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歴シート ~2021~ [日昆 諸記]

2021年もいよいよ終わりを迎えようとしています。
世の中では去年に続く新型コロナウィルスによる行動制限もありながら、東京オリンピックが行なわれましたね。夏には、大雨による土砂災害が発生し、静岡の熱海では多数の死者が出ました。青森県民として忘れがたい風間浦・むつの土石流災害も起きた年でした。

一方、このブログについてですが、
例年のごとく広告が出るか出ないかのほぼ月イチペースで更新していました。
でも、前年以上にスローダウンして、2回以上の更新が無かったのは今年が初めてです。さらに言えば、10月なんて更新無しだったし。

だからと言ってこの1年大したことをやっていなかったかと言うとそうでもなく、振り返ると一応?色々とやってはいました。単にブログの記事として、内容がまとまらないのがほとんどだったと云う事ですね。

12月の記事もまだだしもう年末なので、
今回の記事は毎年の飼育種まとめの歴シートに加えてこの1年の自分の所での流れをサッと振り返ってみようかと思います。

4つくらいの部構成ですが、だいぶ偏りがあります。
年内に書き上げる為に時間が無いのと、書けない内容も結構多いですからね。



part.1title.jpg
採集初めは5月3日の春山でした。
毎年のように行っている山でブログの過去記事にはもう何度も出ている場所ですが敢えて伏せておきます。
今年の目標として内々に狙っている「ある虫」がこの山に居るはずなんですが、そう簡単には見つからないですね。結果、採ったのは↑↑の画像のルリクワガタ11頭だけでした。
結局、この山での採集はこの日限りに終わってしまったんですが、そりゃあ年1回行っただけで採れるんなら苦労しないし他の人がとっくに見つけてますよねェ~
ただ、もし見つける事が出来たらその時はまず然るべき所にきちんとした形で発表してからブログ掲載の流れですね。


KIMG2367.JPG
そして、続くゴールデンウィークの4日~5日No.7らと共にルリクワガタや春の美麗ガを探したりと、有意義な連休を過ごすことができました。特に、津軽半島最北記録を更新したルリクワガタや、普段狙ったりしないガの採集は、体験自体に新鮮味は無いものの、違う分野の虫屋さんから聞く話は色々と刺激に感じるものがありました。


春山のシーズンが終われば次はマグソ採集ですが、
ことごとく悪天候に見舞われてしまい、出撃できず・・・
なんとも悲しい事に、今年は一度もマグソ採集へは行くことが出来ずに終わりました。




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2021年に行った春の採集は、思い出す限りで山に行ったのはゴールデンウィークの3日間だけと随分少ないものでした。
マグソシーズンの雨天中止と云うのも理由の一つではありますが、ある理由から山に行くよりも大事な用事があったからと云うのが一番の理由であり、
何を隠そうその大事な理由こそがこれです。車の修理!!!

去年ズタボロになって廃車になった採集車の後継が、負けず劣らずのオンボロ車で、買ってしまった以上手放すワケにもいかず修理する道を選んだのですが、見れば見るほど問題箇所が次々と見つかっていくんですよ。
購入した去年の秋から手を付けたのですが、車系のブログやみんカラの情報だけでは手に負えず、パーツカタログを買って自分で部品を買って補修・改造の繰り返し。ちょうど1年前の大晦日も、バラしたパーツのサビを擦りながら紅白歌合戦観てました。

ただ、雪が積もってガレージが無い我が家では冬は修理出来ず、辛うじて小さなパーツやカバー類の下処理や洗浄をするだけのもどかしい時期が続き、本格的に修理や改造に着手できたのは雪が解けた春頃からでした。

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吸気系に難があるため、思い切って改造。
ホームセンターに何度も通い、物によっては輸入部材も取り寄せたりして、エアインテークは本来の機構とは全く別物に仕上げました。

車夜修理.png
ダラダラと作業が長引いている内に、春も過ぎ去り夏が来てしまいました。
それでも車からは要修理箇所の発見は続き、夜も車に付きっきりです。

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エンジン系も汚れが溜まっています。
スロットルバルブも煤(ブローバイガス?)で真っ黒でしたが、見違えるような輝きに戻りました。部品まるまる取り替えるのと比べて、クリーナーを注入するだけの作業のなんと気が楽な事か!
(・・・あ、でも綿棒も使って結構念入りに手掃除とかもしたんだったな・・・)

勿論、↑↑のような作業なんてのは修理作業全体からするとほんの一摘まみ程度なんですが、散々時間と金を掛けた末、作業が終わった頃には7月になっていました。
やろうと思えばまだまだやる事が見つかるのですが、止め時が見つからなくなるのが最も危険です。

作業をしている最中は、「こんな滅茶苦茶大変な思いをして色々やったんだしブログに書こう」とか思ってたんですが、作業が片付いた時点でとっくに採集シーズンに突入してたんで、書く暇無くなっちゃって書く気も失せました・・・
おそらく永劫書かないでしょう・・・




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夏の採集も、結構連日連夜って感じの過密スケジュールで回っていたんですが、今のところ書ける内容がほとんど無いなぁ・・・

・・・と言うのも、夏の採集は

2021オオクワ1.png
あっ、オオクワ来た!とか思いつつ

2021コクワガタ♂.png
その10分後に来たこっちが大本命で、
例のごとく今年もコクワ採集に奔走していた事がほとんどでした。
(↑↑の2枚は7月29日

市町村コクワ採集は、オオクワや小型種と違ってごく限られた地域だけに通い詰めると云う事は無いので、普段通る事が無い道や来る事が無い地域を知れて非常に有意義でした。さらに、その最中には副産物として面白いものも見られて、ある意味コクワそのもの以上に得る物が多かったです。
その内容自体はまた来年に改めて書くとして、他の内容で言えば
オオクワを今期中に採集したのは先の1♀と、
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8月29日の1♀だけでした。


個人的に今期の採集で一番記憶に残っているのは、
8月7日に試行したライトトラップ。

atsumori.jpg
with Nintendo Switch

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ライトトラップしながらのどうぶつの森は、一度やってみたかった。シュール。
No.2No.6小僧を同伴し、準備不足でてんやわんやしながらもどうにか形が出来上がりました。
リアルで昆虫採集しながら、ゲーム内でも昆虫を採集。
Switch本体はNo.6の家の物なので、小僧のプレイを見せてもらうのですが

小僧 「僕の家の中こんなもの置いてるんだよ」

自分 「なんでそんな物置いてんだよ~笑」

小僧 「ねぇ見て、僕が作ったマイデザイン」

自分 「おお~よく作ったなぁ~・・・」

小僧 「ほら、この家具をこうすると・・・」

自分 「小僧!家から出ろよ!」

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楽しい記念撮影・・・のはずが、クワガタを触るのが怖い小僧は小さな♂にも萎縮してしまい全然ポーズが決まらない[たらーっ(汗)]

この日はあまり山の調子が奮わず、カブトムシの♀が大量に来るものの♂がほとんど来ません。クワガタもポツポツしか来ないのはちょっと期待外れで、久しぶりに日昆のこの面子で採集しに来ていながらちょっと残念な成果に終わりました。

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ゴールデンタイムも過ぎてちょっと気分も弛んできたので、ソフトを替えてスマブラに。

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シュールと言うほか無い。
なんにせよ、いい思い出になりました。


その後、9月に入って夏採集もまだまだ続きましたが、
合間にそっとヒメオオ採集を1回だけやってクワガタ関連の採集は終了となりました。
秋らしいクワガタ採集と云えばそれくらいで、ルリやツヤハダはやれませんでしたね。




KIMG2109.JPG
コクワ採集に努力値をほぼ全て注いでしまった結果、飼育種は以前よりも減少しています。

かつてのギラファ帝国は見る影も無く、ニシヤマイは♀の居残り組にギリギリ2♂♂の羽化が間に合ったところでしたが、セットには卵が見えません。どうやら前の代のあたりから我が家の血統は累代障害が出ていたようで、今期でのセットは失敗に終わりそうです。

オオクワも、今年1♂だけ羽化しました。奇跡です!
サイズは50mm台半ば・・・いやぁ~大歯は無理だったか~・・・
ケータイのフォルダを見ても、写真がありません。さびしい・・・

また、今年ビークワレコードを獲れたプランディゴホンヅノも、去年は我が家の最大勢力を誇っていたものの今はただの思い出と化しています。
KIMG2810.JPG
ブリードも難航し、F2の幼虫は僅かに2頭だけ・・・野外品は簡単なんですがねェ。
今回のでゴホンヅノはかなり疲れたので、しばらくこのグループの飼育はお休みです。

そして、代わりに今年一番隆盛を極めた飼育種はハルマヘラのプラティオドンでした。
一応、今年も野外品の入荷があったので購入したのですが、なんと当たりクジを引いてしまいました。
KIMG3188.JPG
ハルマヘラ産小型ペア×2。お分かり頂けただろうか?

左下の♀です。

KIMG3198.JPG
右個体。拡大して並べて見ると、明らかに種類が違いますね。
ハルマヘラ産ネブト不明種・・・ネブトファンにはもうお分かりですね。

現在生き虫の出回っていないセラートゥスネブトです。
去年もドルサリスノコと云う当たりクジを引きましたから、今回もまた気合を入れてセットを組んで挑みました。これが9月の話。
ただ、残念な事に現在卵も幼虫も採れていません。丸い産卵坑も掘ってて産もうとしてるんですが・・・
前のドルサリスもそのパターンで終わったんだよなぁ、またかよ!!!



今年の飼育種の歴シートは、上記のセラートゥスネブト以外に変わり映えのするものは無かったです。

【2021年の入手分】50音順 青字は今年初入手

プラティオドンネブト(原名亜種) 成虫
セラートゥスネブト 成虫


【飼育状況】

[on]セット中[on]
ハルマヘラプラティオドン
セラートゥスネブト
ニシヤマギラファ
モーレンカンプオウゴンオニ

生体反応なしのセラートゥスとニシヤマは置いといて、プラティオドンとモーレンはセットしたのが何ヶ月も前です。ブログなんて書いてる暇あったらさっさと割出してやるべきなんでしょうが・・・


[次項有]成虫管理中[次項有]
オオクワ
ヒメオオ


[ぴかぴか(新しい)]幼虫管理中[ぴかぴか(新しい)]
オオクワ
アクタエオンゾウ
プランディゴホンヅノ

現状をこうして振り返ってみると、ウチの飼育部屋も随分寂しくなっちゃったね・・・
個人的には、プラティオドンとアクタエオンはもうちょっと気にかけてやらないと今までの作業が水の泡です。





年末でバタバタと騒がしい中、どうにか締めの記事を書く事が出来ましたが、
いつもながらお粗末で恥ずかしい1年だった事が明るみになっただけでしたね[バッド(下向き矢印)]
それでも、来年の事を考えると今から「どこに行こうか」「どんな種類を飼育しようか」と楽しみなのは例年通り変わらないですね。

また来年も当ブログの駄文長文にお付き合い頂ければ幸いです。
良いお年を!



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