戻れぬ一歩 [〆チュウゴククロツヤシカ (台湾亜種)]
先日組んだディディエールですが、
まずはゼリーにガッついたのですがその後ちょっと怪しい雲行きっぽいです。
生活態度が「老後」です。
体重も妙に軽かったし、ハズレなのかなぁ…
さて、我が家のシカクワはもう一種だけセットを組んでいるヤツが居ります。
それが、本日の主役・ザウテルクロツヤシカです。
ちょっと前に、気合をかけてマットを微粒子に砕いてまで臨んだ勝負のセットでしたが…
お~見た感じちょっと色々動き回った感はありますねぇ…
セット中も♀は結構潜ってばかりだったので期待が高まります。
早速埋め込んだ材を取り出してみると…
アラっ!?
産卵痕が少ない。
散々動き回ってたったのこれか?
いやな予感しかしないんだけど(焦)
数少ない産卵痕を慎っ重~に暴いていくと………………………………………! ! ! ! !
たっ…卵が
無いぃぃぃぃ…
↑↑の画像のど真ん中が卵室なのですが、
綺麗に卵だけが無い状態です。
材には計2~3ヶ所の産卵痕(卵室)がありましたがどこも同じ状況でした。
セットするとき、♀の体重が完全に軽かったので嫌な予感はしていたのですが
やはり予感は的中してしまいました。
やっぱり、この手のグループのクワガタは体内で新たに卵が作られる事は無いのでしょうね。
(今さらな感想ですな↑↑)
そのくせ
想像妊娠した割り出し後に回収した♀。
去年の7月入荷個体のくせに♂と共に元気です。
♀の動きは去年から一貫して遜色ないですが、
ちょくちょく電池が切れたようにピタっと固まっています。
♂はなんだか「ここからが俺の本当の力だぜ」みたいな感じなんですが遅せーよ。
コレはもう本当にザウテル終了になりますね。
かと思った
ここ最近この画↑↑多いな!!!!!
ぃヨッシャ来たァア゛ア゛ア゛!!!!!!!!!!!!!
なんかもう…やること早くて逆に冷めます??
元々居る方の産地ラベルは『新竹懸』だけですが
今回の個体は『新竹懸 尖石郷』でさらにクリア。そこが助かります。
まぁ多分どちらも実質は同じ場所で採れたのだと思います。
新竹懸の尖石郷と言えば、昔からザウテルのポイントとして有名な場所です。
最近は現地では採集が事情で難しくなっているようですね。
♂を比べてもこの差。 言葉が出ないんだぁ。
今回は♀も豪華に2頭もきております。
と言っても、
中央・左が今回仕入れた♀ですが、大きいです。
そして、体重も違います。
量ってみると、既存の♀が1gで今回の♀が1.8g、1.9gでした。
わずか1g以内の差ですが、持ってみるとだいぶ違います。
次回のセットに向けて、現在は保温中です。
今のところシカは惨敗続きなのでこれはもう失敗は許されないですね。
ほぼ全滅じゃねーか!!
まずはゼリーにガッついたのですがその後ちょっと怪しい雲行きっぽいです。
生活態度が「老後」です。
体重も妙に軽かったし、ハズレなのかなぁ…
さて、我が家のシカクワはもう一種だけセットを組んでいるヤツが居ります。
それが、本日の主役・ザウテルクロツヤシカです。
ちょっと前に、気合をかけてマットを微粒子に砕いてまで臨んだ勝負のセットでしたが…
お~見た感じちょっと色々動き回った感はありますねぇ…
セット中も♀は結構潜ってばかりだったので期待が高まります。
早速埋め込んだ材を取り出してみると…
アラっ!?
産卵痕が少ない。
散々動き回ってたったのこれか?
いやな予感しかしないんだけど(焦)
数少ない産卵痕を慎っ重~に暴いていくと………………………………………! ! ! ! !
たっ…卵が
無いぃぃぃぃ…
↑↑の画像のど真ん中が卵室なのですが、
綺麗に卵だけが無い状態です。
材には計2~3ヶ所の産卵痕(卵室)がありましたがどこも同じ状況でした。
セットするとき、♀の体重が完全に軽かったので嫌な予感はしていたのですが
やはり予感は的中してしまいました。
やっぱり、この手のグループのクワガタは体内で新たに卵が作られる事は無いのでしょうね。
(今さらな感想ですな↑↑)
そのくせ
去年の7月入荷個体のくせに♂と共に元気です。
♀の動きは去年から一貫して遜色ないですが、
ちょくちょく電池が切れたようにピタっと固まっています。
♂はなんだか「ここからが俺の本当の力だぜ」みたいな感じなんですが遅せーよ。
コレはもう本当にザウテル終了になりますね。
かと思った
次の瞬間!!!!
ここ最近この画↑↑多いな!!!!!
ぃヨッシャ来たァア゛ア゛ア゛!!!!!!!!!!!!!
なんかもう…やること早くて逆に冷めます??
元々居る方の産地ラベルは『新竹懸』だけですが
今回の個体は『新竹懸 尖石郷』でさらにクリア。そこが助かります。
まぁ多分どちらも実質は同じ場所で採れたのだと思います。
新竹懸の尖石郷と言えば、昔からザウテルのポイントとして有名な場所です。
最近は現地では採集が事情で難しくなっているようですね。
♂を比べてもこの差。 言葉が出ないんだぁ。
今回は♀も豪華に2頭もきております。
と言っても、
それはなんの余裕にもならないのはもう十分知っていますが
何か?
中央・左が今回仕入れた♀ですが、大きいです。
そして、体重も違います。
量ってみると、既存の♀が1gで今回の♀が1.8g、1.9gでした。
わずか1g以内の差ですが、持ってみるとだいぶ違います。
次回のセットに向けて、現在は保温中です。
今のところシカは惨敗続きなのでこれはもう失敗は許されないですね。
今年のシカリベンジリスト
1.アマミ
2.タイワン
3.ディディエール
4.カワノイ
5.チュウゴク
6.ペロッティ
7.ザウテル
8.オーベルチュール
ほぼ全滅じゃねーか!!
淘汰の果てに… [〆デキピエンスノコギリ]
お晩です、ネタは溜まっているのですが
まとまっていない&書く時間が無いで焦り気味です。
さて、昨日は
セッティングを延ばし延ばしにしていたノコギリ2種ようやく手をつけました。
そのノコギリ2種とは、
・デキピエンスノコギリ
・ルマウィノコギリ
同時進行でセットを作りましたのでサクサクっと紹介を。
まず、今回の仕様は、
【ケース】・・・・Beケース 中
【マット】・・・・・月夜野きのこ園製 くわMat
【産卵木】・・・・クヌギ椎茸ホダ木 直径13cm(皮を除くと12cm)
【エサ】・・・・・・KBファーム製 プロゼリー
最近俺の中ではくわMatの株が段々下がっているのですが、
他に適した熟度のマットが無かったのでモヤモヤしながら作業をしましたね。
また、今回は材を使用。
デキピは主に材メインで産卵するし、ルマウィも材への産卵も有力。
デキピに対しては、材は特に重要なので長さは15cm程に切り、
ルマウィに対してはマットも有効なので材自体は8cm程度の長さとしました。
因みに今回使う材ですが、
家に置いてあるまだ未カットの材から新たに今回使用するための材を探しまして、
見事『当たり』の朽ち具合のモノが出てきて使う事にしました。
(それまでは一度手をつけた材を、使いきるまで切り続けておりました)
直径13cmのクヌギでこれだけ軟らかい椎茸ホダ木と云うのは自身は初めてです。
このぐらいの太さだったら絶対このドライバーは最後まで突き刺さらないはずですからね。
さらに今回、材を使用するにあたってちょっと試してみようと、やってみた事があります。
それは・・・・・・
あえて樹皮を残す!!!!
自分はいつも樹皮は全て取り除いてセットに入れるのですが、
材のコンディションの維持の面、
ルリの採集で意外と樹皮の裏とかから産卵痕が見つかった事(+生存率の高さ)など
色々考えてみたところこれに至りました。
皆さんの中には結構樹皮を剥がないと云う人もいるのでしょうが
ウチでは意外とやってこなかったポイントです。
さて、そんな材をマットでほとんど埋めました。
↑↑こちらがデキピのセット↑↑
↑↑こちらがルマウィのセット↑↑
マットの水分量ですが、
デキピは下部:適度、上部:ほぼ無加水(マットに材の余水を吸ってもらうため)、
ルマウィは下部:適度、上部:少々多め(作業場が少々暗くてちょいミスった)。
さて、セットする生体の方ですが、
デキピの方は、去年♂♀共に普通型と黒化型の両方が出てきたのですが、
なんだかんだで普通型の個体が途絶え、
黒化型が僅か1ペアしか残っておりません。
ま、俺のいつものパターンですよ(恥)
数週間コバシャのタイニーでペアリングをしていました。
♀殺しがあるのでグルーガンや輪ゴムで縛っていたのですがすぐ外してしまいました。
(俺が下手なばっかりに・・・まぁセット投入まで♀殺し起きなかったからまぁいいや~)
次に、ルマウィの方ですが、先日の1頭目に続き2頭目となります。
前回セットした♀に使ったマットが1次発酵マットだったので、
保険の意味も含めマットの選択を変えて今回のセットに臨んだのですが
いざ投入するべ~ と、♀を取り出してみたら・・・
脚が全部欠損&麻痺 ヒィィィィィ~~~~(汗)
まとまっていない&書く時間が無いで焦り気味です。
さて、昨日は
セッティングを延ばし延ばしにしていたノコギリ2種ようやく手をつけました。
そのノコギリ2種とは、
・デキピエンスノコギリ
・ルマウィノコギリ
同時進行でセットを作りましたのでサクサクっと紹介を。
まず、今回の仕様は、
【ケース】・・・・Beケース 中
【マット】・・・・・月夜野きのこ園製 くわMat
【産卵木】・・・・クヌギ椎茸ホダ木 直径13cm(皮を除くと12cm)
【エサ】・・・・・・KBファーム製 プロゼリー
最近俺の中ではくわMatの株が段々下がっているのですが、
他に適した熟度のマットが無かったのでモヤモヤしながら作業をしましたね。
また、今回は材を使用。
デキピは主に材メインで産卵するし、ルマウィも材への産卵も有力。
デキピに対しては、材は特に重要なので長さは15cm程に切り、
ルマウィに対してはマットも有効なので材自体は8cm程度の長さとしました。
因みに今回使う材ですが、
家に置いてあるまだ未カットの材から新たに今回使用するための材を探しまして、
見事『当たり』の朽ち具合のモノが出てきて使う事にしました。
(それまでは一度手をつけた材を、使いきるまで切り続けておりました)
直径13cmのクヌギでこれだけ軟らかい椎茸ホダ木と云うのは自身は初めてです。
このぐらいの太さだったら絶対このドライバーは最後まで突き刺さらないはずですからね。
さらに今回、材を使用するにあたってちょっと試してみようと、やってみた事があります。
それは・・・・・・
あえて樹皮を残す!!!!
自分はいつも樹皮は全て取り除いてセットに入れるのですが、
材のコンディションの維持の面、
ルリの採集で意外と樹皮の裏とかから産卵痕が見つかった事(+生存率の高さ)など
色々考えてみたところこれに至りました。
皆さんの中には結構樹皮を剥がないと云う人もいるのでしょうが
ウチでは意外とやってこなかったポイントです。
さて、そんな材をマットでほとんど埋めました。
↑↑こちらがデキピのセット↑↑
↑↑こちらがルマウィのセット↑↑
マットの水分量ですが、
デキピは下部:適度、上部:ほぼ無加水(マットに材の余水を吸ってもらうため)、
ルマウィは下部:適度、上部:少々多め(作業場が少々暗くてちょいミスった)。
さて、セットする生体の方ですが、
デキピの方は、去年♂♀共に普通型と黒化型の両方が出てきたのですが、
なんだかんだで普通型の個体が途絶え、
黒化型が僅か1ペアしか残っておりません。
ま、俺のいつものパターンですよ(恥)
数週間コバシャのタイニーでペアリングをしていました。
♀殺しがあるのでグルーガンや輪ゴムで縛っていたのですがすぐ外してしまいました。
(俺が下手なばっかりに・・・まぁセット投入まで♀殺し起きなかったからまぁいいや~)
次に、ルマウィの方ですが、先日の1頭目に続き2頭目となります。
前回セットした♀に使ったマットが1次発酵マットだったので、
保険の意味も含めマットの選択を変えて今回のセットに臨んだのですが
いざ投入するべ~ と、♀を取り出してみたら・・・
脚が全部欠損&麻痺 ヒィィィィィ~~~~(汗)
材産卵は絶望か…
小粒にデビュー [〆青森県産 マダラクワガタ]
さて、今日の内容はちょっとだけ前のモノです。
去年採集して持ち帰ってきたマダラクワガタの幼虫、
90ccカップに10頭くらいをまとめて投入して20℃以下で管理しておりましたが、
先月カップ底に見えていた蛹が羽化しました。
そしてその数週間後には
一番最初に羽化した個体が蛹室を壊していたのを確認。
全部は見えていないけど
一応10頭の幼虫が居るので、他の幼虫(か蛹)が早期羽化した個体に傷つけられない内に
救出の意味も含めて取り出してみることにしてみました。
最初の頃は、カップ満タンに赤枯れフレークを入れていたのに
こんなにも減っております。
日本最小と言えども10頭集まればこれだけ減ってくれるもんなんですねぇ…
アレっ!!? なんか居る!!! つか出て来てる!!!?
おお~~なんと小さき事かな。
破格のサイズですね。ほとんどダニと変わらないですな(笑)
さらに、カップの中身を全部出してみると…
予想では、当初の半分くらいに数が減っているであろうと思っていましたが、
全頭生存。(〇枠内)無駄に素晴らしいですね。
普通『クワガタ』の幼虫が90ccに10頭も入ったとしたら血沸き肉躍るところですが、
流石は国内最小なだけはありますね。
この時点で出てきたのは成虫:6 幼虫:1 前蛹:2 蛹:1。
蛹。 ご覧の通り羽化間近で、上翅は既にマダラの毛束が浮き出ています。
なんかクリオネみたい(爆)
成虫以外をもう一回赤枯れフレークに戻し、
成虫は違うカップに移す事にしましたが…
成虫って何食べるんだろう?
試しにリンゴを与えてみましたが数日たっても興味を見せる素振りもありません。
調べてみると柑橘系果実で観察例があったようですが…
成虫はたまに地上に出て来たりするのですが、
♂が♀の上に「おんぶ」される状態がしばらく観察できました。まぁ交尾でしょうね。
因みにですが、成虫は飼育していても、ちょっとした振動で疑死行動に入り
全く動かなくなるので見ていて非常につまらないです
(ツゥカ、モトモト飼育向キジャナイシナ…)
炎天下を飛び回るマグソとは天地の差です。
まぁだけど、老眼になる前にこうした極小種を拝めて良かったかな…(慰めのつもり…)
あぁ。なんか・・・
クワガタって何だったっけ??
去年採集して持ち帰ってきたマダラクワガタの幼虫、
90ccカップに10頭くらいをまとめて投入して20℃以下で管理しておりましたが、
先月カップ底に見えていた蛹が羽化しました。
そしてその数週間後には
一番最初に羽化した個体が蛹室を壊していたのを確認。
全部は見えていないけど
一応10頭の幼虫が居るので、他の幼虫(か蛹)が早期羽化した個体に傷つけられない内に
救出の意味も含めて取り出してみることにしてみました。
最初の頃は、カップ満タンに赤枯れフレークを入れていたのに
こんなにも減っております。
日本最小と言えども10頭集まればこれだけ減ってくれるもんなんですねぇ…
アレっ!!? なんか居る!!! つか出て来てる!!!?
おお~~なんと小さき事かな。
破格のサイズですね。ほとんどダニと変わらないですな(笑)
さらに、カップの中身を全部出してみると…
予想では、当初の半分くらいに数が減っているであろうと思っていましたが、
全頭生存。(〇枠内)無駄に素晴らしいですね。
普通『クワガタ』の幼虫が90ccに10頭も入ったとしたら血沸き肉躍るところですが、
流石は国内最小なだけはありますね。
この時点で出てきたのは成虫:6 幼虫:1 前蛹:2 蛹:1。
蛹。 ご覧の通り羽化間近で、上翅は既にマダラの毛束が浮き出ています。
なんかクリオネみたい(爆)
成虫以外をもう一回赤枯れフレークに戻し、
成虫は違うカップに移す事にしましたが…
成虫って何食べるんだろう?
試しにリンゴを与えてみましたが数日たっても興味を見せる素振りもありません。
調べてみると柑橘系果実で観察例があったようですが…
成虫はたまに地上に出て来たりするのですが、
♂が♀の上に「おんぶ」される状態がしばらく観察できました。まぁ交尾でしょうね。
因みにですが、成虫は飼育していても、ちょっとした振動で疑死行動に入り
全く動かなくなるので見ていて非常につまらないです
(ツゥカ、モトモト飼育向キジャナイシナ…)
炎天下を飛び回るマグソとは天地の差です。
まぁだけど、老眼になる前にこうした極小種を拝めて良かったかな…(慰めのつもり…)
あぁ。なんか・・・
クワガタって何だったっけ??
繋がるのか? 繋げましょう!! [〆ポルテリータテヅノ]
15日(日)
この日、久々となるカブトのブリードに挑む事になりました。
主役は勿論、ポルテリータテヅノカブト。
カブトムシではコイツしか成虫居ないしねぇ~
久しぶりにカブトのブリードと云うことで
少々感覚が掴めずいつも以上に不安なんですが、
取り敢えずカブトマットを購入。
今回は、これまでいつも使用していた月夜野やきのこの山とは
違うメーカーのものにしてみました。
説明によるとどうやら、
羽化サイズはあまり伸びないようで幼虫飼育ではあまり希望は持てないようですが
産卵に対しては各種に対しかなりの効果が望めるようです。
ケースはマルカンのワイドビュー特大(容量22リットル)
大型カブトの産卵ケースとしては我が家では一番大きい物です。
衣装ケースはまぁ使いたいっちゃぁ使いたいけど…
温室にそんな余裕は無い!
マットをケースに入れていきますが、取り敢えず約19cm程でいいかと…
圧し詰め具合については、
「堅めないようにした」だの「ガチ詰めにした」だの情報が錯綜してワケが分からないので
取り敢えず半分量だけ掌で軽く圧縮をかける程度にしました。
また、水分量はカブトマットと云う事だけはあるので
加水は大分控えめにしてみました。
ただ、マット自体はガス抜きしていないという点が
俺らしく詰めが甘いんですよね
(↑上手い!)
(↑いや下らない!)
主役の♀。
親虫自体はかなり前に成熟していて、ペアリングもだいぶ前からしていたんですが、
適期は逃してしまいました。
クワガタはウチの場合、
未成熟(個別管理)
↓
成熟して活発化(個別管理)
↓
2・3週間~2ヶ月後 ペアリングへ(同居飼育)
↓
2週間~1ヶ月後 産卵セット
という延ばし延ばしの展開にしてしまう傾向にあります。
成熟後の寿命が長いクワガタのような虫ならまだこれでも大丈夫っちゃぁ大丈夫ですが
(とは言ってもキクロetcならアウトですが…)
短期決戦であるカブト類だと当然これでは累代も非常に危ういでしょう。
上記の展開で行くと、成熟後最長3ヶ月もほったらかしになるワケですからね。
この♀個体に関しては、3月の終わりにはもう成熟していたワケですしね。
動きも成熟直後暫くはケースをガリガリ引っ掻いて五月蠅いほどでしたが
♂と長い間同居させていたせいか今では勢いも失せ、落ち着きだしました。
自業自得ですが、大丈夫だろうかとかなりの不安を抱えつつ♀を投入し、
23~24℃の温室へ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
セット後、♀はしばらくして潜り出しました。
それからも時折ケースを覗いてみますが、
♀は地上に出ることなくマットに潜ったままのようで、その点は問題無さそうです。
しかし、ケースの側面・底面を覗いてみても一向に卵が見えてこないのです。
ここで嫌な予感がしてきました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
28日(土)
クワガタでセットを組んだ場合、
いつもなら幼虫回収を目標に2ヶ月(以上)セットを置いておくのですが、
今回はセッティング当初から決めていた事があります。
それは、セット後短期割り出し
昔からカブトの卵管理に自信が無い自分にとっては今までやってこなかった方法です。
しかし、カブトで100頭割り出しとかされているブリーダーなんかだと、
セット後1週間前後で割り出す作業を繰り返すという方法を取り入れていることも多いので
カブトの苦手な自分が少しでも累代成功率を上げるために自分もやってみることにしました。
(万年初心者だな俺)
と、そのその前に 作業を行うために無くてはならない道具も買っておきました。
とろ舟です。 (ぬ~ん…)
今まで自分は、割り出しと言うと新聞紙を下に敷いてやっていたんですね。
新聞紙を敷くやり方だと、
作業後の処理が簡単ではあるのですが
・マット量が多いと最後の処理時に破けてしまう
・平面なのでマットが散らかる(逆に言うとマットをあまり広げられない)
というリスクもあるワケです。
・マット量が多い
・またマットをケースに戻す
という点からも、今回のコレは非常に重要です。
早速ケースの中身を出してみます。
マットには♀があちこち潜行した穴ぼこがついていますが
上層部にはやはり卵なんてありゃしない…
しかもマットを触っていて分かった事がありました。
ぁ、温かい!!!!
再発酵している!!!!
異常というレベルではないですが、
温度計を差し込むと少々冷めてきてはいるものの25~26℃程。
温室中だったら30℃近かったのではないでしょうか…
ここにきてガス抜きしなかった報いを受ける羽目となってしまいました(悲)
また、マット中から♀も出てきました。
中脚のフ節が一本切れてしまいましたが、まぁまぁ元気でした。
しかし、持ってみると…
か、軽いゾおまい!!
明らかに減量に成功したとでも言いたげな違いです。
コレはつまり…そうなのか? そういうことなのか!?
続いて♀の潜行痕が多数残るマット下部をひっくり返してマットを割っていくと…
ワッショーイ 来ました卵!!!!
望みが無かったと思っていましたが意外といい方向に転んでくれました。
その後も少しずつではありますが着実に卵の数が増えていきます。
いかにも『今産んだ』というようなものも多めですが、
しっかり膨らんでいるものもいくつかあるので無精卵ではなさそうです。
産卵結果はというと。
20個
セット後丁度2週間でこれだけ出れば良い方でしょうかね~
再発酵していただけあって、
画像の他には腐った卵もありました。(落として割ってしまったのもありますが…)
それも含めるとおおよそ30個ぐらいですかね。
最盛期を過ぎていると云うことも考えると、
この♀個体はもうこのペースで産む事はまず考えられないでしょうね…軽かったし。
ということで今度は、待機させていたもう一頭の♀個体を投入する事にしました。
しかしこちらも時期を逃したせいか元気が無い。
と言うか『死ぬんじゃないか??』と思うくらい動きが悪くなっています。
なんかもう、2回目のセットは絶望的なんですけど。
因みに、卵はある程度固めに詰めた部分から出てきたので
2回目のセットは底半分をガチ詰めにする事にしてみました。
ただ、マットの「適度な固さ」と云うのは容積によって変わるのかも知れません。
♀を2頭投入してみましたが
投入直後の動向は全く対照的でした。
因みに、この後様子を見てみると意外な事に2頭目の♀も潜っておりました。
割り出した卵ですが、カップだとゴホンヅノの時みたいに
壊滅状態になりそうな気がして怖かったので
コバシャのタイニーにマットを詰めて管理する事にしました。
え!? 手前の♂最近死にましたけど何か?
この日、久々となるカブトのブリードに挑む事になりました。
主役は勿論、ポルテリータテヅノカブト。
カブトムシではコイツしか成虫居ないしねぇ~
久しぶりにカブトのブリードと云うことで
少々感覚が掴めずいつも以上に不安なんですが、
取り敢えずカブトマットを購入。
今回は、これまでいつも使用していた月夜野やきのこの山とは
違うメーカーのものにしてみました。
説明によるとどうやら、
羽化サイズはあまり伸びないようで幼虫飼育ではあまり希望は持てないようですが
産卵に対しては各種に対しかなりの効果が望めるようです。
ケースはマルカンのワイドビュー特大(容量22リットル)
大型カブトの産卵ケースとしては我が家では一番大きい物です。
衣装ケースはまぁ使いたいっちゃぁ使いたいけど…
温室にそんな余裕は無い!
マットをケースに入れていきますが、取り敢えず約19cm程でいいかと…
圧し詰め具合については、
「堅めないようにした」だの「ガチ詰めにした」だの情報が錯綜してワケが分からないので
取り敢えず半分量だけ掌で軽く圧縮をかける程度にしました。
また、水分量はカブトマットと云う事だけはあるので
加水は大分控えめにしてみました。
ただ、マット自体はガス抜きしていないという点が
俺らしく詰めが甘いんですよね
(↑上手い!)
(↑いや下らない!)
主役の♀。
親虫自体はかなり前に成熟していて、ペアリングもだいぶ前からしていたんですが、
適期は逃してしまいました。
クワガタはウチの場合、
未成熟(個別管理)
↓
成熟して活発化(個別管理)
↓
2・3週間~2ヶ月後 ペアリングへ(同居飼育)
↓
2週間~1ヶ月後 産卵セット
という延ばし延ばしの展開にしてしまう傾向にあります。
成熟後の寿命が長いクワガタのような虫ならまだこれでも大丈夫っちゃぁ大丈夫ですが
(とは言ってもキクロetcならアウトですが…)
短期決戦であるカブト類だと当然これでは累代も非常に危ういでしょう。
上記の展開で行くと、成熟後最長3ヶ月もほったらかしになるワケですからね。
この♀個体に関しては、3月の終わりにはもう成熟していたワケですしね。
動きも成熟直後暫くはケースをガリガリ引っ掻いて五月蠅いほどでしたが
♂と長い間同居させていたせいか今では勢いも失せ、落ち着きだしました。
自業自得ですが、大丈夫だろうかとかなりの不安を抱えつつ♀を投入し、
23~24℃の温室へ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
セット後、♀はしばらくして潜り出しました。
それからも時折ケースを覗いてみますが、
♀は地上に出ることなくマットに潜ったままのようで、その点は問題無さそうです。
しかし、ケースの側面・底面を覗いてみても一向に卵が見えてこないのです。
ここで嫌な予感がしてきました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
28日(土)
クワガタでセットを組んだ場合、
いつもなら幼虫回収を目標に2ヶ月(以上)セットを置いておくのですが、
今回はセッティング当初から決めていた事があります。
それは、セット後短期割り出し
昔からカブトの卵管理に自信が無い自分にとっては今までやってこなかった方法です。
しかし、カブトで100頭割り出しとかされているブリーダーなんかだと、
セット後1週間前後で割り出す作業を繰り返すという方法を取り入れていることも多いので
カブトの苦手な自分が少しでも累代成功率を上げるために自分もやってみることにしました。
(万年初心者だな俺)
と、そのその前に 作業を行うために無くてはならない道具も買っておきました。
とろ舟です。 (ぬ~ん…)
今まで自分は、割り出しと言うと新聞紙を下に敷いてやっていたんですね。
新聞紙を敷くやり方だと、
作業後の処理が簡単ではあるのですが
・マット量が多いと最後の処理時に破けてしまう
・平面なのでマットが散らかる(逆に言うとマットをあまり広げられない)
というリスクもあるワケです。
・マット量が多い
・またマットをケースに戻す
という点からも、今回のコレは非常に重要です。
早速ケースの中身を出してみます。
マットには♀があちこち潜行した穴ぼこがついていますが
上層部にはやはり卵なんてありゃしない…
しかもマットを触っていて分かった事がありました。
ぁ、温かい!!!!
再発酵している!!!!
異常というレベルではないですが、
温度計を差し込むと少々冷めてきてはいるものの25~26℃程。
温室中だったら30℃近かったのではないでしょうか…
ここにきてガス抜きしなかった報いを受ける羽目となってしまいました(悲)
また、マット中から♀も出てきました。
中脚のフ節が一本切れてしまいましたが、まぁまぁ元気でした。
しかし、持ってみると…
か、軽いゾおまい!!
明らかに減量に成功したとでも言いたげな違いです。
コレはつまり…そうなのか? そういうことなのか!?
続いて♀の潜行痕が多数残るマット下部をひっくり返してマットを割っていくと…
ワッショーイ 来ました卵!!!!
望みが無かったと思っていましたが意外といい方向に転んでくれました。
その後も少しずつではありますが着実に卵の数が増えていきます。
いかにも『今産んだ』というようなものも多めですが、
しっかり膨らんでいるものもいくつかあるので無精卵ではなさそうです。
産卵結果はというと。
20個
セット後丁度2週間でこれだけ出れば良い方でしょうかね~
再発酵していただけあって、
画像の他には腐った卵もありました。(落として割ってしまったのもありますが…)
それも含めるとおおよそ30個ぐらいですかね。
最盛期を過ぎていると云うことも考えると、
この♀個体はもうこのペースで産む事はまず考えられないでしょうね…軽かったし。
ということで今度は、待機させていたもう一頭の♀個体を投入する事にしました。
しかしこちらも時期を逃したせいか元気が無い。
と言うか『死ぬんじゃないか??』と思うくらい動きが悪くなっています。
なんかもう、2回目のセットは絶望的なんですけど。
因みに、卵はある程度固めに詰めた部分から出てきたので
2回目のセットは底半分をガチ詰めにする事にしてみました。
ただ、マットの「適度な固さ」と云うのは容積によって変わるのかも知れません。
♀を2頭投入してみましたが
投入直後の動向は全く対照的でした。
因みに、この後様子を見てみると意外な事に2頭目の♀も潜っておりました。
割り出した卵ですが、カップだとゴホンヅノの時みたいに
壊滅状態になりそうな気がして怖かったので
コバシャのタイニーにマットを詰めて管理する事にしました。
え!? 手前の♂最近死にましたけど何か?
終わりは近いですな…