大量絶滅期 ~ウチの子たちはどこへ行ったの?~ [ゼブラノコギリ (原名亜種)]
いつからだろうか、
外玄関には家の中での居場所をなくし追いやられたオッサンの如く、
ヘラクレス・リッキーの亡骸が放置されて飾られている。
毎日死ぬほど(まぁ死んでるわけだが)直射日光と云う名の殺虫光線を浴び
いつの間にか白骨化していた(使い方としては間違ってはいないはず)
原名亜種の古い標本なんかでも翅が青く変色しているヤツがあるが、
WILD生体でたまに見つかるブルー個体は一体何が不満で青くなったのだろうか?
昔一度原名亜種を使って
半月費やしてお手軽ブルーヘラクレスを作出したことがあるが、
まさかWILDブルーのヤツらも
南米リゾートでクリーム塗って寝そべっていたワケではないだろう。
まぁ強制的に強い紫外線を当てれば体表面の劣化が起こるのでこれは有り得ないが。
さて今夜はこのところ起こっている我が家の飼育種の絶滅お品書きを著そうと思う。
俺の中ではこれを『自然淘汰』と云うことにしておく。
その① カネギエーテルノコギリ
先日最後の成虫♂が死亡。
これにて全てのスマトラ産カネギが絶える事となる。
「さらばスマトラよ、次はマレーにするよ」
その② パラワンヒラタ
先日唯一の個体が死亡。
パラワンはまぁ大きさに魅かれて手を出したのだが、
やはり食費が嵩むのでと云う一方的な理由で累代停止決定。
ドルクスはやはり思い入れが無いと熱が冷めてしまうようだ。
その③ デキピエンスノコギリ
セット中から何か雰囲気が宜しくなかった。
産卵セットを開けてみたが何も居なかった。
ペアリングまでは完璧だったのだが、どうしたものか。
個人的な手応えとして縁アリ♀より黒♀の方が産ませにくい。
次ブリする時は多数の飼育個体を用意せねばなるまいて。
その④ フィナエメタリフェルホソアカ
これで何度目だろう???
またしても卵が採れなかった。
フィナエばっかりは何度やっても上手くいかないのであるが、
当てつけだろうか???
フィナエは本当に産卵だけはどうにもいかないが
幼虫飼育は好きなのだ。
しかし自分のセットで産ませないとやる気にならない。
俺って随分ワガママな飼育者だな。
その⑤ ルマウィノコギリ
まさかの2セット全敗。
どちらもセット中は卵が見えていたのだが腐ってしまった。
片方1セットは確実に水分過多が原因だと思うが、
もう片方は水分も合格ラインだし意味が分からない。
まさか高温!? になった事あったか?
しかし、なんだかこのテの顔をしたノコギリ系♀はどうも相性が悪い。
(ルマウィ、デキピエンス、ブッダなど)
勿論リベンジ決定。いつになるか分からんけども…
その⑥ タランドゥスホソアカ
やってた俺自身ブログ内でどこまでいってたかよく覚えていない。
いやコレは個人的に好きなキクロなんだけども…
俺的にまるで消化出来てないというか、満足する累代さえできた事無い。
リベンジ決定。
その⑦ 原名亜種ゼブラノコギリ
これはまず出回らない産地(スマトラ島)と云うことで
色々な意味で気合を入れて産卵セットを組んだのだが、
正直なところ、「あ。 これきっとダメだわ。」と分かっていた部分もある。
入荷後すぐに作ったセット。
♀を投入したのだが、あからさまにケースの縁を歩きまわっていて、
徘徊痕がベッチリ付いていたのだ。 勿論潜らん。
そんなワケで
今度は違うセットを組んで♀を移動させてみた。 すると……
今度は材をバリバリ齧り始めた。
「おおおおおお!!!!!!! イケるイケる!!!!!!!!!」と熱くなり過ぎてしまったのがいけないのか、
結局1卵も見つからずに終わってしまった。
まあ到着した時から動きが鈍くて空♀の薫りがプンプンしてたんだけども
悲しい事に予想は当たったようだ。
カネギとパラワンはこれで区切るつもりだったので未練は無いが、
セットに失敗したヤツが多数いるワケだから何ともやるせない。
温度帯気を付けてなかったなァ~~
今年は氷を配置するための準備が遅れたからな…(と言い訳に走る俺)
かなり減ったが、
これは飼育種を絞るいい機会だったかも知れない。
だってこれから・・・・・・手を出したいヤツ沢山いるからな。
(ほんとに罪深い人間だ…)
尽きた在庫 7種類
全ての在庫 36種類
外玄関には家の中での居場所をなくし追いやられたオッサンの如く、
ヘラクレス・リッキーの亡骸が
毎日死ぬほど(まぁ死んでるわけだが)直射日光と云う名の殺虫光線を浴び
いつの間にか白骨化していた(使い方としては間違ってはいないはず)
原名亜種の古い標本なんかでも翅が青く変色しているヤツがあるが、
WILD生体でたまに見つかるブルー個体は一体何が不満で青くなったのだろうか?
昔一度原名亜種を使って
半月費やしてお手軽ブルーヘラクレスを作出したことがあるが、
まさかWILDブルーのヤツらも
南米リゾートでクリーム塗って寝そべっていたワケではないだろう。
まぁ強制的に強い紫外線を当てれば体表面の劣化が起こるのでこれは有り得ないが。
さて今夜はこのところ起こっている我が家の飼育種の絶滅お品書きを著そうと思う。
俺の中ではこれを『自然淘汰』と云うことにしておく。
その① カネギエーテルノコギリ
先日最後の成虫♂が死亡。
これにて全てのスマトラ産カネギが絶える事となる。
「さらばスマトラよ、次はマレーにするよ」
その② パラワンヒラタ
先日唯一の個体が死亡。
パラワンはまぁ大きさに魅かれて手を出したのだが、
やはり食費が嵩むのでと云う一方的な理由で累代停止決定。
ドルクスはやはり思い入れが無いと熱が冷めてしまうようだ。
その③ デキピエンスノコギリ
セット中から何か雰囲気が宜しくなかった。
産卵セットを開けてみたが何も居なかった。
ペアリングまでは完璧だったのだが、どうしたものか。
個人的な手応えとして縁アリ♀より黒♀の方が産ませにくい。
次ブリする時は多数の飼育個体を用意せねばなるまいて。
その④ フィナエメタリフェルホソアカ
これで何度目だろう???
またしても卵が採れなかった。
フィナエばっかりは何度やっても上手くいかないのであるが、
当てつけだろうか???
フィナエは本当に産卵だけはどうにもいかないが
幼虫飼育は好きなのだ。
しかし自分のセットで産ませないとやる気にならない。
俺って随分ワガママな飼育者だな。
その⑤ ルマウィノコギリ
まさかの2セット全敗。
どちらもセット中は卵が見えていたのだが腐ってしまった。
片方1セットは確実に水分過多が原因だと思うが、
もう片方は水分も合格ラインだし意味が分からない。
まさか高温!? になった事あったか?
しかし、なんだかこのテの顔をしたノコギリ系♀はどうも相性が悪い。
(ルマウィ、デキピエンス、ブッダなど)
勿論リベンジ決定。いつになるか分からんけども…
その⑥ タランドゥスホソアカ
やってた俺自身ブログ内でどこまでいってたかよく覚えていない。
いやコレは個人的に好きなキクロなんだけども…
俺的にまるで消化出来てないというか、満足する累代さえできた事無い。
リベンジ決定。
その⑦ 原名亜種ゼブラノコギリ
これはまず出回らない産地(スマトラ島)と云うことで
色々な意味で気合を入れて産卵セットを組んだのだが、
正直なところ、「あ。 これきっとダメだわ。」と分かっていた部分もある。
入荷後すぐに作ったセット。
♀を投入したのだが、あからさまにケースの縁を歩きまわっていて、
徘徊痕がベッチリ付いていたのだ。 勿論潜らん。
そんなワケで
今度は違うセットを組んで♀を移動させてみた。 すると……
今度は材をバリバリ齧り始めた。
「おおおおおお!!!!!!! イケるイケる!!!!!!!!!」と熱くなり過ぎてしまったのがいけないのか、
結局1卵も見つからずに終わってしまった。
まあ到着した時から動きが鈍くて空♀の薫りがプンプンしてたんだけども
悲しい事に予想は当たったようだ。
カネギとパラワンはこれで区切るつもりだったので未練は無いが、
セットに失敗したヤツが多数いるワケだから何ともやるせない。
温度帯気を付けてなかったなァ~~
今年は氷を配置するための準備が遅れたからな…(と言い訳に走る俺)
かなり減ったが、
これは飼育種を絞るいい機会だったかも知れない。
だってこれから・・・・・・手を出したいヤツ沢山いるからな。
(ほんとに罪深い人間だ…)
尽きた在庫 7種類
全ての在庫 36種類