2019年の挑戦 [日昆 日常雑記]
新年一発目の記事となります、こんばんは会長です。
溜まっていく一方だった標本の作業も正月からチマチマ進めています。
展足も油抜きもずっと中途半端だったので進む進む(苦笑) 展足してからそのまま1年、アセトンに漬けて半年経ってるモノもたくさんあったのは流石に怠け過ぎだと思いましたね・・・
平成も終わるという事で世間では何かと慌てている様子も見られるようですが、採集や標本ラベルには平成の表記は使わないので虫には関係ないですよね。
さて今年も気持ち新たに新年の抱負を書いていく記事ですが、
かつてこの記事がその一年にきちんと反映された記憶が無いのは気のせいか・・・?
いやァ・・・来年は節目の年ですから今からしっかり決めておかないと・・・
まずは去年の課題を振り返っていきます。
① 採集時期本格化前に前シーズンの虫を処理
結果・・・×
これはほとんどと言っていいほど進んでいませんでした。
その分、去年出来なかった分を取り返すようにして、記事の冒頭で書いた通り今やっている感じです。
② オオクワガタをブリードしてみる
結果・・・ほぼ×
♂♀揃えたところまでは良かったんですが、記事にも書いた通り幼虫は1頭も得られず今に至ります。これをしくじるとは自分も思っていませんでした(汗)
普通だったら去年だけで《採集》→《セット》→《産卵》→で今頃3令幼虫が居るはずだったのですがね・・・
人為的ミスもありましたが、流石に飼育品とは違って野外品はそう簡単ではありませんね。
③ 県内全市町村のコクワガタ採集制覇
結果・・・△
まだまだ未採集の市町村も多い中、去年は
・三戸町
・南部町
・田子町
の三八地域3町しか追加がなかったのは正直言ってイマイチです。
いずれも外灯廻りとライトトラップで得たものですが、この他半島地域で最北ラベル狙いで掛けていたバナナトラップも密かに失敗し(大間でスジクワガタは採れたけど) 、コクワ狙いで採集に行った回数もそれほど多くなかったのは反省しました(2017年よりはマシだけど・・・)。
④ ゴホンヅノ幼虫軍団の頭数保持
結果・・・?
これは・・・
ひとまず保留にしておきます。
去年の年末に出来事をまとめて記事にしておこうと思っていたのですが間に合いませんでした、と云う事でもう少し経ったら全部まとめて記事にして結果を書きたいと思います。 ・・・えぇ。
ほぼ軒並み「ダメっぽい」感じで終わってしまった(?)去年分でしたが、
続いて今年の目標を書いていきます。
① オオクワガタをブリードしてみる
② 県内全市町村のコクワガタ採集制覇
この内、メインは②のコクワ採集です。
去年を思い返せば、6月から7月の2週目までの間はずっと十和田に通い詰めでオオクワ採集一辺倒でした。見栄えのするコクワの大型♂を外灯廻りで手っ取り早く集めやすい期間が、オオクワの為に丸々潰れてしまった格好です。
今年はもう十和田へオオクワ通いをする必要が無くなった分、コクワに割く時間が増えたので去年一昨年と比べればペースが上がるハズ・・・だとは思います。
今のところ集まっている市町村を塗りつぶしていくとこんな感じ。
・緑・・・日昆メンバーで既に♂個体を所蔵している
・青・・・日昆メンバー以外が採集した♂個体を所蔵している
・黄・・・♀個体のみ所蔵している
残りの地域が半島地域や南部方面が多いので、平日の夜にドライブがてら採集すると云うような事は難しくなりますが、津軽半島や三八上北の沿岸地域などは条件のいい日なら一晩で複数クリアできそうなエリアなので、ライトトラップの都合も考えてカレンダーと睨めっこしながら進めていきたいと思います。
また、当然ながら市町村毎にコクワガタの採集の難しさ、集めやすさに差があります。
クワガタムシ科中で最普通種でもある本種にそこまで気を使って考える事ではないかも知れませんが、これから集めるにあたって自分が各市町村のことをどう構えて捉えているか簡単に、とても簡単にまとめてみました。
うわァ・・・ためしに表にしてみたら思いの外多かったなァ・・・(辛)
日昆での採集ではない市町村や、自治体レベルでは採集しているけど飛び地になっている未採集の旧町村も含めました。
★による評価は主観ですが、
【生息範囲の広さ】は「土地に対して、コクワガタが生息していると思われる環境及び採集が可能な環境が占める割合」を見たもので、単に山林面積の割合ではなく、針葉樹の割合や、住宅地や農地であってもコクワが棲めそうな環境があるかどうかも見ています。
【採集の行ない易さ】は「その場所で採集をするまでに至る障害がどれほど少ないか」を見たもので珍品度ではなく、植生が悪く山の奥へ行かなければならないかとか、住宅が多く採集時の行動に気を配らなければならないかとかの、労力や注意点の多さについてのものです。
集め始めた当初の知見では、現在の未採集地の内攻略が難しいと思っていたのは「面積が狭い」&「住宅地の割合が高い」の2大要素を持つ藤崎・鶴田・六戸・おいらせの4町くらいでしたが、最近になって東通も大変だと云う事が分かってきました。やませが吹き付け低温と乾燥に見舞われる土地で、標高も低く植生が悪い、人口も少なく取りたてて目立つ施設が無いので水銀灯が無くどこも外灯はLED(本当に目立つ施設は遥か手前から鉄柵が通せんぼですからねこの辺は)。山の中でライトトラップすれば採れるんだろうけどラベル的にはつまらなくなってしまうのが迷いどころです。
できれば今年の内にある程度の極地ラベルを入手しておきたいところですが・・・
溜まっていく一方だった標本の作業も正月からチマチマ進めています。
展足も油抜きもずっと中途半端だったので進む進む(苦笑) 展足してからそのまま1年、アセトンに漬けて半年経ってるモノもたくさんあったのは流石に怠け過ぎだと思いましたね・・・
平成も終わるという事で世間では何かと慌てている様子も見られるようですが、採集や標本ラベルには平成の表記は使わないので虫には関係ないですよね。
さて今年も気持ち新たに新年の抱負を書いていく記事ですが、
かつてこの記事がその一年にきちんと反映された記憶が無いのは気のせいか・・・?
いやァ・・・来年は節目の年ですから今からしっかり決めておかないと・・・
まずは去年の課題を振り返っていきます。
① 採集時期本格化前に前シーズンの虫を処理
結果・・・×
これはほとんどと言っていいほど進んでいませんでした。
その分、去年出来なかった分を取り返すようにして、記事の冒頭で書いた通り今やっている感じです。
② オオクワガタをブリードしてみる
結果・・・ほぼ×
♂♀揃えたところまでは良かったんですが、記事にも書いた通り幼虫は1頭も得られず今に至ります。これをしくじるとは自分も思っていませんでした(汗)
普通だったら去年だけで《採集》→《セット》→《産卵》→で今頃3令幼虫が居るはずだったのですがね・・・
人為的ミスもありましたが、流石に飼育品とは違って野外品はそう簡単ではありませんね。
③ 県内全市町村のコクワガタ採集制覇
結果・・・△
まだまだ未採集の市町村も多い中、去年は
・三戸町
・南部町
・田子町
の三八地域3町しか追加がなかったのは正直言ってイマイチです。
いずれも外灯廻りとライトトラップで得たものですが、この他半島地域で最北ラベル狙いで掛けていたバナナトラップも密かに失敗し(大間でスジクワガタは採れたけど) 、コクワ狙いで採集に行った回数もそれほど多くなかったのは反省しました(2017年よりはマシだけど・・・)。
④ ゴホンヅノ幼虫軍団の頭数保持
結果・・・?
これは・・・
ひとまず保留にしておきます。
去年の年末に出来事をまとめて記事にしておこうと思っていたのですが間に合いませんでした、と云う事でもう少し経ったら全部まとめて記事にして結果を書きたいと思います。 ・・・えぇ。
ほぼ軒並み「ダメっぽい」感じで終わってしまった(?)去年分でしたが、
続いて今年の目標を書いていきます。
① オオクワガタをブリードしてみる
② 県内全市町村のコクワガタ採集制覇
この内、メインは②のコクワ採集です。
去年を思い返せば、6月から7月の2週目までの間はずっと十和田に通い詰めでオオクワ採集一辺倒でした。見栄えのするコクワの大型♂を外灯廻りで手っ取り早く集めやすい期間が、オオクワの為に丸々潰れてしまった格好です。
今年はもう十和田へオオクワ通いをする必要が無くなった分、コクワに割く時間が増えたので去年一昨年と比べればペースが上がるハズ・・・だとは思います。
今のところ集まっている市町村を塗りつぶしていくとこんな感じ。
・緑・・・日昆メンバーで既に♂個体を所蔵している
・青・・・日昆メンバー以外が採集した♂個体を所蔵している
・黄・・・♀個体のみ所蔵している
残りの地域が半島地域や南部方面が多いので、平日の夜にドライブがてら採集すると云うような事は難しくなりますが、津軽半島や三八上北の沿岸地域などは条件のいい日なら一晩で複数クリアできそうなエリアなので、ライトトラップの都合も考えてカレンダーと睨めっこしながら進めていきたいと思います。
また、当然ながら市町村毎にコクワガタの採集の難しさ、集めやすさに差があります。
クワガタムシ科中で最普通種でもある本種にそこまで気を使って考える事ではないかも知れませんが、これから集めるにあたって自分が各市町村のことをどう構えて捉えているか簡単に、とても簡単にまとめてみました。
市町村名 | 生息範囲の広さ (★=狭い ⇔ ★★★=広い) | 採集の行ない易さ (★=制限が多くやり辛い ⇔ ★★★=楽でやり易い) |
平内町 | ★★★ | ★★ |
蓬田村 | ★★★ | ★★★ |
外ヶ浜町 蟹田・平舘 | ★★★ | ★★★ |
外ヶ浜町 三厩 | ★★ | ★★ |
今別町 | ★★★ | ★★★ |
五所川原市 市浦 | ★★ | ★★ |
中泊町 小泊 | ★★ | ★★ |
つがる市 | ★★ | ★★★ |
鶴田町 | ★★ | ★★ |
藤崎町 | ★ | ★ |
黒石市 | ★★★ | ★★★ |
八戸市 | ★★ | ★★ |
五戸町 | ★★★ | ★★ |
階上町 | ★★★ | ★★ |
新郷村 | ★★★ | ★★★ |
三沢市 | ★ | ★★ |
おいらせ町 | ★ | ★ |
六戸町 | ★★ | ★ |
東北町 | ★★★ | ★★ |
七戸町 | ★★★ | ★★★ |
野辺地町 | ★★ | ★★★ |
横浜町 | ★★ | ★★ |
六ヶ所村 | ★★★ | ★★ |
むつ市 | ★★★ | ★★★ |
東通村 | ★★ | ★ |
大間町 | ★★ | ★★ |
風間浦村 | ★★★ | ★★ |
佐井村 | ★★★ | ★★ |
うわァ・・・ためしに表にしてみたら思いの外多かったなァ・・・(辛)
日昆での採集ではない市町村や、自治体レベルでは採集しているけど飛び地になっている未採集の旧町村も含めました。
★による評価は主観ですが、
【生息範囲の広さ】は「土地に対して、コクワガタが生息していると思われる環境及び採集が可能な環境が占める割合」を見たもので、単に山林面積の割合ではなく、針葉樹の割合や、住宅地や農地であってもコクワが棲めそうな環境があるかどうかも見ています。
【採集の行ない易さ】は「その場所で採集をするまでに至る障害がどれほど少ないか」を見たもので珍品度ではなく、植生が悪く山の奥へ行かなければならないかとか、住宅が多く採集時の行動に気を配らなければならないかとかの、労力や注意点の多さについてのものです。
集め始めた当初の知見では、現在の未採集地の内攻略が難しいと思っていたのは「面積が狭い」&「住宅地の割合が高い」の2大要素を持つ藤崎・鶴田・六戸・おいらせの4町くらいでしたが、最近になって東通も大変だと云う事が分かってきました。やませが吹き付け低温と乾燥に見舞われる土地で、標高も低く植生が悪い、人口も少なく取りたてて目立つ施設が無いので水銀灯が無くどこも外灯はLED(本当に目立つ施設は遥か手前から鉄柵が通せんぼですからねこの辺は)。山の中でライトトラップすれば採れるんだろうけどラベル的にはつまらなくなってしまうのが迷いどころです。
できれば今年の内にある程度の極地ラベルを入手しておきたいところですが・・・