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〆シカ (カワノ亜種) ブログトップ
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明日を捜せ [〆シカ (カワノ亜種)]

今日からシルバーウィークですね。そこそこ定着してきましたね、この名前(笑)
やる事山積です、こんだけ日にちあれば片付きそうですが… どうだろう。

さて今回は性懲りも無くまたカワノイシカの羽化経過です。2度目です
前回は5cm前半~半ばの「上の下」くらいのサイズの♂でしたが
今回は、今家にいる中で恐らく最も大きい♂個体です。
種としてはもしかしたら「上の上」レベルかも知れません。冗談抜きで !

BE‐KUWA25号を見ながらサイズを見比べるのは期待感と不安が混ざるような気分です。

9日
2009 09 10_0680.jpg
この時点では眼が黒いだけの状態です


16日
9月16日.JPG
全体的に色付いてきました。
この時点で「多分連休中に羽化見れるかも!?」と予感


18日
0:43
羽化18時間前.JPG
羽化当日、羽化する18時間前です。
羽化する前になると、大腮や脚のポジションに変化が現れますね。


18:42
羽化開始.JPG
うつ伏せになりいよいよです。


19:01
羽化1.JPG
少し翅が脱げているのが分かります。


19:10
羽化2.JPG
上翅はほとんど脱げています。


19:19
羽化3.JPG
さてここからです。
ココでちゃんと上翅をピッタリ合わせられるかどうか、
もしここで翅パカを起こしたら今までの努力が水の泡、ちゃんとサイズが測れなくなります。


19:47
羽化4.JPG
無事に上翅会合完了
この時点ではまだ下翅はしわしわです。


20:11
羽化5.JPG
下翅も無事に伸び切りました。


22:32
羽化6.JPG
この時点で頭部はもう起き上がっていました。
ここから気になるのが、大腮の形がちゃんと左右対称で固まってくれるのかです。

前回のネタの時の個体は、実は蛹化時から左右対称で、
体長は右で測って51~52くらい?、左で測って55くらいだったのです。

シカクワの羽化で最も心配なのはアゴの形が綺麗に揃った状態で固まるかなんですね
俺んトコだけかな?
でも大腮の形状が複雑なのでどこかに引っかかってしまう確率も高いだろな~
このあたりはキクロマトスにも言えることでしょう。


19日
6:56
羽化7.JPG
色付いてきていますが、妙に腹ボテ気味でなかなか下翅が折りたたまれません。
若干苦戦しているようです。

この約20分後、ようやくキチンと収まりました。


16:59
羽化完了.JPG
蛹室を出たからでしょう、向きが変わっています。

まあ、兎にも角にも羽化完了という事で。

オオカワノイも「落ちずに羽化った」喜ばしい事ですが、
自分も今年は「落ちずに受かりたい」もんです。受験……

そして、今日は数ヶ月前からやろうと思っていても出来なかった菌糸詰めをちょこっとやりました。
菌糸ビン投入を控えているのが
・エラフスホソアカ
・ズベールホソアカ
・アラガールホソアカ
・クプレオニテンスホソアカ
・ローゼンベルグオウゴンオニ
・パプアキンイロ
・ディディエールシカ
・バンガイヒラタ
・ティモーレンシスギラファノコギリ
・〇〇〇〇〇〇〇

ハァァ…    こんなに居るんだ…

菌床も買い置きしたのが結構溜まってしまっているので急がないとおじゃんです。
それは避けたいな……

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9‐9‐9 [〆シカ (カワノ亜種)]

飼育ネタっぽく羽化個体を出してきてみました~

ウチでは、たとえ20~の幼虫を採っても
成虫が羽化するまでに放置管理で数が減ってしまいがちですが
今回のコイツらは珍しく結構な頭数が残ってくれました。

カワノイシカ(カワノシカ)達です。

カワノシカ ♂.jpg
♂達です。
まだ数頭いるのですが活動を開始しているのはこの2頭だけです…

左下の個体は44mmで、暴れて地上で蛹化した個体で、
右上の個体は55mmで、 前回羽化の過程を撮った時の記事 の個体です。
動き回るのでガムテ内に閉じ込めないと撮影できません。


カワノシカ ♀.jpg
こちらは♀個体の一部。

♀とはいえよく見ると可愛いです。(♀だからか?)

更に別の所ではこの種類で材飼育もやってます。
 ↓
材とカワノイ.jpg材の中.jpg
割ってみたらタイミングの悪い所に前蛹初期でした。衰弱死が心配…
この材飼育はBE‐KUWAに載っているホソアカのビチョビチョの材飼育法を転用したものですが
蛹室まで作ってるところからすると、どうやら問題無く羽化出来るようです(邪魔しなければ…)

更にまた別の所ではメチャクチャデカイ蛹が羽化待機中です……
 ↓
2009 09 10_0680.jpg
もしかして6cmイケるのか???なんて内心期待してますけど
カワノイは今回初めてなんで全然予測できません…
普通に55mmとかで羽化したら凹むな~
それに調子に乗ってまたタイワンシカの時みたくショック死させたらそれこそ冗談じゃないしね。


それにやっぱり感じる事があります。

それは活動開始時期についてです、
最も暑くなる前4月~8月前までに羽化した個体群は暑い8月を経験して
その後すぐ動きが速くなったりゼリーを食べ始めるのに対して、
最も暑い時期が過ぎてから羽化した個体(カワノイについては未確認、ディディエールで確認)、
簡易温室(15~20℃)にて羽化した個体群は
羽化時期が前者と変わらないのに蛹室から出てきません
こっちの個体群は多分来年の8月に本格的に動き出すのだと思います。

実際自然界の仕組みにのっとっただけでひねりも何もないですが上記の理論からすれば
これらのシカクワガタは羽化ずれを気にせずペアリングさせられる事になりますね。

この生態を活用すれば、
成熟にひとクセあると言われているシカ系ブリードは攻略された事になりますね。
ディディエールはマレー半島で赤道近くで気温の年較差が少なそうですが
発生時期が限られているところを察するにインドシナ産と変わりなさそうです。

あとはエサの好みさえ分かれば…

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カワノイシカの羽化 [〆シカ (カワノ亜種)]

一昨日24日、家に居るクワガタが羽化する過程を運よく観察する事が出来ました。

で まあその虫はシカクワガタ(カワノイ亜種) (ベトナム タムダオ)なんですがね。
別名カワノイシカ、カワノシカとも言いますな

蛹の様子を見たところ今にも羽化しそうな位体が出来上がっていたので
パソコンいじってる横に置いて様子を見ていたんですが、

19:45
カワノイシカ 蛹.jpg


午後9時ちょうどに体をうつ伏せにし始め、ココから羽化開始です。
21:00
2009 06 26_0012.JPG

            ↑脚を動かし仰向けからうつ伏せになってます

うつ伏せになった蛹は小楯板を前後に動かし背中の皮に切れ目を入れました。


21:01
カワノイシカ 羽化 その1 2010年11月15日 動画追加
↑腹部を波打たせています、小楯板でこれから皮に切れ目を入れていきます。


21:04
2009 06 26_0014.JPG

↑背中に僅かな切れ目が見えます

どんどん切れ目を広げています
21:11
2009 06 26_0015.JPG


前胸背は脱ぎ終わり、翅も見えてきています
21:15
2009 06 26_0016.JPG


この後続きをムービーで撮っていたんですが、技術面の問題で載せられませんでした。
(2010年11月15日追記・遂に載せられるようになりました!!)

21:22
カワノイシカ 羽化 その2 2010年11月15日 動画追加


21:31
カワノイシカ 羽化 その3 2010年11月15日 動画追加


21:35
カワノイシカ 羽化 その4 2010年11月15日 動画追加



皮を脱ぎ終わり上翅も閉じましたが下翅はまだしわくちゃです
21:43
2009 06 26_0020.JPG

             ↑白い翅が綺麗だ~

蛹室のスペースをコンパクトに使えるように下翅を伸ばしても頭は起こしません
22:07
2009 06 26_0021.JPG


かと思うとさり気に頭を少し起こしてきています
24:14
2009 06 26_0001.JPG


寝る間も惜しんで9時から3時間以上じっと見守り続けました…


クワガタの羽化ってうつ伏せになり始めてから30分~40分で脱皮を終えてしまうので
なかなか脱皮のシーンを終始観察できるチャンスはそうそうないでしょうね

動画で載せたかった…

そして羽化から約23時間後…
2009 06 26_0004.JPG



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