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当ブログにご訪問頂きましてまことにありがとうございます。

長年、記事編集のブラウザにInternet Explorerを使用していたことで気付きませんでしたが
Google Chromeなど一部のブラウザで画像が回転して表示されております。
時間を見つけて修正しています。お見苦しい記事も少なくない点、予めご了承ください…

ループ(悲) [〆メタリフェルホソアカ (イソガイ亜種)]

11月とはうって変わって更新頻度がグッと冷え込む12月最初の記事。

最近、カナリ窮屈になってきた温室のスペースを作るために、
羽化したスペキオススシカをボトルからカップに移し替えたりビンの置き場所を入れ替えたり
ゴチャゴチャしていまして、あと温室の中身を減らすとしたらKIMG2791.JPG産卵ケースを退かす(つまり割り出す)くらいしかないんですね。
(いや他にも手はあるんですが金を消費する方法なので避けたい)

今割り出し待ちなのは温室の外で放置しているカワノイシカ
2セット組んでるイソガイメタリなのですが、
カワノイが産んでいることは分かっているのに対して
イソガイは側面に幼虫が見えてこないまま淋しくカビている状態。

メタリに対しては苦手意識があるので
「これもまさか失敗か?」と思いきや今朝、

2011 12 04_2443.JPG
産卵確認!!!
ホソアカって幼虫が見えた時特段嬉しい気分になるな。なんでだろ?

さて割り出したんですが、
このセットは
無添加微粒子発酵マットのみをBeケース中サイズに詰め、
一部にマット潜行の脚掛かり兼転倒防止材として
端材を割った木端を半埋め+散らし
ゼリーを配置して温室で23~24℃でかなり安定した管理をしていました。

201120101kai.jpg
ずっと♂を同居させていました(汗)
フ節が全ッッッ部飛んじゃってダルマになっているんですが
非常に長く存命しており(とは言ってもいつ羽化したか覚えてないけど)
いくら仰向けになっても非常にたくましく永らえています。


マットから出てくる幼虫は全て2令。
2011 12 04_2447.JPG
合計で幼虫9頭 卵1個

不自然にも1個だけ出てきた卵は色は良いものの多分孵化しないでしょう。

温度帯もかなり安定的な位置を取っていたものの
多分もう少し高い方が良かったかも。
ただしこれ以上高い温度ってのはなんか怖いナ…(低温環境の自分からしてみれば25~27℃とか自殺行為みたいな)

20112012200kai.jpg
小さな木端にも幼虫が居ました。
材の中に居た幼虫の方が
マット内の幼虫よりも頭幅が大きかったのが妙に印象的でした。
(性差ではなくてですよ)


9頭という非常に厳しい結果を受け、
当初割り出すつもりは無かったもう片方のセットも片付ける事にしました。
201120122004kai.jpg
ただし。
♀の行動パターンが完全に『産んでない』のですよ。
表層しか潜らない
ケースの隅に4~5cmの穴を掘って動かなくなる



案の定撃沈しました。
完璧にペアミスです。


これでもうイソガイは組まないでしょうからこの9頭(+1個)で存続させる事にします。
状況が先代の時より一向によくならねぇな(去年は8頭)

飼育経費の捻出に使うかもしれないけど…
メタリって極力手放さない方が安全だよなァ…


今日もまた薄味記事だったか…



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天然カワラタケ材投入 [〆フォルスターフタマタ (キヨタミ亜種)]

先日11月24日にセットしたフォルスターフタマタ。

仕込みをミスってカビさせてしまったせいで
セットした2本の内、1本は少し齧った様子は見られるものの期待値は厳しく、
もう1本に至っては全く齧る素振りを見せません(汗)

久し振りのフタマタブリードで出来れば「簡単な方」と言われるフォルスターくらいは
成功したいという意地もあって、こんな物を買ってみました。





2011 12 06_2449.JPG
天然カワラ材

樹種はブナです。

カワラ材と一口に言ってもカワラタケにはいくつか種類があり、
その括りはキノコ業界とクワガタ業界では違いがあります、多分。
キノコ専門家じゃないんで確信的な文章には出来ないですが簡単に書いてみます。


クワガタ業界ではカワラは全て「カワラタケ」であり、曖昧な部分があります。
大体は色で区別し、「黒」「茶」「白」「青」「緑」で呼ばれています。
色(やその他諸々の特徴)によってある程度穿孔する幼虫の状態に違いが見られる
とこからも分かると思いますが、これもキノコの種類の違いによるものです。

特に青黒い種類は正真正銘のカワラタケ
こうなると「天然のオオクワが…」と思うところですが実際はこの手の材には
ほとんどオオクワガタはいないみたいです。(サイト検索などでもこんな記述が見つかります)
黒カワラとして出回る菌床ってこの事なんでしょうかね?

白~茶色っぽいのは多種にわたるんですが
アラゲカワラタケハカワラタケなど色々あり
多分自分の買ったヤツは傘の裏の特徴からシハイタケじゃないかと思います。
シハイタケは昔からオオクワの高級材として有名な菌種ですね。

そしてのカワラタケは、多分オオチリメンタケではないかと。
オオチリメンタケは古くなると緑藻が蔓延って緑色になる事、
数自体が結構少ない事で特徴が一致します。
これもオオクワに対してかなり良いものが期待出来るとか聞きますね。



というワケで、本日ブナシハイタケ材を半分に切ってセットしました。

2011 12 06_2450.JPG
非常に綺麗に白色腐朽していてほどよい軟らかさです。


2011 12 06_2451.JPG
少々加水してセットしてみました。

カビて産まない材も表層剥がして綺麗な部分出せば産むよねぇ~?

取り合えず、爆産祈願ね。
1本に40~50くらい産んでくれよもう。


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マットボーイズ [むかしの話・・・]

中学生の頃の話だ。

自分の通っていた中学校は、当時市内に20前後ある中学校の内で偏差値というか学力が一番低い学校であった。
どんな学校生活風景だったかは書くことは控えるが、
高校の頃あたりに学区制が緩和され、どの地域に住んでいても進学する小・中学校が選べるようになってからは、結構な人数の新1年生がバスまで使って隣町の学校へ通学する風景が見られるところからもこの学校がそういう評価をされていることが分かる。

そんな中学校であるが、毎年10月頃に一度行われている学祭に、
毎年盛り込まれている恒例の催しがある。
10人前後の選抜された男子で構成され、音楽に合わせて床運動・跳箱・組体操を見せる演技発表だ。
『マットボーイズ』と呼ばれるその催しは差し詰め「ウォーターボーイズ」のマット版と云ったところ。
2年生と3年生から選ばれ、それぞれ別の演技構成となる。
2年生の演技後に3年生の演技が始まるワケだ。

自分は球技が殺人的に下手なのだが体一つで出来る器械体操系は少しばかり得意だったので、体操部が無いこの学校でバク転や前宙が好きなだけできるマットボーイズはこれ以上無い楽しみに他ならない。
勿論参加しないわけがない。

2年生の時は、ズルスケ度が高い十数名の大所帯になった。
「ズルスケ」とは津軽弁で意味は大体そのままなのだが、この学校でいえばその大体の意味は勿論不良・ヤンキーの総称である。
体育のマット運動時間以上の練習時間を与えられたおかげで、この年はバク宙をマスターしたところまでは良かった。
しかしこの年は、練習中仲間とぶつかってしまい、怪我のため客席からの観覧というお粗末な落ちをつけてしまった。
ぶつかった相手はよく家に来て呪いのビデオを一緒に見ていた仲で
「呪いだァ~~」
と盛り上がっていたものだ、なんじゃそら。

そして翌3年生になって練習シーズンがやってきた。
前年で嫌になったのだろう、体力が余っているだけのズルスケ達は立候補せず、純粋に体操やアクロバットが好きな人間で演技することになった。
その数、8人。
日昆メンバーの一人・No.3もその内の一人だ。

人数や技量で先生が演技構成を考えるのだが、8人という少人数のせいか、決まったプログラムは予想を下回る内容のものだった。
個人的にスピードと躍動感がもっと欲しいと思ったところだったが、妥協せざるを得なかった。
うろ覚えだが、プログラムはこうだ。
四方20メートルに敷き詰めたマットに、2人ずつ技を披露しつつ登場した後、背後に据え付けられた2台のロイター板使いを技を混ぜつつ跳躍し、マット上でジャックナイフやバク転、倒立前転など一連の団体技を流した後、クライマックスの組体操に入る。
組体操は、まず下段に4人が背中合わせで輪を作り中腰になり、中段の2人が上に登り向き合って互いを組み、最後に1人がその上に登り「ハイッ!」みたいな構図になる展開だ。
簡単に云うところの「ピラミッド」である。
中学生にしてみればこれほどつまらない組体操も珍しいだろう。
最後に天辺の人間がバク宙で降りるというシナリオなら見る側も楽しめるだろうし事実2年前の組体操ではそんなラストだったが、残念な事に今年は禁止の方向らしい。
ピラミッドの後ろに残りの1人が支えで構えているのもその理由の一つみたいだ。
ピラミッド完成後にそろりそろりと降りるのは見る側からすれば煮え切らないものがある。
構造は自分とNo.3が中段を務める事になった。

学際当日、本番前の練習は本番前にもかかわらず和気藹々としたものだった。
遊び半分で、下段の2人の上からバク宙してみた。
ぐルん~~スタッ…
「お~(笑)できたし」
本番の時間だ。

練習とはうって変わって雰囲気が違う、なにより周りを観客が囲んでいる。
ここから体育館中の視線を8人が独占するのだ。
音楽が始まった。
マットに向かって順番に突入を開始する、側転、ロンダート→バク転、ハンドスプリング、各々が好きな技を出せる唯一の魅せ場だ。自分は確かこの年完成させた側宙を満を持して披露したのを覚えている。この8人中で側宙は自分を含めて2人しか出来なかった筈だ。
続いてロイター板から前宙でダイナミックな跳躍を始める。
ミス無しでまだまだ演技は続く。
バク転を全員で揃え、ジャックナイフもコケずに決め、プログラムを順調に消化していく。
残るはクライマックスの組体操だ。

下段の4人が中腰になり自分とNo.3が上に登る。
最後に天辺が最上段を目指す。
No.3と向き合い組み合って下を向いているので天辺がどうなっているのか見えてはいないが、数秒の沈黙を破り、拍手が沸き起こった。
……成功だ。
しかしここで気を抜いてはいけない、まだピラミッドを解いてはいないのだ。
「帰るまでが遠足」なのと同じように「降りるまでが組体操」なワケだ。



………ドゴンッッ。

体育館全体がどよめきに包まれる。
俺だ。

天辺が降りるときは何も無かった。
練習通りそろりそろりと慎重に降りていた。
続いて俺とNo.3が降りる番になって、本番前の練習で遊び半分でやったバク宙を何を思ったかこの舞台で試みてしまったのだ。
勿論、事前の予定には無かった技だし、なにより中段の一人だけがそんな派手な降り方をするなんてバランスが悪い。
自分の足場である下段の2人も、いきなりの事に対応できずにバランスを崩し、結果的にバク宙に失敗しさらに頭から落下する非常にショッキングな光景を最後の最後に見せてしまったのである。
自業自得と呼ぶにはあまりにも赤っ恥が過ぎる。
顔面蒼白だった自分には、最後の拍手も突き刺さるものでしかなかったが、
その拍手の中から聞こえた一言は次第に体育館中を包んでいた。


「アンコーール! アンコーール!! アンコーール!!!・・・・・・」


この後は、ただただ公開処刑でしかなかった。


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1令スタート [〆シカ (カワノ亜種)]

今現在我が家に居るカワノイシカは2産地、
サパ産とタムダオ産。

サパ産の成虫は現在寝ております。
♀個体に至っては一度起きてゼリー2分の1個をペロッと平らげた後
また寝てしまいました。二度寝というヤツです。
二度寝すると中々起きないんだよなァ……(汗)

さて、一方タムダオ産は先日WILDで新たにブリードをスタートしましたが、
先日割り出しました。

CA3I0512.JPG
セットした日は9月13日
だから期間としては3ヶ月も経っているわけです。おお、ヤバイ放っとき過ぎた!

セット内容は、熟成無添加発酵マットを10cm弱の深さで敷いた中に、
砂埋め霊芝材と中途半端に割った夏菌材を縦に3分の1を埋めたもの。

3ヶ月経って見た感想だと、
材の地上部分はあまり齧っていない様子。
元より感想気味のセットだったのが原因と考えられるけど。

CA3I0513.JPG
取り出した霊芝材。
このとおり綺麗に地中部分に集中しています。
このくらいの乾燥気味セットなら全部埋めたほうが良かったみたいね。
ただ、地上部にも数箇所産卵痕はあり、
切断面に僅かでしたが、駒穴に入って齧った痕は結構ありました。

さて早速割り出してみます。
まずは夏菌材から…

他の虫で失敗した材の使い回しですが程よく軟らかいです。
しかしこれから出てきたのは1頭の2令幼虫でした。

「あれ…? もしかして今回1ケタのギリギリパターンですか!!?」

不安を抱きながらも次は霊芝材を割っていくことに。

………ウォお!!!!!? 堅ってェ!!
堅い霊芝材でよく苦戦する「放射組織」が邪魔で綺麗に割れない。
(放射組織があると年輪に沿って綺麗に木が割れないんです)
仕方なく爪とペンチで地道に割っていくことに。

割り始めて間もなく、食痕発見。
「これが『貴重な』食痕でなければいいんだが…」

やがてポコッと空間が空いて…
CA3I0514.JPG
発見、しかし少々驚くべきことに出てきた幼虫は1令でした。

「まァ、こんな奴も居るさ」

続けてチマチマ作業を続けていくと次々と食痕&幼虫を発見、
不安を消し去ってくれるようにその数は勢いを増していきます。

が…


CA3I0515.JPG
ほっとんど1令じゃん、しかも孵化後数日レベルの!!!!

多分原因は割り出し前の数週間~1ヶ月ちょっとの期間に
温室から出して常温(つまり10℃弱の環境)で管理してた所為でしょう。
しかし、弱いといわれている1令幼虫が1頭も死んでいなかったとはたくましい虫だこと。
今後成長障害がなければいいんですがね(汗)

CA3I0518.JPG
最後はこんなに太い芯が残りました。
こんなに芯が太けりゃ割りにくかったのもうなずけるナ…

また、ちょっと気になった部分もあり、
CA3I0516.JPG
この2枚の画像↑↑、色が違うのがお分かりいただけると思いますが
左は普通の白い一般的な色ですが右はやや赤茶けています。
白い部分は材全体の3分の2を占めていますが赤茶の部分は残りの3分の1。
また、白い部分はかなり乾燥していたのに対し
赤茶色の部分はしっとりと適度な水分を含んでいたのにもかかわらず
幼虫と食痕は白い部分からのみ出てきており
赤茶部分からは全く見られませんでした

この赤茶って…まさか赤枯れなのだろうか……??
てか砂埋め霊芝で赤枯れなんて起きるんだろうか…勉強不足だな…[あせあせ(飛び散る汗)]


さて、残るはマット。
CA3I0519.JPG
お!早速1頭出てきた!



……………と思いきや出てきた幼虫はこれのみ。
マットには♀が潜った後の空間が多数残っており、
産卵場所を探していたことがうかがえます。

いくつかのシカクワに使ってきたけど、
どうやらウチでこのマットはあまりシカの産卵に使えないみたいね。


CA3I0520.JPG
最終結果、21頭

なんだかんだで採れた幼虫は我が家の標準数値でした。
ほぼ全部が1令幼虫で、久し振りに不注意で1頭だけ潰してしまいました(合掌)
凹みますね………[バッド(下向き矢印)]

さァて…ではでは「61プロジェクト」始めるかなァ…  よくわからんプロジェクト始まった!


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不明種、正体見たり。 [〆カナリクラトゥスホソアカ (南ボルネオ亜種)]

カリマンタン便にて入荷した不明種ホソアカ♀。
体色が焦げ茶色で何の種類か分からなかったためWF1でその正体を確かめようと
期待をこめて飼育していました。

カリマンタンからは今、
・カナリクラトゥス
・マーチン
・タランドゥス
の3種が主に入荷しています。
♀個体をそれぞれ背面から見ると、
カナリクラトゥスは暗赤褐色地に黒い縦帯が入る、
マーチンは全身赤一色、
タランドゥスは焦げ茶っぽい。

CA3I0054.JPGCA3I0057.JPGCA3I0058.JPG
ぱっと見タランドゥスに見えるんですが
かすかに黒い帯が隠れている様な…いやそんなはずは。





そんなこんなで密かに珍種の羽化を待ち焦がれていた矢先
早速羽化してきました。






CA3I0473.JPG
中歯型の♂


…………。

いや、大歯を見なければ同定出来んぞ…



続いて羽化したのは

CA3I0443.JPG


………[たらーっ(汗)]

親♀と体色違うぢゃねぇぇか……。

しかしまだ大歯の♂が羽化するまでは分からんゾ……。………。









CA3I0521.JPG
大歯型の♂


完全にトドメさされちまったぁ…。




カナリクラトゥスかよ…[もうやだ~(悲しい顔)][バッド(下向き矢印)]

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3年目の蛹化 [〆アクタエオンゾウ]

今の時期ネタが薄いのですが
年末は何かと用事や作業が増えるので仕方ないところですよね
(オマイはいきなり何言ってんだ!?)

さて、久々の登場のアクタエオンですが、
サブタイトルのとおり、長い年月をかけてついに1頭が蛹化しました[グッド(上向き矢印)]
ヨッシャきたァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!

CA3I0523.JPG
蛹室を作った中ケースの全体像。
蛹室は3ヶ所に窓を作る状態で作られており、
良い意味で言うと『観察し易い』
悪い意味で言うと『羽化不全し易い』


CA3I0522.JPG
数年振りに見る大型ゾウカブトの蛹。
シールを見ると一番最初の日付は2008年2月(初令)、
そこから数えると孵化日も入れるとおよそ35ヶ月経っていることになります。
おお…3年か…

蛹室を覗くと嬉しいことに。ただ角の短さから8~9cm台のよう。
3年という期間を単純に見ると普通のサイクル周期と考えられるんですが、
エサ交換の頻度の低さ、居間での常温飼育(深夜~朝は超低温)を考えると
非常に過酷な環境で生育していたんですよね。
幼虫期間に関しては、温度を適温でキープしていたらその分短くなったかもしれませんし、
エサ交換もちゃんとしていれば逆に期間は長くなっていたでしょうから、
この2点を踏まえるとほぼ変わらない幼虫期間で体重はもっと増えたのでしょうかね。

しかし3年掛かってようやく1頭目が蛹化、まだ他の幼虫がそれ以上の期間が掛かるわけですよね。
長いな…
ヤヌスとラミレスも始めたくなってきた!(できればフジタも)



観察目的で掘るか掘らないかで今かなり悩んでいますが、
羽化シーンを家に居る時に見れるとも限らないし
救出目的でも何でもないのに蛹室壊して挙げ句不全したら冗談ではすまないし…

まァ、掘るんだろう。
大型カブトでは掘ってから不全させた事は無いし…
(掘りたいと思う)初心は悪いことではないし。


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2011年の青森県産採集個体 [日昆 諸記]

今日はクリスマスという事で時限投稿です。

さて本日は、年末のまとめという事で
今年採集して標本にしたクワガタをおさらいして記録してみます。

つまり完全ローカルネタです。




さて、まず青森県の市町村の位置関係を示します。
aomorisityousonn.gif
津軽
 ・青森市 (あおもりし)
 ・弘前市 (ひろさきし)
 ・黒石市 (くろいしし)
 ・五所川原市 (ごしょがわらし)
 ・平川市 (ひらかわし)
 ・つがる市 (つがるし)
 ・外ヶ浜町 (そとがはままち)
 ・中泊町 (なかどまりまち)
 ・今別町 (いまべつまち)
 ・蓬田村 (よもぎたむら)
 ・平内町 (ひらないまち)
 ・鶴田町 (つるたまち)
 ・板柳町 (いたやなぎまち)
 ・藤崎町 (ふじさきまち)
 ・田舎館村 (いなかだてむら)
 ・大鰐町 (おおわにまち)
 ・鯵ヶ沢町 (あじがさわまち)
 ・西目屋村 (にしめやむら)
 ・深浦町 (ふかうらまち)

南部
 ・八戸市 (はちのへし)
 ・むつ市 (むつし)
 ・十和田市 (とわだし)
 ・三沢市 (みさわし)
 ・大間町 (おおままち)
 ・風間浦村 (かざまうらむら)
 ・佐井村 (さいむら)
 ・東通村 (ひがしどおりむら)
 ・横浜町 (よこはままち)
 ・六ヶ所村 (ろっかしょむら)
 ・野辺地町 (のへじまち)
 ・東北町 (とうほくまち)
 ・七戸町 (しちのへまち)
 ・六戸町 (ろくのへまち)
 ・おいらせ町 (おいらせちょう)
 ・五戸町 (ごのへまち)
 ・新郷村 (しんごうむら)
 ・南部町 (なんぶちょう)
 ・三戸町 (さんのへまち)
 ・階上町 (はしかみちょう)
 ・田子町 (たっこまち)

青森県は街は下らないけど地形は面白いですね。
津軽と下北の2大半島を有し、湖はカルデラ湖の十和田湖&宇曽利湖・汽水湖の十三湖等、
複雑な形の地理がまた飽きさせないです。
山岳地帯も平地を挟んでいくつかに別れ、
津軽半島西津軽~中南津軽東津軽(東部)~上北(南西部)~三八(南東部)
下北半島(南東部)下北半島(中西部)と大まかに分けて見ることができます。


今年の夏はあまり彼方此方には行かずほとんど同じエリアに通っていたので
あまり各地のクワガタは集められませんでした。
それに標本を収める箱も夏まで無かったので採集しても締める気になれず、
年の瀬になって見返してみても数はかなり少ないです。

青森県の鍬形虫
CA3I0517.JPG
ミヤマ♀(No.2採)、アカアシ♂(No.2採)♀(自己採)、オニ♂(自己採)

一応未収納の個体も居ますが乾燥中です。
シーラ箱を使っているので青森県産クワガタ全12種を♂♀で入れると容量ギリギリです。


青森市地元学区の鍬形虫
CA3I0518.JPG
コクワ♂(自己採)、ノコギリ♀(自己採)

まじめにやらなさ過ぎました(汗)
採れたやつはほとんど他人にあげちゃってましたし[たらーっ(汗)]
できれば学区内でヒメオオが採りたくて
秋に彼方此方奔走しましたが去年見つけた齧り痕のあるヤナギも伐られ、
早いうちに解決しないとこのエリアはどんどん難しくなっていきます。
伐採とか開発でね…
昔校外学習で訪れた山道の入り口の場所が思い出せず、行き詰ったりもしました。


青森県の鋸鍬形虫
CA3I0514.JPG
2市町村(南津軽×1ヶ所、上北×1ヶ所)

行動範囲や出撃回数の増加によるのか分からないですが
俺らの割りには立派な個体が採れたので満足です。



青森県の深山鍬形虫
CA3I0515.JPG
2市町村(中津軽×1ヶ所、南津軽×1ヶ所)

今年はほとんどミヤマを見ませんでしたよ、外灯を見て回らなかったので当然かも。
また、今年採ったノコとミヤマの最大個体はNo.6がどちらも採っており、
何気に「引きが強い男」なのかもしれない、彼は…


青森県の姫大鍬形虫
CA3I0516.JPG
3市町村(中津軽×1ヶ所、上北×2ヶ所)

今年の採集したクワガタで最もインパクトが強かった種類に他なりません。
感動の嵐、嵐、嵐。それまでは限りなく遠かった存在でした。
特に自力採集したラベルは今まで聞いた事が無い市町村なのでそれも嬉しさ倍増です。
これだから採集は楽しいんですね~
来年も注力し、市町村ごとにそろえていくつもりです。



と、云うことで
計5箱が今年から始めた県産鍬形箱の全部です(少ねぇぇぇぇぇ!!!!)
あと9種類の箱を最低でも作らなければいけませんが
ノコギリとコクワは1種類で3~4箱になりそうです(楽)


……しかし…展足って針刺して固定してるときは綺麗にそろってるように見えても
外して見ると結構歪んでるナ…

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