2011年度羽化報告 マイシカクワガタ [〆マイシカ]
マットの減りが最近急激に早いです。
特に、割り出し後カップからきちんとビンに移す作業は
今まで1ケタ~十数頭採れた場合にのみやってきましたから
(つまりそれ以上採れた場合、全部カップ羽化か少数だけエサ交換していました)
今居る内、大勢力を誇るグラディアトールとシムルゥオキピとギラファは
これまでの(我が家の)常識からいくとカップ羽化確定だったのですが、
さすがに60cc~120ccカップでは限界突破しまして、
続々と殻を破って外の世界へ旅立つ個体が出てきたため
エサ交換ばかり最近しておりました。
急ぐために扇風機を使ってマットのガス抜きをしております。オイオイ…
今夜は、マイシカの羽化まとめです。
まともな羽化個体が居ないのですが、取り敢えず4個体全部いきます↓↓
♂‐1
【飼料】・・・カワラ菌床
【容器】・・・プラスチックボトル500cc
【蛹化日】・・・7月31日
【羽化日】・・・8月24日
【状態】・・・左大腮形成障害(or奇形?)
♂‐2
【飼料】・・・カワラ菌床
【容器】・・・プラスチックボトル800cc
【蛹化日】・・・不明
【羽化日】・・・不明(9月11日掘出)
【状態】・・・腹部収納障害(羽化不全)
♀‐1
【飼料】・・・発酵マット混合
【容器】・・・ガラスビン600cc
【孵化日】・・・2010年9月10日
【蛹化日】・・・7月24日
【羽化日】・・・8月14日
【状態】・・・腹部収納障害(羽化不全)
【飼料】・・・発酵マット混合
【容器】・・・ガラスビン600cc
【孵化日】・・・2010年9月1日
【蛹化日】・・・8月9日
【羽化日】・・・8月30日
【状態】・・・完品………?
見事にギリギリ羽化してくれたようです。
↑↑だって、一つとしてまともにきちんと羽化してないんですもの。
何が原因でこうなったんでしょう。
と、ここで1頭気になるのが最後の1♀。
なんか赤い(怖)
いくら最近記載された新種であるとは言ってもねぇ~~~~
さすがにコレは何らかの事故が起きた方の部類になりますよねぇ・・・
さてこれからどうするかについては、
ひとまず全てブリードに使えるはずですからあとは休眠待ちです。
羽化後管理している限りでは、
シカクワらしく思わせぶりな動きを見せたかと思えば、シーンと動かなくなったりと
非常にわずらわしいです。
中南ベトナムの分布を重ねるツツイシカを考えると、
そっちは休眠が短いのでマイもそうなのでは? と一瞬考えるのですが
ディディエールとの関連性を考えるとあまり安易に構えていられないようです。
できれば早くにブリできたことに越したことはないけど、
ひとまず白糞出すのを待つことにしますかね。
休眠と言えば、
アッサム♀いつになったら起きるんじゃアホ――――!!!!!!!
羽化からとっくに1年以上経っとるっちゅうの!
特に、割り出し後カップからきちんとビンに移す作業は
今まで1ケタ~十数頭採れた場合にのみやってきましたから
(つまりそれ以上採れた場合、全部カップ羽化か少数だけエサ交換していました)
今居る内、大勢力を誇るグラディアトールとシムルゥオキピとギラファは
これまでの(我が家の)常識からいくとカップ羽化確定だったのですが、
さすがに60cc~120ccカップでは限界突破しまして、
続々と殻を破って外の世界へ旅立つ個体が出てきたため
エサ交換ばかり最近しておりました。
急ぐために扇風機を使ってマットのガス抜きをしております。オイオイ…
今夜は、マイシカの羽化まとめです。
まともな羽化個体が居ないのですが、取り敢えず4個体全部いきます↓↓
♂‐1
【飼料】・・・カワラ菌床
【容器】・・・プラスチックボトル500cc
【蛹化日】・・・7月31日
【羽化日】・・・8月24日
【状態】・・・左大腮形成障害(or奇形?)
♂‐2
【飼料】・・・カワラ菌床
【容器】・・・プラスチックボトル800cc
【蛹化日】・・・不明
【羽化日】・・・不明(9月11日掘出)
【状態】・・・腹部収納障害(羽化不全)
♀‐1
【飼料】・・・発酵マット混合
【容器】・・・ガラスビン600cc
【孵化日】・・・2010年9月10日
【蛹化日】・・・7月24日
【羽化日】・・・8月14日
【状態】・・・腹部収納障害(羽化不全)
【飼料】・・・発酵マット混合
【容器】・・・ガラスビン600cc
【孵化日】・・・2010年9月1日
【蛹化日】・・・8月9日
【羽化日】・・・8月30日
【状態】・・・完品………?
見事にギリギリ羽化してくれたようです。
↑↑だって、一つとしてまともにきちんと羽化してないんですもの。
何が原因でこうなったんでしょう。
と、ここで1頭気になるのが最後の1♀。
なんか赤い(怖)
いくら最近記載された新種であるとは言ってもねぇ~~~~
さすがにコレは何らかの事故が起きた方の部類になりますよねぇ・・・
さてこれからどうするかについては、
ひとまず全てブリードに使えるはずですからあとは休眠待ちです。
羽化後管理している限りでは、
シカクワらしく思わせぶりな動きを見せたかと思えば、シーンと動かなくなったりと
非常にわずらわしいです。
中南ベトナムの分布を重ねるツツイシカを考えると、
そっちは休眠が短いのでマイもそうなのでは? と一瞬考えるのですが
ディディエールとの関連性を考えるとあまり安易に構えていられないようです。
できれば早くにブリできたことに越したことはないけど、
ひとまず白糞出すのを待つことにしますかね。
休眠と言えば、
アッサム♀いつになったら起きるんじゃアホ――――!!!!!!!
羽化からとっくに1年以上経っとるっちゅうの!
色彩の異端児 [〆チュウホソアカ]
こないだまで43種類だった我が家の飼育種ですが、
先日その中の1種、地元産のコクワ(そんなの飼ってたのか!?)を産卵させていた材を
そのまま家の軒下にむき出しにして置いておき放置することにしたので
これを飼育種から外すことにして現在は42種類と云う事になります。
(コクワについてですが、前々から堅めで使えなかった材を消費するための
放置繁殖種として、採ってきた♀をひっそり齧らせていたんです。)
その42種類の内、まだ紹介していない虫が一つあるんですが…
結構前から居たのですが、
幼虫♂♀ペアでして、幼虫紹介してもパッとしないかな~と思いまして
「どうせなら羽化してから記事にするか」と考えていたんです。
ではでは、
せっかくだし羽化後の経過からいきます。
♂
10月1日 夜
10月2日 夕
10月3日
10月4日
10月5日
10月13日
♀
10月16日 昼
まあまあ上手く羽化時期もずれる事無く(2週間か)成虫になってくれたのでほぼ安泰か?
♀に至っては羽化時に蛹室から出てきてしまって慌てて蛹室に押し戻しましたが
何とか羽化不全を免れました(汗)
外骨格は大体固まったので取り出していよいよお披露目です。
(もうバレましたな!)
♀まだ眼が色付いていませんが時間が経てば無事に黒くなるでしょう。
下翅・腹部もきちんと収納されていて安心しました。
♂
今回初めて飼育したのですが、
(ここで「♪♪はじめて~の~…♪♪」などというお約束のギャグはありません)
色彩の異端児なだけあって変な色してます(笑)
(「色彩の異端児」は自分で勝手に付けた呼び方なんすけどね)
あとここで全くチュウとは関係ない話で
記事を書いている時に気付いたんですが、
なんか写真が綺麗なのはどうしてだ!!!??
いつも写真は同じケータイで室内か太陽光下で撮っているんですが、
それで撮った画像を張ってもなんか画がジラジラして質が悪くなってしまうんですが……
これ↑↑は晴天時の日陰で撮ったヤツなんですがそれが一番良いと云う事なのか?
カメラは詳しくないのでそこんとこよく分かりません。
さて話をチュウに戻して、
色味が面白いチュウならではのカラーなのでしょうが
エメラルドグリーンのアイシャドウが載ってます。
単色ではないのが非常に面白いです、この個体自体がCBF1だからでしょうかね?
さて、実はまだ「現在の」チュウの在庫はこれだけではありません。
先日の記事で、とある飼育者さんから頂いたネプチューンをはじめとする
多種多様なカブクワの中にこれまたチュウホソアカを付けて頂いておりました。
金欠虫貧乏にとってはやれる範囲は狭いですが、
色々と成虫を見て色彩の違いをよく勉強したいものです。
ブログに載せた在庫 72種類
全ての在庫 43種類
先日その中の1種、地元産のコクワ(そんなの飼ってたのか!?)を産卵させていた材を
そのまま家の軒下にむき出しにして置いておき放置することにしたので
これを飼育種から外すことにして現在は42種類と云う事になります。
(コクワについてですが、前々から堅めで使えなかった材を消費するための
放置繁殖種として、採ってきた♀をひっそり齧らせていたんです。)
その42種類の内、まだ紹介していない虫が一つあるんですが…
結構前から居たのですが、
幼虫♂♀ペアでして、幼虫紹介してもパッとしないかな~と思いまして
「どうせなら羽化してから記事にするか」と考えていたんです。
ではでは、
せっかくだし羽化後の経過からいきます。
♂
10月1日 夜
10月2日 夕
10月3日
10月4日
10月5日
10月13日
♀
10月16日 昼
まあまあ上手く羽化時期もずれる事無く(2週間か)成虫になってくれたのでほぼ安泰か?
♀に至っては羽化時に蛹室から出てきてしまって慌てて蛹室に押し戻しましたが
何とか羽化不全を免れました(汗)
外骨格は大体固まったので取り出していよいよお披露目です。
(もうバレましたな!)
♀まだ眼が色付いていませんが時間が経てば無事に黒くなるでしょう。
下翅・腹部もきちんと収納されていて安心しました。
♂
チュウホソアカ マレーシア領ボルネオ サバ州
今回初めて飼育したのですが、
(ここで「♪♪はじめて~の~…♪♪」などというお約束のギャグはありません)
色彩の異端児なだけあって変な色してます(笑)
(「色彩の異端児」は自分で勝手に付けた呼び方なんすけどね)
あとここで全くチュウとは関係ない話で
記事を書いている時に気付いたんですが、
なんか写真が綺麗なのはどうしてだ!!!??
いつも写真は同じケータイで室内か太陽光下で撮っているんですが、
それで撮った画像を張ってもなんか画がジラジラして質が悪くなってしまうんですが……
これ↑↑は晴天時の日陰で撮ったヤツなんですがそれが一番良いと云う事なのか?
カメラは詳しくないのでそこんとこよく分かりません。
さて話をチュウに戻して、
色味が面白いチュウならではのカラーなのでしょうが
エメラルドグリーンのアイシャドウが載ってます。
単色ではないのが非常に面白いです、この個体自体がCBF1だからでしょうかね?
さて、実はまだ「現在の」チュウの在庫はこれだけではありません。
先日の記事で、とある飼育者さんから頂いたネプチューンをはじめとする
多種多様なカブクワの中にこれまたチュウホソアカを付けて頂いておりました。
金欠虫貧乏にとってはやれる範囲は狭いですが、
色々と成虫を見て色彩の違いをよく勉強したいものです。
ブログに載せた在庫 72種類
全ての在庫 43種類
割り出し続き その1 [〆グアンシィシカツノ]
延ばし延ばしだったセットを最近組んだり、
加齢(3令に)する前に割り出したりと作業は続いていたんですが、
小ネタなのでさっぱり文章削いで記録していきます。
本日はまずシカツノ。(10月末に割り出しました)
本種は小ケースで微粒子発酵マットに軟らかめの夏菌材を埋め込んだセットです。
非常にアクティブに産卵してくれたおかげで表面はボコボコです。
割り出してみた感覚だと、
材内の表面近くと材周辺のマット内にばかり集中していました。
総数は、
14頭
適産です。強がりではないですが、
採れ過ぎても面白みのない個体が羽化する羽目になるので丁度いい数です。
採れる時は30~40は超えるようですが勿論経験からの話ではないのであしからず。
それとほとんどいちゃもん付けるような内容ですが、
新大図鑑では、
本種が「シカノコギリ」と書いていたり
マキシカが「フタマタシカ」と書いていたりいますけども。
独立色を出したいのか知りませんがややこしくてこの名前にする必要あるのか?
だったらせめて【属和名】+【属和名】の連結じゃなくて新しい単語持ってくればいいじゃない?
まぁ、どちらにせよ、呼ぶ人の自由ですかね。
加齢(3令に)する前に割り出したりと作業は続いていたんですが、
小ネタなのでさっぱり文章削いで記録していきます。
本日はまずシカツノ。(10月末に割り出しました)
本種は小ケースで微粒子発酵マットに軟らかめの夏菌材を埋め込んだセットです。
非常にアクティブに産卵してくれたおかげで表面はボコボコです。
割り出してみた感覚だと、
材内の表面近くと材周辺のマット内にばかり集中していました。
総数は、
14頭
適産です。強がりではないですが、
採れ過ぎても面白みのない個体が羽化する羽目になるので丁度いい数です。
採れる時は30~40は超えるようですが勿論経験からの話ではないのであしからず。
それとほとんどいちゃもん付けるような内容ですが、
新大図鑑では、
本種が「シカノコギリ」と書いていたり
マキシカが「フタマタシカ」と書いていたりいますけども。
独立色を出したいのか知りませんがややこしくてこの名前にする必要あるのか?
だったらせめて【属和名】+【属和名】の連結じゃなくて新しい単語持ってくればいいじゃない?
まぁ、どちらにせよ、呼ぶ人の自由ですかね。
割り出し続き その2 [〆アングスティコルニスミヤマ]
第2回はアングスティコルニスミヤマです。
サラッと始まってしまったものの、
何度か言ったかも知れませんがミヤマのブリード自体ほとんど初めてです。
そして本種のようなタテイタ系ミヤマはヨーロッパミヤマ系統に比べ
明らかに情報が少なくよく分からないままです。
本種自体はダラダラ産みだけどまぁまぁ数は採れるようで
20~40個は採れるとか。
取り敢えず割り出しの経過です。(作業は先日3日)
中ケースの口一杯のマットが入っています。
まずここで失敗でした。
=ちょくちょく地上に出るようなので、エサも補給出来なければいけないのですが
マットがフタまで上がっているので♀が上に上がっていても気がつかなかったです。
さて、今回は色々試してみるつもりで4層にマットを分けて詰めてみたのですが、
ケースをひっくり返して一つ一つ層をチェックしていきます。
セット組んどいてアレだけど、
ぶっちゃけ採れないと思って処理していました。
ォおッッ!? ビックリしたぁッ!!
予想外に卵が存在したので一瞬息が止まりました。
アレ? モシカシテ・・・? と期待しましたが、
結局のところ数はほとんど採れませんでした。
しかも卵ばっかりなので、
この数と相まって死亡卵じゃないか・・・?
と思っていたら!
よかっっっったぁ~~~
ミヤマで初めて幼虫採ったよぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~
ミヤマで初めて採れたのが一番好きな種類というのはやっぱり嬉しいですね。
たとえそれが1頭だけでも。
というワケで、今回の結果は
1頭 5個
と相成りました。
卵・幼虫も、
上から2段目のフジコンカブトマット+促進剤の層とその上下の層との境目から出てきました。
無添加2次発酵マットを混ぜたのがよくなかったみたいです。
また、一番下の層もカブトマットの層なんですが、
そこまで潜った痕はありませんでした(汗)
それと、忘れるところだった、
マットを混ぜた所為で発熱していました。
要らぬことを余計にし過ぎたセッティングでしたな
サラッと始まってしまったものの、
何度か言ったかも知れませんがミヤマのブリード自体ほとんど初めてです。
そして本種のようなタテイタ系ミヤマはヨーロッパミヤマ系統に比べ
明らかに情報が少なくよく分からないままです。
本種自体はダラダラ産みだけどまぁまぁ数は採れるようで
20~40個は採れるとか。
取り敢えず割り出しの経過です。(作業は先日3日)
中ケースの口一杯のマットが入っています。
まずここで失敗でした。
=ちょくちょく地上に出るようなので、エサも補給出来なければいけないのですが
マットがフタまで上がっているので♀が上に上がっていても気がつかなかったです。
さて、今回は色々試してみるつもりで4層にマットを分けて詰めてみたのですが、
ケースをひっくり返して一つ一つ層をチェックしていきます。
セット組んどいてアレだけど、
ぶっちゃけ採れないと思って処理していました。
ォおッッ!? ビックリしたぁッ!!
予想外に卵が存在したので一瞬息が止まりました。
アレ? モシカシテ・・・? と期待しましたが、
結局のところ数はほとんど採れませんでした。
しかも卵ばっかりなので、
この数と相まって死亡卵じゃないか・・・?
と思っていたら!
よかっっっったぁ~~~
ミヤマで初めて幼虫採ったよぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~
ミヤマで初めて採れたのが一番好きな種類というのはやっぱり嬉しいですね。
たとえそれが1頭だけでも。
というワケで、今回の結果は
1頭 5個
と相成りました。
卵・幼虫も、
上から2段目のフジコンカブトマット+促進剤の層とその上下の層との境目から出てきました。
無添加2次発酵マットを混ぜたのがよくなかったみたいです。
また、一番下の層もカブトマットの層なんですが、
そこまで潜った痕はありませんでした(汗)
それと、忘れるところだった、
マットを混ぜた所為で発熱していました。
要らぬことを余計にし過ぎたセッティングでしたな
セット続き [〆フルストルファーノコギリ (原名亜種)]
本日は割り出しとは逆にセッティングネタです。
内容自体も目新しいものない薄味なので、
3連種まとめてしまいます。
何より、3種と言っても全部ノコギリなのでセット内容が皆同じです
まずは今回初のフルストルファーノコギリ。
マットが惜しい今日この頃。
かさ増しするため材も入れます。
このセットに使うのは前にアッサムシカで不発に終わり
その後ずっと日差し雨風に晒してきた夏菌材。
表面を削ぎ落してみるととてつもなくスカスカになっていました。
【容器】 コバシャ小
【マット】 くわMat
【材の埋め方】 横置き半埋め
ちょっと前に組んだ物ですが
先ほど観察したら既に卵が確認できました。
常温管理(14~20℃)だったのですが、確かに簡単に産むようです。
続いてはノブユキゼブラノコギリ。
フルストと同じ状態の材1本と箱から出した新しい材の計2本を使用しました。
【容器】 コバシャ中
【マット】 くわMat
【材の埋め方】 横置き4分の3埋め
最後にニルギリエンシスギラファノコギリ。
ニルギリは前回3頭しか幼虫が採れず、
1♀が羽化して成熟しても未だ残り2頭(♂)は幼虫。
確実にこのままでは♀はオシャカになる!と思って累代停止状態だったのですが
運良く♂単品が入手できたので累代続行と云うウレシイ展開になりました。
非常にガチャガチャ追いかけっこが続くので普段は入れないエサ皿を入れて
♀の逃げ場を作りペアリングしました。
今回は験を担ぎ新品のケースを使います。
新品のコバシャ大はいつ見ても美しい(笑)
このまま使わずに飾っておきたいくらいですが・・・
【容器】 コバシャ大
【マット】 くわMat
【材の埋め方】 横置き、1本半埋め・1本全埋め
材は夏菌材と、いつまでもとっておくわけにもいかないなと思いきって冬菌材も。
冬菌材の方は雑菌が何もない代わりにカチカチに堅いです。
ひとまず冬菌材の方は産卵材ではなく足場として使ってほしいのですが、
齧り出してしまいちょっと心配です。
なにはともあれ、これでまた一気に増えそうな気が…
内容自体も目新しいものない薄味なので、
3連種まとめてしまいます。
何より、3種と言っても全部ノコギリなのでセット内容が皆同じです
まずは今回初のフルストルファーノコギリ。
マットが惜しい今日この頃。
かさ増しするため材も入れます。
このセットに使うのは前にアッサムシカで不発に終わり
その後ずっと日差し雨風に晒してきた夏菌材。
表面を削ぎ落してみるととてつもなくスカスカになっていました。
【容器】 コバシャ小
【マット】 くわMat
【材の埋め方】 横置き半埋め
ちょっと前に組んだ物ですが
先ほど観察したら既に卵が確認できました。
常温管理(14~20℃)だったのですが、確かに簡単に産むようです。
続いてはノブユキゼブラノコギリ。
フルストと同じ状態の材1本と箱から出した新しい材の計2本を使用しました。
【容器】 コバシャ中
【マット】 くわMat
【材の埋め方】 横置き4分の3埋め
最後にニルギリエンシスギラファノコギリ。
ニルギリは前回3頭しか幼虫が採れず、
1♀が羽化して成熟しても未だ残り2頭(♂)は幼虫。
確実にこのままでは♀はオシャカになる!と思って累代停止状態だったのですが
運良く♂単品が入手できたので累代続行と云うウレシイ展開になりました。
非常にガチャガチャ追いかけっこが続くので普段は入れないエサ皿を入れて
♀の逃げ場を作りペアリングしました。
今回は験を担ぎ新品のケースを使います。
新品のコバシャ大はいつ見ても美しい(笑)
このまま使わずに飾っておきたいくらいですが・・・
【容器】 コバシャ大
【マット】 くわMat
【材の埋め方】 横置き、1本半埋め・1本全埋め
材は夏菌材と、いつまでもとっておくわけにもいかないなと思いきって冬菌材も。
冬菌材の方は雑菌が何もない代わりにカチカチに堅いです。
ひとまず冬菌材の方は産卵材ではなく足場として使ってほしいのですが、
齧り出してしまいちょっと心配です。
なにはともあれ、これでまた一気に増えそうな気が…
自家用マット製造機 [飼育ファイル]
◆ いまさら ◆
クワガタ・カブト飼育で醍醐味と言えるのが幼虫を育て羽化させること。
そして単に羽化させるだけではなく更なる大きさを目指す!と云うのが
飼育のモチベーションを支える大きな要因である、と云うのは
今改めて言う必要もないじゃないですか。
(今は色彩変異とか極太だとか美形とか色々ありますが)
となると、幼虫飼育でいかに太らせ大きくするかを試行錯誤するワケですが、
その試行錯誤する主な点を挙げると、
1、温度
2、容量
3、水分量
4、飼料の選定・改良
特に発酵マットによる飼育における一番の面白みと言えば、
【自作マット】、これに尽きると思います。ってかこれに尽きます。
自家製マットなら、既成の発酵マットでは越えない一線(添加過多による事故死の危険)を
楽々突っ切ることも可能ですし、
自分の気になった添加物を配合したものでいかに大きくなるか、
何より、自分で作った飼料で飼育した幼虫が羽化した時は、
既成発酵マットの其れとは比べものになりません。
特大サイズが出てくれば尚の事。
自分も一応ねェェ…そこらへんやってみたいんですよォ……
でもねェ…なんか、何ヶ月も定期的に掻き混ぜるとかニオイとかァ~
ぶっちゃけ勇気無いんですよねェ~~
↑↑てめぇに虫を
飼育する資格は無ェ!!!
まぁこんな本音をぶっちゃけてしまってアレですが。
なぜ今回こんな話にまたなっちゃってるんだろうこのメンドクサイ馬鹿野郎は!?
と言いますとですね…
前々から書こうと思ってとっておいたモノがあったからなんですね。
(と言っても別にとっておいた分内容が深くなるワケじゃないのが悲しい点ですが…)
タイトル見れば一目瞭然ですが、まずはブツの紹介にいきますか。
バイオ式生ゴミ処理機
微生物の働きを活発化させるためにヒーターが搭載されており、
強制的に温度を上昇させるため
外気温が低い冬場でさえ2~4週間で発酵マットを製造できたり
発酵させにくい(時間がかかる)無添加発酵マットも楽々作成できます。
素人には難しい「毎回同じ出来」にすることも簡単なそうです。
(従来の作り方だと毎回同じロットで作る事は慣れないと難しいようですからね)
あ、そうそう機械の中で作るマットだからコバエも侵入できないし
ダニやトビムシも殲滅できますよね。
所謂「お手軽簡単発酵マット製造機」と言えます。
(まぁ普通に自然発酵させて作るヤツとどこかしら違いが出てくる可能性が無くも無いけど)
脱臭機能も付いているのでニオイも抑えられます。
取り敢えず一回自作マット作ってから記事にするかなァァ…と思っていたので
購入から随分時間が経っています。
ちなみに購入したのは今からおよそ5ヶ月以上前です。
その時は小金を持っていたので購入に踏み切れたのですが(当時はね…)
新品なのにまさかのウン千円で買えました(と言うかまあ落札ですが)
今時は別途でチップが必要なバイオ式よりも、
匂いも少なくて手間いらずな乾燥式・ハイブリッド式の方が人気あるから安値で落札出来るんでしょうね。
それじゃぁ・・・
新品と云う事で・・・・・・
新品家電にのみ行える儀式をはじめる!
↓↓↓
さぁ!これでお前は俺のものだ! みたいな。
そう、それはある種の、〇〇を頂いたのとも似た満足感(優越感?)とも似ているのですが
諸兄におかれてはこの気持ちもお分かり頂けるのではないでしょうか?
(〇〇は一応伏せときます)
さて、先に述べたように自作マットはもう作ってはみたんですが
(つうか5か月も前に買っておいて最近漸くマットが初完成したのも遅すぎるんだけど)
なにしろ添加が目分量なもんだからデータリングも参考出来ないんだよなァ…
毎度毎度添加に関しては特にテキト~なんだなァ俺って。
思っていたよりも一般的な添加発酵マットって添加物の容量が多いみたいで、
それに比べたら俺の作ったマットは低添加だと思う。
↑↑作成前
↑↑作成後
ある程度色は濃くなっている・・・というより、
黄色みがある程度焦げ茶っぽくなってるので一応出来てる、と云うのが分かるハズ(笑)
(ライト当てたから白っぽくなっちゃってるな…)
コレが完成したマットで色も実物に一番近い状態の画像です。
まず1次発酵の色ではないですよね(笑)
作ってみると、
強制温度上昇させるせいでバクテリアの繁殖・分解活動が継続的に行われ、
水分消費(と乾燥)が激しく頻繁に加水して掻き混ぜないといけないのが大変でした。
この処理機一台で20リットルくらいが一度に作れるので、
と考えれば『一家に一台』では全然足りませんよねぇ(笑)
逆をとれば、本来自作マットを作る場合
量が少ない程失敗し易くレシピ開発の段階でも大量作成しなければいけないので、
自分なりに極めるまでは生ごみ処理機で思考錯誤を繰り返して
レシピが決まったら普通に(処理機抜きで)作るってやり方もありですよね。
ひとまず、便利な家電も手に入って、
これからレシピを試行錯誤して、最強のシカマットを!!
・タイワンシカ 59mmup
・チュウゴクシカ 57mmup
・カワノイシカ 61mmup
・ツツイシカ 74mmup
・スペキオススシカ 69mmup
・アッサムシカ 68mmup
・マイシカ 70mmup
・ディディエールシカ 82mmup
・・・・・・・・。
まぁ…
いいじゃないの。・・・理想値だし
(夢ノートって書いてる本人だけ楽しいもんだよねぇ)
クワガタ・カブト飼育で醍醐味と言えるのが幼虫を育て羽化させること。
そして単に羽化させるだけではなく更なる大きさを目指す!と云うのが
飼育のモチベーションを支える大きな要因である、と云うのは
今改めて言う必要もないじゃないですか。
(今は色彩変異とか極太だとか美形とか色々ありますが)
となると、幼虫飼育でいかに太らせ大きくするかを試行錯誤するワケですが、
その試行錯誤する主な点を挙げると、
1、温度
2、容量
3、水分量
4、飼料の選定・改良
特に発酵マットによる飼育における一番の面白みと言えば、
【自作マット】、これに尽きると思います。ってかこれに尽きます。
自家製マットなら、既成の発酵マットでは越えない一線(添加過多による事故死の危険)を
楽々突っ切ることも可能ですし、
自分の気になった添加物を配合したものでいかに大きくなるか、
何より、自分で作った飼料で飼育した幼虫が羽化した時は、
既成発酵マットの其れとは比べものになりません。
特大サイズが出てくれば尚の事。
自分も一応ねェェ…そこらへんやってみたいんですよォ……
でもねェ…なんか、何ヶ月も定期的に掻き混ぜるとかニオイとかァ~
ぶっちゃけ勇気無いんですよねェ~~
↑↑てめぇに虫を
飼育する資格は無ェ!!!
まぁこんな本音をぶっちゃけてしまってアレですが。
なぜ今回こんな話にまたなっちゃってるんだろうこのメンドクサイ馬鹿野郎は!?
と言いますとですね…
前々から書こうと思ってとっておいたモノがあったからなんですね。
(と言っても別にとっておいた分内容が深くなるワケじゃないのが悲しい点ですが…)
タイトル見れば一目瞭然ですが、まずはブツの紹介にいきますか。
バイオ式生ゴミ処理機
微生物の働きを活発化させるためにヒーターが搭載されており、
強制的に温度を上昇させるため
外気温が低い冬場でさえ2~4週間で発酵マットを製造できたり
発酵させにくい(時間がかかる)無添加発酵マットも楽々作成できます。
素人には難しい「毎回同じ出来」にすることも簡単なそうです。
(従来の作り方だと毎回同じロットで作る事は慣れないと難しいようですからね)
あ、そうそう機械の中で作るマットだからコバエも侵入できないし
ダニやトビムシも殲滅できますよね。
所謂「お手軽簡単発酵マット製造機」と言えます。
(まぁ普通に自然発酵させて作るヤツとどこかしら違いが出てくる可能性が無くも無いけど)
脱臭機能も付いているのでニオイも抑えられます。
取り敢えず一回自作マット作ってから記事にするかなァァ…と思っていたので
購入から随分時間が経っています。
ちなみに購入したのは今からおよそ5ヶ月以上前です。
その時は小金を持っていたので購入に踏み切れたのですが(当時はね…)
新品なのにまさかのウン千円で買えました(と言うかまあ落札ですが)
今時は別途でチップが必要なバイオ式よりも、
匂いも少なくて手間いらずな乾燥式・ハイブリッド式の方が人気あるから安値で落札出来るんでしょうね。
それじゃぁ・・・
新品と云う事で・・・・・・
新品家電にのみ行える儀式をはじめる!
↓↓↓
さぁ!これでお前は俺のものだ! みたいな。
そう、それはある種の、〇〇を頂いたのとも似た満足感(優越感?)とも似ているのですが
諸兄におかれてはこの気持ちもお分かり頂けるのではないでしょうか?
(〇〇は一応伏せときます)
さて、先に述べたように自作マットはもう作ってはみたんですが
(つうか5か月も前に買っておいて最近漸くマットが初完成したのも遅すぎるんだけど)
なにしろ添加が目分量なもんだからデータリングも参考出来ないんだよなァ…
毎度毎度添加に関しては特にテキト~なんだなァ俺って。
思っていたよりも一般的な添加発酵マットって添加物の容量が多いみたいで、
それに比べたら俺の作ったマットは低添加だと思う。
↑↑作成前
↑↑作成後
ある程度色は濃くなっている・・・というより、
黄色みがある程度焦げ茶っぽくなってるので一応出来てる、と云うのが分かるハズ(笑)
(ライト当てたから白っぽくなっちゃってるな…)
コレが完成したマットで色も実物に一番近い状態の画像です。
まず1次発酵の色ではないですよね(笑)
作ってみると、
強制温度上昇させるせいでバクテリアの繁殖・分解活動が継続的に行われ、
水分消費(と乾燥)が激しく頻繁に加水して掻き混ぜないといけないのが大変でした。
この処理機一台で20リットルくらいが一度に作れるので、
と考えれば『一家に一台』では全然足りませんよねぇ(笑)
逆をとれば、本来自作マットを作る場合
量が少ない程失敗し易くレシピ開発の段階でも大量作成しなければいけないので、
自分なりに極めるまでは生ごみ処理機で思考錯誤を繰り返して
レシピが決まったら普通に(処理機抜きで)作るってやり方もありですよね。
ひとまず、便利な家電も手に入って、
これからレシピを試行錯誤して、最強のシカマットを!!
・タイワンシカ 59mmup
・チュウゴクシカ 57mmup
・カワノイシカ 61mmup
・ツツイシカ 74mmup
・スペキオススシカ 69mmup
・アッサムシカ 68mmup
・マイシカ 70mmup
・ディディエールシカ 82mmup
・・・・・・・・。
まぁ…
いいじゃないの。・・・理想値だし
(夢ノートって書いてる本人だけ楽しいもんだよねぇ)
マイ、ツィカ。 [〆マイシカ]
先日の記事『マ、イッカ。』にて、
3頭の幼虫が2頭に減り、その後3令幼虫ペアを追加購入後
その追加分がどちらも♂で羽化してしまったと云う内容を書いたのですが…
後日、数名の方から「(購入元に)連絡したら?」と言われていたのですが、
♂2♀2に図らずも上手く分かれてくれたので、記事タイトル通り「マ、イッカ。」と
納得していました(個人的に納得できなかったとしたら、完品が居ない事ですな)。
しかしある日、
なんと購入先から連絡が掛かってきたのです。
話によると、偶然ブログを見つけたところこの事情をお知り頂いたようで、
少々の相談の末、当初♂と♀の交換と云うところを
完品♂を送って頂く形になりました。
まさか何ヶ月も前の取引にもかかわらず
このような保障(←字は合ってるのかな?)を申し出て頂けるとは
まさか思いもしませんでした
いよいよ我が家に完品の♂が来ました。
完品はさすがに今までのモヤモヤした難あり個体とは違って
清々しく見ていることができます(…)
と云うワケで、
♂3♀2でブリード頑張ります。
起き方が不安定で休眠明けがちょっと分かりにくいんですが…ね。
3頭の幼虫が2頭に減り、その後3令幼虫ペアを追加購入後
その追加分がどちらも♂で羽化してしまったと云う内容を書いたのですが…
後日、数名の方から「(購入元に)連絡したら?」と言われていたのですが、
♂2♀2に図らずも上手く分かれてくれたので、記事タイトル通り「マ、イッカ。」と
納得していました(個人的に納得できなかったとしたら、完品が居ない事ですな)。
しかしある日、
なんと購入先から連絡が掛かってきたのです。
話によると、偶然ブログを見つけたところこの事情をお知り頂いたようで、
少々の相談の末、当初♂と♀の交換と云うところを
完品♂を送って頂く形になりました。
まさか何ヶ月も前の取引にもかかわらず
このような保障(←字は合ってるのかな?)を申し出て頂けるとは
まさか思いもしませんでした
いよいよ我が家に完品の♂が来ました。
完品はさすがに今までのモヤモヤした難あり個体とは違って
清々しく見ていることができます(…)
と云うワケで、
♂3♀2でブリード頑張ります。
起き方が不安定で休眠明けがちょっと分かりにくいんですが…ね。