SSブログ
~初めてこのブログに来られた方へ~
当ブログにご訪問頂きましてまことにありがとうございます。

長年、記事編集のブラウザにInternet Explorerを使用していたことで気付きませんでしたが
Google Chromeなど一部のブラウザで画像が回転して表示されております。
時間を見つけて修正しています。お見苦しい記事も少なくない点、予めご了承ください…

生まれは青森 血は吐噶喇 [〆鹿児島県産 トカラノコギリクワガタ]

季節も深まり、カメムシとテントウムシが乱舞する今日この頃。
久々に風邪でダウンした会長です。

夏場放置に放置を重ねた飼育作業を今徐々に片づけているところですが、
特に今は温室に入れずに床に置いてただけの産卵セットを暴く作業を行っています。

順に記録していきますが今回はまず中之島産トカラノコギリ

頂いた♀をセットに投入後、採集シーズン本格到来。
その後放置状態になってしまい、ゼリーを足すためにフタを開けることすらありませんでした。

ヒメオオ採集も終わり、休日と荒天が重なるようになり
次第に飼育部屋の方にも目が向くようになりまして、
ケースの側面には太い幼虫(汗)が見え隠れするようになっていました。

セット後すぐに卵も見えていたので大丈夫だろう(轟沈はしないだろう)と思っていましたし
既に幼虫も太いので、他のケースもありましたが
大歯も見たいので優先してこのケースを割ってみました。



割り出す前に容器の準備。
買い置きして久しい幼虫用添加発酵マットは色が変わってる・・・

意味も無くトレハロースを添加して(笑)加水し、
産卵ケースの外から見たテキトーな見立てで
「このくらいの数でイイか~」と詰めた9本のボトルを用意してケースをひっくり返しますと・・・



CA3I0949.JPG
ゴロゴロ出てきた・・・、ちょっとェ、え・・・なんか え、ん? 多くね・・・?(汗)

3令ばかり見えていたと云う事でとっくに個体数は少なくなっていたと高を括っていましたが





CA3I0950.JPG

   結果  17頭 (3令×14頭 2令×3頭)


そんなに少なくもなかった・・・(苦笑)

この後まだいくつか待機中のセットもあるし、洗浄済みのボトルの在庫の都合もあるので
用意した9本のボトル+温室内で1年放置されていたカンタケ菌床ボトル1本
2令全頭と選抜した3令7頭だけ手元に残して
残り7頭は、産卵に失敗したと言う仲間に託す事にしました。

産地交雑品アマノコ交雑品を心配しなくていいトカラノコもだんだん少なくなってきているみたいなので、この血統は末永く累代を続けたいですね。
暗色は見たことがありますが明色のトカラノコは見たことがないので、何とかそれを見てみたいですし、遅い割り出しで言うのも図々しいですが、7cmUPが見たいのでここから10g台後半まで体重を伸ばせるか・・・楽しみでもありますし不安でもあります。

累代を続けていくにはその度に、きれいなだけじゃなく大きな♂も見とかないとね(笑)


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ペット