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危なげなパナイ [〆ギラファノコギリ (ダイスケ亜種)]

また少し更新に間が開きました、どうも会長です。

とある理由で小遣いの出費を抑えるべく、
全く採集に行けておらず凄く悶々とした毎日を送っています。
自分が今どうしても行きたいと思っている山へ採集に出向くとなると、
現地へのガソリン代が大体3,000円程、水分補給・昼飯代で500~1,000円掛かるわけですが
たった1回の採集ですらこれだけの額を捻出することになるとすると
前記の理由で出費を抑えている今の状況にはとても贅沢な出費となってしまいます。
金と時間に追われている現時点では、
たった1回採集に行っただけでこれまでの我慢が無駄になる可能性があり
平日は勿論、休日もただただ山への妄想だけを膨らませる事しかできません。

そんな中、3ヶ月に一度楽しみにしているBE-KUWAの発売くらいしか虫関連で目新しい事はないのですが、あぁもう〇〇ネコDM便が遅くてやきもきさせられる!
前のメール便のゴタゴタがあったからサービス内容が変わるのは分かるけど、
こうも待たせられるものなのか・・・
他の注文者が続々と到着報告をネットに挙げている中、自分のやつは発送店を出発してから全く動きなし。輸送中に事故ったか落っことしたのかと無駄な心配をしていました。
(自分がせっかちなだけなんだろうけど)
次から1冊単品で注文するのはやめよう・・・


その他にも、いい暇潰し・・・と言ってしまうと全く間違いではありますが、
知人から依頼された簡易温室の作成に2週間ほど時間を割いていました。
CA3I0373.JPG
最後に自分用に温室を作ってから3年が経ち久しぶりのスタイロフォーム温室作成でしたが、品質の強化や使いやすさの追求にまだまだ新しいアイデアが出てきたのは自分で驚きました。
これから忙しくもなってきますし、これ以上はもう新しいのは作れないでしょう。



さて、我が家のダイスケギラファのここまでのまとめと近況報告です。

去年5月にWF1のペアを入手後、休眠期間を経てペアリング。
秋にセットを組むも、マットがよろしくなく産んだ卵が次々萎む。
(他のギラファにも同マットを使用し大失敗を犯したのでマットが犯人と断定)
1度目のセットで採れた僅かな1令幼虫を菌床に投入し親♀が存命のため別マットで再セット・・・

ここまでが前回までの記事での内容。

2度目のセットが去年12月15日
1度目のマットで卵が腐るミスを犯したこともあって、今度は大事を取って無添加タイプの1次発酵マットを使い、材も1度目と同じく使用し天然ブナ材を埋め込み。
投入してしばらくの間は落ち着かない様子で歩き回っていて、
「あ・・・もうこれで産卵は終了かな」とガックリきかけた後に産卵行動を開始しました。
マットにも卵が見え、材もボリボリ齧りだしました。

そしてまたしばらく放置をかまして、
3ヶ月以上経った今年3月26日・・・満を持して(×)割出しを行いました。

CA3I0379.JPG
見た感じ、わちゃわちゃ動き回ったんだろうなぁ~と一目で判りますね。
動き回ったセットでも、産んだセットもあれば、浅潜りしてグルグルケース内を回っただけの空っぽのセットであることもあるので開けてみるまで分からないものですが・・・
今回は、数頭の幼虫をケース越しに確認していたのでボウズは免れているだろうと確信。

親♀はすでにその役割を終え、亡くなっています。



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ひっくり返してみれば現れる幼虫達。
マットの色もいつの間にか濃くなっています。
ギラファならそれほどここでドキドキすることはないはずなんですが、
なんせ去年の下半期はボロボロに惨敗し続けてきたのでうれしいことうれしいこと。

あぁ・・・マキタが累代終了したのを思い出してまた少しガックリきた(辛)
アイツは今年またやろう・・・!


CA3I0380.JPG
産卵木の中からも8mmはあろう頭幅を持つ2令幼虫が現れます。
出てきたのは全て2令幼虫でした。


割出しの結果、

 1度目・・・6頭

 2度目・・・5頭        11頭

思ったよりも少なく数は振るいませんでした。
飼育するには適度な数とも言えますが・・・
2度目の割出しで出たのは見た感じ♂が4頭、♀が1頭と偏っているのもちょっとモヤモヤする
要因の一つですが・・・
なんにせよセットが合ってなかったと云うのも間違いではないので、
たまに聞く「ダイスケは産卵がちょっとクセある」と云うのは今回は違うようです。


そしてこの後の割出し後の幼虫飼育ですが、
近年また新しい銘柄の菌床を使い始めたのもあって
使っている間の管理がちょっと違うせいか前の菌床よりも成長の様子がバラバラで手応えがつかめません・・・(汗)
きちんと環境が管理されている飼育部屋なら、銘柄を変えたくらいで調子が狂うという事はほぼ無いと思いますが(菌床ごとの用法の違いはあるでしょうが)、管理に粗が目立つような飼育環境では下手なことはしない方がいいかもしれないですね。

1度目の割出しで得た幼虫はたしか・・・全て1令で、ブロックなどの大容量にそのまま投入したので2ヶ月以上もの間生体反応が見られず、
「やべぇ、やっちまったか!!?」とまた後悔しかけていたのですが、
全部ではないもののようやく食痕が現れてきてなんとか溜飲が下がりました。


けど・・・菌糸の調達はしばらくお預けになりそうだ・・・

あと・・・2ヶ月・・・。


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