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青森市でクワガタが採れる場所 [青森の昆虫事情]

サブタイトルかなりヤバいですね

2010 08 07_1340.JPG


いやぁ~ お盆来ちゃいましたね~

それでは出撃も小休止してちょっとお話でもしましょうか~
天気もよろしくないので採集の合間にでも読んでみて下さいな


ちょっと今日の俺は荒れますよォ~
なんせかなり思い切った話しますからねぇ… 嫌~な事だいぶ喋りますよ


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はい、わざわざこういう話をするブログも珍しいと思います。

というのもこの時期(だけじゃないけど…)
「青森でオオクワが採れる所」とか
「かぶと虫の採集スポット」とか
「青森県のクワガタ採集ポイント」とか……
こんな感じで検索をかけてやってくる方が結構います。

そんなワケでこんな記事を思いついたワケですね。




「エッ!!? ホントに場所教えちゃうの!!??」と驚かれる方も居るでしょうが
もちろんそんなことしませんって(汗)



今日の記事は不特定多数の採集初心者・入門者に特に読んでほしい内容になっております。


『引っかかるもんなのかね?』と思いまして自分も
引っかかりそうな単語を色々ピックアップして検索をかけた事がありますが
もちろん具体的な採集場所なんてどこにも公表されていません

誰でも質問できるような場所でも
「〇〇県でクワガタやカブトムシが採集できる場所を知りませんか?」
ってな書き込みがけっこうありますな…
もちろん質問者が欲しがってる答えなんて帰って来ませんが…
地元のネット掲示板でもこの手の内容の書き込みが多数残っていましたが、現在では参考にならない場所ばかりで行っても採れない場所ばかり…雰囲気だけは「居そう」な場所に見えますがね。


今カブクワ文化が定着しつつある状況においては、
クワガタやカブトを採る場所を知る手段はいくつか限られています。

① 地元の昆虫専門店で情報を仕入れる

 全国都道府県どこでもある方法ですね。
 専門店と言っても色々あります、
 ファミリー向け・玄人向け・通販専門、
 スーパーマーケットのように単に商品を売るだけの店や
 客同士・客と店長のコミュニケーションが出来る場のある店等。

 最新の情報が手に入る場所なので採集にあたってこういう所は是非活用したい場所ですが
 客とのコミュニケーションが出来る場がある店であっても
 初めて行っていきなり「採れる場所教えて下さい」というのは図々しいものです。
 客として色々お世話になってからようやく聞ける話だと思いますね。


② 知人・友人に聞く

 これは結構簡単な手段ですね。
 お盆で田舎に帰ってそこで採るって方も結構いるでしょうしね~
 ただ、①のお店と同じく情報を得る手段は人間ですから、
 全部教えてくれる人もいればヒントだけ与えてくれる人もいますし
 採りに行かせてもらうのに条件を提示される場合もありますから、
 あまりがっつかず気持ちに余裕を持って聞くのがいいでしょう。


③ 自分で探す

 本来はこれが当たり前です。

この他にもいくつか手段はあるんでしょうがパッと思いつくのはこの程度です。


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なぜネット上でカブクワが採集できる場所を公表しないのでしょうか?

これはもちろん、採集場所を荒らされないようにするためです。

昔、『オオクワが採れる』として某有名産地の採集ポイントが公表されてしまったために
膨大な数の採集者が押し寄せ荒らされてしまうと云う事態が起こりました。

また、ポイントを公表した後に『この場所に行ったけど採れないぞ、どうなってるんだ!!』
と誹謗中傷された事例もあるらしいです。

中には、教えてほしいと云うから親切に場所を教えたら、その後採集に行くと
教えた相手が場所を独り占めしていて『ここは自分のところだからお前らは来るな!!』
と恩を仇で返された方もいるそうです。

そんな事もあり、今では不特定多数の人間に採集ポイントを教えることは無いでしょう。
ましてネット上に書き込むなんて自殺行為となるワケです。
田舎とは言えクワガタは一人が採ってしまえばそこには何も居なくなってしまいます。


たまに『採集場所を公表しないのは場所を独り占めしたがるエゴイストだからだ』
と言われたりするみたいですが、
この問題に関しては多少の利己感情を持っていないと逆に危ないです。
これは昆虫採集する全ての人が等しく持っている責任でもあります。
先着1名様だけが採れる、極端に言えばこれが昆虫採集の基本的な構造です。



もし採集場所を知りたい!! と考えているのであれば
ネットで検索するより書店に行って本を買った方が全然情報がありますよ。
結構ここの所をおろそかにしている人もきっと多いはずです。

それにネットより本の方が採り方が調べやすいです、
まず書店を回ってを探し、
それで充分に情報を仕入れてまだ分からなければ
昆虫専門雑誌を通販で買ったりネットで調べたり専門店で聞いたり
というのが流れだと思いますね。
昆虫の世界にはそれこそ専門的な用語がありますので
まずその用語の意味を大まかにでも理解しておいた方がいいと云うのもその理由です。



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さてさて、じゃあどういう場所を探せばいいのかと云うワケですが、
ちょっと山に入ればいいだけの事です。

樹液採集においてはクヌギの木を探せばいいとあちこちで言われていますが、
少なくとも青森市内でクヌギはまずありません。

では何か?
実際クワガタの集まる樹種なんてかなりありますケド、
コナラやクリが一般的です。

しかも同じ樹種であっても「集まる木」と「来ない木」がありますから
何度も通って見分ける必要もあります。

親子連れ採集もこの時期多いですが、
既に場所を知っているならともかくそんな効率の悪い探し方をするよりだったら
素直に灯火採集した方がカブトムシやらクワガタを見つける確率は高いと思いますねぇ(外灯回り)

灯火採集と言えば、今年はホントに採集者が多くて
自分らの近場のポイントでも順番待ちの状態です(疲)
                              行列つくって並んでたりとかはしないけどね(笑)

親子連れから遊び仲間かなんかと思われる人たちまで…

ただこれが、その人たちが去った後に行ってみても
これが結構まだ拾えるんですね。

いつも採った後は逃がしているので声かけてもらえればふつーに差し上げておりますヨ
そういえば今年(ホームポイントで)ミヤマまだ見てないな…







青森市の地図を見れば分かる通り【東】【西】【南】は全て森に囲まれています。
言いたいのは「そういう事」です、そんな難しい事じゃないんです…





              参考記事⇒ 『どうやって手に入れるか』 2009-08-14


タグ:青森 採集
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