入念にじっくりと… [メタリフェルホソアカ (フィナエ亜種)]
またちょっとキミオイ(ゴホンヅノカブト)に拘りかけています最近。
そんな中、先日ようやくペレンメタリフェルのセッティングに着手しました。
取り敢えず前年よりの失態から、
仕込みの段階で失敗しないよう水分量に気を遣いながら
念入りにマットを撹拌&ガス抜き、これはだいぶ神経質にやりました。
水分量は量ってないけど多分前年度の比率より30%くらいカットしましたね。
冬のこの時期は常温だとコバエも出てこないし
乾燥してマットから水分も抜けやすくなる筈なので
ガス抜きには丁度良いかも知れませんね。
今回は飼育品と野外品を1♀ずつセットしましたが、
ペレンメタリとなると毎回心細くなります
そして昨日は、
だいぶ久しぶりに菌床を詰めました。
今回はカワラ菌床を10ブロック。
いくつかカワラ待ちの種類が居りますんで届いたブロック取り敢えず全部詰めとこうと思い、
カワラ菌床の強烈な香りと戦い又は楽しみながら作業しました
(この香りって下手したら中毒になりそうじゃない?)。
今までは結構菌床ブロック自体を長期間置き過ぎて解し難い、
なんてストレスを抱える事が多いのですが
今回は到着後間もない品質で解したのでまあ気持ちよくほぐれること(楽)
大きい容量のボトル・ビンを中心にこのくらい出来上がりました。
今回はチップ粒子の粗さの違いを利用して詰め方を調整してみましたが、
どう飼育に影響(効果)が出るのか楽しみです。
10ブロック詰めて分かりましたが、
ウチは幼虫飼育用ボトル・ビンの総数が少ない方なんじゃないかと思います。
特に、多用する800ccと1400ccのボトルが飼育総種類数に比べ極端に少ないんです、
いかに自分がカップ依存者なのか痛感しますね。
そんな中、先日ようやくペレンメタリフェルのセッティングに着手しました。
取り敢えず前年よりの失態から、
仕込みの段階で失敗しないよう水分量に気を遣いながら
念入りにマットを撹拌&ガス抜き、これはだいぶ神経質にやりました。
水分量は量ってないけど多分前年度の比率より30%くらいカットしましたね。
冬のこの時期は常温だとコバエも出てこないし
乾燥してマットから水分も抜けやすくなる筈なので
ガス抜きには丁度良いかも知れませんね。
今回は飼育品と野外品を1♀ずつセットしましたが、
ペレンメタリとなると毎回心細くなります
そして昨日は、
だいぶ久しぶりに菌床を詰めました。
今回はカワラ菌床を10ブロック。
いくつかカワラ待ちの種類が居りますんで届いたブロック取り敢えず全部詰めとこうと思い、
カワラ菌床の強烈な香りと戦い又は楽しみながら作業しました
(この香りって下手したら中毒になりそうじゃない?)。
今までは結構菌床ブロック自体を長期間置き過ぎて解し難い、
なんてストレスを抱える事が多いのですが
今回は到着後間もない品質で解したのでまあ気持ちよくほぐれること(楽)
大きい容量のボトル・ビンを中心にこのくらい出来上がりました。
今回はチップ粒子の粗さの違いを利用して詰め方を調整してみましたが、
どう飼育に影響(効果)が出るのか楽しみです。
10ブロック詰めて分かりましたが、
ウチは幼虫飼育用ボトル・ビンの総数が少ない方なんじゃないかと思います。
特に、多用する800ccと1400ccのボトルが飼育総種類数に比べ極端に少ないんです、
いかに自分がカップ依存者なのか痛感しますね。
米米SCOOP UP 『米があるだけで』 [日昆 日常雑記]
↑↑↑↑非常に下らねぇ~~
先日、ブログ内おいて「コクゾウムシ要りませんか?」と
半ば勢いに任せて公表したところ、
「欲しい!」との連絡を頂いた事から、家にあるヤツを全部送ってしまおうと
コクゾウムシをダンボールに入れて発送していました。
今日はそのコクゾウムシ発送までの準備での話……
定型郵便での発送を考えると
(この時宅配便は使わず郵便物として発送する算段になっていた)、
出来るだけ小さくまとめられるようにするにはどうすればいいかと思案し、
いろいろ考えた挙句
ダンボール紙の内部の空間に虫を詰めて送ろうと云う答えに辿り着きました。
その時点ではまだ件のコクゾウはまだ、
一緒に人の頭ほどの量もあるエサ(米)と一緒にビニール袋に入っているので、
定型郵便で出すからには米は出来る限り取り除いて虫だけ選別する必要がありました。
そのため、ここから近眼を酷使してミリ単位の作業をする事と相成ったわけで御座います…
早速袋の中身を出し、コクゾウ選別作業の開始です。
見えるでしょうか…
画質が画質だけにこの距離じゃ無理ですね。
チラホラと不愉快なヤツらが見てとれますね~
これを最大限に寄ってみると…
こ奴がコクゾウムシです。
残念ながら、マクロを使ってもこのケータイではこの大きさが精一杯です。
(話がズレるけど)俺がこのコクゾウムシを初めて見たのは確か小学4~5年の時。
家庭科の調理実習の準備で、
「それぞれの家から少しずつお米を持って来て下さい」と云う事で
実習当日各自家から少量づつ白米を持って来たのだが
とある子が自分の元に
「何か変な虫みたいなのが居るんだけどちょっと来て!!!」と
駆け寄ってきたのでいつもの調子で興味津々にその米を見に行ったのだが
それが、何を隠そう米に交じってチビチビと歩くコクゾウムシだったのである。
稲作農家ならよくある(と思う)事だが、
倉に残った古米なんかを親戚にあげたり安く売ったりする。
中にはほとんど農薬を使っていないところもある。
そうした「もの」の中からコクゾウが発生する事もごくたまに起こることだ。
無農薬だったらほぼ100%何らかの害虫が侵入するのだが…
紙の米袋の表面が成虫の出た穴だらけになる光景は非常に不快。
さてさて話を戻しまして、
どうやって虫だけを選り分ける? と考えたんですが
この時自分は「やっぱ『米』だけに箸が良いんじゃないか?」とまず考え
割り箸で体長2~3mmのターゲットを摘まもうとする…が
全然ダメ、効率悪い!!!!!
じゃぁコレしかないか~と持ちだしたのは幼虫・卵確保用のコーヒースプーン
何だかんだでコレしかないよな~とか思いつついざ作業してみる…が
全然ダメ、効率悪い!!!!!
掬おうとすると米が邪魔する上、動く周囲の米に埋もれて
肝心の虫がどんどん下に落ちて埋まっていくのです。
どうすればいいんだ…と半ば絶望的な状況になりつつ
どうにか虫が勝手に上に上がってきてくれれば…とストーブにあたっていたところ
アレぇ…??? と軽く閃いた。 こうしたらイケるんじゃないか……?
炒飯 あぶり出し
相手は生き物だ、下から温めていけば熱くて段々上に上がってくるだろう。と云う考え。
なかなか頭のいい作戦だ♪ とチョーシこいてたんですが…
なかなか上がって来ない…
ちょっと心配になってきてナベを下ろして米を無造作に掻き分けてみると…
あまりの熱さで翅を出したコクゾウが炒め上がっていました…
どうすればいいんだ…と半ば絶望的な状況になりつつ
何かもっと小さいもので掬えれば…とコーヒースプーンを眺めていたところ
アレぇ…??? と軽く閃いた。 これならどうだろう……?
耳かき
米粒一つ掬うのがやっとな面積しかない耳かきなら… と云う考え。
……おお…まぁ…今までで一番イケるな…これ…
と云う事でただひたすら米の海の中から小さな虫を耳かきで掬うと云う作業を
深夜の居間で延々続ける事に…
米の量も、人の頭程の大きさは最初大した量じゃないとなめてかかっていましたが、
投げ出したくなるほど辛いです、精神的に。
相手も生き物です。米の中に潜り込んだりして思うように進みません。
免許証程の段ボール紙も、始める時は「この紙パンパンになるくらい入れてやらァ」
とか考えていたのですが冗談じゃない!!! そんなことしたら2日は掛かる!!!!!
本当は袋に入ってる全ての個体を取り出す気だったのですが、
結局かなり頑張っても全体の3~4割しか取り出せませんでした…
全然数えていないのですが、延々やってたので100匹以上は入れたと思います。
因みに、今この記事書くときに今更ながら思い出したんですが、
コクゾウは水に浮かぶので、それを最初から利用していればこんな苦労しなくても
よかったじゃないかと溜め息をついております。
テープで逃げられないように密封して出来上がり。
あとは封筒に入れてポストに投函して終わり。
(因みにコクゾウは寒さにメッチャ強いです)
今回の一件で安易に宣伝しない方いいなと云う勉強になりましたね~
次からはちゃんと宅配で(爆)
先日、ブログ内おいて「コクゾウムシ要りませんか?」と
半ば勢いに任せて公表したところ、
「欲しい!」との連絡を頂いた事から、家にあるヤツを全部送ってしまおうと
コクゾウムシをダンボールに入れて発送していました。
今日はそのコクゾウムシ発送までの準備での話……
定型郵便での発送を考えると
(この時宅配便は使わず郵便物として発送する算段になっていた)、
出来るだけ小さくまとめられるようにするにはどうすればいいかと思案し、
いろいろ考えた挙句
ダンボール紙の内部の空間に虫を詰めて送ろうと云う答えに辿り着きました。
その時点ではまだ件のコクゾウはまだ、
一緒に人の頭ほどの量もあるエサ(米)と一緒にビニール袋に入っているので、
定型郵便で出すからには米は出来る限り取り除いて虫だけ選別する必要がありました。
そのため、ここから近眼を酷使してミリ単位の作業をする事と相成ったわけで御座います…
早速袋の中身を出し、コクゾウ選別作業の開始です。
見えるでしょうか…
画質が画質だけにこの距離じゃ無理ですね。
チラホラと不愉快なヤツらが見てとれますね~
これを最大限に寄ってみると…
こ奴がコクゾウムシです。
残念ながら、マクロを使ってもこのケータイではこの大きさが精一杯です。
(話がズレるけど)俺がこのコクゾウムシを初めて見たのは確か小学4~5年の時。
家庭科の調理実習の準備で、
「それぞれの家から少しずつお米を持って来て下さい」と云う事で
実習当日各自家から少量づつ白米を持って来たのだが
とある子が自分の元に
「何か変な虫みたいなのが居るんだけどちょっと来て!!!」と
駆け寄ってきたのでいつもの調子で興味津々にその米を見に行ったのだが
それが、何を隠そう米に交じってチビチビと歩くコクゾウムシだったのである。
稲作農家ならよくある(と思う)事だが、
倉に残った古米なんかを親戚にあげたり安く売ったりする。
中にはほとんど農薬を使っていないところもある。
そうした「もの」の中からコクゾウが発生する事もごくたまに起こることだ。
無農薬だったらほぼ100%何らかの害虫が侵入するのだが…
紙の米袋の表面が成虫の出た穴だらけになる光景は非常に不快。
さてさて話を戻しまして、
どうやって虫だけを選り分ける? と考えたんですが
この時自分は「やっぱ『米』だけに箸が良いんじゃないか?」とまず考え
割り箸で体長2~3mmのターゲットを摘まもうとする…が
全然ダメ、効率悪い!!!!!
じゃぁコレしかないか~と持ちだしたのは幼虫・卵確保用のコーヒースプーン
何だかんだでコレしかないよな~とか思いつついざ作業してみる…が
全然ダメ、効率悪い!!!!!
掬おうとすると米が邪魔する上、動く周囲の米に埋もれて
肝心の虫がどんどん下に落ちて埋まっていくのです。
どうすればいいんだ…と半ば絶望的な状況になりつつ
どうにか虫が勝手に上に上がってきてくれれば…とストーブにあたっていたところ
アレぇ…??? と軽く閃いた。 こうしたらイケるんじゃないか……?
相手は生き物だ、下から温めていけば熱くて段々上に上がってくるだろう。と云う考え。
なかなか頭のいい作戦だ♪ とチョーシこいてたんですが…
なかなか上がって来ない…
ちょっと心配になってきてナベを下ろして米を無造作に掻き分けてみると…
あまりの熱さで翅を出したコクゾウが炒め上がっていました…
どうすればいいんだ…と半ば絶望的な状況になりつつ
何かもっと小さいもので掬えれば…とコーヒースプーンを眺めていたところ
アレぇ…??? と軽く閃いた。 これならどうだろう……?
耳かき
米粒一つ掬うのがやっとな面積しかない耳かきなら… と云う考え。
……おお…まぁ…今までで一番イケるな…これ…
と云う事でただひたすら米の海の中から小さな虫を耳かきで掬うと云う作業を
深夜の居間で延々続ける事に…
米の量も、人の頭程の大きさは最初大した量じゃないとなめてかかっていましたが、
投げ出したくなるほど辛いです、精神的に。
相手も生き物です。米の中に潜り込んだりして思うように進みません。
免許証程の段ボール紙も、始める時は「この紙パンパンになるくらい入れてやらァ」
とか考えていたのですが冗談じゃない!!! そんなことしたら2日は掛かる!!!!!
本当は袋に入ってる全ての個体を取り出す気だったのですが、
結局かなり頑張っても全体の3~4割しか取り出せませんでした…
全然数えていないのですが、延々やってたので100匹以上は入れたと思います。
因みに、今この記事書くときに今更ながら思い出したんですが、
コクゾウは水に浮かぶので、それを最初から利用していればこんな苦労しなくても
よかったじゃないかと溜め息をついております。
テープで逃げられないように密封して出来上がり。
あとは封筒に入れてポストに投函して終わり。
(因みにコクゾウは寒さにメッチャ強いです)
今回の一件で安易に宣伝しない方いいなと云う勉強になりましたね~
次からはちゃんと宅配で(爆)
キセキに… [〆ヨルゲンセンヒメゾウ (ペーニャ亜種)]
今日は一旦一つの区切りとお別れとなります。虫の方ですね。
虫を飼育する事の根本的な問題を突き付けられそうでナンですが…
その① レダゼブラノコギリ
結局去年のあの所謂「蒸れ」で♀と卵は1つも生き残りませんでした。
♂はその後も1匹で強く生きて冬も越したのですがその後間も無く
眠るように永眠。
その② ギラファホソアカ
材に入れるよりもまずは温度帯に気を付けるべきだったか…
最後の幼虫は材の中を結構食い進んでいたのですがその途中で溶けていました。
1頭も成虫どころか蛹すら見られなかった…
その③ ペーニャヒメゾウ
コイツが一番意味不明。
マットも下手な事してないし温室にも入れていたのに次々と黒くなって
徐々に減っていくなんて…何が原因かはまるで把握できない。
どれもこれも非常名残惜しいです、
絶対にリベンジしようと思います。
ここまで来たらサブタイトルの『キセキ』の意味はお分かりでしょう。
「奇跡」でも「軌跡」でもなく、勿論「鬼籍」の方です。
虫を飼育する事の根本的な問題を突き付けられそうでナンですが…
その① レダゼブラノコギリ
結局去年のあの所謂「蒸れ」で♀と卵は1つも生き残りませんでした。
♂はその後も1匹で強く生きて冬も越したのですがその後間も無く
眠るように永眠。
その② ギラファホソアカ
材に入れるよりもまずは温度帯に気を付けるべきだったか…
最後の幼虫は材の中を結構食い進んでいたのですがその途中で溶けていました。
1頭も成虫どころか蛹すら見られなかった…
その③ ペーニャヒメゾウ
コイツが一番意味不明。
マットも下手な事してないし温室にも入れていたのに次々と黒くなって
徐々に減っていくなんて…何が原因かはまるで把握できない。
どれもこれも非常名残惜しいです、
絶対にリベンジしようと思います。
ここまで来たらサブタイトルの『キセキ』の意味はお分かりでしょう。
「奇跡」でも「軌跡」でもなく、勿論「鬼籍」の方です。