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3連メタル [メタリフェルホソアカ (フィナエ亜種)]

先日、センター試験期間中にメタリを掘り出してヌォッッ! ! ! ! ! ! !
となりました事を書きましたが
そのメタリも体が固まってきたと思うので
撮影してみました~


と その前にあらすじ。

今シーズンは2頭の♀からそれぞれ20頭強の幼虫を採り120ccプリンカップに保管、
親の内訳はWILD♂74mm×WILD♀25mmWILD♂74mm(同個体)×WF1♀

その後カップで放置し全体の約80%が死亡
残りもほとんどカップで羽化しミニサイズで出てくるという

我が家ではお決まりのパターンに終わりました。

しかし、『絶対に長歯型を出したい! 』という一念で

8/18に常温管理でまだ3令中期に差し掛かったばかりの♂2頭を1400ccボトルに投入、

その2ヶ月半後、11/1に温室管理でまだ3令中期だった♂1頭を740mlボトル?に投入。

♂を3頭のみ大型容器に移したと言う事で今に至るワケです。



以下がその3頭の♂の結果です



No.1

普通メタリ.JPG
2010 02 13_0909.JPG
普通!.JPG

ハイ !  どこからどう見ても完璧に長歯です。

- データ -
 WF1    温室管理    餌:マット

 4/26  割り出し
 8/18  6g
 12/9  蛹化
 1/下旬 羽化

マット飼育ですがコイツメチャクチャに暴れまして
詰めたマットをこれでもかと言うくらい掘り返しその末の蛹室作成でした。

そのせいか長歯とは言えサイズも約77mmとまったくのレギュラーサイズとなりました…
色彩もブロンズと普ッ通~~。

まあ今まで不全を起こしたりカナリあったものですからこの健康完全品は嬉しいです。




No.2

美奇形メタリ.JPG
2010 02 13_0902.JPG
美奇形!.JPG

ちょっとよく見て、見て見て見て何か変じゃありませんか?

- データ -
 F1   常温(居間)管理   餌:カワラ菌糸

 5/3   割り出し
 11/1  7g
 12/4  蛹室
 12/21 蛹化
 1/17  羽化

事故ったにしては面白くないですか?
奇形が羽化したり障害を起こす例はよくありますが
これはちょっと変わってますね。


2010 02 13_0906.JPG
大腮は引っかかって曲がってる訳でもなくまるで別種みたいですね
もちろん異種交雑なんてしてませんよ!


2010 02 13_0904.JPG
この画像じゃ全然分かりませんが油が浮いているような色付きで、
ブルーも入ってます。

これは差し詰め『美奇形』とでも言うのでしょうか?

1.JPG2010 02 13_0914.JPG
これは羽化当日に撮ったものですが、
お分かり頂けただろうか……
上翅の色(固まるスピード)が左右で異なっている。


そして気付いたんですが、
No.1 と No.2 の腹端を見ると

2010 02 13_0908.JPGNo.1
2010 02 13_0901.JPGNo.2
美奇形個体の方はなんか…四角くなってますョ~
ちょっとキ〇イ…

これってつまり 生殖不可 てことでしょうか…?
今のところは全然元気ですが…

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他の人からの受け売りデスケド、
メタリに関しては新成虫♂の長い大腮が腐って折れると云う事がたまに起きるようで
それは遺伝性があると言うのです。


だとしたら
今回出現したこの個体は上の例とは全く違う事例ですが
なにか遺伝する要因ももしかしたらあるんじゃないかな~?とか考えたりしちゃうんですよ~

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No.3










おっと~ チョットグロいんで食事中の方は気を付けて下さい(居ねえかそんな奴ァ)






ペレメタ13.JPG

ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ―――――――ア゛―――――――――――――――――ア゛――――――――――――ア゛――――――――――――――――――――――――ア゛―――――――――――――――――ア゛――――――――――――――――――――――ア゛―――――――――――――――――――――――――――――――――――ア゛―――――――――――――――――――――――――――――――――――――ア゛―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ア゛―――――――――――ア゛――――――――――ッッッ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !

                        それがコイツを見た時の(心の)叫びでした…

- データ -
 F1   温室管理   餌:マット

 5/3  割り出し
 5/6  孵化
 8/18 3g
 1/20 掘り出し(数日前に死亡確認)

良い子だったのに…

交換後の内容・管理はNo.1と同じで、
暴れまくったNo.1と正反対でマットを掘り返す事もなく
気持ち良さそうに食い進んでいたんです。

これは95mmクラスが生まれる! ! ! ! ! ! ! ! !と期待していたんですが…
このパターンですよ ったく…

血統で言えばNo.2と同じ、この血統には何か凄いモンを秘めてます…

画像を見てもらえば分かる通り
13gオーバーしています。
比較用の爪楊枝はもちろんノーカウント。

今まで見た事無いサイズ、図鑑の成虫♂100mm実寸サイズを見て
前蛹時縮むことを計算してもそれに匹敵するレベル。

数日前には死んでいたのですが(見ての通り結構時間が経っています)、
死後腐って軽くなったのを考慮するとあと0.5~2gは重かったと思います

こんなことまぐれ当たりでしか来ないレベルなのに…
また一つギネス候補が消えた…………

マットちゃんと交換すべきだった…………。
数年引きずるな、きっと

いつまたこのレベルの幼虫を見れる日が来るのか……

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