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台湾便 二番手 憧憬の… [〆チュウゴククロツヤシカ (台湾亜種)]

今日は完全に1日無駄にしましたので
先日行った〇〇でのライトトラップ採集は書くの超ダルいので書きません。

そんなことより、
タイワンシカに続き台湾便の2種類目の紹介になります。

新鹿鍬形 第7陣です、つ~か今年の内に7種類もシカクワ増やしてたのか俺…


ザウテルクロツヤシカ ♂.jpg
チュウゴククロツヤシカ (台湾亜種) 新竹懸


俗称で言うところのザウテルですね。
実は今年新たに増やしたシカクワガタの内でも特に憧れていた1種類です!


2010 07 10_1251.jpg
まだまだ見応えの無い35mm!

現地では『漆黒鹿』と呼ばれるだけあって、
実物を見ると吸い込まれそうな黒です。
特にシカクワガタは見た感じ灰色っぽい質感のするものや
黒以外の配色になってる種類も多いので
特に真っ黒い本種は硬派な雰囲気を醸し出しています。

ただ、ニセシカの中ではオーベルや原名亜種に人気を持ってかれて
この種類はなかなかフォーカスされないようですが、
去年あたりから個人的に強烈に憧れるようになってきてまして
当初中国産原名亜種を入手する分をこっちに回して仕入れました。
ただ、予想よりも安く手に入ってしまったので少々複雑な心境です…

採集される個体数は少なく現地では地道に見つけて回るしかないという
ニセシカでは一番のレア度を誇っているのですが、
如何せん日本とはお隣の台湾産と云う事もあって
入荷が途切れる事も無いのがその価値を霞ませている要因かも、とか考えてたりして。

妙に♂個体の表面にディンプルがあるので「飼育品じゃないだろな…?」とか勘ぐってしまう…
と思ったら、昔の文献には何やら
『前胸背ノ側緣中央ニ近ク、各一箇ノ凹陥アリ。』
とか書いているようで野外品でもディンプル個体は普通に居るみたいです。

因みに、皆さんの中には
「学名がPseudorhaetus sinicus concolorなのに『ザウテル』と呼ぶのは何故?」
と思う方も居るかも知れません。(←考え過ぎじゃ!)

どうしてかと云うと、
当初記載されたRhaetulus sauteriとして名前を載せた個体は実はタイワンシカで、
シノニム(同物異名)として無効名にされてしまい、
別の人が新たに本当の個体で再記載したが
同じRhaetulus sauteriと云う名前はもう無効であり、
それに気づいた現記載者(命名者)が1960年に
Pseudorhaetus sinicus concolorという名前をつけた、と云うことらしいですが
それまでずっとザウテルで通ってきたことから
そのまま今までずっと「ザウテル」の名が使われ続けているというワケみたいです。

まぁ確かに「コンコロール」よりは「ザウテル」の方がしっくりきますよね~


ま、それはともかく、
飼育の面ではまたニセシカらしく一筋縄ではいかないようです。
出来れば沢山採って累代効率化と大型化を図りたいところです。

実は今回……






2010 07 10_1252.jpg
♀は2頭も居ります!
くゥ~~~! 贅沢だー!


             新しく入荷した在庫  1種類
             ブログに載せた在庫 50種類
                  全ての在庫 40種類
                              ヒィィ~~[あせあせ(飛び散る汗)] 40種類に到達したァ~~[あせあせ(飛び散る汗)]


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