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たまの外産ドルクスも悪くない [〆パプアヒラタ]

前回のルリ採集のその後・・・

毎年の恒例だったマグソ採集。近年は新産地の開拓を目的に未探索河川を方々回っていたのですが、今年は一度として当たりが出ず・・・轟沈。1頭としてマグソ成虫を見ることなく発生シーズンが過ぎていきました。
他にも、ツヤハダ採集などこの時期に片付けておきたい採集もまだまだあったのですが、
遊びで食べた激辛カレーに悶絶して休日をふいにした日もあって、まぁ馬鹿をやらかしていました。
ライトトラップの時期も幕が上がり、No.7も既にオオクワの46mm特大♀を引き当てるなど、夏は既に熱気が上がっています。自分も既に4回は行ってるんですが、コクワ1♂しか来ていません。最近数日は低温続きで採集向きでない上に、この後気温が上がってくるタイミングで月齢が悪くなってくるので少なくともライトトラップは2週間程度は休息期間に入りそうです。


そして飼育の方ですが、
採集が忙しくなるので既存種の世話だけで一杯一杯のハズではあるんですが、
前から気にしていた種類が居たので、最近思い切って買ってしまいました。





パプアヒラタ.JPG
パプアヒラタ 西パプア州 アルファク山脈


別にあまり時期は関係ない種類ですね、インドネシア産です。
それにしても、このブログで外国産ドルクスを記事にするのはだいぶ久し振りです。

基本黒一色でゴツさだけが取り柄のドルクスなのに、そのゴツさも無い上に大腮と体型のバランスがおかしい。
・・・いや、・・・メリーメンガタみたいで逆に可愛いじゃないか。

と、長年のあいだ心の箪笥の隅の隙間に挟めておいた想いがあったのですが、
数年の間少数のブリード品が出回っているだけでWILD品の入荷が現地:ニューギニアから殆ど無く、大して気に留める事はありませんでした。

しかし今年は、それほど多くない需要を満たすだけの数がまとまって入荷している事もあって、見ている内に段々その気になってしまい遂に一線を越えてしまったと云うワケです。

むし社発行の『熱帯雨林のクワガタムシ』によると、
本種パプアヒラタは普通種(多分パプキンとビソンノコの次くらい?)ながら、現地ニューギニア島では6月~10月までは乾期のため本種も数が減ると云う事なので、WILD個体が入ってくるのも今ぐらいが時期的に最後かなと思われます。
(乾期についての記述は島の東部パプアニューギニアの方での話で、今回のアルファク産は島の真反対なので同じかどうかは解りません。発生は年中しているとの事ですが、生体の入荷数が多くない以上いつまでも安定して入荷するとも知れません)

購入元の販売データを遡ってみると、この3年ほどで十数件程度の販売があるのみでいずれも2月~6月の間しか販売されていない事を見ると、時期的にはやはり今頃がラストチャンスだったようです(汗)
あと1便チャンスがあるかどうか・・・?



そんなこんなで到着したパプヒラですが、
急に予定外の増種をしてしまったのでセットは非常に簡素です。
CA3I0277.JPG
無添加発酵マットをレンジ殺虫してから加水詰め。だけ。

ネットで情報を収集していると、買ったパプヒラWILDを産ませたらインテルメディウスが羽化したなんて記事がヒットするんで、こっちもなんかヒヤヒヤしながら見守ってるんですが(販売業者がアレなとこだからなぁ・・・)、・・・上翅に筋がわりとはっきり浮いてるんで大丈夫だと思うんですが。



          新しく入荷した在庫  1種類
        ブログで紹介した在庫 88種類
               全ての在庫 16種類


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