2015年度羽化報告 マキタギラファノコギリクワガタ [〆ギラファノコギリ (マキタ亜種)]
8月になってしまいました・・・青森県内は祭り祭りで浮かれに浮かれています。
この時期車を運転する地元の人は皆渋滞に悩まされ余計な体力を使っています。
さて、ここのところ月の出る時間帯の問題で夜のライトトラップ採集は一旦小休止。
本当は月が出てもそれなりに場所の選定をすればやれるっちゃぁやれるんですが、
採った虫の展足と飼育作業が完全に置いてけぼりなので
月の邪魔が入らなくなってくる周期に入るまでは、なるだけ飼育作業をしております。
あぁ・・・飼育作業・・・・・・
自然だらけの青森は夏場は「採集という誘惑」が激しく襲ってくるから
特にカブクワ飼育者はだらけてしまうんだろうなぁ・・・(←激しい偏見)
おまけにヤフオクで詐欺師にうちのペーニャの画像を使われるし・・・
さて、季節は戻って春。
本格的なクワガタ採集がはじまる前の4月下旬にさかのぼります。
かねてから大型の個体を期待していた3月蛹化のマキタギラファ5リットルビンから、
何やら気配が・・・
オォ…羽化シテル……
2013年に割り出した幼虫の内、ほとんどが1年1化。
2年1化は今5リットルで蛹室を作らせた2頭のみ。
ついに今世代の総決算がやってくるのか・・・
赤黒い翅に色々な想像を膨らませながら、自力で蛹室を抜け出すまで待つことにしました。
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6月半ば。
マキタ最後の♂2頭が羽化してから2カ月ほど経ったこの日。
羽脱までもうそろそろかなぁと思ってここ最近様子を見ていたのですが
蛹室内がマットで埋まってるぞ・・・よし、出たな・・・!!
しかし、フタを開けてみるとまだマットからは出ていない様子。
「早まったか・・・うん、どうしようか・・・」
本当なら完全にマット状に出るまで待ちたいところではあるんですが・・・
温室の奥から引っ張り出してきてもうフタまで開けてしまった・・・
ちょっとだけ中の方を見てみよう・・・
誘惑に負けてスプーンを手にして掘ってみる。
おおおおぉぉ・・・アゴが見えた・・・
流石に今までのとは1ランクは上のサイズしてやがる・・・!
ここまでで止めた方がいいかもしれないけど・・・
いやちょっと掘ればもう少し見えるんだよなぁ・・・
もうちょっとだけ・・・もうちょっとだけ・・・
うわァ・・・半分以上やっちった・・・
もう少し掘れば全部見えるんだけどナァ・・・
・・・ここまできたら最後までいっちまえ!!! もう知るか!!!
結局、
外に出しちゃった。
最初は、ほんのちょっとだけ・・・
とか思いつつ結局最後までいってしまうのは
古今東西の男性諸氏にはきっと分かっていただける筈(苦笑)
そして、開き直って
2本目。
結局全部出しちったよ・・・
あァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
意志薄弱だなァ・・・俺ァ・・・・・・。
ハイ、計測いきまーす。↓↓