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〆ゴホンヅノ (原名亜種) ブログトップ
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これで「も」いいのだ !  by 俺 [〆ゴホンヅノ (原名亜種)]

ゴホンヅノカブトのセットを組んでから、早いものでもう2ヶ月経ちました。
自分の環境(この時期の常温)なら2ヶ月では幼虫になるのはまだ早いと思いますが、
答えは早く知りたいものです
真夜中で大ケースでしたが割り出す事にしました。

現在WILDの両親は既に亡くなっています。
それが大往生なのか無駄死になのか非っ常ォーに気になります。
ゴホンヅノは他のカブクワみたいにだんだんと目に見えて弱って死んでいく虫ではありません。
たとえ「絶好調だ」という様子であっても数日後には完品で息絶えます
ウチの♂は2度ともフ節欠け無しでありました。

ちなみに、ブリード♀はまだ起きません! ! !  時代に取り残されてしまいました……

  前回のセット(WILD)では、大ケースで組んで6頭でした。
  今回は採れるのか採れないのか運良く産んでるのか沢山産んでるのか…



午前1時、中身をひっくり返し割り出し開始。

2009 11 15_0804.JPG
コバエ(成虫)の発生は皆無。
粘り気が強いせいでうっかり虫を潰す可能性大…

まずはマットを石ころ大に崩していきます。
慎重に~……

1個目!!!!.JPG
初の卵確認! ! ! ! !
やった―――  つうかやっぱ卵だったか…
透けて幼虫が見えてるけど…
正直自分は採卵派ではありませんし
今年は マルス みたいな事例も経験したしなぁ……

まあ幼虫もいるかも知れないし気を取り直して続行
てかこれが最初で最後の1個ではないよな…?


2個目!!!.JPG
おオゥッ! !  2個目だ、
もう腹くくるしかないか…


それからはちょこちょこ卵が出てきて、

過去の記録と並ぶ.JPG
早くも6個に到達、前回の記録に並びます。
どれも丸々太っていて幼虫が結構透けています。

この後も少しずつ、しかしドンドン増えていきます。

しかし、ここで妙なモンを見つけました。
蛆か線虫(多分前者)が居ました。
マット上層部に多いのですが、何故か蛹・成虫が見当たりません。
運良く2~3日前に親がケースに潜りこんだばかりなのか
何らかの要因で蛹化できない状態にあるのか
マットを崩しながら疑問に思っていました。

答えが出ないまままずは全部崩し終えます。
この時点では卵は10個、(ようやく)2桁に到達です。


ここからは[粉砕編] 粉々にしていきます  ハァ……まじしんどい。

マットを擦り砕き、蛆を捻り潰し、成虫(ハエ)の猛攻からマットを守り、
しかし出てくる卵は潰さずに奪取(?)
神経がすり減る長い作業に気が若干遠くなります。

と、ここで
2009 11 15_0808.JPG
真新しい卵を発見
米みたい。
常温恐るべし……



さて、時は午前3時半
ようやく卵を全て採り終えました。
21個!!!!!!!!!.JPG
見事に全て卵。
全部で
      21個

良ォォォかっったぁ~~~

前の記事で「シーズン初めはちゃんと産むべ」とか偉そうに言って
採れなかったらいろんな意味でダメージデカいですからね。

間違って潰した卵も無し! !  よく頑張った! ! 感動した! !


今回卵を採っていて目に付いたのが
見た限り全て「卵室」がキチンと作られていた事
ばら撒きでない=爆産は望めない  という事になるんでしょうかね?
多いとまあ60~80個は産みますが。

そして卵はほとんど中層部に産みこまれていました。
下層部に産んでなかったのは、やはり粘り気と圧縮し過ぎで潜れなかったのでしょうかねぇ~


さて割り出しも終わり、カップ詰め。
外気に影響されないようにするならマットで埋めるのが良いんだろうけど、
孵化したか確認できた方が管理が楽=孵化が見たいので、
2009 11 15_0810.JPG
何頭孵化出来るんだろう……

全て片付く頃には午前5時頃になっていました。
おはようございました。

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地底GO! GO! GO! [〆ゴホンヅノ (原名亜種)]

先程ようやくゴホンヅノカブトのセットを組み終えました。

2009 09 16_0696.JPG2009 09 16_0697.JPG

到着してから数日経ち、♀も少し爪が欠けてしまう等の不安要素が見られたのですが
早くも潜ってくれたので少し安心しています。

今回詰めたマットはかなり粘り気が強くて、
マットの質は良さそうですがちゃんと底まで潜っていけるのか心配です。

ゴホンヅノだけは万一の爆産を許せるカブトなので、
カブトの採卵は下手クソですがナントカそれなりの数を産んでもらいたいもんです。

あと、ブリード個体の♀は一定期間温室内で冷やしてもパネルヒーター上で温めても
何のアクションも起こしてくれません……
♀がデカいだけにまさか1年以上このままじゃないだろうなぁ?

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タイ王国の美しき僧虫 [〆ゴホンヅノ (原名亜種)]

長かった…… 記事を書くのに恐ろしい程のタイムラグが生じてしまった…
というワケで数日前のお話です。

10日
秋限定の荷物・宝箱が到着しました。

宝箱.JPG
いつもの段ボール箱を開けるのががいつにも増してドキドキします…


中に居るのは そう! コイツらです!

ゴホンヅノ ♂.JPG
                 ゴホンヅノ(原名亜種) (タイ チェンマイ)

オオ――― イイねぇ~
俺の一番のお気に入りのカブトムシです。

と言う事でこの魅力を(出来る限り)存分に撮りました

2009 09 12_0689.JPG




2009 09 12_0691.JPG




2009 09 12_0690.JPG




2009 09 12_0692.JPG




2009 09 12_0693.JPG


♀も黒一色でなくて男女平等な感じで良いですね

今年の秋はゴホンヅノの他にもグラントシロも野外品の入荷があり、
どちらも買いたかったのですが懐の事情でかなり迷いました。
結果、グラントは来年また考えるという事で保留に、
安心してこちらを購入しました。

この種類の人気度ですが、
某出版社のある方の監修した本をはじめ、データグラフで種類紹介する書籍では
人気はそれほど無い、と書かれていたりしますが
実際のところ、毎年毎年入荷すると直ぐ売りきれるという超人気種です。

ちなみに、本種ゴホンヅノ(ゴホンツノ)は現在3亜種が記載されていて、
原名亜種グラキリコルニスの他に、
ミャンマー~タイ西部に亜種エダイ
ミャンマー~タイ西部に亜種キミオイがいますね。
特徴としては、
エダイは上翅の色が栗色~焦げ茶になっている事
キミオイは原名亜種に比べ胸の外側2本の角が短く、中央2本の角が太い事
それを考えると今入荷しているタイ西部・ターク産
ちょっとキミオイには見えないんですが…

さて、本種は大人しいという解説がよくありますが
闘争本能がそれほどないという意味では合ってますが
活発さという点では恐ろしく獰猛です。

今年の分でもそんな個体はいますが、
2年前に初めてやってきた時はその活発さに超感動しました。
国産並みの元気さ、今思えばその時の個体はかなり新鮮な個体だっただけで
寿命1ヶ月と言われるところを年明けまで元気に生きておりました

飼育も簡単、ゴホンヅノブリードを敬遠している方々の中には、
竹を配合したマットでないと産んでくれない・育ってくれない
と思っている方もいるかも知れませんが全然普通のカブトマットでいけます。
♀の当たり外れというのも、近年は発生初期に「スグ」現地でキープしてきているので
9月初めの内に入荷した個体を手に入れれば安心です。(外れる時は外れますが…)

家には、2年前の♀が残した子供が既におります。
青森の寒さに全て殺られて、温室に入れて生き残った1♀だけですが。

野外品&飼育品.JPG
この差! ! !
左が今回入荷の野外個体、右が飼育個体
野外の方は4cm後半、飼育の方はMAX65mmです。
そして、体重にも大きな差
野外が9グラム、飼育は22グラム、この異常?な体重は休眠中なのも関係あるのかな?
それとも野外品の方が産み終わって軽くなったのかな?

飼育で♀がこんなにまで大きくなるんなら♂なら本当に100mm超えるかも知れません

さて、これからは寿命の短い短期勝負の野外品の産卵と、
♂が生きている内に飼育品♀が休眠から覚めてくれるかが大きな心配ですね…


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