怪獣映画を語る [テレビの話・・・]
この日は皆で部屋に集まり、ダラダラとしながら他愛もない会話を交わしていました。
そんな場面での話。
特撮好きの自分とNo.6は、先日TVで放送された『ハリウッド2014年版ゴジラ』を
きっかけに日本とアメリカのゴジラの話へと嵌まっていきました・・・
※今回は虫に全く関係ありません。
※そしてなぜこんな無駄な記事を書いたのか・・・自分もよく分かりません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【1】=自分 【6】=No.6
1 「こないだTVでやってたじゃん? ハリウッドの(ゴジラ)」
6 「あぁ、」
1 「アレって、あの後まだ2作品(続編)残してんだよ」
6 「あ~、らしいね。」
1 「で、2作目が・・・モスラと・・・」
6 「(キング)ギドラと?」
1 「ギドラと・・・ラドン。」
6 「『三大怪獣』じゃん。」
※『三大怪獣』・・・『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年)のこと。
ゴジラ・モスラ・ラドン・キングギドラ等、単体主役級の怪獣が一堂に登場した作品。
1 「『それ』をやるんだよ!? ハリウッドが。 で、3作目が『キンゴジ』なんだよ。」
※『キンゴジ』・・・『キングコング対ゴジラ』(1962年)のこと。
日本の怪獣:ゴジラとアメリカの怪獣:キングコングを対決させる構図の作品。
6 「はぁ~・・・・・・そこまでいくとちょっと考えるな・・・」
1 「どう考えるんだよ」
6 「~あのさ、アメリカ人の良いとこでもあるんだけど、良くも悪くも他人が大事にしてる物に
平気で土足で踏み込んでくるのさ、3大怪獣ってそれだけ結構大事な分岐点だったから」
1 「あぁー」
6 「ゴジラが人間側に付くか付かないかっていう分岐点だったから」
1 「そうだったの!? 2作目(ゴジラの逆襲)からずっとそのサイドで来てたんじゃないの?」
6 「違う、少なくとも『キンゴジ』もそうだけど、やっぱり・・・人間の敵ではあった。
だけど、(『三大怪獣』は)1964年だったと思う、あの年に日本で初めて原発が出来たんだよ」
1 「そうなの?」
※正確には1963年に日本初の原発が稼働、その後に3大怪獣が公開されたため1964年の本作は前年の原発稼働を汲んだ内容であるという事で解釈できる。
6 「つまり、どういうことか分かる? 日本人が恐れていたあの核を使っちゃったんだって。
自分らのエネルギーにしちゃったんだって」
1 「なるほど」
6 「という事は・・・『三大怪獣』で初めてゴジラ(≒核兵器)が人間の味方をするんだって。
初めて。・・・という考え方の一つではあるんだけど。
だからあそこ(『三大怪獣』)は結構な分岐点でさぁ、
人間の味方をする第1作になるんだって。
で、その事で結構語られたりファンが多い映画だったから・・・」
1 「ふむ・・・」
6 「今までさぁ、その組み合わせって皆避けて通ってたから」
1 「日本でもってことだよね」
6 「ゴジラとモスラと、(ラドンの代わりに)バラゴンがいたんだよ、別の映画でね。
何というかこう・・・(アメリカが『三大怪獣』を)やっていいのかな~?って感じはする。」
1 「う~ん、言いたい事は解らなくはない・・・」
6 「簡単に出来ちゃうのかな・・・って感じはする」
1 「アメリカ側の考えで言うと、モンスター映画の主役が沢山出せる!!って腹なんだろうね」
6 「そうそうそう、『怪獣が一杯居れば楽しいだろう』みたいな、
簡単な考えでやってるとしたら俺はちょっと・・・ウ~~ン・・・てなるけど・・・」
1 「この(ハリウッドの)3部作って、それぞれ別物じゃん?」
6 「そうなの?」
1 「なんて言うか・・・別物って言うよりかはさ、怪獣映画だけど全く別じゃん。
アメリカ側からすればゴジラ映画なんて僅かしかないから
主役が『ゴジラ単体』のやつと『三大怪獣』のやつと『二大怪獣』で対決する映画じゃ
怪獣の人間から見た立ち位置とかストーリー上の役割みたいなのは全部違ってくる。
タイプの違うゴジラ映画の作品を作ろうって云う意欲的な試みではあると思う・・・」
6 「うんうん・・・」
1 「ただ、日本の作品の意図は汲んでるとは思うんだけど・・・
けど俺にとっては世紀末系のモンスターパニック映画と何ら変わりないような気がする」
6 「あれはさ、監督がどのゴジラを観て育った世代なのかによる、
俺は観てすぐ分かったんだけど・・・こないだのハリウッドはさ・・・
怪獣プロレスやってた時のゴジラだよ」
1 「え!? そう?? 1980年代じゃねえの?」
6 「いや・・・、」
1 「ゴジラが出てきて脅威と思いきや、実はもう1体違う種類の怪獣が居て、
そっちの方が脅威だったと云うパターンだと思ったんだけど」
6 「いや、違う・・・と思う。ゴジラを正義扱いしてた。あれはもう1970年代のでしかないから」
1 「でもさ、1960年代の半ばに入ったらもうその(正義)感じじゃなかった?」
6 「してない、一応敵。」
1 「でも一応敵だけど~、ハリウッド版については話の最初の時点では
ゴジラそのものが脅威みたいな感じになってたじゃん、そこから・・・」
6 「(ハリウッド版で)ゴジラ出番少ないよね。話の軸ムートーだったから。」
1 「・・・うん・・・」
6 「題名が『ムートー』でゲスト怪獣がゴジラって感じ」
1 「あぁ~なるほど」
6 「どっちかっつーと構成は完全に『ガメラ』・・・に近い。平成のガメラ」
1 「あそっか・・・東宝だけで今考えてたけど他のも考えるとたしかにガメラだ・・・」
1&6 「・・・・・・・・・・・・」
6 「そこまで色々と知ってるとさ、もう純粋に観れなくなってくる」
1 (笑)
6 「だってさぁ・・・少しはさぁ、純粋にさ『ゴジラじゃ~ん☆』ぐらいの
言ってみたかったけど・・・まぁ無かったな・・・
何か観た後もう『な~んか違うなぁ』みたいなのばっかりでさ。
納得した『ゴジラ』に出会ってない」
1 「最近?」
6 「最近つーか・・・一回もう『キンゴジ』ぐらいコメディでやってほしい気持ちもあるんだよな
そういうめんどくさいのを考えちゃうから、ある程度(シリアスを)取っ払ってさ・・・
コメディでやってほしいんだよ。今の『シン・ゴジラ』真面目すぎるじゃん」
1 「このコメディ調の作品って、毎年毎年ゴジラ映画を量産できたあの時代だから
やれたのであって・・・」
6 「いやいやいや、」
1 「今そんなのやったらただの『大怪獣バトル』だよ(苦笑)
・・・時代だね、真面目に[怪獣が出てきたらどうなるか]ってことを考えすぎる」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6 「あと俺その~・・・ハリウッドのゴジラには言いたい事が色々ある!」
1 (笑)
6 「結構溜めてるからさぁアレに関しては、」
1 「お前それをどこで言うんだよ溜めてたって」
6 「無いんだよ!!」
1 (笑)
6 「お前ぐらいしか居ないんだよ(笑)」
1 「アレだな、ネットかなんか使ってアメリカの映画オタクとか交流できるようになったら
向こうの事ボコボコにするんだろうな(笑)」
6 「っイヤイヤ・・・、結構アメリカでも化けモン居るからな(笑)」
1 「ッ・・・化けモン(笑)」
6 「普通にいる、たまにさぁ度を超えたマニアが居てさ
昔の8ミリフィルムを持ってたりするんだよ、
初代のゴジラを輸出したときにアメリカで改編しちゃったバージョンがあってさ。
当時って結構改編しちゃったりするから。新しいシーンを自分らで作っちゃうんだって
アメリカ人で見たゴジラのストーリーを勝手に作っちゃってて・・・
そのフィルムとの違いを見比べてみようみたいな、そんな人も居るんだよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6 「まずハリウッドゴジラはさ、核の扱いがね逆なんだって」
1 「逆?」
6 「全く逆転してるの日本人と、あれアメリカ人っぽい。完全にアメリカ人、
あのね・・・元々ゴジラが生まれた原因て水爆だったじゃん?」
1 「うん。」
6 「それは、核を受けた日本が作ったから説得力がある映画だったんだって、
被害者だったんだよね日本は。」
1 「対してアメリカは?」
6 「あの映画(ハリウッド版)では、元々ゴジラが居てそいつを倒すために核を使った・・・
ゴジラがしぶとくて勝てないから核を使ったんだって。
全く逆転してるんだよ。だから・・・なんて言うんだろ、『核は正義』っていう感じ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No.2はその頃、
部屋に入ったカを生け捕りにして、そのまま蚊取り線香の煙で燻す・・・
・・・という変態的上級テクニックを見せていました。
そんな場面での話。
特撮好きの自分とNo.6は、先日TVで放送された『ハリウッド2014年版ゴジラ』を
きっかけに日本とアメリカのゴジラの話へと嵌まっていきました・・・
※今回は虫に全く関係ありません。
※そしてなぜこんな無駄な記事を書いたのか・・・自分もよく分かりません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【1】=自分 【6】=No.6
1 「こないだTVでやってたじゃん? ハリウッドの(ゴジラ)」
6 「あぁ、」
1 「アレって、あの後まだ2作品(続編)残してんだよ」
6 「あ~、らしいね。」
1 「で、2作目が・・・モスラと・・・」
6 「(キング)ギドラと?」
1 「ギドラと・・・ラドン。」
6 「『三大怪獣』じゃん。」
※『三大怪獣』・・・『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年)のこと。
ゴジラ・モスラ・ラドン・キングギドラ等、単体主役級の怪獣が一堂に登場した作品。
1 「『それ』をやるんだよ!? ハリウッドが。 で、3作目が『キンゴジ』なんだよ。」
※『キンゴジ』・・・『キングコング対ゴジラ』(1962年)のこと。
日本の怪獣:ゴジラとアメリカの怪獣:キングコングを対決させる構図の作品。
6 「はぁ~・・・・・・そこまでいくとちょっと考えるな・・・」
1 「どう考えるんだよ」
6 「~あのさ、アメリカ人の良いとこでもあるんだけど、良くも悪くも他人が大事にしてる物に
平気で土足で踏み込んでくるのさ、3大怪獣ってそれだけ結構大事な分岐点だったから」
1 「あぁー」
6 「ゴジラが人間側に付くか付かないかっていう分岐点だったから」
1 「そうだったの!? 2作目(ゴジラの逆襲)からずっとそのサイドで来てたんじゃないの?」
6 「違う、少なくとも『キンゴジ』もそうだけど、やっぱり・・・人間の敵ではあった。
だけど、(『三大怪獣』は)1964年だったと思う、あの年に日本で初めて原発が出来たんだよ」
1 「そうなの?」
※正確には1963年に日本初の原発が稼働、その後に3大怪獣が公開されたため1964年の本作は前年の原発稼働を汲んだ内容であるという事で解釈できる。
6 「つまり、どういうことか分かる? 日本人が恐れていたあの核を使っちゃったんだって。
自分らのエネルギーにしちゃったんだって」
1 「なるほど」
6 「という事は・・・『三大怪獣』で初めてゴジラ(≒核兵器)が人間の味方をするんだって。
初めて。・・・という考え方の一つではあるんだけど。
だからあそこ(『三大怪獣』)は結構な分岐点でさぁ、
人間の味方をする第1作になるんだって。
で、その事で結構語られたりファンが多い映画だったから・・・」
1 「ふむ・・・」
6 「今までさぁ、その組み合わせって皆避けて通ってたから」
1 「日本でもってことだよね」
6 「ゴジラとモスラと、(ラドンの代わりに)バラゴンがいたんだよ、別の映画でね。
何というかこう・・・(アメリカが『三大怪獣』を)やっていいのかな~?って感じはする。」
1 「う~ん、言いたい事は解らなくはない・・・」
6 「簡単に出来ちゃうのかな・・・って感じはする」
1 「アメリカ側の考えで言うと、モンスター映画の主役が沢山出せる!!って腹なんだろうね」
6 「そうそうそう、『怪獣が一杯居れば楽しいだろう』みたいな、
簡単な考えでやってるとしたら俺はちょっと・・・ウ~~ン・・・てなるけど・・・」
1 「この(ハリウッドの)3部作って、それぞれ別物じゃん?」
6 「そうなの?」
1 「なんて言うか・・・別物って言うよりかはさ、怪獣映画だけど全く別じゃん。
アメリカ側からすればゴジラ映画なんて僅かしかないから
主役が『ゴジラ単体』のやつと『三大怪獣』のやつと『二大怪獣』で対決する映画じゃ
怪獣の人間から見た立ち位置とかストーリー上の役割みたいなのは全部違ってくる。
タイプの違うゴジラ映画の作品を作ろうって云う意欲的な試みではあると思う・・・」
6 「うんうん・・・」
1 「ただ、日本の作品の意図は汲んでるとは思うんだけど・・・
けど俺にとっては世紀末系のモンスターパニック映画と何ら変わりないような気がする」
6 「あれはさ、監督がどのゴジラを観て育った世代なのかによる、
俺は観てすぐ分かったんだけど・・・こないだのハリウッドはさ・・・
怪獣プロレスやってた時のゴジラだよ」
1 「え!? そう?? 1980年代じゃねえの?」
6 「いや・・・、」
1 「ゴジラが出てきて脅威と思いきや、実はもう1体違う種類の怪獣が居て、
そっちの方が脅威だったと云うパターンだと思ったんだけど」
6 「いや、違う・・・と思う。ゴジラを正義扱いしてた。あれはもう1970年代のでしかないから」
1 「でもさ、1960年代の半ばに入ったらもうその(正義)感じじゃなかった?」
6 「してない、一応敵。」
1 「でも一応敵だけど~、ハリウッド版については話の最初の時点では
ゴジラそのものが脅威みたいな感じになってたじゃん、そこから・・・」
6 「(ハリウッド版で)ゴジラ出番少ないよね。話の軸ムートーだったから。」
1 「・・・うん・・・」
6 「題名が『ムートー』でゲスト怪獣がゴジラって感じ」
1 「あぁ~なるほど」
6 「どっちかっつーと構成は完全に『ガメラ』・・・に近い。平成のガメラ」
1 「あそっか・・・東宝だけで今考えてたけど他のも考えるとたしかにガメラだ・・・」
1&6 「・・・・・・・・・・・・」
6 「そこまで色々と知ってるとさ、もう純粋に観れなくなってくる」
1 (笑)
6 「だってさぁ・・・少しはさぁ、純粋にさ『ゴジラじゃ~ん☆』ぐらいの
言ってみたかったけど・・・まぁ無かったな・・・
何か観た後もう『な~んか違うなぁ』みたいなのばっかりでさ。
納得した『ゴジラ』に出会ってない」
1 「最近?」
6 「最近つーか・・・一回もう『キンゴジ』ぐらいコメディでやってほしい気持ちもあるんだよな
そういうめんどくさいのを考えちゃうから、ある程度(シリアスを)取っ払ってさ・・・
コメディでやってほしいんだよ。今の『シン・ゴジラ』真面目すぎるじゃん」
1 「このコメディ調の作品って、毎年毎年ゴジラ映画を量産できたあの時代だから
やれたのであって・・・」
6 「いやいやいや、」
1 「今そんなのやったらただの『大怪獣バトル』だよ(苦笑)
・・・時代だね、真面目に[怪獣が出てきたらどうなるか]ってことを考えすぎる」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6 「あと俺その~・・・ハリウッドのゴジラには言いたい事が色々ある!」
1 (笑)
6 「結構溜めてるからさぁアレに関しては、」
1 「お前それをどこで言うんだよ溜めてたって」
6 「無いんだよ!!」
1 (笑)
6 「お前ぐらいしか居ないんだよ(笑)」
1 「アレだな、ネットかなんか使ってアメリカの映画オタクとか交流できるようになったら
向こうの事ボコボコにするんだろうな(笑)」
6 「っイヤイヤ・・・、結構アメリカでも化けモン居るからな(笑)」
1 「ッ・・・化けモン(笑)」
6 「普通にいる、たまにさぁ度を超えたマニアが居てさ
昔の8ミリフィルムを持ってたりするんだよ、
初代のゴジラを輸出したときにアメリカで改編しちゃったバージョンがあってさ。
当時って結構改編しちゃったりするから。新しいシーンを自分らで作っちゃうんだって
アメリカ人で見たゴジラのストーリーを勝手に作っちゃってて・・・
そのフィルムとの違いを見比べてみようみたいな、そんな人も居るんだよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6 「まずハリウッドゴジラはさ、核の扱いがね逆なんだって」
1 「逆?」
6 「全く逆転してるの日本人と、あれアメリカ人っぽい。完全にアメリカ人、
あのね・・・元々ゴジラが生まれた原因て水爆だったじゃん?」
1 「うん。」
6 「それは、核を受けた日本が作ったから説得力がある映画だったんだって、
被害者だったんだよね日本は。」
1 「対してアメリカは?」
6 「あの映画(ハリウッド版)では、元々ゴジラが居てそいつを倒すために核を使った・・・
ゴジラがしぶとくて勝てないから核を使ったんだって。
全く逆転してるんだよ。だから・・・なんて言うんだろ、『核は正義』っていう感じ」
話はまだまだ続いた・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No.2はその頃、
部屋に入ったカを生け捕りにして、そのまま蚊取り線香の煙で燻す・・・
・・・という変態的上級テクニックを見せていました。
2mmの希望 [〆オキピタリスノコギリ (シベルート島)]
こんばんは、会長です。
あれよあれよと言う間にねぶた祭りも終わってしまい、オニクワガタの発生シーズンにも突入してしまいました。
それにしても・・・今年の暑さは例年にないくらい酷い!
青森としては珍しくここ2週間ほどは連日30℃を超える真夏日も多く、35℃以上の猛暑日もありました・・・。飼育温室の方も氷の供給が追い付きません。
暑さに加えて休日が少なかったこの2週間はほとんど採集に行きませんでした。
ただ、別件で十和田に行った先の日曜日、
谷地の付近でショックなことにニホンジカを発見してしまいました(焦)
8月9日の地元紙・東奥日報に載っていた、7月末頃に奥入瀬・紫明渓に居た個体と同じではないかと思います。やれるものならロード〇ルしておきゃよかった・・・
年を追うごとに暖かくなってきたのか、ニホンジカもそうですがイノシシも段々北上してきているようですね・・・ゴキブリも見るようになってきましたし、北国も(一部の分野で)受難の時代に突入してきた感じがあります。
さて、今は採集シーズン真っ只中ではありますが、
今回は飼育ネタです。
気が付けば1ヶ月前に「十和田よさらばだ!!」的な記事を書いて以降全く採集に関係ない記事ばっかり書いてるな・・・
実際、採集にほとんど行ってないんだから書けることも無いわねぇ。
さぁ、
日本全国8名のシベルートオキピファンの皆さん
お待たせしました!!!・・・いや8人も居るかなァ・・・?
安心してください、生きてますよ!
去年11月にF2を割り出した記事が最後で、それ以来の記事です。
いちいち細々と現況を報告する種類でもないので、ある程度内容が溜まるまでブログへは上げていませんでした。
前回までは、♂♀同居セットで放置していたらいつの間にか♀が殺され
そんな中でも辛くも3頭の幼虫を確保できた・・・と云うところまで書いていました。
その後の経過はというと・・・
大事に大事に温室へ入れて22℃前後で管理していまして、
翌2016年の1月には♀のボトルで蛹化を確認。
2月の上旬には羽化しておりました。
また♂の方も2頭とも♀から遅れる事1ヶ月程度で蛹化、これは2月上旬の事です。
3月上旬に無事2頭とも完品羽化、いやァよかったよかった。
このシベルートオキピは我が家に来たのがWF1ペアで、この時♂は中歯でした。
今回のF2は蛹室の中が外からはよく見えなかったので、
親個体よりは伸びているのは蛹の時チラッと見えて分かってはいましたが
羽化した直後はまだどんな歯型かは分かりませんでした。
羽化から1ヶ月以上経ち、いよいよ待ち望んだ新成虫との対面がやってきました。
♂-① ※画像にポインターをあわせると腹側の画像に切り替わります↓↓(2015年7月7日 親WF1産卵セット)
11月5日 割出 3令幼虫 発酵マット800㏄クリアボトルへ
2016年2月8日 蛹化
3月上旬 羽化確認
4月3日 掘り出し 49mm
♂-②(2015年7月7日 親WF1産卵セット)
11月5日 割出 3令幼虫 発酵マット800㏄クリアボトルへ
2016年2月7日 蛹化
3月上旬 羽化確認
4月28日 羽脱確認 50mm
地味に50mmいってた!!
歯型の違う2頭の♂、どちらもカッコいい・・・(惚)
49mmの長歯は、事前情報として聞いていた『内歯が三葉状になる』という特徴が出ています、また50mmの完全長歯の方も薄いですがその特徴が現れています。
オキピタリスの他産地の長歯♂個体の内歯は通常二葉状で、おそらく偶発的に三葉状になる個体も居るのでしょうが、こうしてしっかり三葉が出るのはちょっとした「産地的な特別感」がありますな。
それと、この完全長歯で目を見張るのはこのスピーーンと伸びたきれいな大腮のライン。
シベルートに限らずオキピタリスは大体皆そうなんですが(一部地域を除く)、本種は大腮が身体に対して水平ではなく割りと腹側に下がるように伸びる形なので、このスラッとした大腮を楽しむには写真ではどうしても限界があるんですよね。
今回のF2成虫は先にも書いた通り♂が2頭、♀が1頭。
最初からギリギリの状態です。
しかもこのシベルート産、「うれしい事に(苦)」
元のWILDの♀は2頭持って来られたのみで
さらに少し前に聞いた話によると、自分の今持っていない方の血統は絶えてしまったと云うような事らしい・・・
極めつけは、
残った1♀分の血統もWF1の飼育品は片手で数えるほどの人数に渡ってはいたらしいんですが、ほとんど♀殺し等で累代失敗し、日本国内でシベルート島産オキピタリスの存続自体が危ぶまれていると云う事実。
ブリードに失敗しても専門店やオークションでも補填が出来ず
その時点で永劫飼育再開が出来ないと考えても間違いではない状態。
シムルゥ島のヒデオオキピみたいにどこかの誰かはまだ一定数持ってると云う物でもない。
いつも似たような状況とは言え、背水の陣でブリードに臨みます(汗)
ブリードにあたっての個人的な難関は、いつも書いている事ですが
小型色ノコのブリード全般で起こる新成虫の休眠ズレ。
特によくある現象が『♀がなかなか起きない』。
ちょっとした管理の違いによるものなのか、飼育者によっては「そうした問題は特に起きてない」という意見もあれば「深刻な問題だ」という意見もあるみたいで、ブリード物のペアリングで♀殺しが発生するのも意外とここが原因なのかもしれません。
・・・で、今回のF2新成虫、やはり♀の羽脱が遅く、後から羽化した♂2頭の方が先に活動を開始してしまいました。
またかよ・・・とヒヤヒヤしたのは言うまでもありませんでしたが、幸いにして6月に入り♂の寿命に間に合う期間内に♀も活動を開始し、ペアリング用にケースをセッティングし、♀殺しの危険と隣り合わせとは言え数日間同居飼育を開始しました。
とは言え実は、この時すでに2頭しかいない内の三葉が出ていた49mm♂はダルマ状態。
フ節が全体の半分しか残ってなく、ペアリングに使えるのは50mmの方だけと云うリミットギリギリの状況。
特に初日がハラハラしたのですが、
翌日見てみるとうまくメイドガードして仲良くしていたのでなんとかここは上手くいったと判断。
数日すると、このような感じで↓↓
♀がエサ皿をカリカリ穿つ行動を見せるようになったのでペアリングを解消。
無事ペアリングも済み、
次はいよいよ産卵のセッティング・・・
ケースは大事を取ってコバシャの中サイズを使用。
マットについては、下手な発酵マットを使うとガスや添加物で卵が腐ると思ったので、無添加で熟度もそこそこあるマットを使うことに。
そして最後に産卵木の選定。
何を使うかちょっと悩みましたが、
軟らかさもなかなか良いので、以前下北半島に行った時に採ってきた材をカットして使うことにしました。
ちなみにこの採ってきた材、オキピの件とは全く関係ないのですが
保管中にとある事件が起こりました。
この材、持ち帰ってからずっとビニール袋に入れて部屋で保管していたんですが
初夏のある日、何か中から気配がすると思って確認してみると・・・
・・・・・・ん、ハチみたいなのが居る・・・いや違う、これ甲虫だ!! てかこれってカミキリじゃ・・・
ソリダじゃん!!!!!
ソリダ。つまりオオホソコバネカミキリと云うなんか珍しい種類。
ネキダリス属の中では(全国的には)珍品度では比較的入門種と云う感じの位置づけだそうですが、青森県下において採ってきた材から羽脱したと云う例は未だ無かったみたいで、さらに下北半島産と云うのは分布の記録すら残っていないのだそうです。
これまで家で確認した限りでは今のところ♂2頭が採れたのですが、
自分はカミキリ屋ではないので、詳細産地を他言しない事を条件として友人にあげました。
さて話を本線に戻して、
カットして加水した産卵木をマットでほぼ全埋めし温室で管理したのが6月24日。
しばらく潜っているようでとりあえず安心しまして、
直ぐではありませんでしたがケース底面に卵も僅かに確認できるようになり次世代も安泰だと思いました。
しかし、一時の安心を覚えた後でまた不安になる事態が起こりました。
産卵木から何かの菌糸が延びてマットの一部が変質。
それに加え、親♀がかき回したからなのか、はたまたカビの所為か無精卵だからか、ケース底面から見える卵が次々と消えていきます。そもそも見えていた数もごく僅かなので判断にも苦しい。
♀は元気ではあるものの、再ペアリングさせようと思っても時すでに遅し・・・♂は別居後1週間ほどで他界(気付いた時には真っ黒になって腐敗してました)。
背後からジリジリと累代失敗の気配が迫ってくるように感じました。
このままでは非常にマズイと判断しまして、
当初一発割出しの予定だったところを変更、先日別レシピで2つ目のセットを組んで♀を移動させました。
今度は以前よりも熟度が高いマットを使用。
前回と違ってマット産みをやや意識してみました。
♀もいつ急逝するか分かりません。
なんとか上手くいってくれることを願うばかりです。
そんな望みの薄く先行き不安な中、
1回目のセットの底面に何か変なものを見つけました。
それまでやや潰れて死んだように見えていた卵の様子がなんだか変です。
僅かに節のようなものが見えたのですが、
目を凝らしてしばらく観察しているとそれがなんなのか疑問から確信に変わりました。
動いた!!!!!!!!!
孵化したんだ!!!!!!!!!
本当にクワガタなのか判断もつかないような、真っ白な生まれたてホヤホヤの幼虫だと認識できるまでしばらくかかりました。
大きさ約2mm。
どうやらペアリングは意味を成していたようです。
きちんと有精卵を産んでいたという事ですので、引き続き頑張ってもらいましょう。
血の入れ替えも出来ない以上、累代もいつまででも続けられそうもありませんからね・・・
あれよあれよと言う間にねぶた祭りも終わってしまい、オニクワガタの発生シーズンにも突入してしまいました。
それにしても・・・今年の暑さは例年にないくらい酷い!
青森としては珍しくここ2週間ほどは連日30℃を超える真夏日も多く、35℃以上の猛暑日もありました・・・。飼育温室の方も氷の供給が追い付きません。
暑さに加えて休日が少なかったこの2週間はほとんど採集に行きませんでした。
ただ、別件で十和田に行った先の日曜日、
谷地の付近でショックなことにニホンジカを発見してしまいました(焦)
8月9日の地元紙・東奥日報に載っていた、7月末頃に奥入瀬・紫明渓に居た個体と同じではないかと思います。
年を追うごとに暖かくなってきたのか、ニホンジカもそうですがイノシシも段々北上してきているようですね・・・ゴキブリも見るようになってきましたし、北国も(一部の分野で)受難の時代に突入してきた感じがあります。
さて、今は採集シーズン真っ只中ではありますが、
今回は飼育ネタです。
気が付けば1ヶ月前に「十和田よさらばだ!!」的な記事を書いて以降全く採集に関係ない記事ばっかり書いてるな・・・
実際、採集にほとんど行ってないんだから書けることも無いわねぇ。
さぁ、
日本全国8名のシベルートオキピファンの皆さん
お待たせしました!!!・・・いや8人も居るかなァ・・・?
安心してください、生きてますよ!
去年11月にF2を割り出した記事が最後で、それ以来の記事です。
いちいち細々と現況を報告する種類でもないので、ある程度内容が溜まるまでブログへは上げていませんでした。
羽化 編 |
前回までは、♂♀同居セットで放置していたらいつの間にか♀が殺され
そんな中でも辛くも3頭の幼虫を確保できた・・・と云うところまで書いていました。
その後の経過はというと・・・
大事に大事に温室へ入れて22℃前後で管理していまして、
翌2016年の1月には♀のボトルで蛹化を確認。
2月の上旬には羽化しておりました。
また♂の方も2頭とも♀から遅れる事1ヶ月程度で蛹化、これは2月上旬の事です。
3月上旬に無事2頭とも完品羽化、いやァよかったよかった。
このシベルートオキピは我が家に来たのがWF1ペアで、この時♂は中歯でした。
今回のF2は蛹室の中が外からはよく見えなかったので、
親個体よりは伸びているのは蛹の時チラッと見えて分かってはいましたが
羽化した直後はまだどんな歯型かは分かりませんでした。
羽化から1ヶ月以上経ち、いよいよ待ち望んだ新成虫との対面がやってきました。
♂-① ※画像にポインターをあわせると腹側の画像に切り替わります↓↓(2015年7月7日 親WF1産卵セット)
11月5日 割出 3令幼虫 発酵マット800㏄クリアボトルへ
2016年2月8日 蛹化
3月上旬 羽化確認
4月3日 掘り出し 49mm
♂-②(2015年7月7日 親WF1産卵セット)
11月5日 割出 3令幼虫 発酵マット800㏄クリアボトルへ
2016年2月7日 蛹化
3月上旬 羽化確認
4月28日 羽脱確認 50mm
地味に50mmいってた!!
歯型の違う2頭の♂、どちらもカッコいい・・・(惚)
49mmの長歯は、事前情報として聞いていた『内歯が三葉状になる』という特徴が出ています、また50mmの完全長歯の方も薄いですがその特徴が現れています。
オキピタリスの他産地の長歯♂個体の内歯は通常二葉状で、おそらく偶発的に三葉状になる個体も居るのでしょうが、こうしてしっかり三葉が出るのはちょっとした「産地的な特別感」がありますな。
それと、この完全長歯で目を見張るのはこのスピーーンと伸びたきれいな大腮のライン。
シベルートに限らずオキピタリスは大体皆そうなんですが(一部地域を除く)、本種は大腮が身体に対して水平ではなく割りと腹側に下がるように伸びる形なので、このスラッとした大腮を楽しむには写真ではどうしても限界があるんですよね。
産卵 編 |
今回のF2成虫は先にも書いた通り♂が2頭、♀が1頭。
最初からギリギリの状態です。
しかもこのシベルート産、「うれしい事に(苦)」
元のWILDの♀は2頭持って来られたのみで
さらに少し前に聞いた話によると、自分の今持っていない方の血統は絶えてしまったと云うような事らしい・・・
極めつけは、
残った1♀分の血統もWF1の飼育品は片手で数えるほどの人数に渡ってはいたらしいんですが、ほとんど♀殺し等で累代失敗し、日本国内でシベルート島産オキピタリスの存続自体が危ぶまれていると云う事実。
ブリードに失敗しても専門店やオークションでも補填が出来ず
その時点で永劫飼育再開が出来ないと考えても間違いではない状態。
シムルゥ島のヒデオオキピみたいにどこかの誰かはまだ一定数持ってると云う物でもない。
いつも似たような状況とは言え、背水の陣でブリードに臨みます(汗)
ブリードにあたっての個人的な難関は、いつも書いている事ですが
小型色ノコのブリード全般で起こる新成虫の休眠ズレ。
特によくある現象が『♀がなかなか起きない』。
ちょっとした管理の違いによるものなのか、飼育者によっては「そうした問題は特に起きてない」という意見もあれば「深刻な問題だ」という意見もあるみたいで、ブリード物のペアリングで♀殺しが発生するのも意外とここが原因なのかもしれません。
・・・で、今回のF2新成虫、やはり♀の羽脱が遅く、後から羽化した♂2頭の方が先に活動を開始してしまいました。
またかよ・・・とヒヤヒヤしたのは言うまでもありませんでしたが、幸いにして6月に入り♂の寿命に間に合う期間内に♀も活動を開始し、ペアリング用にケースをセッティングし、♀殺しの危険と隣り合わせとは言え数日間同居飼育を開始しました。
とは言え実は、この時すでに2頭しかいない内の三葉が出ていた49mm♂はダルマ状態。
フ節が全体の半分しか残ってなく、ペアリングに使えるのは50mmの方だけと云うリミットギリギリの状況。
特に初日がハラハラしたのですが、
翌日見てみるとうまくメイドガードして仲良くしていたのでなんとかここは上手くいったと判断。
数日すると、このような感じで↓↓
♀がエサ皿をカリカリ穿つ行動を見せるようになったのでペアリングを解消。
無事ペアリングも済み、
次はいよいよ産卵のセッティング・・・
ケースは大事を取ってコバシャの中サイズを使用。
マットについては、下手な発酵マットを使うとガスや添加物で卵が腐ると思ったので、無添加で熟度もそこそこあるマットを使うことに。
そして最後に産卵木の選定。
何を使うかちょっと悩みましたが、
軟らかさもなかなか良いので、以前下北半島に行った時に採ってきた材をカットして使うことにしました。
ちなみにこの採ってきた材、オキピの件とは全く関係ないのですが
保管中にとある事件が起こりました。
この材、持ち帰ってからずっとビニール袋に入れて部屋で保管していたんですが
初夏のある日、何か中から気配がすると思って確認してみると・・・
・・・・・・ん、ハチみたいなのが居る・・・いや違う、これ甲虫だ!! てかこれってカミキリじゃ・・・
ソリダじゃん!!!!!
ソリダ。つまりオオホソコバネカミキリと云うなんか珍しい種類。
ネキダリス属の中では(全国的には)珍品度では比較的入門種と云う感じの位置づけだそうですが、青森県下において採ってきた材から羽脱したと云う例は未だ無かったみたいで、さらに下北半島産と云うのは分布の記録すら残っていないのだそうです。
これまで家で確認した限りでは今のところ♂2頭が採れたのですが、
自分はカミキリ屋ではないので、詳細産地を他言しない事を条件として友人にあげました。
さて話を本線に戻して、
カットして加水した産卵木をマットでほぼ全埋めし温室で管理したのが6月24日。
しばらく潜っているようでとりあえず安心しまして、
直ぐではありませんでしたがケース底面に卵も僅かに確認できるようになり次世代も安泰だと思いました。
しかし、一時の安心を覚えた後でまた不安になる事態が起こりました。
産卵木から何かの菌糸が延びてマットの一部が変質。
それに加え、親♀がかき回したからなのか、はたまたカビの所為か無精卵だからか、ケース底面から見える卵が次々と消えていきます。そもそも見えていた数もごく僅かなので判断にも苦しい。
♀は元気ではあるものの、再ペアリングさせようと思っても時すでに遅し・・・♂は別居後1週間ほどで他界(気付いた時には真っ黒になって腐敗してました)。
背後からジリジリと累代失敗の気配が迫ってくるように感じました。
このままでは非常にマズイと判断しまして、
当初一発割出しの予定だったところを変更、先日別レシピで2つ目のセットを組んで♀を移動させました。
今度は以前よりも熟度が高いマットを使用。
前回と違ってマット産みをやや意識してみました。
♀もいつ急逝するか分かりません。
なんとか上手くいってくれることを願うばかりです。
そんな望みの薄く先行き不安な中、
1回目のセットの底面に何か変なものを見つけました。
それまでやや潰れて死んだように見えていた卵の様子がなんだか変です。
僅かに節のようなものが見えたのですが、
目を凝らしてしばらく観察しているとそれがなんなのか疑問から確信に変わりました。
動いた!!!!!!!!!
孵化したんだ!!!!!!!!!
本当にクワガタなのか判断もつかないような、真っ白な生まれたてホヤホヤの幼虫だと認識できるまでしばらくかかりました。
大きさ約2mm。
どうやらペアリングは意味を成していたようです。
きちんと有精卵を産んでいたという事ですので、引き続き頑張ってもらいましょう。
血の入れ替えも出来ない以上、累代もいつまででも続けられそうもありませんからね・・・
ライト vs 月光 星空と青空の盆採集 [日昆 採集記 【2016年】]
月齢(周期)・気温・その他諸々の事象によって青森県内ライトトラップ採集者は
この8月中、しばらく苦戦を強いられているようです。
特にこのお盆期間、ちょうど満月周期に差しかかりしかも高気圧に覆われ雲も無く、
県内・県外採集者共に凄惨たる貧果で毎晩轟沈していると聞きます。
(「聞きます」と云うのはつまり自分はオオクワ銀座にしばらく行ってないからです)
12日(金)
No.7から採集の誘いがありました。
勿論採集の内容は、大きいドルクス(オオクワ)狙いのライトトラップ
そして場所は、青森県下の産地として有名なオオクワ銀座ではない某所。
我々一部のひねくれた変態的な採集者にとって特別な場所。難攻不落の聖域ともいえます。
有名産地と違ってアクセスが面倒で、費やす労力がより大きいこの某所でのライトトラップは
ライト機材の使用・場所の選別・タイミング諸々簡単なものではありません。
「↑↑偉そうに説明しておいてじゃあ出来るのかお前は」、と言われても
そんなスタンスでモノを言ってはいません。
「採れるからそこへ行く」のではなく「そこで採りたいから行く」と云うワケです。
今期に入ってそっち方面へはまだほとんど採集に行ってなかったですし、
自分も最近夜遊びに行っていなかったので返事は勿論「いいとも!」
まず最初という事で、やりたい場所を優先してライトをかけるポイントを選定。
月との戦い方を練習できそうな場所、そしてできれば月の影響を免れそうな場所をという事で、とある川にあるポイントでやることを決定。
日時は2日後の14日(日)。
13日(土)
心強い味方をもうちょっと増やしたい・・・
そう思い、あの男達に連絡。
・・・
・・・
・・・
流石に今日の明日であの過酷な地へ同行出来るなんて
No.2もNo.6も言わなかった・・・
この8月中、しばらく苦戦を強いられているようです。
特にこのお盆期間、ちょうど満月周期に差しかかりしかも高気圧に覆われ雲も無く、
県内・県外採集者共に凄惨たる貧果で毎晩轟沈していると聞きます。
(「聞きます」と云うのはつまり自分はオオクワ銀座にしばらく行ってないからです)
12日(金)
No.7から採集の誘いがありました。
勿論採集の内容は、大きいドルクス(オオクワ)狙いのライトトラップ
そして場所は、青森県下の産地として有名なオオクワ銀座ではない某所。
我々一部の
有名産地と違ってアクセスが面倒で、費やす労力がより大きいこの某所でのライトトラップは
ライト機材の使用・場所の選別・タイミング諸々簡単なものではありません。
「↑↑偉そうに説明しておいてじゃあ出来るのかお前は」、と言われても
そんなスタンスでモノを言ってはいません。
「採れるからそこへ行く」のではなく「そこで採りたいから行く」と云うワケです。
今期に入ってそっち方面へはまだほとんど採集に行ってなかったですし、
自分も最近夜遊びに行っていなかったので返事は勿論「いいとも!」
まず最初という事で、やりたい場所を優先してライトをかけるポイントを選定。
月との戦い方を練習できそうな場所、そしてできれば月の影響を免れそうな場所をという事で、とある川にあるポイントでやることを決定。
日時は2日後の14日(日)。
13日(土)
心強い味方をもうちょっと増やしたい・・・
そう思い、あの男達に連絡。
・・・
・・・
・・・
流石に今日の明日であの過酷な地へ同行出来るなんて
No.2もNo.6も言わなかった・・・