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カップ軍、やはりイマイチ。 [〆ゼブラノコギリ (ルソンエンシス亜種)]

このサブタイトルが全てをまとめていますね(悲)

そうです、イマイチなのです。
我が家ではまだまだ全然ゼブラのサイズアップに繋がる飼育法が掴めていません。

マットは全ての個体が羽化しましたが全部小さいです。
菌床でVIP飼育している個体も数頭居ますが想いとは裏腹に大きくなっていないようです、
こちらはまだ幼虫。

マット組は全て小さなカップで羽化させたものばかりなので
見応えはありませんが、好きな虫ですので無理矢理お披露目…


CA3I0650.JPG
 【46mm】

前回羽化の時に撮影した個体です。
5cmすら達しなかったのはやはり250ccカップだったからでしょう…
いや、250ccで46mmはよく大きくなった方か?

現在羽化した♂は2頭だけですが、
こちらが最大個体です。

そして、


CA3I0651.JPG
 【26.5mm】

これ……♂です[たらーっ(汗)]
♀だと思ってマットが乾燥した状態の90ccカップで羽化させてしまった個体です。
「一頭変なのが居るなぁ?」と思って軽く驚いたのですが、
たぶんこれゼブラノコギリでは最小級かも知れませんね(笑)
28~29mmくらいまでは見聞きした事はあったのですが…



CA3I0649.JPG
♀はこの画像のものだけではなく多数が羽化しているのですが、
と云うか今回♀がちょっと多いんですよ。



CA3I0652.JPG
左から、♂46mm・♂26.5mm・♀25mmです。

見るとお気付きになったかもしれませんが、
2体の♂の、前胸背板の模様が異なっています。
ミニ♂のはどちらかと云うと♀のそれに非常に近いです。
大小の差がここにも表れるんですね。



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カタンドゥアネス島のゼブラはルソン本島産以上に入荷数が少ないのですが、
調べて観ると、カタンドゥアネスからよくテイオウヒラタが得られる
メジャー産地『サミット山』の奥に進むと『シワン山』があり、
ゼブラノコギリはサミット山では採ることは出来ず
シワン山からでなければ得られないとのこと。

しかも、シワン山自体サミット山からの距離が結構離れていて
山に入る事自体大変なようで、クワガタを集める際にも
普段こちらまではわざわざ踏み入らないらしいです。

さらにシワン山は人の手が入っていない原生林地帯。
原生林だとクワガタを採集するのに効率が悪い環境で
そのせいもあってシワン山ラベルはテイオウヒラタすら今はほとんど流通していません。
現地で原生林のクワガタは数が採れない代わりにサイズはかなりデカいらしいので、
本産地のゼブラも「ルソン島よりサイズに期待できる」と云うふれこみで
売られていたのもこれによるものだったかも知れません。



現地の情報をこうして知ってしまうと、
益々大事に累代していきたくなってきますね。


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