手間の掛かるエサ交換 [〆エラフスホソアカ]
エラフスの材飼育を開始したのは2010年の12月でした。
それ以降たまに中の様子を見てみるなどして
当初6頭居た♂幼虫が今では2頭に減ってしまっています。
3令で投入したにもかかわらず投入口から出てきて頑なに潜らず
やむなく途中で幼虫を交代させたり、
不定期で行った加水時のチェックで明らかに材の重みが変わっておらず
まさかと思って割ってみると、案の定食わずに頭を残して溶けていたり
結構食痕を広げて順調に成長していたにもかかわらず途中で萎んでいたり。
そして1頭だけ早期に小さく羽化したり…(60mm)。
そろそろ材投入から1年が経とうとしています。
チェックしていて材も食い尽くされていることが分かっていたので
本日2頭の幼虫のエサ交換を行いました。
生存チェックの時に材を割ってしまっているのでちょっと減ってます(苦笑)
まずは↑↑の画像で掴んでいる方の材を割ってみます。
この通りほとんど食い尽くされています。
見てお分かりかも知れませんが1年近く経ってからの材交換は少々遅く
BE‐KUWA19号&38号で指摘されている通りもっと早い交換が必要です。
ただ19号でも38号でも、使用している材は14cmカットの材です、
ウチの場合はその2倍の28cm飼育ですが非常に肉質が柔らかい夏菌材なので
14cmカット材と比べても食いあげるスピードは±ゼロなのでしょう。
とすると、砂埋め霊芝材などで飼育した場合はさらに交換ペースが早くなり
結果的に交換によるストレスなどで、よほど工夫した交換法でもない限り
負担なく幼虫を育てるのは難しいのではないかと考えてしまうのですが…
芯です。
この芯が、今まで幼虫が周りの木肉を全て平らげてきたことを激しく物語っています、
これだけがポキッと折れてきました。
さて、材交換ですが
今まで散々拒食で死んできた経験がありますから、
ここで下手に材を全部割って新しい材に投入するとえらいコトになりかねないので
全交換はせず、これまでの材から新しい材に自分で移ってもらうように工作しました。
まず、材飼育の容器ですが、
現在使っている2頭分の材を入れる長辺29cmのケースはそのまま継続使用。
材の入れ方は、新しい材を20cmにして入れ、
これまでの材を9cmにカットし、その中に幼虫が居る状態で
新しい材に直列につなげて置きます。
全く面倒くさい。
幼虫に対するストレス軽減を考え、材から幼虫を出さずに
材を9cmにカットするのが非常に危険なことは想像に難くないでしょう。
位置を間違えたり幼虫が動き出してしまうと真っ二つですからね(恐)
ストレス軽減で中に幼虫を残したまま材をギコギコやられたら
かえって幼虫のストレスになってそうですね(汗)本末転倒だなァ
カット後です。この幼虫は期待出来るかも知れない大きさに感じられたので出しませんが、一応尺をあてて撮ってみました。
全然大きさが分かりませんね。
材のセットが完了し、
次はもう1頭の幼虫の材を割ってみました。
1頭目と比べると小さいようです。なんか期待できなそう…
と云う事で、別にいいかと思い材は割らずに幼虫を引きづり出してみました。
脂肪ものってちょっと黄色みも掛かってきているのでこれ以上育ちそうにないですね。
貴重な材飼育のサンプリングのために体重を計ってみました。
悲しくなってくる数値ですね…
どこかのサイトでは、このくらいの体重で羽化したのは70mm台前半だったので
これもその程度に終わりそうです。
ただ、その個体はマット飼育でのサイズなので材だとどう違いが現れるのか見物です。
交換後の状態です。
さあ、幼虫の見てくれからするとこれからあと1年以内で羽化するのは確実です。
一番避けてほしいのは、新しい材に潜った直後に蛹化する事ですね。
それ以降たまに中の様子を見てみるなどして
当初6頭居た♂幼虫が今では2頭に減ってしまっています。
3令で投入したにもかかわらず投入口から出てきて頑なに潜らず
やむなく途中で幼虫を交代させたり、
不定期で行った加水時のチェックで明らかに材の重みが変わっておらず
まさかと思って割ってみると、案の定食わずに頭を残して溶けていたり
結構食痕を広げて順調に成長していたにもかかわらず途中で萎んでいたり。
そして1頭だけ早期に小さく羽化したり…(60mm)。
そろそろ材投入から1年が経とうとしています。
チェックしていて材も食い尽くされていることが分かっていたので
本日2頭の幼虫のエサ交換を行いました。
生存チェックの時に材を割ってしまっているのでちょっと減ってます(苦笑)
まずは↑↑の画像で掴んでいる方の材を割ってみます。
この通りほとんど食い尽くされています。
見てお分かりかも知れませんが1年近く経ってからの材交換は少々遅く
BE‐KUWA19号&38号で指摘されている通りもっと早い交換が必要です。
ただ19号でも38号でも、使用している材は14cmカットの材です、
ウチの場合はその2倍の28cm飼育ですが非常に肉質が柔らかい夏菌材なので
14cmカット材と比べても食いあげるスピードは±ゼロなのでしょう。
とすると、砂埋め霊芝材などで飼育した場合はさらに交換ペースが早くなり
結果的に交換によるストレスなどで、よほど工夫した交換法でもない限り
負担なく幼虫を育てるのは難しいのではないかと考えてしまうのですが…
芯です。
この芯が、今まで幼虫が周りの木肉を全て平らげてきたことを激しく物語っています、
これだけがポキッと折れてきました。
さて、材交換ですが
今まで散々拒食で死んできた経験がありますから、
ここで下手に材を全部割って新しい材に投入するとえらいコトになりかねないので
全交換はせず、これまでの材から新しい材に自分で移ってもらうように工作しました。
まず、材飼育の容器ですが、
現在使っている2頭分の材を入れる長辺29cmのケースはそのまま継続使用。
材の入れ方は、新しい材を20cmにして入れ、
これまでの材を9cmにカットし、その中に幼虫が居る状態で
新しい材に直列につなげて置きます。
全く面倒くさい。
幼虫に対するストレス軽減を考え、材から幼虫を出さずに
材を9cmにカットするのが非常に危険なことは想像に難くないでしょう。
位置を間違えたり幼虫が動き出してしまうと真っ二つですからね(恐)
ストレス軽減で中に幼虫を残したまま材をギコギコやられたら
かえって幼虫のストレスになってそうですね(汗)本末転倒だなァ
カット後です。この幼虫は期待出来るかも知れない大きさに感じられたので出しませんが、一応尺をあてて撮ってみました。
全然大きさが分かりませんね。
材のセットが完了し、
次はもう1頭の幼虫の材を割ってみました。
1頭目と比べると小さいようです。なんか期待できなそう…
と云う事で、別にいいかと思い材は割らずに幼虫を引きづり出してみました。
脂肪ものってちょっと黄色みも掛かってきているのでこれ以上育ちそうにないですね。
貴重な材飼育のサンプリングのために体重を計ってみました。
悲しくなってくる数値ですね…
どこかのサイトでは、このくらいの体重で羽化したのは70mm台前半だったので
これもその程度に終わりそうです。
ただ、その個体はマット飼育でのサイズなので材だとどう違いが現れるのか見物です。
交換後の状態です。
さあ、幼虫の見てくれからするとこれからあと1年以内で羽化するのは確実です。
一番避けてほしいのは、新しい材に潜った直後に蛹化する事ですね。