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令和元年 ライトトラップ全記録 8月 [日昆 採集記 【2019年】]

今年のライトトラップ記録3日目、今夜は8月分です。
この月から一気に出撃回数が増えました。


※気温や湿度に関しては、採集時間中を通しての記録と云うワケではなく、記録に残している内の一部のみ切り取って載せている日もあります。
※主な成果は、持ち帰るか否かに関わらず、特筆するべき種類や個体を主観で選別して挙げています。





 8月1日(木) 市町村C(津軽地域)
【 温度 】 23.6℃
【 湿度 】 83%
【 天候 】 曇り やや霧あり
【主な成果】 コクワガタ♂ ヒメオオクワガタ♂ ミヤマクワガタ

この日は、ファーブルハウス鈴木店長と魅惑の聖域へ環境の確認をすべくある市町村へ今年初入山。

・・・と期待していたが、入ろうと云う寸でのところで道路が封鎖されており断念。
もう夕方になっていて時間も無くなってきたので急いで隣の市町村Cへ移動し、お互い別行動で自分はまだ入った事の無かったポイントへ向かった。

ところが、着いたポイントには先行者が既に待機しておりまた断念。
結局、7月7日と同じポイントに入り点灯。

やや不安定だがある程度向かい風。
アカアシがまずまとまって飛来すると、次第にミヤマの時間に変わった。羽脱直後のキレイな個体も擦れの激しく大腮の折れた個体も多様に混ざったが、その反面ノコギリは1頭も飛んで来なかった。コクワも僅かに混ざるが、オニクワに関してはまだ早かったようだ。

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この夜は全部で40頭ほどのクワガタが飛来したが、その中身はコクワ・アカアシ・ミヤマの3種で占められた。

その中、たった1頭、
CA3I0235kai.JPG
ライトから50メートル離れた手前にヒメオオの♂が落ちてきていたのは見逃さなかった。
小さな個体ではあるが、なかなか飛来しないヒメオオがライトで採れると特別感がある。


しかし、この夜のハイライトはヒメオオではなかった。

ゴールデンタイムが過ぎて飛来数がめっきり減ってきた時間帯、
マンネリ気分も吹き飛ぶ大物が飛んで来た。

CA3I0299.JPG
特大のコクワ♂
〆た後に詰めて測ると51.9mmを示している。
ここは個人的に思い入れの強い市町村なので、そこでこうした大物に会えたのは僥倖の極みと言える。
家宝にしよう。


 8月2日(金) 市町村E(津軽地域)
【 温度 】 22.4℃
【 湿度 】 90%
【 天候 】 強風
【主な成果】 ミヤマクワガタ♂

県内でも今年まだ行っていないエリアであるこの市町村には、去年から目を付けている興味深い採集ポイントがある。
去年、ルートを下調べして意気揚々と突入したのだが、道が壊れていて無茶を通した末にスタックし泣く泣く撤退した苦い記憶があるポイントで、その為に目的地へは辿り着けなかった。だが、そのポイントへはもう一つ別のルートがある事も分かっていたので、今年はそちらから突入してみようと計画していたワケだ。

このルート自体は手前までは来たことはあったが、
その時点でだいぶ自然回帰していたため、地図上で想定するにおそらく1kmほど手前で車が進めなくなる計算。
そこまで行けるのであれば投光器だろうが発電機だろうが人力で持って行ってやろうじゃねぇか!!! とまた無茶を計画し、昼間の明るい内から突入。


長々砂利道を登って行くと、車両終点に辿り着く前に問題に直面。
このブログでも何度か載せたような光景に遭遇した・・・


CA3I0243.JPG
林道強制分断!

既にアプリで地図が読み込めない場所だったので、想定していた車両終点からどのくらい手前で足止めを食らったのか分からないが、この崩落箇所を発電機を持って渡すのは現状不可能。
ハイワット機材でのライトトラップを諦め、プランBでHIDハンディライトをリュックに詰めて向かう事に変更。

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道の形状を紙の地図と照らし合わせながら歩いていくこと暫らく、遂に目的としていた場所に到着。
これがまた心が躍る地形で、ライトトラップの環境が少ないこの地域にしてはかなり魅力的なポイントだった。

しかし、ある程度想像がついてはいたが・・・ ハンディライトじゃ光がほとんど届かない(泣)

来たからにはやる以外に選択肢は無いが、やる前から悟りきってしまうには辛い道のりである。
おまけに風が強い・・・

暗くなりライトを点灯するが、
期待の山肌にはビームが届かず闇の中に消えていく・・・虚しい。

もはやまともに勝負する事は諦め、歩いてきた林道の脇に並ぶつまらない木立に照らす以外にやりようが無かった。
ほとんどガも飛んで来ないが、他のポイントではあまり多く飛来してこなかったウエツキブナハムシがここでは大量に押し寄せてきた。


さて、結果的にいくつクワガタが飛んで来たのかと云うと・・・


CA3I0251.JPG
絶対ゼロだと思っていたので逆に驚いた。
条件の厳しさや機材の貧弱さで絶望視していたので、いつもは持って帰らないサイズだがお土産にしたのは言うまでもない。


帰宅後、地図上で確認してみると
崩落地から採集ポイントまでは3.5kmの距離だったことが判明。


 8月3日(土) 市町村T‐2(三八上北地域)
【 温度 】 21.4℃
【 湿度 】 90%
【 天候 】 無風
【主な成果】 オニクワガタ♂

No.2と2人で7月20日のリベンジへ。

前回と違い荷役の労力を惜しみ手抜きポジションでライト点灯。
手抜きとは言えどう結果が出るか分からない場所だったので、ある意味実験でもある。


CA3I0257kai.JPG
結果は何とも笑えない成果に終わった。
今期初のオニクワが確認できたがもうそんなことはどうでもよかった。


 8月4日(日) 市町村A(津軽地域)
【 温度 】 24℃
【 湿度 】 75%
【 天候 】 霧
【主な成果】 無し

B、C、D、E、ときて、ここでA。そう、これは番号ではなくイニシャルである。
・・・しかし何の面白みも無い夜だったのでこんな小細工は全く意味が無いのだが。

地元の人間としては目が離せないポイントではあるのだが、
非常に条件が厳しく、回数は少ないが過去まともにクワガタが飛んで来てくれていなかった。

まだ適切なライトの位置が決めきれていない事や、乾燥とガスに苦しめられあっけなく終了。


 8月7日(水) 市町村T‐3(三八上北地域)
【 温度 】 21.6℃
【 湿度 】 75%
【 天候 】 晴れ
【主な成果】 無し

採集のメッカ、Tとは言っても流石に隅々まで調べ尽くしているワケもなく、
この日の風向き等の天候事情、そして平日であるという事も加味し、通うのが楽な市町村Tの中で面白そうだと気になっていた新ポイントに狙いをつけた。

徒歩でないと辿り着けない為HIDハンディライトでの採集。
初挑戦のポイントで地形がちょっと特殊な為、ライトを置く一番効率的な場所を探し当てるのに時間が掛かってしまった。

しかし、この日はほとんど虫が動かずアカアシやミヤマの♀が極僅かに挨拶に来ただけで終わった。
この当時他の人とのやり取りを思い返すに、ちょうどエアポケット(ほとんど飛来がない時期)に入っているのではと考えられた。


 8月13日(火) 市町村F(下北地域)
【 温度 】 21℃
【 湿度 】 記録なし
【 天候 】 晴れ 強風
【主な成果】 無し

今期まだ下北方面に行っていなかった空腹感と、他の地域が晴れて月の影響を避けられない事情も相まってこの今期初の下北採集。
コクワがまだこの地域で採れていないのでどこでもいいやと甘く見ていたのが馬鹿だった・・・

風向きを考慮していなかった。
この地域はやませの影響が強く、現地に入って絶望。予報通りかもしくはそれ以上の東風が吹きつけ、ライトに甲虫が1つも落ちてこず、ただ山を照らしていただけの1時間だった。

そそくさと撤収し近くの集落の外灯を回ったが、月光と強風の下で辛くもミヤマの小さな♂を発見したに過ぎなかった。こんなにまで寂しい夜だとそんな小さな♂でさえケースにしまう始末である・・・。

生涯2度目の大きな黒いワンちゃん(←そう。「アレ」である)にも遭ったが、驚く様子も無く車の前をゆっくり横切って草むらへ消えていく様子は印象的だった。半島全域的にこんなのが普通に家の周りをうろついてるなんて、流石は下北半島・・・


残念ながら、月の出の周期と天候不順が重なり、盆の期間中でまともに採集に行けたのはこの日のみだった。


 8月17日(土) 市町村T‐4(三八上北地域)
【 温度 】 記録なし
【 湿度 】 記録なし
【 天候 】 晴れ
【主な成果】 無し

なんだかんだ言って市町村Tも今年何度来ているんだろう?
もういい加減卒業したんじゃなかったのか?

月の出てくる時間帯が少しずつ遅くなってきて、またライトトラップ向けの周期に入ってきた。ちなみにこの日の月の出は19時44分。月齢は16でほぼ満月と変わらない。

以前虫仲間と一緒に探索しに来たが時間の都合で調査しきれなかった場所が在ったので、今夜はその現場を見に行ったと云うワケ。

盆休みも終わったのでこの日は夕方に出発して現地入り。
地図と記憶を頼りに道の入り口を見つけたのは19時半を回ってからだった。思っていたよりも奥深く、次第に道の下り傾斜がきつくなってきて停車。馬力の無い軽自動車ではオフロードタイヤを履いてても滑り落ちていってしまいそうだ。
HIDハンディライトを持って徒歩で傾斜を下り、辿り着いたのは手付かずの穴場ポイント・・・

・・・ではなかった。
期待に反して樹が覆い被さり窮屈で、ライト向けの場所ではなかった。


車に戻り、急勾配の坂をローギアでなんとかギリギリで脱出し、既に月が昇って明るくなっている中、そこからほど近い高標高ポイントで投げやりにHIDハンディライトを点灯。
奇跡は起きなかった。


 8月18日(日) 市町村B‐2(三八上北地域)
【 温度 】 26→23℃
【 湿度 】 70→80%
【 天候 】 曇り 無風
【主な成果】 アイヌコブスジコガネ

前回この市町村に来た時はHIDハンディライトでの肌寒い採集だったが、今日は暑い。
ポイントを替え、大型機材を積んでの採集。

知られているポイントだったので、場所が取れるか道中ずっと不安だったが無事ガラ空き。
18時を過ぎてもなお気温が26~25℃を行ったり来たりしていたがそうこうしている内に点灯時間に・・・
雑虫の騒ぎ方は今期一番良いのではないか?
羽アリの絨毯爆撃。わずかでも光が反射しようものならアリがぶわっと纏わりついていく。

オニクワもいくつかまとまって飛んで来て、コクワも飛来。ノコギリ♂も懐かしく感じる。
久し振りにまとまった数のクワガタを見ることが出来たが、ドラマチックな夜にはならなかった。

ついでに、
この晩人生で初めて(?)アイヌコブスジコガネが飛んで来た。
・・・いや、「飛んで来ていたのに気が付いた」と言った方が正確か・・・
2頭飛んで来ていたのだが、地面と同じ色なんだもんなァ、うっかり ふ


 8月20日(火) 市町村G(津軽地域)
【 温度 】 21→19℃
【 湿度 】 75→90%
【 天候 】 小雨 霧 雷
【主な成果】 無し

地図を見ていて、新ポイントと期待しても良さそうな地点を発見。
夕方、HIDハンディライトを持って急行する、場所的には発電機は持って行けそうにない。

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無事現場に辿り着いたが、条件は大分悪い。気温、湿度は良いが、断続的に背後からゴロゴロと身体に響く雷鳴が聞こえる上、狙いの照射ポイントが思いの外遠く、100ワット未満のHIDハンディライトでは明らかな出力不足だった。
極めつけに、ガスまで漂う始末。ガス自体はそれほど濃くはなかったが、照射する先が離れているせいでほとんど光が届かず、光が散って山の斜面がもうほとんど見えていなかった。

CA3I0302.JPG
点灯開始直後に来たノコギリ♂、そして穴の開いた小さなミヤマ♂。
いつもながら惨憺たる結果であった。


 8月21日(水) 市町村H(津軽地域)
【 温度 】 21→20℃
【 湿度 】 70%
【 天候 】 晴れ 追い風
【主な成果】 ミヤマクワガタ♂ ヒゲナガカミキリ♀

この日の風の影響を考えて、昨日に引き続き初めてのポイントでライトを点灯。
今日の採集エリアはクワガタが少ない事が前から判っていて、正直言ってあまり魅力を感じない所である。ただ、植生自体は良いので、むしろ何故そんなに採れないのか不思議に思い興味が湧くエリアでもある。

点灯開始から間もなくチャイロスズメバチとの攻防を制したところで、1頭目の飛来個体。
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67mmでそこまで大きくもなく、一部欠けや傷もある不完品個体ではあったが、このエリアでは割りと貴重な方だったので確保。
他にミヤマの小さな個体が3~4頭だけで終わり、思っていた以上にクワガタが飛んで来なかった。その上、風向きを選んでこの場所に来たと云うのに現地に着いたら風向きが逆。そりゃクワガタも落ちてこないわ。

その他には、久し振りに見たタダのヒゲナガカミキリ。ライトトラップに選ぶ場所の所為でもあるが、ヨコヤマヒゲナガより見る機会が少ない。マツ林なんてまず照らさないもんな。


 8月24日(土) 市町村B‐2(三八上北地域)
【 温度 】 19.5→20.3℃
【 湿度 】 86→72%
【 天候 】 曇り 直前に雨 向かい風
【主な成果】 コクワガタ♂複数 ヨコヤマヒゲナガカミキリ♂

18日に引き続き市町村Bのポイントへ。
この日、青森県は全域的に雨雲が流れていてどこもライトをかけるには厳しい日であったが、雨雲予測では唯一ここだけが雨を躱せることになっていた。

夕方から待機していたが、18時を過ぎもうちょっとで点灯時間が来ると云うところでポツポツと地面がまだら模様に・・・
このポイントは電波状況が比較的良く、ケータイで雨雲レーダーを開くと幸いにもにわか雨ですぐ過ぎ去る模様。暫らく車内で待機。強まる事もなく、18時半過ぎ辺りで完全に止んだ。

雨が降ったお陰で一気に湿度が上昇し90%近くに。
夜が深まるにつれ次々クワガタが飛来し、コクワガタの♂が3頭連続で飛来。
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今日はやたらと大粒なクワガタが飛んでくるな・・・と錯覚したが、それもその筈この夜は不思議な現象が起きていた。数は全部で22頭ほどと、多くも少なくもなかったが、
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全部♂。
♀しか飛んで来ない日はざらにあるが、逆にこのくらいの量で全く♀が混じらなかったと云うのは個人的には初めての出来事だった。
クワガタは結局持ち帰るものは無かったが、消灯直前で落ちてきたヨコヤマヒゲナガカミキリだけはつまんで帰った。


ちなみに、この日の点灯中前半は飛来数は多かったが、次第に道路も乾いてきて湿度も70%台に落ちると、一気に静かになってしまった。
雨が降っていなかったら今日はどういう結果になっていただろうか・・・?


 8月27日(火) 市町村GT‐5(津軽&三八上北地域)
【 温度 】 (G)15.6℃ (T‐5)19→18℃
【 湿度 】 (G)85% (T‐5)86%
【 天候 】 晴れ
【主な成果】 無し

山を走り回っている所為で、車の正面は虫がベッタリ・・・
フロントガラスは汚れが付きすぎて、素人には良さが分からない抽象的な絵画みたいになっていた。

前回があまりにも天気が悪過ぎた為、リベンジに市町村Gへ。
HIDハンディライトが適わないと判ったハズなのだが、ガスが無かったら「もしかするかも知れない・・・」などと淡い夢を抱き、

玉砕。
ガスこそ無かったものの、キレイな星空、放射冷却で低温になり話にならなかった。

30分ほどで早々に敗走し、あまりにも時間が早かった為急遽ハンドルをきって市町村Tへ。
あまりにも条件が悪いこんな日は残念ながらこっちくらいしか虫が採れない。

標高の低いポイントを選んで点灯させてみたものの、ノコギリが僅かに数頭飛んで来ただけで終わった。


 8月28日(水) 市町村B‐2(三八上北地域)
【 温度 】 19.5℃
【 湿度 】 88→90%UP
【 天候 】 曇り一時土砂降り
【主な成果】 コクワガタ♂

この日は青森県内ほぼ全域土砂降り。
雨雲予測を見ると、この雨雲からは唯一市町村Bだけが躱せそうなので、ワイパーフル稼働で現地へ急行。
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周囲の市町村が全部雨と云う影響もあって、湿度は完璧。
コクワの飛来も見慣れてきたが、その後21時過ぎになって恐れていた雨が降り出した。雨のゴールデンタイム(=土砂降り)へ突入し強制終了した。


 8月29日(木) 市町村B‐2(三八上北地域)
【 温度 】 21℃
【 湿度 】 75→78%
【 天候 】 不明
【主な成果】 オニクワガタ多数

昨日に引き続き市町村Bへ。
他の市町村は昨日の雨で蒸し上がっていたようで、メジャー産地では軒並みオオクワガタが飛来したらしく、あるポイントでは2桁もの飛来があったとの事。

一方、こちらはと云うと、湿度がいまひとつ足りない状況の中40頭ほどのクワガタが飛来した。

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面白い事にその過半数がオニクワ
通常、オニクワが一晩で飛んでくる数は少ないので、かなり貴重な体験だった。♂が9割以上を占めていたが、残念ながら24mmを超えていそうな特大の個体は来なかった。


 8月30日(金) 市町村D(三八上北地域)
【 温度 】 20℃
【 湿度 】 90%UP
【 天候 】 雨
【主な成果】 オオクワガタ♀ ヨコヤマヒゲナガカミキリ♂

この日は、7月23日にオオクワが1♀採れた市町村Dへ。
この日も青森県は雨雲に覆われ、平日の夕方から出発して点灯が間に合う距離の市町村の中で、雨が弱いのはここだけ。
前回採れた♀を産卵セットに入れたものの無反応で、どうにか♂が欲しいところ。

温度、湿度、ともに充分。ガスも気にならない。
点灯からそれほど間もない内に、変な軌道でライト前の草むらに甲虫が落下。オオクワ来たか!? と駆け寄ったが、何故か2頭のヨコヤマヒゲナガカミキリに変わっていた。流石、山は俺がクワガタ屋だと云う事をよく分かってらっしゃる(怒)

ちなみにこの後もヨコヤマヒゲナガが3頭飛来したがいずれも着地せず。

さてクワガタの話だが、さっきと似た軌道でまた草むらに落下。
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20時15分、今度はオオクワガタ34mmの♀。・・・♂じゃなかったのが惜しい。

そして、さらに15分後・・・
20時30分43mmの♀が飛来。・・・♂は・・・まだか・・・っ。


短時間に♀が2頭来たので、今日は粘ってみるかと、翌31日の1時までライトを点灯し続けた。
しかし時期的な問題か、夜遅くなるとクワガタは来なくなり終いには雨が降り出す始末。

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今日の結果はこれで終了。オオクワは2次発生のかなりキレイな個体である。


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今までほとんど満足にオオクワが飛んで来た事は無かったので、オオクワガタをリリースすると云う行為はこの日が初めて。


 8月31日(土) 市町村 I(津軽地域)
【 温度 】 記録なし
【 湿度 】 記録なし
【 天候 】 土砂降り
【主な成果】 無し

この日は、前回8月1日に通行止めをくらい泣く泣く引き返した津軽某所のリベンジへ向かった。今回はちゃんと通行止め解除の情報を得ているので前回と同じ失態は犯さない。

しかし、今回は天気を見誤った。
昨夜市町村Dで深夜1時まで粘ったツケが回ってきて、夕方まで爆睡。
予定の出発時刻を大幅にオーバーし、慌てていた所為か雨雲予測をきちんとチェックしないまま出発してしまい、山に入ったと同時にバケツをひっくり返したような土砂降りに・・・
ある程度まで進んだところで車を停め、採集中に食べようと思っていた夕飯のコンビニおにぎりを食べてUターン。

・・・何しに来たんだろう。

CA3I0405.JPG
↑↑山に入る前の空模様。画像左側から出てきたこの雲が、30分後に猛威を振るう事になった。





9月の部へ続く

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