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『子はいそがい』 [〆メタリフェルホソアカ (イソガイ亜種)]

前回の記事で、丸々と育った幼虫や蛹が出てきたと書いたイソガイメタリフェル。

先日、全ての幼虫が羽化し蛹室を全て自力脱出してきましたので
このタイミングで派手に新成虫のお披露目です。

今回は写真メインでいきますんで将来何かを増種する時の参考としてでも見てもらえれば。
(↑↑ブログでそんなこと言うヤツまずイタイよな…)









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さて、まずは羽化個体第1号の羽化直後の一枚です。
第1号は8月半ばに成虫デビューし、
飼育でたまにある『最初の羽化個体が最大』パターンです。
その最大が71mmで、他の個体もその辺りで最小は68mmです。

割り出し時には既に3令中期だったので「本気出せばもっと大きくできましたけど何か?」
という言い訳も出来なくもないんですが、
こういうことの「その後」って初令で割り出してきちんとマット使ったのにもかかわらず
逆にサイズアベレージが下がる、というパターンに陥ったりしますよね?

ちなみに、割り出してボトルに投入した時の体重は
6g台前半~7.4gほどだったんですが
羽化サイズを見てみると然程サイズは開かなかったな、というのが感想です。


さて、羽化して固まった素晴らしい造形美を楽しみますか~♪


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長歯型は今回が初お目見えなので軽く驚きましたが
イガイと赤味が強く出るんですね。
特に大腮は顕著。

図鑑とかで見る限りフィナエに結構似てるかも? とか感じていたんですが
まるっきり別物だと認識できますね(汗)

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ちなみに、この記事に出ている画像は1個体だけの物ではなく、
羽化不全した1頭を除く約4頭を撮っていますのでどれがどれだか分かりましぇん。


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そして判り易い(?)イソガイの特徴である、
大腮先端付近の形状もバッチリ他の亜種とは別物です。
ただ飼育品となると野外個体のような滑らかな線とは雰囲気を異にした
原名亜種並みの厳つさがガンガン感じられます。


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そして何より惚れ惚れするのが、
画像では100%伝えきれないこのサラッサラの光沢!!!!

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巷では『繊細な』とか『滑らかな』とかピンとこない意見を耳に目にしてきましたが、


いやいやいやいや!!!!!!
テッカテカですヤン!!![グッド(上向き矢印)]

世間では【メタリフェル + 光沢 = サンギレンシス】の方程式が出来上がっていますけど、
上半身だけならサンギレンシスにも肉迫出来る立派な光沢なんですよ!



イソガイ、ちょっとやっぱイイっすわァ。
メタリとくればペレメタWILDで頑なに轟沈か蜂群崩壊症候群となるばかりで
そのたびにメタリとはもうやってけねーと幾度となく思いあぐねさせられますが
今はひとまずイソガイに救われたような気がします。
(次世代採ってから言う話なんだけどもな)

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一瞬、

『全亜種を出来るだけ飼育種として増やしたいなァァ…』なんて想いも過ぎったんですけど…

「モロタイ亜種の生き虫を手にする事は難しい」とか云う心配の前に、

フィナエが満足にブリード出来ないことが一番の難題であることに我ながら恥ずかしくなる…

やっぱやめよ… それよりならまずゼブラ全亜種とシカコンプだな……



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