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歴シート ~2023~ [日昆 諸記]

2023年も色々とありました。

個人的には、家の事情で虫関係から離れざるを得なかった時期もあり、特に採集については停滞期間がありましたが、
・本を作る
・車を採集仕様に改造
・コクワガタ採集40市町村クリア
・カマキリに狂って走り回る
・後ろ向きに下山
・アメリカザリガニ掃討作戦
・密かにBE-KUWAレコード1種登録
この辺りがハイライトでした。

その一方、
・マグソクワガタ採集行けず
・白神山地へ夏季採集行けず
・オオクワ採集不完全燃焼
・お前ら誰だよこっちは二度と会いたくねぇよ
・こんな羽化サイズじゃないはずだったのに・・・
等々、至らなかった点や不満事も沢山ありました。
来年は、今年よりもうちょっと楽しい事が多ければいいですけどね。


さて、今年の歴シートですが、
現在飼育種は総勢12種で内訳は
・オオクワガタ 3産地
・コクワガタ 2産地
・アンタエウスオオ(ミャンマー・カチン)
・オキピタリスノコギリ(タリアブ島)
・ゼブラノコギリ(スマトラ島)
・ドルサリスノコギリ(ペレン島)
・メタリフェルホソアカ(ペレン島)
・セラートゥスネブト
・アクミナートゥスネブト(スマトラ島)
・ニジイロ
・ヘラクレス・リッキー(アルチドーナ)
・ゴホンヅノ(ミャンマー・タニンダーリ)


【2023年の入手分】50音順 青字は今年初入手

ゼブラノコギリクワガタ(原名亜種) 成虫
アクミナートゥスネブトクワガタ(原名亜種) 成虫
アンタエウスオオクワガタ(カチン) 成虫
ゴホンヅノカブト(キミオ亜種) 成虫
ドルサリスノコギリ(ヒロミ亜種) 成虫

近年の内ではわりと色々買った年で、個人的にはオオクワ系なんて随分と久しぶりで新鮮に感じました。


【飼育状況】

[on]セット中[on]
セラートゥスネブト
ニジイロ
コクワ
カチンアンテ
ドルサリス(ヒロミイ)
ゴホンヅノ(キミオイ)

この中でプレッシャーがかかるのは、
・成虫が全て絶えたセラートゥス(割り出して幼虫居なかったらTHE END)
・リベンジに燃えるドルサリス
・憧憬のキミオイ(記事ではなんだかんだ言っててもやっぱり産んでるか不安)
どれもこの冬の内に明暗がはっきりすると思いますが、
結構ヤバそうなのがいるので早めに暴きたいと思います。

[次項有]成虫管理中[次項有]
タリアブオキピタリス
スマトラゼブラ
ニジイロ
オオクワ

この中で個人的に感動したのは、久し振りにちゃんとまとまった数を育てた青森産オオクワガタ。今現在は羽化個体が越冬中なので記事にするのはまだ先ですが、我が家らしからぬサイズの♂が羽化してきているので来春の掘り出し時期が今から楽しみです。

[ぴかぴか(新しい)]幼虫管理中[ぴかぴか(新しい)]
コクワ2産地
オオクワ2産地
ペレンメタリフェル
スマトラゼブラ
ニジイロ
アクミナートゥスネブト
ヘラクレスリッキー

オオクワの一部の産地とニジイロ以外は幼虫もまとまった数が居るのですが、中でもヘラクレスの温室占有率がこの秋冬で一気に高くなり、「うわぁとんでもない虫に手を出しちゃったなぁ」と焦りはじめています。本音ではもうちょっと幼虫を手放したかったんですが・・・




・・・まぁ、2023年は色々あった年でしたが、
2024年は平穏な年になりますように。
また来年!


タグ:歴シート
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歴シート ~2022~ [日昆 諸記]

2022年も残り数時間と云うところ、
最後に歴シートを軽くまとめて今年を締めくくろうと思います。

今年は簡単に、飼育状況の現在をまとめるだけで終わります。


【2022年の入手分】50音順 青字は今年初入手

ドルサリスノコギリ(ヒロミ亜種) 成虫
ニジイロ(原名亜種) 成虫
オキピタリスノコギリ(原名亜種) 成虫
メタリフェルホソアカ(フィナエ亜種) 成虫
ヘラクレスオオカブト(リッキー亜種) 成虫

正月から入手したドルサリスにはじまり、ちょいちょい虫を買っていたようで近年ではこれでもちょっと多い方かもしれません。
ただ、リストを見返してみると初飼育の種はゼロで、いずれも過去に飼育経験があるものばかりです。昔流行ったファッションや音楽がまた現在注目を浴びるのと同じように、自分も昔が懐かしくなってまた飼育しはじめたのが本音です。オジサンになったな・・・

さらに、結局入手には至っていなかったものの、これ以外にも増種欲に駆られて手を出しかけた虫も何種かいました。実はもう既に来年こそはと心に決めたクワガタがいるのですが、果たして飼育スペースは空けられるのだろうか・・・



【飼育状況】

[on]セット中[on]
プラティオドンネブト
セラートゥスネブト
ヘラクレス・リッキー


[次項有]成虫管理中[次項有]
オオクワ 2産地
ヒメオオ 2産地
コクワ 2産地
ニシヤマギラファ
ヒロミドルサリス
オキピタリスノコギリ
プラティオドンネブト


[ぴかぴか(新しい)]幼虫管理中[ぴかぴか(新しい)]
オオクワ 3産地
コクワ
ニシヤマギラファ
メタリフェル
セラートゥスネブト
ヤマトカブト

2022年飼育種.JPG
現在、飼育種と呼べるのはカブクワではこれら12種
その他、よく分からない大型のカミキリの幼虫を菌糸ビンに1頭ぶち込んでいるのですが、どうやらちゃんと生きているようで羽化までいけるか楽しみにしているところでもあります。

さて、本筋のカブクワについては、主にオオクワとネブト類の比重が高かったと感じる年でした。
オオクワについては、去年までは「居るのか居ないのか分からないくらいの存在感」だったのに、今年一気に3産地セッティングしたために一気に菌糸ビンが増えてしまいました。
KIMG5396.JPG
現在は、冬期と云うことであえて温室外に幼虫を追い出し、セミ化しないように常温管理をしています。
実は前回、いくつか採れていた幼虫のほとんどが前蛹段階で死亡してしまうといった大事故がありました。温度管理だけの問題か?と云う話でもありますが、巷で言われる北のオオクワの管理が難しいと云う話は軽視できませんので、なるべく冬期は自然界に近い温度で飼育してみます。・・・これで全滅しないか心配だけど・・・

ネブトは、特に爆産種のプラティオドンがいるのもそうですが、特に貴重なセラートゥスネブトWF1世代が羽化してきたことで、国内で絶やすまいとせっせとセットを組んだおかげでF2幼虫にもだいぶ恵まれたことが大きかったと思います。最後の1セットがまだ割り出せてないことと、カップに入れた幼虫達もそろそろ大きくなってきた頃でもあるので、ここから一気に温室のスペースが埋まっていくことでしょう。

片や累代停止の危機に瀕しているのが、長年惰性で続けてきたニシヤマギラファ。♀が先に羽化した上に数もたった1頭・・・!♂は蛹化ビンでマット飼育していますが未だ幼虫のまま。温度を上げて蛹化促進しないと次世代がいよいよ潰えてしまう崖っぷちの状況です。





と云ったところで今回はこれで終わりです。

実際はもうちょっと書いとくべきなのでしょうが
まとめて書くよりは個別の記事で書きたい話も多いので、それらはまた次回以降来年の各カテゴリで取り上げたいと思います。

来年は、羽化報告年となる種類も多い年になりますので、
写真だけで楽しめるような記事が多く書ければいいですね。
少なくとも、飼育再開したのにまた尻切れ累代停止・・・だけは避けたい!


それでは、また来年もお暇な時にご訪問ください!


タグ:歴シート
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2022年写真館 [日昆 諸記]

2022年も残り1日となってしまいました。
振り返れば今年も色々ありました。世間では北京オリンピックやサッカーワールドカップの開催と云ったスポーツイベントに沸いたりもしましたが、ロシアのウクライナ侵攻、安倍晋三元首相の銃撃事件からの旧統一教会といった、早晩に解決できそうもない問題も国内外で勃発しましたね。青森県内で個人的に気になる話としては、全国的規模でその賛否が議論されている「風力発電施設建設事業」についてこの青森県がどこまで国に態度を示せるか、それは今もこれからも関心は失わない事でしょう。
また、今年も驚くような有名人の訃報も相次ぎましたが、個人的に一番驚いたのがつい最近亡くなられたばかりの山口進氏です。クワガタ好きならば誰でもその名を知っている昆虫撮影の大ベテランですが、こうして段々と時代を作ってきた人達が亡くなっていくと、何故だか自分だけ時代に置いていかれているような焦燥に見舞われます。

さて、今回ですが、
久しぶりに写真館と銘打った1年振り返りの記事を書いてみます。

とは言っても、起こった全ての出来事を不足なく書いていくワケではなく、個人的に書きたい話や載せたい写真を独断で偏重してまとめるだけの回です。

また、以前は思い入れの順位でもってランキング形式で並べていましたが、今回は話の順序がややこしくなるので「第〇位!」とかはやりません。



その1 大雨災害

岩木川8月16日.jpg
むつ市・風間浦村で去年あった土石流災害がまだ記憶に新しいですが、今年の夏も青森県内各地で大雨による河川の氾濫・土石流災害が多発しましたね。

この件は夏の採集記事でも一度書いたのですが、
特に採集シーズン中だったこともあって、自分も県内各地の有名河川の状況をこの目で見て恐怖を覚えました。
津軽平野の岩木川沿いのりんご園が水没するなどの産業的被害もそうですし、鯵ヶ沢は住宅地が浸水、そして全県的に山中へ続く河川沿いの道路の崩壊はこれまでに無いくらい多数に及びました。

その影響は、復旧工事が行なえなくなる冬期に入っても残ったままで、来年も開通予定が無い山道も例年以上に多いです。
「被害云々言ってんのに結局採集の話がしたいのかよ!」と言われたらまぁ不謹慎ながらその通りでございますが、来年青森県で採集しようと考えている県外の方は、まず事前に道路状況を調べることをおすすめします。




その2 発電機増設

EF900iS.JPG
2017年にハイワットクラスのライトトラップをはじめて以降、車で進めない場所でトラップを焚く為にクソ重い機材を抱えてヒィヒィゼェゼェ汗を垂らして運ぶ事が何度も何度も何度もありました。
特に、電源がクソ重いオープンのガソリン式発電機(乾燥重量30kg超+燃料類)で、これを抱えて砂利道やらヌタ場やら足元の悪い急坂なんかを往復しないといけないもんだから、
精神力 >>>>>> 体力の無謀採集が毎シーズン何度かあって、帰り道の体力ゼロで車を運転したり翌日身体壊したりなんてことも頻発していたんですね。

貧乏人なりに年々機材のラインナップも進めていたんですが、手持ちの光源にもバラエティさが出てきたところで「いよいよ電源の方も選択肢を持っておこう」と云う段階まで来たのが今年の話。
この手のライトトラップ機材の中で、金銭的に最も手が出し辛いのが電源と言って間違いないでしょう。今回導入したのは2台目の電源となりまして、1台目と比較して持ち運びの容易な軽量型の発電機(写真)を仕入れました。
この手のタイプは各メーカーからほぼ同様の規格の製品が出ているのですが、微妙な性能の違い、重量、生産国、デザイン等色々悩みに悩んで赤いYAMAHAです。

なお、最近巷ではガソリン式の発電機ではなく、大容量化が進んでいるポータブル式バッテリーに関心が高まっています。
特徴を考えると利点も多そうではあるんですが難点や不安点も拭えず、特に個人的に心配なのは「夏場の日中に炎天下の車内に放置する事でリチウムイオンバッテリーの劣化や発火の危険性はどうなのか」と云う点で、平日の仕事終わりに直行で山へ行く自分としては、まだそこらへんに一抹の不安が残る手前おいそれと購入できないんですよねぇ(だからってガソリンを車内に置いとくのはいいのか?って話をされたらそれはそれで困るんですが)


〉〉 その3へ つづく


タグ:写真館 紹介
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歴シート ~2021~ [日昆 諸記]

2021年もいよいよ終わりを迎えようとしています。
世の中では去年に続く新型コロナウィルスによる行動制限もありながら、東京オリンピックが行なわれましたね。夏には、大雨による土砂災害が発生し、静岡の熱海では多数の死者が出ました。青森県民として忘れがたい風間浦・むつの土石流災害も起きた年でした。

一方、このブログについてですが、
例年のごとく広告が出るか出ないかのほぼ月イチペースで更新していました。
でも、前年以上にスローダウンして、2回以上の更新が無かったのは今年が初めてです。さらに言えば、10月なんて更新無しだったし。

だからと言ってこの1年大したことをやっていなかったかと言うとそうでもなく、振り返ると一応?色々とやってはいました。単にブログの記事として、内容がまとまらないのがほとんどだったと云う事ですね。

12月の記事もまだだしもう年末なので、
今回の記事は毎年の飼育種まとめの歴シートに加えてこの1年の自分の所での流れをサッと振り返ってみようかと思います。

4つくらいの部構成ですが、だいぶ偏りがあります。
年内に書き上げる為に時間が無いのと、書けない内容も結構多いですからね。



part.1title.jpg
採集初めは5月3日の春山でした。
毎年のように行っている山でブログの過去記事にはもう何度も出ている場所ですが敢えて伏せておきます。
今年の目標として内々に狙っている「ある虫」がこの山に居るはずなんですが、そう簡単には見つからないですね。結果、採ったのは↑↑の画像のルリクワガタ11頭だけでした。
結局、この山での採集はこの日限りに終わってしまったんですが、そりゃあ年1回行っただけで採れるんなら苦労しないし他の人がとっくに見つけてますよねェ~
ただ、もし見つける事が出来たらその時はまず然るべき所にきちんとした形で発表してからブログ掲載の流れですね。


KIMG2367.JPG
そして、続くゴールデンウィークの4日~5日No.7らと共にルリクワガタや春の美麗ガを探したりと、有意義な連休を過ごすことができました。特に、津軽半島最北記録を更新したルリクワガタや、普段狙ったりしないガの採集は、体験自体に新鮮味は無いものの、違う分野の虫屋さんから聞く話は色々と刺激に感じるものがありました。


春山のシーズンが終われば次はマグソ採集ですが、
ことごとく悪天候に見舞われてしまい、出撃できず・・・
なんとも悲しい事に、今年は一度もマグソ採集へは行くことが出来ずに終わりました。




KIMG1944改.JPG
2021年に行った春の採集は、思い出す限りで山に行ったのはゴールデンウィークの3日間だけと随分少ないものでした。
マグソシーズンの雨天中止と云うのも理由の一つではありますが、ある理由から山に行くよりも大事な用事があったからと云うのが一番の理由であり、
何を隠そうその大事な理由こそがこれです。車の修理!!!

去年ズタボロになって廃車になった採集車の後継が、負けず劣らずのオンボロ車で、買ってしまった以上手放すワケにもいかず修理する道を選んだのですが、見れば見るほど問題箇所が次々と見つかっていくんですよ。
購入した去年の秋から手を付けたのですが、車系のブログやみんカラの情報だけでは手に負えず、パーツカタログを買って自分で部品を買って補修・改造の繰り返し。ちょうど1年前の大晦日も、バラしたパーツのサビを擦りながら紅白歌合戦観てました。

ただ、雪が積もってガレージが無い我が家では冬は修理出来ず、辛うじて小さなパーツやカバー類の下処理や洗浄をするだけのもどかしい時期が続き、本格的に修理や改造に着手できたのは雪が解けた春頃からでした。

KIMG1942.JPG
吸気系に難があるため、思い切って改造。
ホームセンターに何度も通い、物によっては輸入部材も取り寄せたりして、エアインテークは本来の機構とは全く別物に仕上げました。

車夜修理.png
ダラダラと作業が長引いている内に、春も過ぎ去り夏が来てしまいました。
それでも車からは要修理箇所の発見は続き、夜も車に付きっきりです。

KIMG2414.JPG
エンジン系も汚れが溜まっています。
スロットルバルブも煤(ブローバイガス?)で真っ黒でしたが、見違えるような輝きに戻りました。部品まるまる取り替えるのと比べて、クリーナーを注入するだけの作業のなんと気が楽な事か!
(・・・あ、でも綿棒も使って結構念入りに手掃除とかもしたんだったな・・・)

勿論、↑↑のような作業なんてのは修理作業全体からするとほんの一摘まみ程度なんですが、散々時間と金を掛けた末、作業が終わった頃には7月になっていました。
やろうと思えばまだまだやる事が見つかるのですが、止め時が見つからなくなるのが最も危険です。

作業をしている最中は、「こんな滅茶苦茶大変な思いをして色々やったんだしブログに書こう」とか思ってたんですが、作業が片付いた時点でとっくに採集シーズンに突入してたんで、書く暇無くなっちゃって書く気も失せました・・・
おそらく永劫書かないでしょう・・・




KIMG3024.JPG
夏の採集も、結構連日連夜って感じの過密スケジュールで回っていたんですが、今のところ書ける内容がほとんど無いなぁ・・・

・・・と言うのも、夏の採集は

2021オオクワ1.png
あっ、オオクワ来た!とか思いつつ

2021コクワガタ♂.png
その10分後に来たこっちが大本命で、
例のごとく今年もコクワ採集に奔走していた事がほとんどでした。
(↑↑の2枚は7月29日

市町村コクワ採集は、オオクワや小型種と違ってごく限られた地域だけに通い詰めると云う事は無いので、普段通る事が無い道や来る事が無い地域を知れて非常に有意義でした。さらに、その最中には副産物として面白いものも見られて、ある意味コクワそのもの以上に得る物が多かったです。
その内容自体はまた来年に改めて書くとして、他の内容で言えば
オオクワを今期中に採集したのは先の1♀と、
KIMG3085.JPG
8月29日の1♀だけでした。


個人的に今期の採集で一番記憶に残っているのは、
8月7日に試行したライトトラップ。

atsumori.jpg
with Nintendo Switch

KIMG2925no2.jpg
ライトトラップしながらのどうぶつの森は、一度やってみたかった。シュール。
No.2No.6小僧を同伴し、準備不足でてんやわんやしながらもどうにか形が出来上がりました。
リアルで昆虫採集しながら、ゲーム内でも昆虫を採集。
Switch本体はNo.6の家の物なので、小僧のプレイを見せてもらうのですが

小僧 「僕の家の中こんなもの置いてるんだよ」

自分 「なんでそんな物置いてんだよ~笑」

小僧 「ねぇ見て、僕が作ったマイデザイン」

自分 「おお~よく作ったなぁ~・・・」

小僧 「ほら、この家具をこうすると・・・」

自分 「小僧!家から出ろよ!」

atusmorimiyama2.jpg
楽しい記念撮影・・・のはずが、クワガタを触るのが怖い小僧は小さな♂にも萎縮してしまい全然ポーズが決まらない[たらーっ(汗)]

この日はあまり山の調子が奮わず、カブトムシの♀が大量に来るものの♂がほとんど来ません。クワガタもポツポツしか来ないのはちょっと期待外れで、久しぶりに日昆のこの面子で採集しに来ていながらちょっと残念な成果に終わりました。

KIMG2934no02.jpg
ゴールデンタイムも過ぎてちょっと気分も弛んできたので、ソフトを替えてスマブラに。

KIMG2926no02.jpg
シュールと言うほか無い。
なんにせよ、いい思い出になりました。


その後、9月に入って夏採集もまだまだ続きましたが、
合間にそっとヒメオオ採集を1回だけやってクワガタ関連の採集は終了となりました。
秋らしいクワガタ採集と云えばそれくらいで、ルリやツヤハダはやれませんでしたね。




KIMG2109.JPG
コクワ採集に努力値をほぼ全て注いでしまった結果、飼育種は以前よりも減少しています。

かつてのギラファ帝国は見る影も無く、ニシヤマイは♀の居残り組にギリギリ2♂♂の羽化が間に合ったところでしたが、セットには卵が見えません。どうやら前の代のあたりから我が家の血統は累代障害が出ていたようで、今期でのセットは失敗に終わりそうです。

オオクワも、今年1♂だけ羽化しました。奇跡です!
サイズは50mm台半ば・・・いやぁ~大歯は無理だったか~・・・
ケータイのフォルダを見ても、写真がありません。さびしい・・・

また、今年ビークワレコードを獲れたプランディゴホンヅノも、去年は我が家の最大勢力を誇っていたものの今はただの思い出と化しています。
KIMG2810.JPG
ブリードも難航し、F2の幼虫は僅かに2頭だけ・・・野外品は簡単なんですがねェ。
今回のでゴホンヅノはかなり疲れたので、しばらくこのグループの飼育はお休みです。

そして、代わりに今年一番隆盛を極めた飼育種はハルマヘラのプラティオドンでした。
一応、今年も野外品の入荷があったので購入したのですが、なんと当たりクジを引いてしまいました。
KIMG3188.JPG
ハルマヘラ産小型ペア×2。お分かり頂けただろうか?

左下の♀です。

KIMG3198.JPG
右個体。拡大して並べて見ると、明らかに種類が違いますね。
ハルマヘラ産ネブト不明種・・・ネブトファンにはもうお分かりですね。

現在生き虫の出回っていないセラートゥスネブトです。
去年もドルサリスノコと云う当たりクジを引きましたから、今回もまた気合を入れてセットを組んで挑みました。これが9月の話。
ただ、残念な事に現在卵も幼虫も採れていません。丸い産卵坑も掘ってて産もうとしてるんですが・・・
前のドルサリスもそのパターンで終わったんだよなぁ、またかよ!!!



今年の飼育種の歴シートは、上記のセラートゥスネブト以外に変わり映えのするものは無かったです。

【2021年の入手分】50音順 青字は今年初入手

プラティオドンネブト(原名亜種) 成虫
セラートゥスネブト 成虫


【飼育状況】

[on]セット中[on]
ハルマヘラプラティオドン
セラートゥスネブト
ニシヤマギラファ
モーレンカンプオウゴンオニ

生体反応なしのセラートゥスとニシヤマは置いといて、プラティオドンとモーレンはセットしたのが何ヶ月も前です。ブログなんて書いてる暇あったらさっさと割出してやるべきなんでしょうが・・・


[次項有]成虫管理中[次項有]
オオクワ
ヒメオオ


[ぴかぴか(新しい)]幼虫管理中[ぴかぴか(新しい)]
オオクワ
アクタエオンゾウ
プランディゴホンヅノ

現状をこうして振り返ってみると、ウチの飼育部屋も随分寂しくなっちゃったね・・・
個人的には、プラティオドンとアクタエオンはもうちょっと気にかけてやらないと今までの作業が水の泡です。





年末でバタバタと騒がしい中、どうにか締めの記事を書く事が出来ましたが、
いつもながらお粗末で恥ずかしい1年だった事が明るみになっただけでしたね[バッド(下向き矢印)]
それでも、来年の事を考えると今から「どこに行こうか」「どんな種類を飼育しようか」と楽しみなのは例年通り変わらないですね。

また来年も当ブログの駄文長文にお付き合い頂ければ幸いです。
良いお年を!



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歴シート ~2020~ [日昆 諸記]

気が付けばもう明けようとしている2020年。

何かと新型コロナウィルスに足止めを食らう年でしたね。
春頃にマスク・消毒液・ティッシュの不足と転売問題があったのもまだ記憶に新しいところ。外に出るにしても、離島へ行楽に行ってはダメとか、そもそも山に行くのも誰かの迷惑になるから自粛しろだとか、昆虫採集もところによっては非常に苦しい制限を受ける時期もありました。
残念なのは、状況が終息することなく来年も続くのがほぼほぼ決まっていると云う事です。

青森県でも、10月半ば以降罹患者が急増し、今では下北以外の地域で万遍なく患者が報告される毎日。倒産、一斉解雇、なんて単語も地元のニュースで報じられるようになり、生活の不安も増していくばかりです。唯一この状況で個人的に得をしたのは、仕事関係の行事がほぼ白紙になり要らぬ時間を浪費しなくて済んだことでしょうかね。


そんなこんなで今年最後の記事は締めの歴シートです。
飼育種のまとめが例年の主な内容ですが、軽く採集関連に関しても振り返ってみようと思います。


採集を振り返って・・・

採集では、特にコクワガタ採集に奔走した記憶が強烈に残っています。

マグソクワガタも、ヒメオオクワガタもシーズン中やっていたにはやっていたのですが、例年ほど多くはこなしていませんでした。
マグソは久しぶりに新記録産地を1ヶ所開拓しましたが、ヒメオオは残念なことに今期は開拓ゼロ。2011年のヒメオオ採集以来、新規産地無しに終わった初の年だったと思います。
なんでだったろなぁ・・・当時の記憶を手繰り寄せた限りでは、9月に入ってからも気温だけはそれなりにあって、ルッキングもコクワガタメインだったような気がします。また、飼育の方にちょっと時間を割いた事もあって山に行かず、9月後半になってしまう頃には多産地以外はほとんどヒメオオは終わっていたんですよね。

で、最盛期シーズンの夏場については、
ライトトラップ&外灯採集と、樹液採集が半々?くらいの割合でした。
特に今年は、平日にコクワを狙って多方面へ赴く採集が高かったです。日付をまたいで朝の5時くらいに帰宅し、その3時間後には起床して仕事へ――と云う日も何度かありました(こんな歳にもなってそんな事をまだやってるんだなと思うとなんだか面白くもありますが)
オオクワ採集で同じ所に何度も何度も通うと云う事はありましたが、コクワでそれをやったのは今年が初めてだったかもしれません(笑)
・・・しかもそれで採れてないという・・・
遅々として進んでいなかったコクワ40市町村コレクションも今年で相当溜まったので、来月まとめる予定の【2021年の挑戦】の記事では、塗り潰されてだいぶ青森県の形に近づいてきたコクワ地図を載せられると思います。


あと、採集と直接関係ないですが、
ちょうど1年前にようやくスマホに替えたワケですが写真の撮りやすさが一段と上がり、とても楽だと感じた事も今年の特徴と言えるかもしれません。
「この時間帯は上手く写らない」
「影で黒くつぶれてしまう」
と云ったもどかしさが幾分解消されたので、採集写真として残せる野外での画像の種類も以前と比べて結構増えたのはとても嬉しいですね(その反面、その写真を載せる採集記事を書いてないのは非常に勿体ない話だけど)
余談として、このスマホを買った販売店はその後ぶっ潰れました。清々しました。


飼育を振り返って・・・

年の初め頃は、「今年はほぼほぼ採集一本でいくだろう!」なんて思っていたのですが、結果的に以下の通り。

【2020年の入手分】 50音順 青字は今年初入手

ギラファノコギリ(ニシヤマ亜種) 成虫
ドルサリスノコギリ(ヒロミ亜種) 成虫
プラティオドンネブト(原名亜種) 成虫
ミクラミヤマ 幼虫
モーレンカンプオウゴンオニ(原名亜種) 成虫

こうして見ると、意外にも虫を増やしてたんだなぁ(笑)
思い返せば、下半期はほとんど飼育記事しか書いてなかったもんな・・・
モーレンカンプは去年のリベンジ、プラティオドンは年甲斐もなく競りに熱くなって痛い出費。
ペレンのニシヤマギラファは買ったら誤同定、メタリやファブリースは沢山採れるのになぜオキピやギラファは採り辛いんでしょうね、不思議な島です。♀も居らず宙ぶらりんな♂を眺めながら、いつか近い内に♀が来ることを願い、遠いかの島に想いを馳せて待つのもある意味楽しい時間かもしれません。


そんな中、
ここにきてブログでは今回初お目見えの虫が1種あるのがお分かり頂けると思います。
タイミングを見て、ちょうどいい時期が来たら書こうと思っていたらそのちょうどいい時期が来る前に終わりはじめてしまったので正直書き辛いです。



ミクラミヤマ.JPG
ミクラミヤマ 東京都 御蔵島村


実はこの虫、今年の増種一番手なんですよね。

東京の虫仲間のご厚意で2血統・計10頭の幼虫を頂き、手探りで飼育していたのですが、なんとも申し訳ない事に♀と♂で羽化ズレ。ギリギリ♂がペアリングに間に合うかというトコロで♀が固くなり・・・
頂き物なだけに、すごくモヤモヤしたものが心の底に残ってしまいました。

あとできる事と言ったら、
この残った僅かな個体を眺めながら、行った事の無い御蔵島やその他近隣の伊豆諸島に想いを馳せることくらいでしょうか・・・


【飼育状況】

[on]セット中[on]
ズベールホソアカ(多分スカ)
フキヌキシカ(多分スカ)
アマミシカ(多分スカ)
オオクワ
コクワ
ハルマヘラプラティオドン 4セット(同一♀)
ドルサリス・ヒロミ

[次項有]成虫管理中[次項有]
コクワ
オオクワ
アマミシカ
スジ
アカアシ
ミクラミヤマ
メリーメンガタ
ツツイシカ
ペレンギラファ
プランディゴホンヅノ

[ぴかぴか(新しい)]幼虫管理中[ぴかぴか(新しい)]
オオクワ
ミクラミヤマ
ルリ
モーレンカンプオウゴンオニ
スラウェシギラファ
アクタエオンゾウ

以上飼育状況をまとめると、
今回で事実上の飼育撤退となる種類が多数います。
恥を忍んでそれらを挙げると、
・アマミシカ(!!!)
・ミクラミヤマ
・ツツイシカ
・フキヌキシカ(!!)
・ズベールホソアカ(!!)

大事にしていた(ハズ)シカクワが・・・! 3種も終了確定・・・
・・・ってつまりそれって我が家からシカが全部消えるって事だ(焦)
特に、アマミシカは今期やたらと♀に偏り、貴重な♂はモタモタしてる間にオダブツに・・・
嗚呼・・・もう残った♀を眺めて奄美大島と徳之島に想いを馳せるしかなくなったね。想いを馳せる島ちょっと多くないかい。

また、地味にズベールホソアカも貴重なシブヤン島産で国内に僅かながら根強いファンも居ましたから、せめて撤退するにしてもその方々に次世代幼虫を渡して終わりたかったところです。シブヤンズベールも意外と入荷が無いので、シブヤン島にもついでに思いを馳せておきましょう。島のイメージは全然湧かないんですけど。

ゴホンヅノは、暫らく前から更新が止まっていますが
非常に残念なことにタイ産原名亜種は羽化した個体が夏までの間に全て突然死。今年は輸入制限が厳しく成虫の入手が難しかっただけに、せっかく羽化したものが謎の死を遂げて全滅したのは本当にやりきれません。
プランディもけして少なくない数の成虫が突然死を遂げたものの、こちらは飼育数に助けられ、どうにか生き残りの数がまとまった状態で現在に至っています。幼虫は全て羽化してしまったので、カウント取ってデータを残さなければいけないのですがなかなか進んでおりません。置き場所メチャクチャなんでチェックし辛いんですよねぇ。
カウントし終えた個体も数にちょっと余裕が出来たんで、少し前にヤフオク出品してみた事もあったんですが寒さのリスクもあってか(12月初頭)買い手は現れませんでした。
こうなりゃ一か八か休眠が春まで続くことを期待してまた出品してみるか・・・

ブログに載せた在庫 92種類
すべての在庫 12種類(という事にしておこう)





・・・というワケで、これで今年最後になりますが、
この記事を以ってブログ記事数が700件に達しました。

気が付けばこんなに書いていたんですねぇ、
いらなく数ばかり増えてしまったモンです。

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歴シート ~2019~ [日昆 諸記]

今年の飼育種のまとめともなっている毎年末お約束の歴シート。
最初は観る気が無かったSASUKEから目が離せなくなってしまい、記事を書くのがメチャメチャ億劫です(笑)


今年は去年に引き続き、プランディゴホンヅノの飼育スペースが第一であると云う事と、現行外産飼育種の維持を念頭に置いてきた(結果論です)事から増種はあまりありません。
しかしながら、いくつかの種に関しては1回やったからもういいかなと見切りを付けた部分もあります。特に国産種では、WILDオオクワが他の国産種にとって代わるような形になったので種類数は減ったかなぁと。
逆に外国産に関しては、温度管理が必須なわりにちょっと増種欲に駆られてしまい、秋以降ちょっとネットサーフィンで今後の目星を付けにいくことが多くなっていました。

実は、今年まだ書いていない増種記事があるのですが、記事にするほどの内容の厚みが無かったので書けませんでした。
それが今ここでバレてしまうワケですね。




【2019年の入手分】50音順 青字は今年初入手

アクタエオン(レックス)ゾウ 幼虫
メリーメンガタ 成虫
モーレンカンプオウゴンオニ(原名亜種) 成虫

この中ではメリーとモーレンのクワガタ2種記事未公開と云う事になりますね。で、その内モーレンは今回初飼育と云う事になるんですが・・・
モーレンはもうセットも組んで割り出しもこの間済ませたのですが・・・
失敗したなんて恥ずかしくて書けなかったんだ!

理由は解ってるんです。
だからコレに関してはここで終わらせず来年リベンジを誓っているので、その時に改めて記事を書こうと思っています。
でもねぇ・・・なんでまたオウゴンオニにブームが来るんだか~
ローゼンとババは分かるけど、今までスポットライトが当たらなかったスマトラのモーレンが何故か人気なんだよなぁ・・・

メリーについては、またWILDからのスタートなんですが、ちょっとクセがあってつまずきながらもブリード自体は上手くいっているので割り出した頃にまた記事を書きたいと思います。



【飼育状況】

[on]セット中[on]
オオクワ 2産地
シブヤンオキピ
ツツイシカ
アマミシカ 2産地
ニシヤマギラファ
ズベールホソアカ
メリーメンガタ

ツツイシカはかなり前のセットで、冬に突入するまで常温放置だったので
この正月中に暴こうと思います。幼虫がデカい(泣)

オオクワは・・・どっちも産まずにそのまま越冬かと思いきや片方の材からフラスが出ていました。私の勝ちです。


[次項有]成虫管理中[次項有]
オオクワ 2産地
コクワ
トカラノコ
アマミシカ 2産地

アッサムシカ
ツツイシカ
ニシヤマギラファ
アングスティコルニスミヤマ

原名ゴホンヅノ
プランディゴホンヅノ

色々あるけど何はともあれ、
アッサムシカ早く♀起きて!!!!!


[ぴかぴか(新しい)]幼虫管理中[ぴかぴか(新しい)]
オオクワ

アングスティコルニスミヤマ

原名ゴホンヅノ
プランディゴホンヅノ
レックスゾウ

少なッ!!!!?
まぁカブトでメチャ場所取ってるしこの後割り出して幼虫増えるから丁度いいのかな?

今のところ、ゴホンヅノは蛹化&羽化ラッシュを迎えていて移動が細々とあるので正月の間にちょっとチェックがてら整理したいと思います。




・・・と云う事で(?)、いい年を迎えたいですね。
2020年に会いましょう!


タグ:歴シート
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ブログ10周年 ~短編・マグソクワガタ開拓記~ [日昆 諸記]

GRP_0011.JPG

10年前、自分は高校3年生でした。


このブログを開設してから今日で10年が経ちました。
その当時、自分は「たまに採集にも行くが基本的に飼育メインのカブト・クワガタ趣味の高校生」で、楽しそうに虫の話を書いているウェブサイトを見て憧れ、意を決してこのブログを開設したのでした。

この時、ブログを始めるかどうかは悩みましたねぇ・・・

「やるとなったら途中で投げ出してはいけない・・・!」
一時の気分で始めると後で飽きてしまうかもしれませんから、自分がきちんと続けられるのか一旦よく考えました。だから「意を決して」なんですね。今でこそ最初の頃ほどのペースで更新してはいませんが、死にそうで死なない(笑)ペースでひっそり更新し続けられているのはその時の決意の現れなのかもしれません。
別に、「一生ブログ書き続けます」と云うワケでもないのですが、書きたい事・主張したい事はちょいちょい生まれてきますし、「この〇〇を書いたんだからその後の続きも書かないと終われないだろう・・・!」なんて事思ってると結局終わりが見えてこないので、それはそれでいいのだろうかと疑問に思うのですが(笑)


ブログを始める時にはどこのブログサービスがいいのかいろいろ調べもしました。
当時から虫ブログと言えば
FC2ブログ
Yahoo!ブログ
の2つが大きな勢力を持っていて、ブロガー同士のつながりも太い印象がありました。
自分も最初はよく分からなかったので(今も・・・かな)FC2もYahoo!も試してみたのですが、なんか自分とは合わなかったようで記事が書き難かったり管理画面が分かり難くて諦めたんですね。


・・・で、なぜかSo-netブログに決めたと(笑)
ブログサービス比較サイトでも度々無視されたりするソネブロに何故決めたんだろうな~(笑)

今では無料で新規アカウントを作れなくなった事もあって利用者の増加も止まり?、知名度もそれほど無い所ですが、個人的にはいじりやすくて楽しいです。ブログで金を稼ぐ気も無いのでアフィリエイトもアドセンスもどうでもいいし、広告が無いのはすっきりしてて見やすいし。
自分の居るペットカテゴリのブログ数も、10年前:1900件弱現在:3800件以上と2倍に増え、時間の流れを感じます。So-netのペットブログは圧・倒・的に犬猫で占められているので虫ブログは希少種扱いです。
(希少種と言っても、ブログ開設一回目の記事にもある通り、特に他のブロガーと積極的に関係を増やしたいと思っていたワケでもないので嘆く部分はなかったですが)


この10年の間、ブログのデザインやパーツをいじったり、隠し要素を記事に埋め込んだり突発的なプレゼント企画も催したりと色々遊んできましたが、最近は自分の意思とは別のところでブログの運営が難航するのではないかと思うことがあります。
So-netではありませんが、Yahoo!ブログの方だと年内に(まさかの)サービス終了が決定しました。
こちらのブログは今のところそういった話はありませんが、永劫残っていくとも断言できないので安心はできません。

そうでなくても、10年も経つとブログの様式や周辺サービスも変化していったり、どこかしらにガタが出てきたり(いや、クワガタじゃなくて・・・)もしています。
月別件数表示もいつの間にか限界数の100ヶ月を超えてるし(汗)、
忍者ツールその他諸々のサイドコンテンツが殆どのブラウザで非表示になってるし、
画像もよく挿すからブログ容量の限界がだんだん近づいてるし・・・

何より辛いのは、今ではスマホビューが主流になってるからPC表示用に行間とか書体とか色々小細工しても無意味になってしまい、かえってレイアウトが崩れてしまう事。
薄い色が読めない(PC表示は背景がダークグレーなので映えるのです)
大きい文字だと何行にも余計に渡ってしまう為に読み辛い(PCとスマホでは1行分の文字数が違う)
    スペースと、
             改行位置がまるで違うので文章を読み進めにくい
そもそもSo-netブログがスマホにあまり対応してない

内心、「読む時はPC表示に切り替えて~!」と思う部分もありますが、それでもフォント変更は無視されますし、スマホで読むにはPC表示は細かすぎるんですよね(汗)
横に倒して記事だけに画面幅を合わせても字が小さくて読んで疲れますね・・・


・・・・・・と、こんな感じで書いていたらキリがないのですが、

10年続けてきただけあって、昔の事がついさっきの事の様に思い返すことが出来ます。読んでると懐かしさの余り涙が浮かんできそうです。
これはブログに限った事ではないですが、何年も続けてきてこそ味わえる楽しみですね。
虫以外の事はなるべく書かないでやってきましたが、それだけでも色々な事があったんですね。この部分こそ、書くとキリがないので何も例を挙げませんが、色々やりましたし色々得るものがありました。

今となっては、体力が衰えてきたのか昔ほど色んな事が出来なくなってきたような気がします(年齢を嘆くにはまだまだ早いですが)
当時は記事もサクサク書けたし、採集記だって帰ってきたらその晩の内に書き上げていましたねぇ・・・




そんな記念すべき(!?)節目と云う事で、
先週行ってきたクワガタ採集もおまけで書き残しておきます。



5月19日 マグソクワガタの新産地開拓 
前回、山籠もりを終えてから2週間振りの採集です。

今回は、先週から既に予定していたマグソの新規開拓がメイン。
No.2
No.6
の2人と一緒にまだ見ぬ新産地を夢見て朝8時前に集合しました。



マグソクワガタ.png
※画像は過去記事より

マグソクワガタは、北海道から本州(分布の端は兵庫県?)まで分布するクワガタムシで、青森県にも当然分布しています。

このマグソクワガタ、
自分としても、このブログとしても、実はとても特別な虫なのです。

このブログを始めるまで採った事が無かったクワガタは数種類いますが、本種もその一つでした。
初めてこの虫を採ったのがブログを開設して1年後の2010年5月の事で、生息環境のヒントのみで狙って初採集が叶った初のクワガタでもあるのです。
(ミヤマやノコギリは家の近所で採れてたし、オオクワでさえ生息地はもう知ってたしね)

 【生息環境のヒントのみで狙って初採集が叶った初のクワガタ】
   ⇒ 2010-5-31 『春のクワガタ採集』

それ以降、毎年そのポイントへ通い、2015年に県内未記録の新産地での採集に成功した事を皮切りに、他のマグソクワガタ産地を探す為県内を走り回るようになりました。
これまで採集してきた産地ラベルを合わせると、計7ヶ所
こんなにマグソクワガタの記事を上げてるブログは日本広しと言えどもここだけなんじゃないかな・・・、需要の対極ではあるけれども(苦笑)

マグソクワガタと云う虫自体、
標本や写真で見るだけならば何という事は無い地味で小さいコガネムシです。しかし、この5月前後の限られた時期に爽やかな陽射しを浴びて川原を飛び回るこの虫の魅力は、標本箱や図鑑では絶対に分かりません。
自分も最初は、「クワガタである以上一回は採っておく必要がある」程度にしか考えていませんでした。しかし、スタンダードなクワガタ採集のマンネリ解消にもなるし、環境や時間帯の違いもあってか他の昆虫に目を向ける入り口ともなり得ます。そして、採ってみると意外と奥深く、単純な川原だけじゃなくてその横の林床内にも居たり、♂と♀で飛び方が違ったり、♀の数の少なさがかえって採集意欲を刺激される事など、見た目に流されず純粋に好きな虫を追う心を養う一種だと思うんです。
(もうこんな感じの事をブログではもう何度も書いたかと思います)



そんなマグソ採集ですが、今年は目的地選びに久し振りにこの方法を使いました。


CA3I1050-dd4dc.jpg
サイコロ採集


 【この方法】
   ⇒ 2013-8-24 『サイコロの採集 「中泊町・中里/小泊」「五所川原市・市浦」』

この時以来使っていないのでこれが2回目の使用。
まだ1ヶ所も見つけていない津軽半島エリアの河川をメインに、6ヶ所を選定しました。

No.2 「あれ? 『解散』は入ってねぇの?」

自分 「入れたら絶対そこ当たるから無ぇわ!!!」

No.6 (笑)

2人とも自分の責任でこの後の運命を決めるのが嫌な様子。
ボードを書いた自分がサイコロを振るのもつまらないので、2と6のどちらが振るかまず決めることに。結果、振ることになったのはNo.2。


今度は帰宅が無いから、何が出ても待ったなしの一発勝負・・・!!



〉〉 No.2の振ったサイコロの目は・・・!!


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