秋の終わりのクワガタ採集 [日昆 採集記 【2011年】]
「クワガタ(カブトムシ)」趣味の人達は『始り』は大体、
大きく分けて【採集】【飼育】【標本】の3通りに分けられ
今現在いい歳になっている方では大概が、今よりずっと自然豊かな時代に
【採集】からこの趣味を始めている(又は原点になっている)でしょうし、
子供の遊びでそういった機会や文化が薄れてきた昨今では
ホームセンターやデパートで売り物を買ってもらって【飼育】から始める人も多いでしょう。
勿論【標本】集めから入った人もいると思いますが、
チョウやコガネムシなど他の昆虫ならまだしも、
カブクワに関していきなり死虫を買いだす人は割合でみると非常に少ないでしょう。
大概が採集・飼育から経由して標本も作りはじめたり、
他虫の趣味からの流れではじめることが大多数だと思います。
で自分はですが、
【飼育】から始まった趣味であり【採集&標本】もその後になって始めたんですが…
特に標本に関しては、今まで飼育した虫(つまり外国産に限定されてきたワケです)のみ
死んだら展足して標本箱に納めるという流れをとってきてまして、
採集したクワガタも逃がすか飼い殺しにして(言い方が悪いな…)終了してたワケですが…
採集で「お!これはいいサイズだな」とか「ふーん、ここで採れるんだ」とか
思う内に標本も集めようかな、と考えるようになりまして…
今年から本格的にクワガタを酢エチで〆るコレクションすることにしました。
標本を集めるとしても、何でもかんでも。なんて金があるわけでもないし、
基本的に青森県のクワガタを集めることにしたんですね。
・地元地区のクワガタ
・オオクワガタ
・コクワガタ
・ヒメオオクワガタ
・アカアシクワガタ
・スジクワガタ
・ノコギリクワガタ
・ミヤマクワガタ
・オニクワガタ
・ルリクワガタ
・ツヤハダクワガタ
・マダラクワガタ
・マグソクワガタ
これでそれぞれ箱を作っていこうと決め、
コンセプトとしては『ラベル重視』でやってみようかということで、
行けるだけ県内各地の個体を集めてみたいと思うんですね。
県内産クワガタ全12種類の内、
個人的に難航しそうなのはオオクワとヒメオオとツヤハダなんですが…
先日、ファーブルハウスの某店長に、(もはや「某」じゃねぇぇ――)
「そろそろシーズン終わっちゃうから行った方がいいよ」と出撃命令が下ったので、
勢いのままに未だ満足な採集が出来た試しが無いヒメオオクワガタに
今一度挑戦することにしました。
今までヒメオオは、
初めて採れたのがこの近所の路上で拾った(笑)♀
場所柄もあってこれは完全に偶然ですな(笑)
2度目の採集は今年、夜間採集中ミズナラにやってきた
産卵を終えた♀。
この2頭は『採った 』と言うよりはほぼ完全に『採れた 』と言う方が正しいです。
だからずっと自分の手で「採る(特に♂とか)」事を夢見てきた……
…と云うことを前提に、
採集記を久し振りに書きます(ヌ~~ン)
朝出発、流石に10月半ばともなると寒い。
取り敢えず各地のポイントを見回っていく……
古い齧り痕や新しい齧り痕を見極め探りを入れながらヒメオオの姿を探していく。
そしてあるポイントに入ったところで、
遂にその瞬間はやってきました。
遂に姿を現しやがったか!!!!!
ではここで………
Q.どこに居るでしょーか!!?
(画像クリックで拡大できます)
シンプルに近写したのでどこにいるか判りやすいですね。
答えは →こちらをクリック。
丁度低い木を登っている最中で目線よりちょっと高い位置に居ました。
念願の♂に静かに感動します。
それでも店の中で結構な数をいっぺんに見てるので
悲しい事に衝撃はまるでありませんでしたが
シーズン終盤にしてはまあまあ大きい個体のようです。
道を進むと、さらにまたまた♂を発見! !
Q.どこにいるでしょーか!!?
(画像クリックで拡大できます)
さっきよりは遠いです(画像荒くてスイマセンね)
答えは →こちら。
しかしこの個体は下に落としてしまい、
最終的に自分のモノにはなりませんでした。
色々な種類の木をかじっているのを確認できたのですが、
個人的に驚いた事はブナの幼木にまで齧り痕があった事でした。
さて、この後も長々とやっていたんですが
以下割愛。
帰ってきました。
さて、家に帰って来て
しばらく採集した♂をじぃ―――――と見て悦に入っていました。
ああ、なんともウットリしてしまう造形です。
今回幸運だったのが、
シーズン終盤で初めて「採った」ヒメオオ♂が欠けや擦れも無い完品だった事。
よく考えれば今までの♀2頭はどちらも
眼が潰れていたり脚が欠けたりで、完品ではなかったな…
ノギスで測ってみると、50.2mm。初めてなら上出来の数値です。
これにてようやくヒメオオ採集の世界に一歩足を踏み入れることが出来、
これであと採集していないのはツヤハダのみになりました。
〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓 〓
さぁ、初のヒメオオ採取に成功しましたが…
まだこれだけでは「終われない」俺は二度目の昼に挑戦するのでした…
大きく分けて【採集】【飼育】【標本】の3通りに分けられ
今現在いい歳になっている方では大概が、今よりずっと自然豊かな時代に
【採集】からこの趣味を始めている(又は原点になっている)でしょうし、
子供の遊びでそういった機会や文化が薄れてきた昨今では
ホームセンターやデパートで売り物を買ってもらって【飼育】から始める人も多いでしょう。
勿論【標本】集めから入った人もいると思いますが、
チョウやコガネムシなど他の昆虫ならまだしも、
カブクワに関していきなり死虫を買いだす人は割合でみると非常に少ないでしょう。
大概が採集・飼育から経由して標本も作りはじめたり、
他虫の趣味からの流れではじめることが大多数だと思います。
で自分はですが、
【飼育】から始まった趣味であり【採集&標本】もその後になって始めたんですが…
特に標本に関しては、今まで飼育した虫(つまり外国産に限定されてきたワケです)のみ
死んだら展足して標本箱に納めるという流れをとってきてまして、
採集したクワガタも逃がすか飼い殺しにして(言い方が悪いな…)終了してたワケですが…
採集で「お!これはいいサイズだな」とか「ふーん、ここで採れるんだ」とか
思う内に標本も集めようかな、と考えるようになりまして…
今年から本格的にクワガタを
標本を集めるとしても、何でもかんでも。なんて金があるわけでもないし、
基本的に青森県のクワガタを集めることにしたんですね。
・地元地区のクワガタ
・オオクワガタ
・コクワガタ
・ヒメオオクワガタ
・アカアシクワガタ
・スジクワガタ
・ノコギリクワガタ
・ミヤマクワガタ
・オニクワガタ
・ルリクワガタ
・ツヤハダクワガタ
・マダラクワガタ
・マグソクワガタ
これでそれぞれ箱を作っていこうと決め、
コンセプトとしては『ラベル重視』でやってみようかということで、
行けるだけ県内各地の個体を集めてみたいと思うんですね。
県内産クワガタ全12種類の内、
個人的に難航しそうなのはオオクワとヒメオオとツヤハダなんですが…
先日、ファーブルハウスの某店長に、(もはや「某」じゃねぇぇ――)
「そろそろシーズン終わっちゃうから行った方がいいよ」と出撃命令が下ったので、
勢いのままに未だ満足な採集が出来た試しが無いヒメオオクワガタに
今一度挑戦することにしました。
今までヒメオオは、
初めて採れたのがこの近所の路上で拾った(笑)♀
場所柄もあってこれは完全に偶然ですな(笑)
2度目の採集は今年、夜間採集中ミズナラにやってきた
産卵を終えた♀。
この2頭は『
だからずっと自分の手で「採る(特に♂とか)」事を夢見てきた……
…と云うことを前提に、
採集記を久し振りに書きます(ヌ~~ン)
朝出発、流石に10月半ばともなると寒い。
取り敢えず各地のポイントを見回っていく……
古い齧り痕や新しい齧り痕を見極め探りを入れながらヒメオオの姿を探していく。
そしてあるポイントに入ったところで、
遂にその瞬間はやってきました。
遂に姿を現しやがったか!!!!!
ではここで………
Q.どこに居るでしょーか!!?
(画像クリックで拡大できます)
シンプルに近写したのでどこにいるか判りやすいですね。
答えは →こちらをクリック。
丁度低い木を登っている最中で目線よりちょっと高い位置に居ました。
念願の♂に静かに感動します。
それでも店の中で結構な数をいっぺんに見てるので
悲しい事に衝撃はまるでありませんでしたが
シーズン終盤にしてはまあまあ大きい個体のようです。
道を進むと、さらにまたまた♂を発見! !
Q.どこにいるでしょーか!!?
(画像クリックで拡大できます)
さっきよりは遠いです(画像荒くてスイマセンね)
答えは →こちら。
しかしこの個体は下に落としてしまい、
最終的に自分のモノにはなりませんでした。
色々な種類の木をかじっているのを確認できたのですが、
個人的に驚いた事はブナの幼木にまで齧り痕があった事でした。
さて、この後も長々とやっていたんですが
以下割愛。
帰ってきました。
さて、家に帰って来て
しばらく採集した♂をじぃ―――――と見て悦に入っていました。
ああ、なんともウットリしてしまう造形です。
今回幸運だったのが、
シーズン終盤で初めて「採った」ヒメオオ♂が欠けや擦れも無い完品だった事。
よく考えれば今までの♀2頭はどちらも
眼が潰れていたり脚が欠けたりで、完品ではなかったな…
ノギスで測ってみると、50.2mm。初めてなら上出来の数値です。
これにてようやくヒメオオ採集の世界に一歩足を踏み入れることが出来、
これであと採集していないのはツヤハダのみになりました。
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さぁ、初のヒメオオ採取に成功しましたが…
まだこれだけでは「終われない」俺は二度目の昼に挑戦するのでした…
次の記事へ続く