけちょっとだけ小さい。
最初はその1頭だけが♀かと思いましたが、
その1頭と大きい3頭の内1頭を比べるたら…
大きい側のヤツには小さい方に無い卵巣的なモンがハッキリ見える。


で、結局
2009 11 16_0812.jpg
菌糸って事で決定! !
いや若干反則気味だな↓

1.4リットル カワラ 添加パターン1
 4頭の内1番デカい♂を投入。
 そして、このケース内にはさり気に材を仕込んでいます

600cc カワラ 添加パターン1
 内容は①と同じで、材は無し。

600cc カワラ 添加パターン2
 こっちは別の添加材を加えたもので水分量は低め。←不味いだろな~
 幼虫は(疑惑の)卵巣判定により、一番小さい個体を投入。

120cc マット+僅かにカワラ
 卵巣判定で負けた?♀っぽい個体(卵巣あり)を掘り余った菌糸とともに埋め戻し…

いよいよエラフスの巨大化飼育開始しました。もう始まってたか?
キチンと羽化させて記録として役立つデータを採っていきたいと思います。



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地上の地獄 [〆オキピタリスノコギリ (ヒデオ亜種)]

届いてから全くいじってなかったシムルゥ島オキピタリスの幼虫。
マットが気に入らなかったのか60ccなもんで食い尽くしたのか判らないが
5頭全員マット上で到着からずっとのたうち回っていました。
交換しようにも妙に やる気になれず 時間が作れず放置(No.2曰くホーチキ)していました。

ところが丁度いい時に、
エラフスホソアカのエサ交換で余ったマット・菌糸を使って
 ついでに ようやくエサを交換する事が出来ました。

1頭はもうすでに3令に加齢していて見た感じ小っさい♂確定っぽいです。

幸いな事に1ヶ月地上で暮らしていたにもかかわらず
死亡個体も出ず生き残っています。

そしてこれが交換後
オキピタリス幼虫.jpg

超レア産地ですが構わず雑に扱ってる俺って残念な人だァ…


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グラダマ [〆ゴホンヅノ (原名亜種)]

グラダマ
『ガラダマ』をもじったしょ~もないサブタイですが
「グラ」はグランディスでもグラウトでもグラントでもありません。
グラキリコルニス = ゴホンヅノです。


そんなグラダマに変化が起こりました……




2009 11 21_0814.JPG

孵化しました。

採卵は苦手なのでよくない事ばかり想像していましたがこれを見てホッとしました~
現在は21個中4個が孵化しています。

これが全部孵化したら… 大変だなァァ…
前回は1500ccブローに入れて常温で放置した子たちは皆凍死したしなぁ
と云っても仏間だったから居間ならなんとかなるかも知れないかな?
(仏間は流石にヤバいよね…)





と、これだけではちと内容がさびしいので抱き合わせで報告その2です。

2009 11 21_0815.JPG

食痕+初令幼虫+デキタマが見えます。

「デキ」、ハイこれはデキピエンスノコギリです。

何週間か前から見えていたのですが、
寒くなっても新卵が確認されていたので温室に移しましたらもう…なんか …
チラチラ幼虫が見えるんですよね…
♀もまだケース内に居てカビが蔓延っているのに産卵を続けているようです。
冬ニモマケズ カビニモマケズ

♀がまず地上に出てこないので取り出そうにも取り出せない~
幼虫潰されないか心配です。

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♂と♀ [〆タランドゥスホソアカ (原名亜種)]

 ♂と♀ その1

羽化して1ヶ月半くらい経ったタランドゥスの♂。
思ったより活発さに欠けている…

多分管理がうまくいってないみたいです。
もう少し様子を見ようとも思いたいところですが
♀がもう羽化してから3ヶ月以上経っているので危ない領域に入ってきてます

というワケでタランドゥスは夫婦仲良く愛の巣へ引っ越してもらいました。
タランドゥス ペアリング.jpg
自分の場合、ペアリングはケースに入れると成功し易く、ブローに入れると失敗し易い
というジンクスがあります。

失敗する気満々に見えるのですが、なんとかこれでうまくやっていってもらいたいです。



 ♂と♀ その2

割り出した結果1・2令3頭というWF1のズベールホソアカ

どれも無事に成長していて3令になった様子。
緊張の場面がやってまいりました。

雌雄判別確認です。

3頭の内2頭はカップの外から見えます。ォ…ォ~~ワァ~……  どっちも♀でした。

あとは1頭見えない個体、♂であってほしい! !
蓋を開けて探ってみると…

♂だ!!!!!.jpg
オオォ――― ♂だ―――つか画像じゃわかんねェ~

頭幅がまるで違っていたんですね。
ふ~ぅ
これで一安心。

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風前の灯 [〆マルスゾウ]

今年は全体的に放置気味のカブト系。
No.6を巻き込んで久し振りにちょっと手入れをしました。

マルスのケース投入です。

実は今年の春に孵ったマルス達は今日のこの日までずっと放置していました。
120ccカップで。常温で。エサ交換もせず。
やる気あんのか!!!! この年は忙しくて… そういう事じゃない!?

ハッキリと生きていた個体は4頭だったのが、
この間確認したら 気温の変化と飢餓で2頭殺っちまいました。申し訳立たない…


2頭しか居ないとはいえ、放置するわけにもいきませんので残り2頭はしっかり育てます。

コバシャの小にしっかり加水したマットを入れて幼虫を投入。

2009 11 23_0816.jpg
やはり動きが鈍いです。 心配です…

なんとか潜ってくれる事を祈りつつ、ラベルを貼りましたがそこでいまさら気付きました
7ヶ月耐えて….jpg

なんかホントに泣きそうな気分です………


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プロジェクト・ブルー [メタリフェルホソアカ (フィナエ亜種)]

マルスの作業を終えると次はメタリフェルの産卵セットです。
4大キクロマトス紹介以来の登場となりますね。

今回セットを組むのは
ブルーのWILD♂とペアリングしたノーマルのWF1♀で御座います。
にわかの組み合わせ?

メタリフェルは今年からようやくまとまった数の幼虫が採れるようになってきたばかりで
また失敗するんじゃないか? 
マーフィーの法則を過去何度も体験している自分としては、
そこそこキッチリ+気合を抜いてサラッと適当にセットしてみました。

まあでもブリード個体からも採れないなんて事にはなりたくないですがね…

プロジェクト・ブルー.jpg
やはり材無しでマットのみでは上手くマットに潜れない事が多いので
東西南北に穿孔穴を開けてみました。

数分後見てみると案の定穿孔穴から潜ってしまっておりました。

産めよ増やせよ…

ブルーメタリフェル.JPG ※理想イメージ
いつかこんなブリードモノ自分でだしてェェ~

ペレメタでブルー♂を狙ってる人たちは沢山いるんだろうけど
血統の他に何が大事なのかはかなり悩むんでしょうね~




ちなみに、メタリの苦手な自分は成虫にまで辿り着くまでに結構な数を失ってきていました
                                                 (ヒィィ~~)
♀2頭から計46頭と言う自分にしてみれば大満足な数の子供を採ったのに
現在の生存個体数は…
成虫
 ♂ 2頭 (いずれも120ccカップ羽化のためサイズは最大4cm強)
 ♀ 4頭 (いずれも120ccカップ羽化 1頭セット中)

幼虫
 ♂ 3頭 (いずれもカップから大型容器に交換)
                         …………… 計9頭 


2009 11 24_0824.JPG
↑見る限りどう見ても蛹長の法則に当てはまらない大腮です…(哀)

ちなみにペレン産は幼虫体重で大まかな羽化サイズが予測できるみたいですよねぇ…
最終体重でいけば
7~8g以下で70mm以下
9gで75mm前後
10gで80mm前後
11gで80mmほぼ確定
12gで85mm以上
13gで90mm前後             らしいです。

自分で確かめるにはしっかり生存率上げていかないとハナシにならないですね~

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ギリギリブリードほぼ確定? [〆ディディエールシカ]

メタリのセッティングが完了しての最後の作業は
ディディエールの菌糸投入~

現在まで18頭の幼虫は割り出してからずっとカップにいれたままで
もはや交換時期が過ぎてるんじゃね? みたいな状況になっています。
その上菌糸を詰める暇もなく菌糸ビンは2本のみ。
今回は時間の都合でマット交換はしないで菌糸に投入するだけとしました。

まず、菌糸が極端に限られているのでNo.6と手分けして
カップの中を一つずつ確認、死亡している個体がいないか
そして期待できそうな♂個体を選定

見てみるとほとんどが既に3令に成長、2頭のみが2令でした~…

全て確認すると珍しい事に死亡個体は0、全員生きておりました。 おお~
カップで数ヶ月常温放置してたのに珍しいわ…

結局、3令1頭&2令1頭を菌糸に投入。

2009 11 23_0819.jpg
2令の方です。
ウチの場合、菌糸に入れると結構暴れて結局6cm強で羽化するか死ぬかのどっちかですが
コイツはどうやら菌糸生活に馴染んでくれそうです
菌糸を直に口の中に入れるの見るとメチャクチャホッとします。



そして、カップの中の幼虫を確認して思った事があります。

♂が多い~

お前まともに雌雄判別できねんじゃねェの? と云うのも違います。

ネットや書籍を読んでもブリード幼虫は比較的・・・♂が少ない・♂は貴重と言われています。
で、何故か自分の場合は♂が割合多いのです。
1度目のWF1幼虫、その子どものF2幼虫、そして今回(2度目)のWF1幼虫もです。
7:38:2の割合で♂が多いです。

「そういう事も結構ある」「偶然だ」「調子に乗るな!!」と言われりゃそれまでですが
この違いはなんだろう?と気になります。


何はともあれ、♂が多くてホッとしました。
逆に言えば、♀が少ないのでこりゃまた次世代の累代が大変になりそうです。

この後に、手伝ってくれた礼に幼虫を3頭(半ば誘導気味に)No.6にプレゼントして
その日の作業は終了しました。


家族写真.jpg

最後に両親と子供達の家族写真を1枚。


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