今のところ…ミヤマは順調…? [〆アングスティコルニスミヤマ]
今日届いたBE‐KUWAを読み進めつつ……こんばんは、会長です。
さて、今回は我が家で唯一のルカヌス属であるアングスティコルニスミヤマの近況。
これまでミヤマ系の子供を採った経験が無く、
最も飼育が楽だと言われているフランス産ケルブス羽化させる事すら難儀しているので、
ミヤマの飼育には今現在の在庫の中で一番不安定な飼育を強いられている
と感じています。
また、管理しなければならない温度帯が厳しく、
ネットで情報収集していると、
どうやら中途半端に低温で管理していても不適切ならしく
活動停止温度帯と活動温度帯(蛹化・羽化の負担にならない温度帯)の
メリハリはきっちり分ける必要があるみたいです。
一応温度帯の違う簡易冷温室を使い分けられるので
何とか工夫しようがありますが…
さて、肝心の幼虫本体ですが、
前回の記事で1個目の卵が孵化した事を書いたのですが
その後何頭孵化したのかと云うと、
……1頭も孵化せず、結局最終的に現在残っているのは
割り出し時に回収した初令1頭と最初に孵化した1頭の計2頭のみになってしまいました
最初のカップのままだったので、
どうせ2頭しか居ないのですからめんどくさがらずにきちんとエサ交換する事にしました。
(・・・また問題発言を・・・)
120ccと250ccのカップで我が家の低温室(16~20℃)で管理していました。
どちらも3令になっていて、
「できれば♂と♀に分かれてくれればなァ~」と淡い期待を掛けていたのですが
どちらも腹の中が真っ黒。♂のようだ。
情報によると♂♀の区別は簡単ならしいのでこの判断は間違いないでしょう
体重を量ってみると、
120ccカップの方は3.8g
250ccカップの方は6.4g
エサは、
きのこの山のビートルマットと、ホームセンターで買ったフジコンの高いカブトマットを
6~7:1の割合で混ぜてそれぞれ1400ccと2300ccのクリアボトルに入れました。
管理温度はそれまでと同じにして元の場所に置く事にしました。
蛹化から羽化までがシビアそうだけど、
せめて完品羽化とWILDで手に入れた♂(5cm弱)より大きく出てきてほしい…
さて、今回は我が家で唯一のルカヌス属であるアングスティコルニスミヤマの近況。
これまでミヤマ系の子供を採った経験が無く、
最も飼育が楽だと言われているフランス産ケルブス羽化させる事すら難儀しているので、
ミヤマの飼育には今現在の在庫の中で一番不安定な飼育を強いられている
と感じています。
また、管理しなければならない温度帯が厳しく、
ネットで情報収集していると、
どうやら中途半端に低温で管理していても不適切ならしく
活動停止温度帯と活動温度帯(蛹化・羽化の負担にならない温度帯)の
メリハリはきっちり分ける必要があるみたいです。
一応温度帯の違う簡易冷温室を使い分けられるので
何とか工夫しようがありますが…
さて、肝心の幼虫本体ですが、
前回の記事で1個目の卵が孵化した事を書いたのですが
その後何頭孵化したのかと云うと、
……1頭も孵化せず、結局最終的に現在残っているのは
割り出し時に回収した初令1頭と最初に孵化した1頭の計2頭のみになってしまいました
最初のカップのままだったので、
どうせ2頭しか居ないのですからめんどくさがらずにきちんとエサ交換する事にしました。
(・・・また問題発言を・・・)
120ccと250ccのカップで我が家の低温室(16~20℃)で管理していました。
どちらも3令になっていて、
「できれば♂と♀に分かれてくれればなァ~」と淡い期待を掛けていたのですが
どちらも腹の中が真っ黒。♂のようだ。
情報によると♂♀の区別は簡単ならしいのでこの判断は間違いないでしょう
体重を量ってみると、
120ccカップの方は3.8g
250ccカップの方は6.4g
エサは、
きのこの山のビートルマットと、ホームセンターで買ったフジコンの高いカブトマットを
6~7:1の割合で混ぜてそれぞれ1400ccと2300ccのクリアボトルに入れました。
管理温度はそれまでと同じにして元の場所に置く事にしました。
蛹化から羽化までがシビアそうだけど、
せめて完品羽化とWILDで手に入れた♂(5cm弱)より大きく出てきてほしい…
3度目の原名亜種 [ゼブラノコギリ (原名亜種)]
近年すっかりはまってしまったゼブラノコギリ。
とは言え飼育を極めに向かっているまでには至っておらず
産卵・サイズアップには難儀しているのが現実であり、
今回の主役も過去に二度ブリードには失敗しているので
今度こそ3度目の正直といきたいところです。
では早々に登場していただきましょう。
去年に引き続きゼブラノコギリの原名亜種です。
ワイルドじゃないぜぇ~ (←失笑モンだ)
飼育品のペア入手と云う事で今回♂画像があるので、
非常に投げやりではありますが
各亜種の画像をある分だけで比較します。
まずは【生体♂】
【短歯♂頭部】
【死体♂】
【♂上翅側部】
【生体♀】
画像の個体ですが、
原名亜種:(死体)東カリマンタン州・パヤン山 (生体)中央カリマンタン州・ムラテウェ
ノブユキ亜種:ジャワ島・サラク山
ルソンエンシス亜種:カタンドゥアネス島・シワン山
レダ亜種:ミンダナオ島・カガヤンデオーロ
♂大腮の形状ですが、
長歯型になれば各亜種ごとの特徴が出てきて同定しやすいのですが、
短歯型になると原名亜種とノブユキが少々似通うようになり、
ルソンエンシスとレダに至っては同定が自分には不可能になります。
又頭部については、
亜種毎に微毛の量(長さ)に違いが見られ、
多さ(長さ)は原名亜種>ノブユキ>ルソンエンシス=レダの順になります。
そして亜種としての特徴を探したくなる一番の特徴である縞模様ですが、
大きく分けて2つ↓↓
インドネシア産亜種(ノブユキと原名亜種)と
フィリピン産亜種(ルソンエンシスとレダ)で大別でき、
上翅の上部にある横縞が、
ネシア系が「幅が均一でなく湾曲して表れている」のに対して
フィリピン系が「一定の幅で横に真っ直ぐ伸びている」のがお分かり頂けると思います。
(言葉にすると難しいんだよねェ)
そしてそれぞれの縞模様の細かい違いは
原名亜種:♂♀
縞模様、つまり黄帯が、(ノブユキに比べ)太く相対的に黒い部分が狭く見える。
ノブユキ亜種:♂♀
黄帯が(原名亜種に比べ)細く黒い部分が広く見える。
多亜種に比べて特に同産地間の個体差が激しい。
また上翅側部の黄帯が、
生存時に黒い中空部分が死後に黄色く塗り潰れてしまうのですが、
原名亜種は綺麗に黄色くなるのですが
ノブユキはあまりそこまで綺麗にならない事が多いようです。
(全然伝わらんな…)
死体のパヤン山産の生きていた頃の画像です。
上翅側部の黒くなる前がこんなのだったと云うことです (はァ?)
フィリピン系:♂♀
ルソンエンシスよりレダの方が僅かに黄帯が太くなるようです。
縞模様を見る上で忘れてはいけないのですが、
累代で血が濃くなるF2(飼育個体第2世代)以降は
段々縞模様が弱まり黒味が増していくんですよね。
他の特徴で分かっている分としては、
原名亜種では腹側の色が明るく褐色ぽく、
♂は顕著ですが♀も少しではありますがその特徴があります。
脚部の黄紋ですが、
個体差が激しいので亜種を同定するには判断材料には使えませんが
ある程度の傾向としては原名亜種が黄紋が広いものが多いようです。
(脛節より腿節の方が分かりやすいと云うか安定的です)
♀個体は、
前胸背板の点刻は原名亜種が一番粗く艶消し状になります。
この点でノブユキとの同定が出来るのではないかとおもいます。
(カリマンタン産とスマトラ産は見たんですが、 大陸産とパラワン産は見た事が無いので分かりません)
結構お粗末にまとめてしまった……
再入荷した在庫 1種類
全ての在庫 40種類
とは言え飼育を極めに向かっているまでには至っておらず
産卵・サイズアップには難儀しているのが現実であり、
今回の主役も過去に二度ブリードには失敗しているので
今度こそ3度目の正直といきたいところです。
では早々に登場していただきましょう。
去年に引き続きゼブラノコギリの原名亜種です。
ワイルドじゃないぜぇ~ (←失笑モンだ)
飼育品のペア入手と云う事で今回♂画像があるので、
非常に投げやりではありますが
各亜種の画像をある分だけで比較します。
まずは【生体♂】
原名亜種41mm(短歯)
ノブユキ亜種45mm(短歯)
上:ルソンエンシス亜種46mm(長(中?)歯)
下:45mm(短歯)
【短歯♂頭部】
原名亜種
ノブユキ亜種
【死体♂】
原名亜種約40mm(短歯)
ノブユキ亜種56mm(長歯)
レダ亜種48mm(長歯)
【♂上翅側部】
原名亜種 生体
原名亜種 死体
ノブユキ亜種 死体
【生体♀】
原名亜種
ノブユキ亜種
ルソンエンシス亜種
画像の個体ですが、
原名亜種:(死体)東カリマンタン州・パヤン山 (生体)中央カリマンタン州・ムラテウェ
ノブユキ亜種:ジャワ島・サラク山
ルソンエンシス亜種:カタンドゥアネス島・シワン山
レダ亜種:ミンダナオ島・カガヤンデオーロ
♂大腮の形状ですが、
長歯型になれば各亜種ごとの特徴が出てきて同定しやすいのですが、
短歯型になると原名亜種とノブユキが少々似通うようになり、
ルソンエンシスとレダに至っては同定が自分には不可能になります。
又頭部については、
亜種毎に微毛の量(長さ)に違いが見られ、
多さ(長さ)は原名亜種>ノブユキ>ルソンエンシス=レダの順になります。
そして亜種としての特徴を探したくなる一番の特徴である縞模様ですが、
大きく分けて2つ↓↓
インドネシア産亜種(ノブユキと原名亜種)と
フィリピン産亜種(ルソンエンシスとレダ)で大別でき、
上翅の上部にある横縞が、
ネシア系が「幅が均一でなく湾曲して表れている」のに対して
フィリピン系が「一定の幅で横に真っ直ぐ伸びている」のがお分かり頂けると思います。
(言葉にすると難しいんだよねェ)
そしてそれぞれの縞模様の細かい違いは
原名亜種:♂♀
縞模様、つまり黄帯が、(ノブユキに比べ)太く相対的に黒い部分が狭く見える。
ノブユキ亜種:♂♀
黄帯が(原名亜種に比べ)細く黒い部分が広く見える。
多亜種に比べて特に同産地間の個体差が激しい。
また上翅側部の黄帯が、
生存時に黒い中空部分が死後に黄色く塗り潰れてしまうのですが、
原名亜種は綺麗に黄色くなるのですが
ノブユキはあまりそこまで綺麗にならない事が多いようです。
(全然伝わらんな…)
死体のパヤン山産の生きていた頃の画像です。
上翅側部の黒くなる前がこんなのだったと云うことです (はァ?)
フィリピン系:♂♀
ルソンエンシスよりレダの方が僅かに黄帯が太くなるようです。
縞模様を見る上で忘れてはいけないのですが、
累代で血が濃くなるF2(飼育個体第2世代)以降は
段々縞模様が弱まり黒味が増していくんですよね。
他の特徴で分かっている分としては、
原名亜種では腹側の色が明るく褐色ぽく、
♂は顕著ですが♀も少しではありますがその特徴があります。
脚部の黄紋ですが、
個体差が激しいので亜種を同定するには判断材料には使えませんが
ある程度の傾向としては原名亜種が黄紋が広いものが多いようです。
(脛節より腿節の方が分かりやすいと云うか安定的です)
♀個体は、
前胸背板の点刻は原名亜種が一番粗く艶消し状になります。
この点でノブユキとの同定が出来るのではないかとおもいます。
(カリマンタン産とスマトラ産は見たんですが、 大陸産とパラワン産は見た事が無いので分かりません)
結構お粗末にまとめてしまった……
再入荷した在庫 1種類
全ての在庫 40種類