オセロか…? [オキピタリスノコギリ (原名亜種)]
6月になって初の記事。
前回の記事から随分間が空いてしまったという事でかなり焦っている会長です。
さて久方振りの更新は、
微妙に復活の意味合いも含め今回は増種ネタです。
これは何年も昔から手にしてみたかった、けど
入手するタイミングがなかなかうまくかみ合わなかったので
たいして値が張る虫ではなかったのですが
今の今までここに出てくる事はありませんでした。
先日の土曜日、期待と期待に胸を膨らませ荷物を受け取りました。
今年に入って初飼育になる種類はツヤハダに次いで2種類目ですが
購入した虫・外国産の虫で数えれば今年初めてになりますか…
年々下手にあちこちに手を出して挑戦しなくなってきたなぁ…
梱包を解いてさぁお目見えです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えッ?
うんまぁ居ますよオキピ自体は居ますよ。
ただこちらは現行のシムルゥ島のヒデオ亜種ではなく
フィリピン・ルソン島ケソン州ジェネラルナカールの原名亜種。
フィリピン産が欲しかったんですよ!
前々から、方々でオキピタリスの写真を見ていると
インドネシア各島のものより色が濃く黄色が原色っぽくて
さらに大きいサイズで羽化してくると云う事で見てみたくて見てみたくて
しょうがなかったんですよ(笑)
(全地域の個体を見ていないので言い切ることはできませんけど…)
♂46mm
ボルネオ産のように体色は明るいが色自体が淡くなるワケではなく、
黄色を通り越してレモン色と呼ぶ方がいいかもしれない印象を受けます。
腹側もエキゾチックな模様で骨が透けてるように見えて…ちょっと…なんか…かっけー……
♀26mm
♀は光沢が強くてなんか惹かれますね(個人的に)。
オキピのブリードでは度々注目される、と言われたり言われなかったりするんですが、
♀の模様に個体差がありそれがまあまあ遺伝性を持っている可能性があります。
♀の前胸背の黒点模様や上翅会合部をはしる黒い帯部分は、
個体によって大きくなったり小さくなったり、
もしくは広くなったり狭くなったりするようで
特に上翅の帯についてはフィリピンでは一部の島では帯の広さが違うとか説明されたり
しているようですが自分としては、違いは島毎に大同小異でもあるかもしれませんが
個体差で片づける事が出来るのではないかと思います。
自分は黒い模様が広い個体の方が好きなのですが
入手した♀は黒い帯が狭い方なので血によって受け継がれるとしたら
次世代で期待する色味が出てくれるか望みが薄いですが、
沢山の個体をブリードすれば何か答えが出てくるかもしれません。
さて、
WILDなので早々に産卵セットを組むことにしました。
オキピは材に産ませた方が確実性があるので
爆産種と云えども気は抜かずに2本柔らかめの材を入念にガス抜きしたくわMatに埋めます。
数年越しで遂に手に入れたのでついつい力んでしまいます。
(でも緊張感を持ってやり続けるのがこの趣味では大事なんですよね)
♂も大歯で中々大きいので、
♀殺しが起きないようにグルーガンで大腮を固めて♀と一緒にセットに投入して
ペアリングも兼ねる事にしました。
~最後に~
せっかく別亜種が居るので並べてみました。
左:ヒデオ亜種 右:原名亜種
新しく入荷した在庫 1種類
ブログに載せた在庫 73種類
全ての在庫 41種類
前回の記事から随分間が空いてしまったという事でかなり焦っている会長です。
さて久方振りの更新は、
微妙に復活の意味合いも含め今回は増種ネタです。
これは何年も昔から手にしてみたかった、けど
入手するタイミングがなかなかうまくかみ合わなかったので
たいして値が張る虫ではなかったのですが
今の今までここに出てくる事はありませんでした。
先日の土曜日、期待と期待に胸を膨らませ荷物を受け取りました。
今年に入って初飼育になる種類はツヤハダに次いで2種類目ですが
購入した虫・外国産の虫で数えれば今年初めてになりますか…
年々下手にあちこちに手を出して挑戦しなくなってきたなぁ…
梱包を解いてさぁお目見えです。
オキピタリスノコギリ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えッ?
うんまぁ居ますよオキピ自体は居ますよ。
ただこちらは現行のシムルゥ島のヒデオ亜種ではなく
フィリピン・ルソン島ケソン州ジェネラルナカールの原名亜種。
フィリピン産が欲しかったんですよ!
前々から、方々でオキピタリスの写真を見ていると
インドネシア各島のものより色が濃く黄色が原色っぽくて
さらに大きいサイズで羽化してくると云う事で見てみたくて見てみたくて
しょうがなかったんですよ(笑)
(全地域の個体を見ていないので言い切ることはできませんけど…)
♂46mm
ボルネオ産のように体色は明るいが色自体が淡くなるワケではなく、
黄色を通り越してレモン色と呼ぶ方がいいかもしれない印象を受けます。
腹側もエキゾチックな模様で骨が透けてるように見えて…ちょっと…なんか…かっけー……
♀26mm
♀は光沢が強くてなんか惹かれますね(個人的に)。
オキピのブリードでは度々注目される、と言われたり言われなかったりするんですが、
♀の模様に個体差がありそれがまあまあ遺伝性を持っている可能性があります。
♀の前胸背の黒点模様や上翅会合部をはしる黒い帯部分は、
個体によって大きくなったり小さくなったり、
もしくは広くなったり狭くなったりするようで
特に上翅の帯についてはフィリピンでは一部の島では帯の広さが違うとか説明されたり
しているようですが自分としては、違いは島毎に大同小異でもあるかもしれませんが
個体差で片づける事が出来るのではないかと思います。
自分は黒い模様が広い個体の方が好きなのですが
入手した♀は黒い帯が狭い方なので血によって受け継がれるとしたら
次世代で期待する色味が出てくれるか望みが薄いですが、
沢山の個体をブリードすれば何か答えが出てくるかもしれません。
さて、
WILDなので早々に産卵セットを組むことにしました。
オキピは材に産ませた方が確実性があるので
爆産種と云えども気は抜かずに2本柔らかめの材を入念にガス抜きしたくわMatに埋めます。
数年越しで遂に手に入れたのでついつい力んでしまいます。
(でも緊張感を持ってやり続けるのがこの趣味では大事なんですよね)
♂も大歯で中々大きいので、
♀殺しが起きないようにグルーガンで大腮を固めて♀と一緒にセットに投入して
ペアリングも兼ねる事にしました。
~最後に~
せっかく別亜種が居るので並べてみました。
左:ヒデオ亜種 右:原名亜種
多分、右のヤツをオーブンでこんがり焼いたら左のになるんだろうな…
新しく入荷した在庫 1種類
ブログに載せた在庫 73種類
全ての在庫 41種類