入荷ラッシュ 第1番 [ゼブラノコギリ (原名亜種)]
なんかダラダラしてるうちに仕入れた虫が溜まってしまって
こんな記事を書くまでになってしまっていたとは…
そいでは、
一記事一種のペースを頑なに保つと云う方向で行ってみますか。
まず、今一番気合が入っているヤツから…
ファブリース等と並んで非常に奇抜な模様が特徴的なゼブラノコギリ
小6の時、初めてホームセンターに入荷した本種を見たのがゼブラの初お目見えでして、
8,400円で売られていて、同額で置いてあったローゼンベルグオウゴンオニとの間で
どっちを買うかメチャクチャ悩んだ思い出があります。
さてそんなこんなで最終的に、標本屋でもない自分が全4亜種を集めてしまったのですが…
半分絶えちゃってるんですよね・・・(恥) (↑↑で『没』って付いてるヤツです)
一度全部見ちゃったら、もう引っ込みがつかないんですよ。(良い意味で)
全部生きたまま並べてみたい、と云う願望がもう…(自己満足の世界全開です)
そんな折、オークションでお馴染みの某生体輸入業者のメルマガの中にこんな単語が…!!!!
狂喜しましたね、その時。
いつもいつも野外品で入荷するゼブラと言ったら99%ジャワ島産ですからね。
もう俺の斬鬼は臨戦態勢になってたからね。
(↑↑うん、この意味分かったら気持ち悪いです、ここだけすっ飛ばして下さい)
それからはもうそのスマトラ産に意識が一直線、
原名亜種が生体で上陸するなんてここ数年滅多にないですからね~
たかがゼブラ、しかも♀単品なのにね~
(この時入荷していたのはたったの♀1頭なんですね)
……………………………………
そして落札日当日の夜。
鼻息を荒くしていたか覚えてませんが、
そのくらい興奮と殺気を剥き出しにしてパソコンの前に向かっていました。
やはりゼブラと言えど、
なかなか見ないラベルだからか流石に既に入札されてはいました、 が、
まだ出品開始価格の状態で安かったため
「お呼びじゃねェェェェェェェェェェ!!!!!!!!」
と言わんばかりの勢いで慎重に金額を確かめながら静かにキーボードを操作して入札。
すぐさま落札権を奪取。
あともう落札締め切りまで数分だったと思います。
そしてあとちょっとで落札決定か? と云うその時!!!!
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
ぉうぅっっ!!!!?!?!?!?
まぁそう甘くいくような代物ではなかった事は分かっていたつもりでしたが…
相手は、たまに入札商品が被ると云う事で見覚えのあるID、
ちょっと厄介な相手か…? と相手の出方を見ながらこっちも入札を再開しました。
↑↑まぁオークションでよく戦ってらっしゃる方にはそれぞれドラマもあるかと思いますが
金銭的な面でハンデがあることが多い俺にとっては毎回毎回が『決死』なんすね…
時として戦略がカギとなる場合も…
時間と金額を巧みに利用してデスノート並みの心理戦になる事もあります。
やはり一旦こちらが優位に立っても数分の間を置いて相手もまた入札してきます。
「くぅ・・・コイツもスマトラの価値に魅せられておる・・・だが俺は負けん!!!!!」
最初の相手の時は金額的にそれがギリギリだったのか、
1円単位でトラップをかけてきていたのですが
今度の相手はそんな小賢しいマネを使わず、
ガンガン100円単位で挑んできます。
(もはやオークションに縁がない人には話の内容がサッパリ分からないでしょうな・・・)
ちょっと長期戦を覚悟しましたが、問題はこれが♀単品だと云う事。
♂も居ないのにそこまで高くなるか?? と勘繰りつつ入札を重ねていき動向を見守る。
〇千円を超えて間もなく、相手の動きがピタッと止まった。
「・・・・・・遂に峠を越えたか・・・??」
残り数分の間、相手の新たな入札が来ない事を祈りつつ
ひたすら[F5]を押しまくる(笑)
(↑↑キーボードのボタンね、押すとページが更新されるヤツです)
そして遂にその時がやってきた・・・
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
狂喜しましたね、その時。
パソコンの前で一人で達成感に浸ってるんですよ。一人でガッツですよ。防衛ですよ。
ゼブラノコ♀1匹でこの喜びようですからね、
俺以外の人間からすりゃ馬鹿馬鹿しい事この上ないすよ。
…………………………………………………………………………………
数日後・・・・・・
遂に到着しました。
っつ~か、前フリ凄く長いなオイ!
虫が届くトコまでの間に要らない話をし過ぎだよッ!
何で入札当時の実況まで書いてんだ俺!?
と云うワケで長くなってしまいましたがいよいよスマトラ産ゼブラノコギリの登場です!!
♂画像はありませんよ? 何度も言いますがこれ♀だけなんです!!
判ってるんだ。記事の冒頭で『ゼブラ』って言ってる瞬間からあなた達の目つきが。
さて、スマトラ島産のゼブラノコギリですが、分類では原名亜種であります。
原名亜種は
・大陸(ミャンマー南東部~マレー半島)
・スマトラ島、同島沖メンタウェイ諸島
・ボルネオ島(マレーシア領ボルネオ~インドネシア領カリマンタン)
・パラワン島
に分布し、ゼブラ4亜種で一番分布域が広いです(今の分類上はね…)
自分が昔飼育したのはカリマンタンのパヤン山産で、
非常に原名らしいルックスで非常に気に入っています。
流通では現在今一番多いのがパラワン島産の個体で、
去年複数のペアが入荷したのは俺の中では記憶に新しいです。
大陸産の個体は生き虫で流通してるのを見たことが無いのでそれもまた興味深いです。
亜種ごとに♂大腮の形状や縞模様が違うと云う事ですが、
今のところハッキリ言ってノブユキ(ジャワ)と原名の違いが分かりません。
文献にはそれなりに違いが説明されてはいますが、
個体差が激しいので、特に♀個体ともなると偽物をつかまされても気付きません。
一応ノブユキの♀と比べてみましたが模様に確定的な差異は見い出せませんでした。
一つだけ「?…う~ん」ときたのは、
頭部・前胸背の光沢が原名の方が弱いと思ったくらいですかね。
因みに出品元に詳しく聞いてみると、
「年に10ペアも入らない、去年も5ペアくらいだった」
とのこと。
意外と入荷あったんだ・・・5ペアも入ってたんだ・・・
と云うのが実直な感想です。
いつも見てたけどスマトラ産見かけなかったけどなぁ・・・
オークション出さずに他の業者に卸してたのかな?
ま、そんなワケで無事届いたのですが
力もそこそこあって元気はあるんですけど、若干動きに鈍さが感じられました。
もしかしたらちょっとこの先キテるかも(汗)
と云うことで到着した当日に産卵セットを組む事にしました。
(到着後すぐセット組むなんて随分久しぶりだなぁ)
マットは今回初めて使うメーカーの物。
微粒子(ムラ無し)でちょっと発酵が浅め。これがどう転ぶか……
少量でもいいからちゃんと産んでもらって是非ともスマトラ産♂が見てみたいです。
気合入ってる虫の割りにはセットが地味ですよね(嘲笑)
再入荷した在庫 1種類
全ての在庫 35種類
本日の 日昆の名言
ひたすら[F5]を押しまくる
こんな記事を書くまでになってしまっていたとは…
そいでは、
一記事一種のペースを頑なに保つと云う方向で行ってみますか。
まず、今一番気合が入っているヤツから…
ファブリース等と並んで非常に奇抜な模様が特徴的なゼブラノコギリ
小6の時、初めてホームセンターに入荷した本種を見たのがゼブラの初お目見えでして、
8,400円で売られていて、同額で置いてあったローゼンベルグオウゴンオニとの間で
どっちを買うかメチャクチャ悩んだ思い出があります。
さてそんなこんなで最終的に、標本屋でもない自分が全4亜種を集めてしまったのですが…
半分絶えちゃってるんですよね・・・(恥) (↑↑で『没』って付いてるヤツです)
一度全部見ちゃったら、もう引っ込みがつかないんですよ。(良い意味で)
全部生きたまま並べてみたい、と云う願望がもう…(自己満足の世界全開です)
そんな折、オークションでお馴染みの某生体輸入業者のメルマガの中にこんな単語が…!!!!
今回の入荷種→…中略…ゼブラノコギリ(スマトラ♀)
狂喜しましたね、その時。
いつもいつも野外品で入荷するゼブラと言ったら99%ジャワ島産ですからね。
もう俺の斬鬼は臨戦態勢になってたからね。
(↑↑うん、この意味分かったら気持ち悪いです、ここだけすっ飛ばして下さい)
それからはもうそのスマトラ産に意識が一直線、
原名亜種が生体で上陸するなんてここ数年滅多にないですからね~
たかがゼブラ、しかも♀単品なのにね~
(この時入荷していたのはたったの♀1頭なんですね)
……………………………………
そして落札日当日の夜。
鼻息を荒くしていたか覚えてませんが、
そのくらい興奮と殺気を剥き出しにしてパソコンの前に向かっていました。
やはりゼブラと言えど、
なかなか見ないラベルだからか流石に既に入札されてはいました、 が、
まだ出品開始価格の状態で安かったため
「お呼びじゃねェェェェェェェェェェ!!!!!!!!」
と言わんばかりの勢いで慎重に金額を確かめながら静かにキーボードを操作して入札。
すぐさま落札権を奪取。
あともう落札締め切りまで数分だったと思います。
そしてあとちょっとで落札決定か? と云うその時!!!!
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
入札状況更新(権利を失いました)
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
ぉうぅっっ!!!!?!?!?!?
まぁそう甘くいくような代物ではなかった事は分かっていたつもりでしたが…
相手は、たまに入札商品が被ると云う事で見覚えのあるID、
ちょっと厄介な相手か…? と相手の出方を見ながらこっちも入札を再開しました。
↑↑まぁオークションでよく戦ってらっしゃる方にはそれぞれドラマもあるかと思いますが
金銭的な面でハンデがあることが多い俺にとっては毎回毎回が『決死』なんすね…
時として戦略がカギとなる場合も…
時間と金額を巧みに利用してデスノート並みの心理戦になる事もあります。
やはり一旦こちらが優位に立っても数分の間を置いて相手もまた入札してきます。
「くぅ・・・コイツもスマトラの価値に魅せられておる・・・だが俺は負けん!!!!!」
最初の相手の時は金額的にそれがギリギリだったのか、
1円単位でトラップをかけてきていたのですが
今度の相手はそんな小賢しいマネを使わず、
ガンガン100円単位で挑んできます。
(もはやオークションに縁がない人には話の内容がサッパリ分からないでしょうな・・・)
ちょっと長期戦を覚悟しましたが、問題はこれが♀単品だと云う事。
♂も居ないのにそこまで高くなるか?? と勘繰りつつ入札を重ねていき動向を見守る。
〇千円を超えて間もなく、相手の動きがピタッと止まった。
「・・・・・・遂に峠を越えたか・・・??」
残り数分の間、相手の新たな入札が来ない事を祈りつつ
ひたすら[F5]を押しまくる(笑)
(↑↑キーボードのボタンね、押すとページが更新されるヤツです)
そして遂にその時がやってきた・・・
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
あなたが落札者に決定いたしました。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
狂喜しましたね、その時。
パソコンの前で一人で達成感に浸ってるんですよ。一人でガッツですよ。防衛ですよ。
ゼブラノコ♀1匹でこの喜びようですからね、
俺以外の人間からすりゃ馬鹿馬鹿しい事この上ないすよ。
…………………………………………………………………………………
数日後・・・・・・
遂に到着しました。
っつ~か、前フリ凄く長いなオイ!
虫が届くトコまでの間に要らない話をし過ぎだよッ!
何で入札当時の実況まで書いてんだ俺!?
と云うワケで長くなってしまいましたがいよいよスマトラ産ゼブラノコギリの登場です!!
スマトラ島 西スマトラ州 クリンチ山
♂画像はありませんよ? 何度も言いますがこれ♀だけなんです!!
判ってるんだ。記事の冒頭で『ゼブラ』って言ってる瞬間からあなた達の目つきが。
→ →
さて、スマトラ島産のゼブラノコギリですが、分類では原名亜種であります。
原名亜種は
・大陸(ミャンマー南東部~マレー半島)
・スマトラ島、同島沖メンタウェイ諸島
・ボルネオ島(マレーシア領ボルネオ~インドネシア領カリマンタン)
・パラワン島
に分布し、ゼブラ4亜種で一番分布域が広いです(今の分類上はね…)
自分が昔飼育したのはカリマンタンのパヤン山産で、
非常に原名らしいルックスで非常に気に入っています。
流通では現在今一番多いのがパラワン島産の個体で、
去年複数のペアが入荷したのは俺の中では記憶に新しいです。
大陸産の個体は生き虫で流通してるのを見たことが無いのでそれもまた興味深いです。
亜種ごとに♂大腮の形状や縞模様が違うと云う事ですが、
今のところハッキリ言ってノブユキ(ジャワ)と原名の違いが分かりません。
文献にはそれなりに違いが説明されてはいますが、
個体差が激しいので、特に♀個体ともなると偽物をつかまされても気付きません。
一応ノブユキの♀と比べてみましたが模様に確定的な差異は見い出せませんでした。
一つだけ「?…う~ん」ときたのは、
頭部・前胸背の光沢が原名の方が弱いと思ったくらいですかね。
因みに出品元に詳しく聞いてみると、
「年に10ペアも入らない、去年も5ペアくらいだった」
とのこと。
意外と入荷あったんだ・・・5ペアも入ってたんだ・・・
と云うのが実直な感想です。
いつも見てたけどスマトラ産見かけなかったけどなぁ・・・
オークション出さずに他の業者に卸してたのかな?
ま、そんなワケで無事届いたのですが
力もそこそこあって元気はあるんですけど、若干動きに鈍さが感じられました。
もしかしたらちょっとこの先キテるかも(汗)
と云うことで到着した当日に産卵セットを組む事にしました。
(到着後すぐセット組むなんて随分久しぶりだなぁ)
マットは今回初めて使うメーカーの物。
微粒子(ムラ無し)でちょっと発酵が浅め。これがどう転ぶか……
少量でもいいからちゃんと産んでもらって是非ともスマトラ産♂が見てみたいです。
気合入ってる虫の割りにはセットが地味ですよね(嘲笑)
再入荷した在庫 1種類
全ての在庫 35種類
本日の 日昆の名言