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4頭中…4頭 [〆ネプチューン (原名亜種)]

最近家の中では特にオオクワガタ関連の書籍や地図帳を眺めつつ
採集した個体達の展足をやっています。お早うございます、会長です。

さて、ここ数ヶ月クワガタクワガタクワガタクワガタクワガタ…で
すっかり少々カブトを飼っている意識が薄れていましたが、
その内俗に高山種(俗にでもないけど)と位置づけられる
ネプチューンオオカブトが、夏本番を前にして今で常温飼育していて
何か事件がすでに起きていやしないだろうかと心配になり
久し振りに様子を見てみました。


ネプチューンの飼育状況を振り返ると、
去年10月に♂×2♀×2の3令幼虫4頭を頂き、
♂♀ペアで2組に分けそれぞれコバエシャッターの小と中で
個別に管理し、居間にて常温飼育。

さて、そのまま静かにホーチキ飼育していましたが
例によって夏本番間近。

生存の安否が気になりコバシャ小組の様子を見ると…




壁面の一角に、マットが黒く固められ丸い窓が……




はぅ!!!! 蛹室じゃん!!!!!


うれすィィ事に♂・♀両方とも

上手く同時期に蛹化・羽化してくれそうで安心しました。


さて、そちらはいいとして
次に気になるのが中ケースに居るペア。

こちらのケースも滅多に観察していなかったのですが、
♂♀両方のケースを持ち上げて見ると…

こちらもまさかの蛹室が両方出来ています


中ケースなのに小ケースと成長期間が全く変わらず蛹室を作ってしまったのは
低温管理できなかった所為でしょうが……
羽化ズレが無いのは喜ぶべきことか。



そしてさらに、
中ケースの♂の蛹室を覗くと、蛇腹状の柿色の体が見えるではないですか!




脱皮シテル……ッ!!!!!!!


さて、こうなるとケースの外側から僅かに見える腹部だけでは飽き足らず、
その全容を見てみたい!と思うのが
少年(心は)の性と云うか、ネタ探しに必死なブロガーの性と云うか、掘り師の性か…




CA3I0961.JPG
掘ってみると、中ケースと云う微妙なスペースで
大変上手い位置に蛹室を作っているのが分かり感心しました。
よくよく確認すると、
どの個体もケースの四隅などに蛹室を作る個体はなく、
全てケースの長辺に平行に作っています。


そして、浮き彫りにした蛹室の頭部側の端から穴を開けて広げていくと。



ネプチューン 蛹.JPG
初めて見るネプチューンの蛹[ぴかぴか(新しい)]

角も全く曲がることなく綺麗に伸びていて、それだけで美しく感じます。

このステージになると温度管理がシビアになってくるでしょうが
上手く羽化にも立ち会えれば…見たいなァ…



ディナステス属のカブトは、
メガソマ属のカブトに比べて飼育可能温度帯が狭くて飼育しづらいと云う
印象がありますが、青森の気候ならば
高温飼育のヘラクレス種だけ冬季の加温と
ネプチューン&サタンに夏季1~2ヶ月の冷却が必要なだけで
もしかしたら思っているほど常温飼育のハードルは高くないかも…

(ん、今さら何言ってんだ俺?)


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