ゼブラノコギリの羽化 [〆ゼブラノコギリ (ルソンエンシス亜種)]
除雪の合い間に白鳥の餌付けをしていた会長です。
さて、先日、不定期チェックをしていたら
そろそろ(羽化する)かな…と目をつけていたルソンエンシスが丁度羽化しようと
していたので引っ張り出して観察しました。
ライブ羽化ネタは久し振りです、
よく覚えてないけど2年前のカワノイシカ以来ですかね。
羽化する過程をただただ連続写真で見ると云うだけのネタですよハハハ・・・
TVを観ながらちょこちょこと撮っていくやり方です。
動画で撮ろうかと思いましたがそんな数十分も地味な動画を載せるわけにもいきませんし
羽化当日 18:58
見た時にはすでにうつ伏せになっていまして
出来れば仰向けの時点から観察したかったスよ。
さて、羽化が始まり不安なのが思わぬアクシデント(事故)による不全。
外面的なものを挙げるだけで、
・体力が尽きて脱皮が止まる
・上翅が完全に閉じない(翅パカ)
・上翅の穴空き(不全と呼べるのか…?)
・下翅の水膨れ(上翅と違ってこの場合死亡につながる)
・下翅が上翅から出たままになる
・頭を起こせない
・脇腹がはみ出たままになる
・交尾器の収納障害
これだけ有る訳ですからピリピリしますね。(まだなんかあったかも)
19:05
背中が割れました。
19:09
19:14
19:20
19:27
19:35
翅を完全に脱ぎ終わりました。
19:43
19:49
19:55
20:23
20:38
下翅を伸ばしました。
23:42
このあたりから頭を上げようともがき始めます。
23:44
23:47
翌日 00:11
09:34
翌々日(3日目) 17:40
4日目 19:11
嬉しいことに大歯型です
(ルソンエンシスの場合さらにこの上に『完全大歯』てのがありますが)。
とはいえ40mm台後半で親♂とほとんど変わりません。
ゼブラノコもツヤクワガタやアルキデスヒラタ等のように
「サイズが大きくても中歯、小さくても大歯」になる逆転現象が見られる種類ですが、
大歯になる要因は何なのでしょうかね?
アルキデスなどは昔「堅い培地で羽化させると短歯になり軟らかい場所だと長歯になる」
などと言われたりしましたが、
数をやれれば温度などを変えてなどして実験できるんですがねぇ~
また、黒化型の羽化も残りの個体で出現するのか楽しみです。
カワラで飼育中のVIPも、65mmオーバーしてくれねェかナ~~