中津軽初入り採集 [日昆 採集記 【2010年】]
先日久々に東津軽・上北地域以外の場所に出撃してきました。
しかも無謀にも我々では初の中津軽地域に…
情報もほとんど無い状況での出発となりました。
メンバーは
・俺
・No.2
・No.6
の3人
この日のために新しく地図も買い、カーナビまで搭載しました。
平日のため、午後5時半になりようやく出発。
山を越え、浪岡を通り過ぎた後までは難なく走っていたものの
弘前に入ると、青森を凌ぐ大都市振りの中で、
まさに右往左往する羽目になってしまいました(恥ずかしい…)
走っている最中も「弘前タンゲ(凄く)ヤベェ!!!!」と連呼しまくり。
もうすでに日は落ちて夜の景色となっていました…
早くポイントに着かねばと、
3人で協力して地図やナビを見ながら道路に出る道を模索検索、
2人のアシストによりようやくポイントに行くための道路に出る事が出来ました。
この時点で結構疲れてしまったので
途中の駐車場で一旦会議。
地図で確認しながらポイントまでの道のりを考えます。
車に載り、ようやく最初のポイントに入れました。
ポイントに入ったとは言え、
どこにクワガタが来るような灯りのある場所が分からないので
走りながらそれらしい場所を隈なく探してみます。
しかし、灯りの質、場所も悪く、ほとんど灯りも無い。
その上周辺は工事中で、道路も封鎖されている所が多数ありました。
灯りが点いている小さな橋に寄り、周辺を捜索してみました。
しかし見つかったのはノコ♂の前胸だけ…
道を行ったり来たりしていると、
なんか怪しい車が後ろからついてきました…
皆で「同業者かな~」等と勘ぐっていましたが、
道が2車線分しかなく車も近付いてきたのでスピードを緩め道を譲ろうと停車したところ
来た車が自分らの車の横にピッタリとくっ付けてきました。
一体どうしたんだろう??と窓を開けると、
相手 「君たちも遺跡探しに来たの?」
違うと答えるとその車は去っていきました。
クワガタって言うのかと思いましたから『遺跡』は不意打ちでしたね~
(まぁ結構あちこちにありますからねそういうのは)
気を取り直して我々は次のポイントへ向かう事にしました。
………………………………
地図で見ながら次のポイントを目指して進みます。
次のエリアに行こうと道を探してみると
そのエリアに行くための道が工事中で塞がっていました。
これでは仕方が無いと、
地図で見る限りでは非常に細い道ですがそこを進む事にしました。
その途中の橋も探索してみると、
ようやく『生きている』クワガタが発見できました。
これでやっと1頭目か…とため息が出たそのすぐ後
立て掛けてあった標語の看板に、
『目指そう 〇〇〇病のない町』的な事が書かれているのが目に入り
一気に緊張ムードに。
「〇〇〇病とか聞いたことねェぞ(焦)」
「俺らヤバい地域に入っちまったんじゃねェか??」
とか不穏な空気になっている中、
ケータイで病名を検索していたNo.6が答えを見つけ出しました。
……どうやら人間ではなくリンゴの病気のことだったようです。
進む道も険しくなり、なにやら農道になっている。
周りを見ると一帯は完全にリンゴの木だらけです。
崖のようになっており、草がボウボウと茂っている勾配の急な道を進みますが、
「ホントにこの道で出られるのかァ~??」と心配になっていきます。
その心配は的中、
リンゴ園の先には道はありませんでした。
この後道を引き返すのにかなりの勇気と労力を使いました…
(が詳しい事は省略。)
しかもこの後同じような事を3~4回繰り返す羽目に。
これがもう1時間半くらい続いていました。
(軽くリンゴ園がトラウマになりそうです…)
あまりリンゴ園の中をウロウロしていると
リンゴ泥棒に間違えられても文句は言えないので別の道を探す事に。
………………………………
この時点でもう日が変わるかどうかと云った時間帯です。
ちょっと遠回りする羽目になりましたがようやく次のエリアに突入しました。
がやはり先のエリアと同じく灯りが乏しくクワガタが飛んでくるとは思えない場所ばかり。
最初のポイントも、夜間は外灯を消しているみたいで一面真っ暗でした。
引き返している途中、唐突に「ここは!!?」と思う場所を見つけ、
捜索を開始しました。
死骸が多数見つかる中、
クワカブも少数ながら見つかりました。
特にNo.6が見つけたカブト♂は
軒並み小さいモノばかりだった今季の中ではだいぶデカイ方でした。
…………………………………
そしてまた会議、
この後どうするか話し合い
十和田湖に行くかどうかも検討しましたが、
時間帯(この時点で午前1時半)、距離の関係で断念。
弘前~黒石を経由して青森市に帰る事にしました。
(この時No.2と6は『このまま終わってもいいのか!?』といつにないやる気を見せていました
が、もう俺の体力は限界近かったです。)
車に乗り込み近くのローソンに立ち寄り仮眠。
(今回は慣れない土地を走る上で、
「次のローソン右!」「この先ローソンあるからそこ左!」と
笑ってしまうほど非常にローソンの存在に助けられました)
気が付くと結構時間が経っていて、
午前3時頃になっていました。
急いでエンジンを掛け出発、
弘前市街地に入ります。
行きの時には時間を大幅ロスするほど迷いましたが、
いつの間にかNo.2がカーナビの使い方をマスターしていて、
カーナビの的確なルート案内により弘前を脱する事に難なく成功しました。
時間帯的に夜が明けようとしています。
続いて黒石市内に入り、住宅街を抜けます。
毎回来ると感じますが、
黒石は住宅の雰囲気・並び・環境が非常に黒石独特の趣を醸しています。
(生け垣や塀など、この感じは個人的に好きです。)
走っているとようやく地理的に分かる地域に入る事が出来ました。
青森市入りし、もう朝になっていたので
ついでに近場のポイントも探りキャッチ&リリースしつつ帰宅しました。
この時もう午前5時半になっておりました。
今回の出撃で分かったことは
完全にライト機材を持ち込まないと採集にならないという事と
弘前はヤバいという事でした。
それに今回は初めての地域だったこともあり、
採集と云うよりアドベンチャーと言う方が言い方としては合っていますかね~
アドベンチャーなだけに、あまりそこんとこは深くは書けませんが…(汗)
しかも無謀にも我々では初の中津軽地域に…
情報もほとんど無い状況での出発となりました。
メンバーは
・俺
・No.2
・No.6
の3人
この日のために新しく地図も買い、カーナビまで搭載しました。
平日のため、午後5時半になりようやく出発。
山を越え、浪岡を通り過ぎた後までは難なく走っていたものの
弘前に入ると、青森を凌ぐ大都市振りの中で、
まさに右往左往する羽目になってしまいました(恥ずかしい…)
走っている最中も「弘前タンゲ(凄く)ヤベェ!!!!」と連呼しまくり。
もうすでに日は落ちて夜の景色となっていました…
早くポイントに着かねばと、
3人で協力して地図やナビを見ながら道路に出る道を模索検索、
2人のアシストによりようやくポイントに行くための道路に出る事が出来ました。
この時点で結構疲れてしまったので
途中の駐車場で一旦会議。
地図で確認しながらポイントまでの道のりを考えます。
車に載り、ようやく最初のポイントに入れました。
ポイントに入ったとは言え、
どこにクワガタが来るような灯りのある場所が分からないので
走りながらそれらしい場所を隈なく探してみます。
しかし、灯りの質、場所も悪く、ほとんど灯りも無い。
その上周辺は工事中で、道路も封鎖されている所が多数ありました。
灯りが点いている小さな橋に寄り、周辺を捜索してみました。
しかし見つかったのはノコ♂の前胸だけ…
道を行ったり来たりしていると、
なんか怪しい車が後ろからついてきました…
皆で「同業者かな~」等と勘ぐっていましたが、
道が2車線分しかなく車も近付いてきたのでスピードを緩め道を譲ろうと停車したところ
来た車が自分らの車の横にピッタリとくっ付けてきました。
一体どうしたんだろう??と窓を開けると、
相手 「君たちも遺跡探しに来たの?」
違うと答えるとその車は去っていきました。
クワガタって言うのかと思いましたから『遺跡』は不意打ちでしたね~
(まぁ結構あちこちにありますからねそういうのは)
気を取り直して我々は次のポイントへ向かう事にしました。
………………………………
地図で見ながら次のポイントを目指して進みます。
次のエリアに行こうと道を探してみると
そのエリアに行くための道が工事中で塞がっていました。
これでは仕方が無いと、
地図で見る限りでは非常に細い道ですがそこを進む事にしました。
その途中の橋も探索してみると、
ようやく『生きている』クワガタが発見できました。
これでやっと1頭目か…とため息が出たそのすぐ後
立て掛けてあった標語の看板に、
『目指そう 〇〇〇病のない町』的な事が書かれているのが目に入り
一気に緊張ムードに。
「〇〇〇病とか聞いたことねェぞ(焦)」
「俺らヤバい地域に入っちまったんじゃねェか??」
とか不穏な空気になっている中、
ケータイで病名を検索していたNo.6が答えを見つけ出しました。
……どうやら人間ではなくリンゴの病気のことだったようです。
進む道も険しくなり、なにやら農道になっている。
周りを見ると一帯は完全にリンゴの木だらけです。
崖のようになっており、草がボウボウと茂っている勾配の急な道を進みますが、
「ホントにこの道で出られるのかァ~??」と心配になっていきます。
その心配は的中、
リンゴ園の先には道はありませんでした。
この後道を引き返すのにかなりの勇気と労力を使いました…
(が詳しい事は省略。)
しかもこの後同じような事を3~4回繰り返す羽目に。
これがもう1時間半くらい続いていました。
(軽くリンゴ園がトラウマになりそうです…)
あまりリンゴ園の中をウロウロしていると
リンゴ泥棒に間違えられても文句は言えないので別の道を探す事に。
………………………………
この時点でもう日が変わるかどうかと云った時間帯です。
ちょっと遠回りする羽目になりましたがようやく次のエリアに突入しました。
がやはり先のエリアと同じく灯りが乏しくクワガタが飛んでくるとは思えない場所ばかり。
最初のポイントも、夜間は外灯を消しているみたいで一面真っ暗でした。
引き返している途中、唐突に「ここは!!?」と思う場所を見つけ、
捜索を開始しました。
死骸が多数見つかる中、
クワカブも少数ながら見つかりました。
特にNo.6が見つけたカブト♂は
軒並み小さいモノばかりだった今季の中ではだいぶデカイ方でした。
…………………………………
そしてまた会議、
この後どうするか話し合い
十和田湖に行くかどうかも検討しましたが、
時間帯(この時点で午前1時半)、距離の関係で断念。
弘前~黒石を経由して青森市に帰る事にしました。
(この時No.2と6は『このまま終わってもいいのか!?』といつにないやる気を見せていました
が、もう俺の体力は限界近かったです。)
車に乗り込み近くのローソンに立ち寄り仮眠。
(今回は慣れない土地を走る上で、
「次のローソン右!」「この先ローソンあるからそこ左!」と
笑ってしまうほど非常にローソンの存在に助けられました)
気が付くと結構時間が経っていて、
午前3時頃になっていました。
急いでエンジンを掛け出発、
弘前市街地に入ります。
行きの時には時間を大幅ロスするほど迷いましたが、
いつの間にかNo.2がカーナビの使い方をマスターしていて、
カーナビの的確なルート案内により弘前を脱する事に難なく成功しました。
時間帯的に夜が明けようとしています。
続いて黒石市内に入り、住宅街を抜けます。
毎回来ると感じますが、
黒石は住宅の雰囲気・並び・環境が非常に黒石独特の趣を醸しています。
(生け垣や塀など、この感じは個人的に好きです。)
走っているとようやく地理的に分かる地域に入る事が出来ました。
青森市入りし、もう朝になっていたので
ついでに近場のポイントも探りキャッチ&リリースしつつ帰宅しました。
この時もう午前5時半になっておりました。
今回の出撃で分かったことは
完全にライト機材を持ち込まないと採集にならないという事と
弘前はヤバいという事でした。
それに今回は初めての地域だったこともあり、
採集と云うよりアドベンチャーと言う方が言い方としては合っていますかね~
アドベンチャーなだけに、あまりそこんとこは深くは書けませんが…(汗)