SSブログ
~初めてこのブログに来られた方へ~
当ブログにご訪問頂きましてまことにありがとうございます。

長年、記事編集のブラウザにInternet Explorerを使用していたことで気付きませんでしたが
Google Chromeなど一部のブラウザで画像が回転して表示されております。
時間を見つけて修正しています。お見苦しい記事も少なくない点、予めご了承ください…

令和元年 ライトトラップ全記録 7月 [日昆 採集記 【2019年】]

昨日に引き続き今年のライトトラップ記録、今夜は7月分です。
オオクワガタについては市町村Tで1♀採れ満足したので、別の市町村へも通い始めます。


※気温や湿度に関しては、採集時間中を通しての記録と云うワケではなく、記録に残している内の一部のみ切り取って載せている日もあります。
※主な成果は、持ち帰るか否かに関わらず、特筆するべき種類や個体を主観で選別して挙げています。





 7月7日(日) 市町村B‐1(三八上北地域)
【 温度 】 14℃
【 湿度 】 87~88%
【 天候 】 不明
【主な成果】 ミヤマクワガタ

前回で1頭オオクワを採っているので、気持ちにゆとりもできて市町村Tに固執する必要が無くなった。
言い換えれば、ここからが本当に自分がやりたいライトトラップの本格始動と言うべきか。

個人的に好きな場所であるこの市町村の中で、数年前に見つけ一度ライトをかけてみたいと思っていた場所があった。そこへは車で行くことが出来ずハイワット機材を持って行けるほど楽な距離でもないので、持ち運びが楽なHIDハンディライトをリュックに詰め、日が沈む前にポイントへ向かった。

CA3I0158.JPG
沢を渡り、ヌタった林道を進んでポイントへ到着。

ライト向きの開けた場所ではなく、光を通す為にライトをどう置けばいいか悩むが無情にも時刻となり、辺りは暗闇に包まれとにかくライト点灯。

周辺を歩き回った後一番良いと思われる場所を見つけ出したが、残念ながらこの夜は採集向きのコンディションではなかった。
点灯開始時から既に温度が14℃台と絶望的な数値・・・
ここがもし市町村Tだったら、ライトを出す事無く家に帰ってただろう。

しかし、十数分おきにミヤマがポツリポツリと飛んで来た。発生したばかりでキレイに毛が生え揃っている。
サイズは準大型以下と云ったところなので土産にはならなかったが・・・

CA3I0162.JPG
22時前にはライトを消し撤収。画像では1頭抜けているが合計6頭、全てミヤマだった。

それにしても、7月に入ったのに一向に夜間の気温は上がらず冷え込んだままである。


このまま、6月~7月の新月周期は虫の気配が薄いまま終わってしまった。


 7月14日(日) 市町村C(津軽地域)
【 温度 】 21.3→17.2℃
【 湿度 】 63~85%
【 天候 】 晴れ
【主な成果】 無し

この日は、No.7ファーブルハウス鈴木店長十和田のA坂氏での4人採集。
数年おあずけをくらっていたポイントへ久しぶりの突入。

ライトのかけられるポイントを順に確認しつつ目的地へ到着、3ヶ所に別れて採集開始。
しかし時期は満月周期。雲も味方してくれず、煌々と照り下ろす月光の中で気温はグングン下がり続け、小さなアカアシなどが4~5頭飛んで来ただけで終了。
他の所も、同じく苦く寂しい結果に終わっていた。


 7月20日(土) 市町村T‐2(三八上北地域)
【 温度 】 23℃
【 湿度 】 66%
【 天候 】 横風
【主な成果】 無し

7月の満月周期が過ぎようとしている頃。
No.2No.6の3人で1ヶ月ぶりに市町村Tへ。

今回は6月の時と違う別ポイントで、個人的にメモリアルな場所と云う理由で選んだ、オオクワに関して言うところの「レアポイント」である。
この場所で今まともにライトトラップしようと思うと、機材を荷揚げする為に人手が必要になる為、3人でヒヤヒヤしながら機材を運んで設営し、
苦労したわりに味気無く退屈な時間が過ぎていった。

CA3I0198kai.JPG
クワガタの飛来だけカウントすると今期初の2桁ではあったが、
どれも小粒で唸るような個体は来なかった。

ライトを点けている間、近場の外灯も見に行ったりもしたが、
外灯に落ちているクワガタの方が多かった・・・ 哀しかった・・・


 7月23日(火) 市町村D(三八上北地域)

 《 既出記事 》
   ⇒ 2019-7-24 『霧の向こうから』

【 温度 】 18.8→16.9℃
【 湿度 】 83→90%UP
【 天候 】 濃霧
【主な成果】 オオクワガタ♀

ポイントに入り機材を下ろそうとしたところで十和田のA坂氏とバッティング、と云う出来事があったものの、お互いこの日オオクワガタが飛来。濃いガスでなかなか苦戦したが、22時を過ぎて飛んで来たこの♀が自身オオクワ2市町村目の個体となった。
持ち帰った♀は早速産卵木を仕込んでセットした。


▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

この後、虫以外の用件で時間を取られる事(羽目?)になってしまい、
この採集を以て7月のライトは最後になってしまった。
シーズン真っ只中だったにもかかわらず虫の動きがかなり鈍く、低温の日も多く採集では良い日がまるで無かった為、土日ですら出撃率が低かった。しかし間の悪いことに、この後月末近くなってから市町村T辺りの人気採集ポイントではオオクワガタが一気に飛来しはじめたとの事で、つくづく自分は「持ってない」なと痛感した。





8月の部へ続く

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:地域