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清算 [〆オーベルチュールクロツヤシカ]

さて最近の我が家のシカクワですが、

時期的にはかなり遅めに組んだディディエールシカチュウゴクシカ
メチャキワドイタイミングという事もあってディディエリは完全に休眠モードに入ってしまいました。
かたやチュウゴクの方は少しスイッチが入るのが遅かったものの
材も回しており齧ってもいるので何とかセーフだったみたいです。

そして、ニューフェイスのマイシカですが
カップ飼育にも関わらず1頭だけ見えてこないので
まさかと思いだしてみると、案の定溶けておりました(号泣)
貴重な3頭の内1頭だったのに…
残り2頭は順調に成長していますが、かなり気難しい虫ですな…これ。
うまくペアになってくれないかな~

さて、今組んでいる他のセットは
マキタイワンなどはケース側面にちゃんと幼虫が見えているのですが、
オーベルチュールザウテルのニセシカ群は
木は齧っているものの生体反応皆無。
幼虫なんてもちろん外からは確認出来ません。

そんなワケで結構時間も経っているので、
本日はオーベルの割り出しを敢行しました。


まずは6/9にセットした中ケース。
2010 11 11_1503.JPG
上から確認する限りボロボロですが、
取り敢えずひっくり返してみると……





2010 11 11_1504.JPG
~~~~~ン…

綺麗だなァハハ~(泣)


とその時蠢くモノが。


2010 11 11_1505.JPG
お~~!!!! 居たァァーー!
2令の♀です、6月初めに組んだ事を考えるとかなり成長が遅い事になりますね。

さて、ボウズは免れましたが居る気配が無い事に変わりはありません。
材を慎重に割っていくと…

2010 11 11_1506.JPG
これは材の表面を薄く剥がした状態のものですが、
見ての通り表面産みである事は確かです。
〇部分が産座ですが、悲しい事に全部死んでいます。
産んでいるには産んでいましたが、どれも黒く腐ってカビているものばかりです。
材の水分はかなり多く、どうやら湿度が高すぎたようです。

カット材3本でしたが、産む材もかなり選り好みしていたようで
ほとんど産まなかった材もありました。
確認した限りだと、産卵したのは全部で20個弱でした。

また、他に孵化した幼虫も僅かながらいたようで食痕もありましたが、
2010 11 11_1507.JPG
残念な姿で1頭見つかりました。

マットもその後探しましたが、もちろん何も見つかりませんでした。




さて、割り出しもあっさり終わってしまったので
当初予定の無かったもう一つのセットも割り出してみる事にしました。

2010 11 11_1508.JPG
このセットは、1つ目のケースから取り出した♀を8/16に新しく投入したものです。

内容ですが
・マットは、前回がハイパーくぬぎフレークだったのに対し今回はDVマット。
・産卵木は、前回がベトナム材だったのに対して今回は砂埋め霊芝材。
 縦にカットしたものをカット面だけ露出し他はマットに埋め込む。
・ケースはコバシャ小。

ひっくり返して先にマットを暴いてみますが、
やはり思った通り何も居ません。

次に材を確認しますが、
材は違えど状態はほとんど同じ。
多数の産卵痕(10ヶ所強)が付いていながらどれも腐って死んでいました。
材の状態はこちらも多湿、肉質がかなり良かっただけに水が大分多かったです。


結果、1頭、撃沈。

なんつー恥を晒したのやら…
産卵痕で言えば合計20~30ヶ所
2010 11 11_1511.JPG
出てきた♀もこれが結構重い、まだ20個近く産めたはず…

親虫自体入荷初物で自分の目で選び抜いた上等な個体だっただけに、
今回の失敗の原因は完全にセッティングミスでした。
もし絞れるだけ絞り採っていたら40~50頭採れたろうに…

とは言え、今回のセットでかな~りいい線までコツが掴めてきました。
(書くととりとめが無くなるので割愛)
次回ハ爆産サセテヤル…

さて、オーベルは撃沈したもののまだザウテルが残っているんだよな…
こっちは何とか累代分だけでも採りたいところだけど。

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