ご近所採集物語 [日昆 採集記 【2010年】]
ハイハイ最近採集シーズンも本番を迎えているせいか
青森のオオクワ・ノコ・ミヤマ目当てで採集記事を探している人たちが
どんどん『春のクワガタ採集』というサブタイトルに引っかかってくれております ウッヒッヒ~
さすがにそろそろこちらもメジャー種の採集記事も入れたいと思ったかどうか分かりませんが
先ほど、ちょっとそこまでクワガタ採りに行ってきました。
日中は最高で30℃以上になり、
青森県も今年最高気温を記録しまして、そのまま順調に日が暮れ
ほとんど月も満ちてはいましたが午後8時半頃チャリでポイントを目指します。
今回向かうポイントは、我々日昆メンバー含め地元周辺住民にはお馴染みの
昔からの定番ポイントで、言わばホームグラウンドってヤツですな!
ちなみにこの採集ポイントはNo.4が一番得意なのです。
まあアイツは今関東に居るからなァ~…
さて、まずはじめに今回の記事の趣旨ですが、
採集する側の行動や心境を赤裸々に語る事で
読み物としてまあまあ退屈しないようにお伝え出来りゃ良いかな~って理由ですんで、
特に「何か凄い事があったから」とか「こんなに採れました」って事はありません。
あくまで『ちょっと行って来た採集』がどんな感じかを感じて頂くためだけの記事ですよ。
因みに現時点で既に十和田にも今回のポイントにも多数出撃しております
チャリにはケースを入れたバッグを入れ、
ズボンのポケットには今使ってるケータイと
ライト用のケータイ(懐中電灯が電池切れなので)を入れるだけ、
そのままポイントに直行。
上半身は半袖のためそこそこ気温はあるものの風が涼しい~
そして日中とは違う夜の匂いがまた良いんだよな…
今季は既に何度かポイントには行っているのですが、
未だ1頭も収穫がない状態です。
推測ですが、他の採集者が車を使ってササッと採っているため
チャリの自分は車組に先を越されているんだろなと思いますけどねェ
…
さて、まず1ヶ所目のポイントに到着。
チャリを降りて、ケータイを取り出しライトを点けて探索を開始…
外灯には蛾や蚊が集り、建物の壁ではクモがゴソゴソと動き回る。
下に落ちていないか、建物の壁に張り付いていないかくまなく探し回る。
探索場所は道路に面しているため
人が来て怪しまれないかをビクビク警戒しながら探すという不審ぶりは
毎度毎度の事ながら本当に嫌になります。
いっその事、虫捕り網でも持ってれば「昆虫採集です」って空気を醸し出せるんだけどねぇ~
探し始めて間もなく
んォ!!? 黒い塊が居るゾ!!!?
とよく見てみるとクワガタじゃなくて黒いオサムシだった(カタビロ系)。
・・・ナンだよ ォ~イ
と顔を上げその真上を見てみると、
建物の手が届かない天井くらいの高さの位置にもう1体黒い塊が居る。
目が悪いので最初は「ガかクモかな?」と思いましたがよく見ると
ハサミの様なものが見えているではないか!?
クワガタがいる! ! ! ! !
この瞬間は強烈ですね。
こう云ったちょっと遠めの微妙な場所に居るクワガタを見ていると、
「何クワガタだろう!?」 という想像が膨らんできてこれがまた楽しい
やっぱコクワかな~ アカアシも有り得るな~ とか思いを巡らせつつ
どうやってあの高い位置に付いているのを落とせるもんか… と思案。
と、被っている帽子を投げてぶつけて落とす事に。
帽子を脱ぎクワガタ目掛け投げつける、
しかしまぁ当たらない。
昔からコントロールは悪い方だったもんだから、
高々地上3mちょっとのクワガタにすらなかなか当てられず。
こんな光景を誰にも見られてないことを祈りつつ投げ続ける事数回、
ようやく当たってポロっと落ちてきた。
おおッ!!!!
スジじゃないか! ! ! ! ! !
実は小学校以来で久し振りにスジクワ採りました。
サイズは29mm(家で計測)
灯火ではほとんど飛んで来ないスジが採れた事もあり、
今日はなんかラッキーじゃん? と思いつつくまなく探索し尽くし、
このポイントは一旦終了し先に進む事に…
…
ここからは上り坂、
車だと苦とも思わないような距離だろうけど
チャリだと汗だくは必至!
おまけにこのあたりは外灯が無かったりで真っ暗な空間が広がります。
それでも月だけは明るく輝いているのが憎たらしい…
お前さえ居なければもっとクワガタが飛んでくるッつぅのに~
ハァッ ハァッ
さっき晩飯食い過ぎたせいか疲れて腹痛くなってきたかも…
上り坂も一段落し、第2のポイントに到着 ハァ…ッ…~ハァ…ッ~
ここでは明りが集中していて、7~8月にはコクワやカブトムシが採れるのだ。
車が来ていないのを見計らい車道に出たりして
甲虫的な影が動いてないかをくまなく探す。
が、いない…
さっきのスジクワがまぐれだったんじゃないかと不安になります。
粗方見終えたので先に進みます。
…
第3ポイントに到着。
ここは第2ポイントと構成は近いが比較的捕獲率が高く、
何よりもこのエリアの採集に火がついたキッカケとなる
ミヤマクワガタの死骸が見つかったポイントでもあるのです。
しかしここにも残念ながら目当ての虫は居らず早々に上り坂を進む事にしました。
…
坂を上ると次の第4ポイントが見えてきた…………… が。
灯りが点いていない…!?
もしかしたら採集者対策で灯りを消したのかも知れない。
しかもココはかなり有望なポイントで、
かなりの確率でコクワかアカアシが採れていた所なんですよ~…
軽く恨みの目を向けながらポイントを離れ、先に進む…
…
次に向かうは第5ポイントですが、FH鈴木さんからの情報で
「〇〇は見た方が良い、あそこは付いてる」というオススメのポイントが途中にあるので
そこも探索、クワガタが付いていそうなところ、隠れそうなところをくまなく探すが
これが全く見つからない…
因みに、これまでも何度も通るたびに探したのですがいつ見ても採れた事は無いのです。
ま、その内採れるでしょう。
そして再びチャリにまたがりこぎ出す。
んンッ!!?
上り始めてすぐ、横に目をやると
鈴木さんのオススメポイントの極々近く、奥の方に、
一つだけ強めの外灯が立っているのに気付く。
「あ! なんか期待できそう~」
と、後で坂を下る時についでに除いていこうと云う事に。
…
第5ポイントに到着。
ここが一旦の上り坂の終点です。
何やらクワガタらしき影をいきなり発見。
チャリを止めその影に近寄って見てみると…
ぅおぅッッ!!? ミヤマじゃん… でも アラ…
何故だかグチャグチャになってしまってる…
どうして…
今この時間帯は絶対人は通らない筈だから踏まれるだなんて事は有り得ないのに
(ちなみにこのミヤマがいたのは歩道・縁石も有り)
しゃあねェ… このミヤマは諦めるか…
と外灯に向き直った瞬間、
ガサササッッ
不自然に外灯奥の藪から音がする!
一瞬ビビった。
しかしこれでミヤマの不可解な謎の真相が分かった
獣だ!
自分はなぜかクマが居るという最悪の事態を想像してしまったケド…
完全に「人間以外にもクワガタを狙っているヤツらの存在」を忘れていました。
とりあえずココはやられたな、と最終ポイントに進む事に。
最終ポイントは今までの上り坂から脇道に逸れた先にあります。
とそこで先ほどの獣の正体が藪から出てきました。
ネコでした。
ネコかよ~~
…
すぐさま最終ポイントに到着。
ここは外灯の質もよく、7~8月には安定した飛来があるので(数は僅かですが)
他人に見られる気まずさが無ければ文句ナシの場所です。
とは言え、ここでも何も採れず。
気持ちを切り替えてさっさとUターンを始めます。
ここからは上ってきた苦労が報われる時間が訪れます。
坂を下るこの爽快さは何度味わっても良いものですね~
電光掲示板で現在気温を見ると23.1℃
文句ナシ!
このまま一気に家まで帰りたいところですが、
さっき見つけた良さそうな外灯を見てみるべく
脇道に入っていきます。
外灯周辺を見ると、どうやら公園で、周りには気も植わってます。
さて外灯を見てみますが、
生憎なことに外灯周辺は全て草地で、飛んできても分かりませ~ん
じゃあ木でも見てみますか~
オヤッ!!? コクワが居るぢゃないか!
ここにきてようやく2頭目。長かった…
他の木も全て見て回りますが、よさげに樹液が出ていたりもするのですが
その後の追加は無し。
その上若干の肌寒さで敏感になっているむき出しの腕にチクッとした感覚が。
見てみると案の定、蚊だよ~
そこの公園では何度も狙われました、そのたびに「フウゥゥゥ――ッ!」と吹き飛ばす…
なんかやな汗をかきますよこれは…
…
坂を下り続けます、
そしてすれ違う走り屋がビュンビュン飛ばしていきます。
…
やってきたのは一番最初のポイント。戻ってきました。
それと夜チャリで走るとよくあるのですが、
クモの巣が絡んでくるよね~
あれは気分の良いモノではありません…
さて、話はクワガタに戻して、
少し経った間に新しく飛来してきた個体が居る事を願いつつ探索開始。
ォお!? さっきオサムシが居たところにもう1匹何か甲虫が居る!これはまさか!
ァ… 同じオサムシだ…1匹増えてる…
がっくしため息をつきながらも諦めず探索し続けていると、
ブブ――――ゥン!
明らかに大型甲虫の羽音が!
遂にミヤマかノコギリが!?と期待しつつ音の方向に目を凝らすと…
ガムシでした… 紛らわしいィッ!!!!!
そして行きの時より入念に探索していると…
コクワだ! ♂じゃ~ん!
比較的大きく見えるがサイズは42mmで、ちょい難有りの個体でした。
さらに立て続けに
アカアシじゃんか~
体表面をよく見てみると、毛も生えそろっていていかにも発生初期の個体です。
後は納得できるまで探索し、
チャリにまたがり家路につきました。
家に戻った頃にはもう11時になりそうなあたりでした
改めて本日の成果を発表…
4頭
ま、数は少ないですが
月の状態と時期、他諸々を考えればまあまあですかね。
個人的にスジクワが採れたので満足ですし~!
…なんか記事を書いてるうちに眠くなってきて最後の方は文章テキトーになりましたが
ま、ちょいとそこまでってのは今の時期こんなもんですなって事で。
因みに、
今回のこの産地は採集できる場所としてみれば条件は良好ではなく
十和田等に比べれば数もほんの僅かしか採れません。
シーズン中でも1回や2回行っただけでは何も採れない事もありますので
そういうポイントだということをご理解頂ければと思います。
青森のオオクワ・ノコ・ミヤマ目当てで採集記事を探している人たちが
どんどん『春のクワガタ採集』というサブタイトルに引っかかってくれております ウッヒッヒ~
さすがにそろそろこちらもメジャー種の採集記事も入れたいと思ったかどうか分かりませんが
先ほど、ちょっとそこまでクワガタ採りに行ってきました。
日中は最高で30℃以上になり、
青森県も今年最高気温を記録しまして、そのまま順調に日が暮れ
ほとんど月も満ちてはいましたが午後8時半頃チャリでポイントを目指します。
今回向かうポイントは、我々日昆メンバー含め地元周辺住民にはお馴染みの
昔からの定番ポイントで、言わばホームグラウンドってヤツですな!
ちなみにこの採集ポイントはNo.4が一番得意なのです。
まあアイツは今関東に居るからなァ~…
さて、まずはじめに今回の記事の趣旨ですが、
採集する側の行動や心境を赤裸々に語る事で
読み物としてまあまあ退屈しないようにお伝え出来りゃ良いかな~って理由ですんで、
特に「何か凄い事があったから」とか「こんなに採れました」って事はありません。
あくまで『ちょっと行って来た採集』がどんな感じかを感じて頂くためだけの記事ですよ。
因みに現時点で既に十和田にも今回のポイントにも多数出撃しております
チャリにはケースを入れたバッグを入れ、
ズボンのポケットには今使ってるケータイと
ライト用のケータイ(懐中電灯が電池切れなので)を入れるだけ、
そのままポイントに直行。
上半身は半袖のためそこそこ気温はあるものの風が涼しい~
そして日中とは違う夜の匂いがまた良いんだよな…
今季は既に何度かポイントには行っているのですが、
未だ1頭も収穫がない状態です。
推測ですが、他の採集者が車を使ってササッと採っているため
チャリの自分は車組に先を越されているんだろなと思いますけどねェ
…
さて、まず1ヶ所目のポイントに到着。
チャリを降りて、ケータイを取り出しライトを点けて探索を開始…
外灯には蛾や蚊が集り、建物の壁ではクモがゴソゴソと動き回る。
下に落ちていないか、建物の壁に張り付いていないかくまなく探し回る。
探索場所は道路に面しているため
人が来て怪しまれないかをビクビク警戒しながら探すという不審ぶりは
毎度毎度の事ながら本当に嫌になります。
いっその事、虫捕り網でも持ってれば「昆虫採集です」って空気を醸し出せるんだけどねぇ~
探し始めて間もなく
んォ!!? 黒い塊が居るゾ!!!?
とよく見てみるとクワガタじゃなくて黒いオサムシだった(カタビロ系)。
・・・ナンだよ ォ~イ
と顔を上げその真上を見てみると、
建物の手が届かない天井くらいの高さの位置にもう1体黒い塊が居る。
目が悪いので最初は「ガかクモかな?」と思いましたがよく見ると
ハサミの様なものが見えているではないか!?
クワガタがいる! ! ! ! !
この瞬間は強烈ですね。
こう云ったちょっと遠めの微妙な場所に居るクワガタを見ていると、
「何クワガタだろう!?」 という想像が膨らんできてこれがまた楽しい
やっぱコクワかな~ アカアシも有り得るな~ とか思いを巡らせつつ
どうやってあの高い位置に付いているのを落とせるもんか… と思案。
と、被っている帽子を投げてぶつけて落とす事に。
帽子を脱ぎクワガタ目掛け投げつける、
しかしまぁ当たらない。
昔からコントロールは悪い方だったもんだから、
高々地上3mちょっとのクワガタにすらなかなか当てられず。
こんな光景を誰にも見られてないことを祈りつつ投げ続ける事数回、
ようやく当たってポロっと落ちてきた。
おおッ!!!!
スジじゃないか! ! ! ! ! !
実は小学校以来で久し振りにスジクワ採りました。
サイズは29mm(家で計測)
灯火ではほとんど飛んで来ないスジが採れた事もあり、
今日はなんかラッキーじゃん? と思いつつくまなく探索し尽くし、
このポイントは一旦終了し先に進む事に…
…
ここからは上り坂、
車だと苦とも思わないような距離だろうけど
チャリだと汗だくは必至!
おまけにこのあたりは外灯が無かったりで真っ暗な空間が広がります。
それでも月だけは明るく輝いているのが憎たらしい…
お前さえ居なければもっとクワガタが飛んでくるッつぅのに~
ハァッ ハァッ
さっき晩飯食い過ぎたせいか疲れて腹痛くなってきたかも…
上り坂も一段落し、第2のポイントに到着 ハァ…ッ…~ハァ…ッ~
ここでは明りが集中していて、7~8月にはコクワやカブトムシが採れるのだ。
車が来ていないのを見計らい車道に出たりして
甲虫的な影が動いてないかをくまなく探す。
が、いない…
さっきのスジクワがまぐれだったんじゃないかと不安になります。
粗方見終えたので先に進みます。
…
第3ポイントに到着。
ここは第2ポイントと構成は近いが比較的捕獲率が高く、
何よりもこのエリアの採集に火がついたキッカケとなる
ミヤマクワガタの死骸が見つかったポイントでもあるのです。
しかしここにも残念ながら目当ての虫は居らず早々に上り坂を進む事にしました。
…
坂を上ると次の第4ポイントが見えてきた…………… が。
灯りが点いていない…!?
もしかしたら採集者対策で灯りを消したのかも知れない。
しかもココはかなり有望なポイントで、
かなりの確率でコクワかアカアシが採れていた所なんですよ~…
軽く恨みの目を向けながらポイントを離れ、先に進む…
…
次に向かうは第5ポイントですが、FH鈴木さんからの情報で
「〇〇は見た方が良い、あそこは付いてる」というオススメのポイントが途中にあるので
そこも探索、クワガタが付いていそうなところ、隠れそうなところをくまなく探すが
これが全く見つからない…
因みに、これまでも何度も通るたびに探したのですがいつ見ても採れた事は無いのです。
ま、その内採れるでしょう。
そして再びチャリにまたがりこぎ出す。
んンッ!!?
上り始めてすぐ、横に目をやると
鈴木さんのオススメポイントの極々近く、奥の方に、
一つだけ強めの外灯が立っているのに気付く。
「あ! なんか期待できそう~」
と、後で坂を下る時についでに除いていこうと云う事に。
…
第5ポイントに到着。
ここが一旦の上り坂の終点です。
何やらクワガタらしき影をいきなり発見。
チャリを止めその影に近寄って見てみると…
ぅおぅッッ!!? ミヤマじゃん… でも アラ…
何故だかグチャグチャになってしまってる…
どうして…
今この時間帯は絶対人は通らない筈だから踏まれるだなんて事は有り得ないのに
(ちなみにこのミヤマがいたのは歩道・縁石も有り)
しゃあねェ… このミヤマは諦めるか…
と外灯に向き直った瞬間、
ガサササッッ
不自然に外灯奥の藪から音がする!
一瞬ビビった。
しかしこれでミヤマの不可解な謎の真相が分かった
獣だ!
自分はなぜかクマが居るという最悪の事態を想像してしまったケド…
完全に「人間以外にもクワガタを狙っているヤツらの存在」を忘れていました。
とりあえずココはやられたな、と最終ポイントに進む事に。
最終ポイントは今までの上り坂から脇道に逸れた先にあります。
とそこで先ほどの獣の正体が藪から出てきました。
ネコでした。
ネコかよ~~
…
すぐさま最終ポイントに到着。
ここは外灯の質もよく、7~8月には安定した飛来があるので(数は僅かですが)
他人に見られる気まずさが無ければ文句ナシの場所です。
とは言え、ここでも何も採れず。
気持ちを切り替えてさっさとUターンを始めます。
ここからは上ってきた苦労が報われる時間が訪れます。
坂を下るこの爽快さは何度味わっても良いものですね~
電光掲示板で現在気温を見ると23.1℃
文句ナシ!
このまま一気に家まで帰りたいところですが、
さっき見つけた良さそうな外灯を見てみるべく
脇道に入っていきます。
外灯周辺を見ると、どうやら公園で、周りには気も植わってます。
さて外灯を見てみますが、
生憎なことに外灯周辺は全て草地で、飛んできても分かりませ~ん
じゃあ木でも見てみますか~
オヤッ!!? コクワが居るぢゃないか!
ここにきてようやく2頭目。長かった…
他の木も全て見て回りますが、よさげに樹液が出ていたりもするのですが
その後の追加は無し。
その上若干の肌寒さで敏感になっているむき出しの腕にチクッとした感覚が。
見てみると案の定、蚊だよ~
そこの公園では何度も狙われました、そのたびに「フウゥゥゥ――ッ!」と吹き飛ばす…
なんかやな汗をかきますよこれは…
…
坂を下り続けます、
そしてすれ違う走り屋がビュンビュン飛ばしていきます。
…
やってきたのは一番最初のポイント。戻ってきました。
それと夜チャリで走るとよくあるのですが、
クモの巣が絡んでくるよね~
あれは気分の良いモノではありません…
さて、話はクワガタに戻して、
少し経った間に新しく飛来してきた個体が居る事を願いつつ探索開始。
ォお!? さっきオサムシが居たところにもう1匹何か甲虫が居る!これはまさか!
ァ… 同じオサムシだ…1匹増えてる…
がっくしため息をつきながらも諦めず探索し続けていると、
ブブ――――ゥン!
明らかに大型甲虫の羽音が!
遂にミヤマかノコギリが!?と期待しつつ音の方向に目を凝らすと…
ガムシでした… 紛らわしいィッ!!!!!
そして行きの時より入念に探索していると…
コクワだ! ♂じゃ~ん!
比較的大きく見えるがサイズは42mmで、ちょい難有りの個体でした。
さらに立て続けに
アカアシじゃんか~
体表面をよく見てみると、毛も生えそろっていていかにも発生初期の個体です。
後は納得できるまで探索し、
チャリにまたがり家路につきました。
家に戻った頃にはもう11時になりそうなあたりでした
改めて本日の成果を発表…
4頭
ま、数は少ないですが
月の状態と時期、他諸々を考えればまあまあですかね。
個人的にスジクワが採れたので満足ですし~!
…なんか記事を書いてるうちに眠くなってきて最後の方は文章テキトーになりましたが
ま、ちょいとそこまでってのは今の時期こんなもんですなって事で。
因みに、
今回のこの産地は採集できる場所としてみれば条件は良好ではなく
十和田等に比べれば数もほんの僅かしか採れません。
シーズン中でも1回や2回行っただけでは何も採れない事もありますので
そういうポイントだということをご理解頂ければと思います。