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採集から飼育へ・・・? [〆ヨルゲンセンヒメゾウ (ペーニャ亜種)]

今シーズンの青森は珍しく毎週末好天が続くので、
ここのところ毎週毎週ヒメオオの新ポイント開拓に勤しんでおります。

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新ポイントとは言っても狭い範囲内でをじわじわ採り広げていってるので
県内全体のエリアの開拓と云うよりは、まさに「ポイント」開拓になるのですが・・・
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毎週毎週同じように寝坊して慌てて目当ての場所に向かうと云うお約束なのですが・・・

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今年寒くなるのが早いと言われていますが、10月第一週の青森は普通に見られました。

しかし・・・なんか最近変な法則にあてられている気がする・・・


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なんで一人で来た時だけこんなたくさん採れるんだろう(泣)
他の人連れてきた時は「辛くも採れた・・・」って感じなのに・・・
俺はヒメオオに馬鹿にされているのか・・・?

寝坊の所為でまた活動時間は少なかったですが取り敢えず短い林道で15頭(♂12頭:♀3頭)と高密度で採れたのは満足できました。
10月になったと云う事もあって、全くアカアシが居らずヒメオオしか見られませんでした、
冬の気配がだいぶ近づいています。
採れた個体を見てみると、この近辺では特に小型個体が多く最小が♂33mmで似たようなサイズが他にも結構いました。ただそんな中でも最大が♂50mmUP、♀に至っては39mmと目を見張るものだったので、最盛期に来ればもっと凄い個体が採れたかもしれないと来年が楽しみになってきます。
(誰も来てないなら大きいサイズも今の時期そのまま採れるんでしょうが・・・)
ちなみに、B品が♂1頭のみで他が全て完品だったのにも小さな驚きがありました。



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そして、段々とヒメオオのシーズンが終わり最後に超小型種採集の流れまでくると、
今度は夏場におざなりになっていた飼育シーズンの到来ですね(?)

産卵セットの割り出しも遅れ、また今年もいつも通りのだらけた飼育状況ですが、
ウチの飼育部屋は今ぞろぞろと羽化個体が続いています。


マキタギラファ・・・

オオクワ・・・


そしてヨルゲンセン・ペーニャ。

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今年も可愛い毛達磨が拝める季節になりましたが、
今回は割り出し後にカップのまま交換せず長引かせてしまったので
幼虫の成長が滞り去年より羽化まで時間が掛かってしまいました。

まず最初に♂個体が羽化してきました。

 【産地】 パラグアイ マリスカル・エスティガリビア
 【累代】 F2 (CBF1から)

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2013年11月24日 割り出し
2014年8月17日  蛹化
     9月14日  羽化(第1号)
     10月2日  活動開始

蛹化まで幼虫期間9ヶ月とやはりちょっと長くなってしまいました。
それからは普通に1ヶ月で羽化、半月ちょっとで動き出しました。
1年サイクルで回すと考えるとこれからペアリングして産卵して孵化してだと去年より割り出しの時期は遅れるんでしょうかね。
毎年新成虫を見たいとは思っていましたがなかなか難しそうですねこれでは(汗)

ただ、多頭飼育のおかげで皆(一部を除いて)羽化時期がそろったので、
1ヶ月後には小さなペーニャ祭りになれそうです。


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指にギュッとつかまるのが非常に愛らしいのですがモショモショ動き回るのも小型カブトを飼育していてこその癒やしでしょうね。
この毛深さとサイズと動き・・・以前記事でも同じような事を書きましたが
これはもうハムスターが可愛いとか言ってるのと同列ですね(笑)

まだ1頭しか見ていませんが、
エサの状況などの所為か解りませんが毛があまり逆立たずペタッと寝ているように感じます。
エサや温度で毛並みに微妙な差が現れると聞くので、
もうちょっとモハッと毛が立ったタワシみたいなやつを羽化させたいのですが・・・


動画で撮ってみたけど、いざ撮ろうとするとなかなか良い感じに動く画が撮れないもんですね・・・(撮影者の腕か・・・)

今年はだいぶ久しぶりにヨルゲンセン(原名亜種)、パチェコ、テルシテスの野外品が入荷したようですが、個人的にはアルゼンチンやメキシコ北西部からまたWILD便が来るとは思っていなかったので驚きました。
ペーニャはパラグアイなのでこれまた新たにWILDが来るとは期待できませんが、国内に最初入ってきた数もあまり多くないみたいなので、いつかまた野外品入荷が来るまでギリギリまで累代し続けていきたいカブトです。



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