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〆青森県産 ルリクワガタ ブログトップ

完全粉砕!!!! [〆青森県産 ルリクワガタ]

深浦町のウェ〇〇〇山の昆虫館で展示してる
『青森県に生息するクワガタ』の標本箱、
青森県産のクワガタ殆ど入ってないよね?

こんばんは。初めて行った中学生の時からこの部分↑↑が気になっている会長です。


今日はルリクワガタについてです。
2015 ruri.png
現在のところ家には、市町村別に分けると4市町のラベルがあるのみです。
どれも自分で採ったものではありますが、こうしてみると少ねぇ~・・・(汗)

少なくともあと白神山地系の個体群は採りたいですね。
あっちの採集例ってどのくらいあるんでしょうかね?




さて、今年4月にNo.2と十和田で採集してきたルリの近況です。

成虫は1ペアだけブリードに使い、他は〆て標本。
幼虫は軟腐朽フレークに入れてカップ飼育。


まず幼虫の方はどうなっているかと云うと、
今年8月にカップ底で2~3頭羽化しているのを確認していました。

しかし、まだ幼虫のままでいる個体がいて
このままでは傷つけ合いになってしまうと思い、ひっくり返してみました。
CA3I0935.JPG
出てきたのはちょうど♂♀1頭ずつ。
野外で採った時は♀は全頭赤褐色赤紫のものばかりでしたが
この♀は青黒い・・・
飼育すると地域的な色彩パターンの傾向が滅茶苦茶になったりするんでしょうか・・・?

う~ん・・・コルリを採りに行きたくなった。


そして、まだ幼虫の状態の個体は・・・なぜかちょっと大きい。
オニかもしれない。
そっと埋め戻しました。




さて、成虫の方は、以前記事で
CA3I0656.JPG
CA3I0657.JPG
産卵を確認した事までは書きましたがこれは6月末時点。

ここから3カ月以上放置していましたが、こんなことになっていました。

CA3I0933.JPG
下から見ると、多数の幼虫が見えています。
少し前だとこれ以上の20頭ほど姿が見えていましたが、ちょっと放置した所為で数が減ってしまったかもしれません。




ただ、個人的に衝撃的だったのはケースを横から見た時です。





CA3I0934.JPG
いっ、イリュージョン!?
あったはずの産卵木が影も形も無くなってる!!!

3年前のヒラタ以来だ・・・

ルリって少食なイメージですが、兎に角食いまくるんですねぇ・・・
とりあえず、無添加発酵マットを注ぎ足しておいて再び冷やし虫家へ戻しておきました。

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2015年 オニクワガタ&ルリクワガタ飼育状況 [〆青森県産 ルリクワガタ]

こんばんは、頭が眠いのに体がまだ起きている不健康な会長です。

昨日、ファーブルハウス6周年祭に行ってきましたが、
賑わい方が凄かったですねェ(笑)
狭い店内にギュウギュウに詰まった若い虫屋達が終始立ち話。
自分が店に入った時点で店は飽和状態でしたからねぇ(笑)
はぁ~~~~あれは、楽しかったです。



さて、採集向きじゃない天候続きと云うことで
その間に飼育の状況についての記録を・・・。

今年の4月、十和田に行って採集してきたクワガタも6月末となった今変化が起きています。


 【今年の4月、十和田に行って採集してきたクワガタ】
   ⇒ 2015-5-3 『ルリクワガタ採集 4月19日』


この時採集したのは、
ルリ成虫&幼虫×複数
・おそらくオニと思われる幼虫×1



 オニクワガタ ?

1頭だけ持ち帰った3令幼虫は、きのこの山のLBマットを詰めて長らく放置していた120ccのカップにとりあえず入れて20℃設定の冷やし虫家に入れてみました。

幼虫は5月の末には既に蛹室を作り既に蛹化していまして、
6月11日には外から赤い上翅が伸びきっていたのを確認!

オニだったら羽脱するまで2週間てとこかな?
なんて意識をしつつ時折観察していましたが先日26日


CA3I0653.JPG
ふたの真下でもがく新成虫を確認! よし!



CA3I0654.JPG
やっぱりオニだった。しかも嬉しいことに♂!

サイズも意外と大きく22mm、見応えも割りとある方だ。
カッコいい、そして可愛い。

CA3I0655.JPG
やっぱり生きてる個体は美しい・・・これから酢エチで〆ないといけないのが心苦しい。

しかし、この時期でもう羽化しちゃってるんだったら野外は今どうなってんのかな?
コイツと同じ時期にもう出てしまってたりして(笑)
とくだらない想像をしてみる。





 ルリクワガタ

採集で採れたのはほとんどが幼虫。
幸いにも以前にルリを飼育していた時に余した軟不朽材フレークが余っていたので、後から採集した軟不朽材片も足してカップ多頭飼育を開始しました。

幼虫のほうはまぁそうなるのは至極当然の流れではあったのですが、
成虫はどうか。

実は、生きてるのが複数いるなら1ペアくらいブリードに回してしまえ
自分の中の天使の皮を被った悪魔のささやきが聞こえ、

CA3I0480.JPG
1:デジケースにマットをまんべんなく敷きます。


CA3I0481.JPG
2:産ませる材を用意します。
  今回はあらかじめ発酵マットで下味をつけて寝かせたものを冷蔵庫から取り出しました。


CA3I0482.JPG
3:マットの上に材を盛り付け、最後にリンゴを添えて
  ルリクワガタの成虫♂♀ペアをトッピングしてフタをして完成です。



しばらくはエサにも見向きせず♂♀がバッタリはち合わせても素通りしていたのですが
1週間くらい経った頃。
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腐りだしたリンゴに潜行して後食する光景が常に見られるように。

その数日後から、材には産卵痕が見られるようになりました。
CA3I0557.JPG
材の状態が産卵に本当に適していないからか、
はたまた家の中の環境の所為で落ち着いて産卵できないからか、
中途半端に作業が終わった産卵痕が多数ついていました。


♀親が死んだ産卵ケースの内部は今はこんな有様。
CA3I0656.JPG
CA3I0657.JPG
3つ入れた材片はベタベタと産卵痕が付き、
中で幼虫が孵化したのか、所々から細かな木屑が噴き出しています。


さて、どのくらい居るのか・・・



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青森の彩虫、終了… [〆青森県産 ルリクワガタ]

昨日までスタイロ温室が大変な事になっていました、かいちょーです。


最近惜しくもネタがまとまっておらず今日も薄味記事のため、
おまけとしてまず動画からスタートすることにします(嘲笑)


米袋
 ~ ストーリー ~

家の廊下に置いてある紙袋。中には白米が詰まっているはずなのだが…
ある日の深夜、家の者が廊下で「サー……」という奇妙な物音を耳にする。
音の正体を確かめるべく、音の鳴る方へと進んだ彼が辿りついたのは米の入った紙袋だった。
「この中になにが…?」近づいてよく見ようとした彼は
次の瞬間その異様な光景に凍りついてしまう…
果たして彼が見てしまった「モノ」とは…?
日常の中の影と『廊下』という狭く閉鎖的な世界観が織りなすバイオ・ホラー。






すいません、かなりエグい動画でしたね[バッド(下向き矢印)]



↑↑のあらすじ、なんかミステリーもののDVDのパッケージの裏面とかに書いてそうな雰囲気に
仕立ててみたんですが、勿論後付けです(笑)
でも、ホントに深夜3mくらい離れたところで作業してたら
小石や米が混ざり合わさって動いているような音がしたのはマジです。
中を開けたらきっと殺人的な地獄絵図が楽しめた事でしょう(ひぃぃぃぃぃ~)
ちなみに、この事態に気付いた時間帯はまだ活動開始時間の間際で、
この後はもっとキショイ事になっておりました…
何年か経ったら「検索してはいけない動画」に入ってたりして・・・






つーかコクゾウネタ好きなんだね、俺って。



さて、我が家には本来飼育なんて普通はしないようなクワガタが少ないながらおりますが、
その中の一つがルリクワガタです。

この手の種類は本来、親採りしてすぐに亜硫酸(や酢エチ)でシメるというのが定石なのですが、
クワガタなら見境なく飼育したがる程にまで飼育技術が発達した現代。
飼育してみたい! なんて思う人間は昔に比べりゃ格段に増えているワケでありまして…

自分も、「飼育だろう、やっぱり。」と考えてしまうアホなもんで
ちょっと前からブリードしていたんですが…

元々数が少なかった上に寿命も短い虫ですから、
今期で累代を停止することになりました。



個人的には、沢山いると見ていて癒されるし
低温飼育が面倒だけどスペースもとらないしでこれからも累代する気は満々だったんですが…



2011 09 21_2245.JPG
♂も♀も居ります。ちょっと前に羽化した新成虫ですね。


しかし残念な事に、今2ヶ所の産地(青森市某所、十和田市某所)ありますが
その片方ずつに雌雄が見事に分かれてしまったんですね。

「なんか無産地飼っててもなぁ~~~」
ということで無理にブリードはしない方向で決めました。

それに標本にまだルリをやってないし… 標本行き決定です。



また、先日オオクワを求めて行った県内某所でもブナに付いたルリ痕を見つけ
新ポイントがまた増えたのですが、
その近辺はちょっと鉈や斧を持って行くと下手すると
まずい事態にもなる地域だったので採れませんでしたが、

取り敢えずまたそう遠くない内に新たに採集してブリードを再開するということで
今回で一旦ルリはブリード停止とする事にします。



台風よ、早く去ってくれないと続きが出来ないんだよォ。


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ルリサマー [〆青森県産 ルリクワガタ]

恐縮です、久し振りのルリクワネタです。
いかにも生き虫業界では需要が乏しいですが、
やってる自分としては今の在庫中で最も興味深い虫です。

さて、前回産卵セットを組んでそのまま4ヶ月経ってしまいましたが
今日はその経過発表です。



2010 08 24_1383.JPG
セットを組んでからすぐ、♀は産卵行動を開始しました。
産卵シーンも一部始終観察できましたが、
一緒に入れた♂が♀の邪魔ばかりするんですよね(オイオイ…)

だったら出せばよかったのですが、
小さい虫と云う事と♀が産卵中と云う事で結構野放しにしていました(反省)

そして、そんな♀もセット後3週間ほどで亡くなってしまいました。
コバシャを使った事もあって結構セット内に結露があったので
蒸れとか通気によるものだったかも知れません。

産卵木を出してみると、
意外にもマットとの接地部分に集中して産卵されていました。
これが湿度の関係でそこが気に入ったのか、
はたまた♂に邪魔されない場所で産卵した結果だからなのかは定かではありません。




さて一方こちらは幼虫で採集した個体。
順調に幼虫が死んでいっている中、
1頭の幼虫のステージアップを観察できました。

2010 08 24_1382.JPG
7/3の時点で蛹室は完成していました。

2010 08 24_1381.JPG
7/9には蛹化していました。

2010 08 24_1380.JPG
7/20にはもう羽化していました。
流石は超小型種ですね、1ヶ月と経っていません。
因みにコイツは♀で、銅褐色の色彩で地味です…

しかし残念ながらこの後この個体はカビて死んでしまいました。
湿度が高くても大丈夫なはずですが…もしかしたらマットの劣化が問題かもしれません。


幼虫採集個体は今現在生存確認できているのが1頭のみで、
未だに3令です。





さてさてさてさて~月日は経ち本日24日、
ルリのセットをしてから約4ヶ月、♀が死んでから約3ヶ月が経ったので
割り出してみました。

2010 08 24_1372.JPG
4ヶ月経ったセットです。
ホントは割り出さない方がいいかも知れませんが
見ての通りメッチャカビカビしていますもんで…

温室の奥に放置していたんですが
久し振りにケースを覗いてみると、
2010 08 24_1373.JPG2010 08 24_1375.JPG
以前見たときには無かった空洞が…
よく見れば食洞であります。

マットに出てきているのか…まさか…
と云うその予感は的中!

2010 08 24_1374.JPG
おおおお! 居るでね~か! ! !

卵で全滅、と云うワケではなさそうです。

2010 08 24_1376.JPG
取り出した産卵木のVN材、何ヶ所か産卵痕が付いていますね。

2010 08 24_1377.JPG
↑↑こちらはマットとの接地部分。
実際たくさんの産卵痕があったのですが結構ボロボロですね。


2010 08 24_1378.JPG
まずは材を解体していきます。
VN材は年輪に沿ってペリペリ剥がしていけるので
非常に作業がし易いです。
もしこれでコナラとかだったら同じ大きさでもこれの3倍は時間掛かったでしょうな。

しかし材からは何も出てきませんでした(泣)

接地部分に産まれた卵もどうやら材には食い入らずマットに潜っていった模様です。

続いてマットを出して丁寧に解していきます。
やはり幼虫はマットに出ていました。

そして最終結果は……………










2010 08 24_1379.JPG

  3頭     撃沈じゃね――か!!!!!

内訳は3令が2頭、2令が1頭でした。

材を解して分かりましたが、
マットに接していないばしょに付いていた産卵痕は全て空産みもしくは死亡でした。

元々♂に邪魔されたのもあってか産卵は中断される事も見られ、
♀自体も地上部分にはほとんど産みたがっていませんでした。
そしてこのカビまみれの現状から察するに…

原因はほぼ完全に『蒸れ』

でしょうなきっと…
普通ならもっと産むはずだしね~

採れた幼虫は発酵マットにVN材の破片と共に入れておきましたが、
ルリの飼育は多分未発酵~1次発酵くらいが望ましいでしょうな。
(と言いつつ2次発酵マットに入れちったんだけどね)

無事に羽化してF2幼虫を採るまでに至るのか非常に不安です。
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アオモリの青い虫 [〆青森県産 ルリクワガタ]

こないだからウチのルリ♀が起き出したと云う事で、
鈴木さんに相談すると
「こっち(♂)も起きた、冷蔵庫から出せばすぐ活動始めるよ」とのことなので
♂を譲り受けブリードを始める事にしました。

夫婦共々完全に目覚めたようで
ケータイのライトを当てると近づいて来たり翅を広げて飛んだりします。

管理は19~21℃の温室内で120ccカップ内でペアリングをしました。

♂を♀と同居させるとすぐ
2010 04 19_1031.JPG
ルリ 交尾.JPG

やる事やってくれております。

現時点で2度交尾を確認。


リンゴが好き.JPG

最初はゼリーも試しましたが食い付きがよろしくなかったです。
果汁が含まれた食物が適していると云う事なのでエサにはリンゴ
青森の地元民の家にはリンゴが腐るほどあるのでエサの調達には困りませんな~
                                 流石は青森…

新芽を齧る虫だけあって表面の果汁を吸いつくしたら果肉を齧ってましたね。
何かポッとくる光景です。


セット内容は、材産みなので埋め込みマットを1~2cm敷き
面積確保のため材をナナメ立てにしました。

使用した材は試験的な意味も含めてベトナム材に決定。
いや別にスクアリドゥスのセットに使ったヤツの余りがあったからとかそういう事じゃないッスよ。
ルリ セット.JPG

ちなみにカップからペアを移す時
中に敷いていた木片に歪な産卵痕があったので産む気はありそうです。

2010 04 19_1030.JPG

さてさてベトナム材はルリのお気に召すのでしょうか。
是非とも自分も生産卵シーン見てみたいです。



それとちなみのちなみに、
採集した幼虫達ですが、順調に亡くなっていってます。
流石に初令で採ったのは不味かったようですね。
くわmatも発酵し過ぎなのか合わないのかも知れません。


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先が見えない… [〆青森県産 ルリクワガタ]

最近妙に書くネタが多くて困ります(笑)
いい事もわるい事もあります。


さて、昨日は先日採集したルリクワガタの容器内捜索及びエサ投入を行いました。

ボトル内の木屑を全て新聞紙に広げ、
気の遠くなるような作業の末、4頭採集した内3頭までしか発見できませんでした(悲)

かなり雑虫が多く食われてしまったかも知れません。


2010 03 20_0967.JPG
ルリ (原名亜種) 青森県 青森市


老眼だったら分かんないだろうな…

で、無事見つけ出した幼虫達はマット飼育でいこうかと考えましたが
無難なマットと言えばやはりくわマットですかな?


2010 03 20_0968.JPG
サイズも小さいという事でガラスの60ccビンでこのまま羽化させたいと思います。

多分羽化ズレは起きると思いますが成るように成れ!


       新しく入荷した在庫  1種類
       ブログに載せた在庫 38種類
            全ての在庫 36種類


                             この冬虫ばっかやってる場合じゃなかった…
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