アルチドーナWF1 結果発表! [ヘラクレス (リッキー亜種)]
今日は二十四節気における「啓蟄」です。
長らく更新していなかったこのブログもやっと記事が一つまとまったと云うことで、長い越冬期間を経て今年最初の更新となりました。どうも、明けましておめでとう御座います。広告ともサヨナラ!
さて、去年の晩秋にヘラクレス・リッキーの野外品♀を飼い始めた事を書いたのですが、今回はその産卵セットの結果を完全版としてまとめました。
いや「完全版」とは言っても長文にはなりません。
産卵セットの割り出しに関しては、自分は基本的に短命種は親の寿命が尽き果てるまでセットに手を掛けない事が多い(ゼリーを足す以外は)です。ただ、今回は久々の野外品の外国産カブトですし正直個人的にはあまり楽に飼えた経験が無い南米モノと云うことで、様子見も兼ねてセットを度々暴いて採卵していくことにしました。
割り出し1回目 2022年11月26日
1回目の割り出しは、セットからおよそ2週間経ってから行ないました。
セット内容は、前回の記事でも書いたように特大(約20リットル)ケースに、フジコンの完熟ビートルフレークを下半分固詰め、同社の腐葉オーガニックマットを上半分に軟詰めしたもので、フタには新聞紙をはさんだ物です。
最初のセットと云うことで、期待と不安がかなり入り混じった心境の中で作業を始めたのですが、全然ダメ。
ケースの外縁をグルグル回った形跡があり、上層のマットはフワフワに撹拌された状態で出てきました。
そして気になる固詰めの下層は、入っていった跡が無く詰めた時のまま。しかも、そうしてマットの動きが全く無いままだった所為か全体にカビが蔓延っていました。
絶望的なその様相の前に、スマホで写真を撮る気も起きませんでした。
幸い、親♀はセット前と変わらずピンピンしていました。
実は、このケースのフタの嵌合が非常に甘い事もあってセット期間中何度もケースから脱走してスタイロ温室を歩き回っていて、一切産もうとしてなかったのは薄々分かってたんですよね。
以上の事から、一旦セットを解除し中身を刷新する事にしました。
割り出し2回目 12月4日
前回のセットの手応えを憂慮して、初回割り出しを行なう前に別の産卵マットを発注していました。
月夜野きのこ園の完熟マット。
経験上、成績及び出荷スピードの信頼性が高いです。急な要り様の時に確実で迅速に入手できる発酵マットも近年限られていますから、こういう製品は貴重です。
そして、脱走されまくりだったケースも替えまして、ほぼ同容量のプラケース・マルカンのワイドビュー特大を使用します。
マットを一晩程度ガス抜きしてから加水し、
・下層10リットル分をカチカチに詰める(プラケなので底が割れない程度に)
・上層10リットル分を目が詰まる程度に押さえて詰める
その上にゼリーと親♀を入れて、フタの間にはやっぱり新聞紙。
マットを替えても♀がハズレだったら何の意味も無いなぁ・・・と、野外品特有のスリルは依然拭えないまま温室へ入れたのですが、数日後にその心配は消えました。
前置きが長くなりましたが、ここから本番、2度目の割り出し作業の日。
割り出し6時間前・昼過ぎの観察時の様子。
マットにきれいに開いた潜行穴、この様子だけでも前回とはまるで違います。
夜、割り出し作業本番。
丁度いい事に、♀は地上に出ていて元気に新聞紙をぶち抜いていました。
作業スペースの都合上、とろ舟は使わず床にビニールを敷いてマットを広げます。
中身を一気に全部ぶちまけると散らかるので、まず上層部だけ広げてみますが卵は1個もありません。
そして、本丸の下層部。これを出してみると
はい1個目確保。
最初に出てきたこの1個、セット後数日でケース底に見えていたもの。これがあったおかげで、割り出しまでの期間中に余計な心配をせずに済んだんですよね。
とは言え、マットから見えていたのはその1個だけ。
「それが最後の1個だった」なんてオチも心配でしたが、
9個を回収。多いとは言えませんが、きちんと産んでいました。細く白い産みたてのものが多いです。
卵を潰さないようにちまちま指でマットを優しく砕いていくのは中々に気の遠くなる作業で、マットを暴ききるまで3時間以上掛かりました。勿論潰しは無し。
これらを、コバシャのタイニーで一括保管します。
さて、この後ですが、そのまま同じマットを使って再セットします。
マットの再加水及び詰め戻し、再セットをする頃にはもう日付が変わっていました。
ところで、
割り出した卵の発見時、余計なモノがくっ付いているのを発見しました。
卵から取り除いたコレ↑↑ 寄生性のダニです。
卵の安全の為に見つけ次第すぐ隔離したため卵の大きさと比較できませんが、この丸々肥えた腹の貯蔵物の色は間違いなく卵のそれです。そして、腹を除いた虫体の色形は、間違いなくヘラクレスの親♀の身体に付いていた個体と一致します。一応、セット前に見えている部分に付いていたダニはガムテープで全部除去したんですが、やっぱり翅の下とかにも潜んでいたのでしょう。
今回の割り出しでは、9個の内4個にダニが付着していて、いずれも吸われていました。勿論、全員に砂瀑葬送です。
割り出し3回目 12月25日
前回でひとまず産んでくれる事は分かったので、ちょっとのんびり待って3週間で割り出し。
7個を回収。
卵の様子は、どれも大体それなりに丸みを帯びていて、早い段階で産んでいたみたいですね。また、今回はダニに寄生された卵はありませんでした。
期間のわりに前回より少なく、これは産み絞ったかとも思える結果ではありますが、♀はまだ脚欠けも無く様子も変わらないので再セットしました。
割り出し4回目 2023年1月9日
年末年始を跨ぎ、忙しさも一段落したところで2023年最初の割り出し初めです。
今度は、過去最多の16個。期間は2週間ですから、前回・前々回と比べると産卵ペースが安定しませんね。
ちなみに、ダニが付いた卵も1個ありました。
さて、前回までの合算の倍で、トータルで30越えしている現状は個人的にはもうお腹一杯です。ただ、せっかくの貴重なWF1ですし、どうせなら最期まで頑張ってもらうことにしました。
割り出し5回目 2月5日
たまに様子を見てゼリーの補充もしていたのですが、割り出し当日、ケースを見ると♀個体が死亡しているのを発見しました。親個体が死亡してしまった為、これが最後の割り出し作業となりました。
いつものように上層部を手荒に退かしていく最中の出来事。
マットの上層を取り去る前に卵が出てきました。
「マットの層の境目(上層と下層)」から1個、それまでは全部下層の内部から出てきていたので、これほど浅い所から見つかったのは初めてです。飼育環境で産み慣れてきたと云うことでしょうか。
そして下層部もひっくり返し、ここから本番。
外側に卵は見えません。結局この時点までで、ケース外側から見えていた卵は一番最初の1個だけでした。
しかし、最後の最後に頑張ってくれました。
過去最多の28個。しかもダニ無し(根絶したか?)。
途中、油断して指に挟まった卵に力を掛けてしまったアクシデントもありましたが、全て無事回収。これにて1♀から全部の採卵を完了しました。
ちなみに今回、良いロットに当たったからか、再セットを繰り返しては♀に新聞紙を破かれ続けた割りに、コバエはおろか土壌性のダニも発生せず、トビムシもほとんど湧く事が無かったのは爽快でした。
なお、役目を終えた親♀ですが、なんと購入当時からどこも欠ける事無くきれいな状態で残ったのでそのきれいな姿を残す事にしました。
最期まで産ませ切るか、途中でセット解除して標本に残すかは二者択一だと覚悟していたので、この展開はありがてぇ。
さて、計60個と十分な数の卵を確保できましたが、まだ気は抜けません。
ここからどのくらいの数が孵化してこれるか、心配は続きます。
・・・と言うのも、
ここまでの時点で同じ産地の購入者の飼育情報を各SNSで収集したところ、
「産まない」
「♀成虫がすぐ落ちた」
「♂を掛けたらようやく産んでくれた」
などと書いている人が多く、もしかして我が家の♀も無精卵ばかり産んではいないだろうかと不安を感じていたからです。
また、卵の管理が悪くてカビにまかれたり、湿度が合わなくて腐ったり、温度変化とかで細胞分裂が停止したりなど、考えればきりがありません。
幼虫仕分け 12月4日割り出し分 1月15日
全ての割り出しを完了する前の時点で、最初の採卵分のケースから幼虫が多数確認できました。これで、少なくとも「全部無精卵で~した♪」と云う壮大なズッコケ展開は回避できました。
結果、全頭生存。
出した幼虫は、若いうちは多頭飼育の方がいいかも知れないと思いつつ個別飼育に移行しました。以下同じ。
幼虫仕分け 12月25日割り出し分 1月30日
結果、全頭生存。
順調です。割り出した時点で結構丸くなってましたからこれは期待通り。
幼虫仕分け 1月9日割り出し分 2月26日
結果、全頭生存。
600ccガラスビンに16個全部並べてたので、過密で事故が起きないか心配でしたが、こんな見事に生まれて生き残ってるとは驚きです。しかも、割り出した時は細めの早期卵がほとんどだったので、驚き飽きません。
幼虫仕分け 2月5日割り出し分 3月5日
結果、全頭生存。
前回あたりから、もしかするかもとは思っていましたが本当に全部孵ってくれました。
ラベルは、いつも100均の剥がせるタックシール1シート14枚タイプを使っていますが、ちょうど2シート使い切れて気分がいいです。
これで、割り出し作業が全部完了したので一覧でまとめます。
孵化率100%、ダニが付いていた卵も中身を吸われながらきちんと育つものなんですね。
あと、ここまで来て忘れかけていたけど、
フジコンのマットはホントにただの失敗だったな!
総額3,201円がよォ~
「腐葉」マットじゃなくて「不要」マットだったってか!
長らく更新していなかったこのブログもやっと記事が一つまとまったと云うことで、長い越冬期間を経て今年最初の更新となりました。どうも、明けましておめでとう御座います。広告ともサヨナラ!
さて、去年の晩秋にヘラクレス・リッキーの野外品♀を飼い始めた事を書いたのですが、今回はその産卵セットの結果を完全版としてまとめました。
いや「完全版」とは言っても長文にはなりません。
第1部 採卵 |
割り出し1回目 2022年11月26日
1回目の割り出しは、セットからおよそ2週間経ってから行ないました。
セット内容は、前回の記事でも書いたように特大(約20リットル)ケースに、フジコンの完熟ビートルフレークを下半分固詰め、同社の腐葉オーガニックマットを上半分に軟詰めしたもので、フタには新聞紙をはさんだ物です。
最初のセットと云うことで、期待と不安がかなり入り混じった心境の中で作業を始めたのですが、全然ダメ。
ケースの外縁をグルグル回った形跡があり、上層のマットはフワフワに撹拌された状態で出てきました。
そして気になる固詰めの下層は、入っていった跡が無く詰めた時のまま。しかも、そうしてマットの動きが全く無いままだった所為か全体にカビが蔓延っていました。
絶望的なその様相の前に、スマホで写真を撮る気も起きませんでした。
幸い、親♀はセット前と変わらずピンピンしていました。
実は、このケースのフタの嵌合が非常に甘い事もあってセット期間中何度もケースから脱走してスタイロ温室を歩き回っていて、一切産もうとしてなかったのは薄々分かってたんですよね。
以上の事から、一旦セットを解除し中身を刷新する事にしました。
割り出し2回目 12月4日
前回のセットの手応えを憂慮して、初回割り出しを行なう前に別の産卵マットを発注していました。
月夜野きのこ園の完熟マット。
経験上、成績及び出荷スピードの信頼性が高いです。急な要り様の時に確実で迅速に入手できる発酵マットも近年限られていますから、こういう製品は貴重です。
そして、脱走されまくりだったケースも替えまして、ほぼ同容量のプラケース・マルカンのワイドビュー特大を使用します。
マットを一晩程度ガス抜きしてから加水し、
・下層10リットル分をカチカチに詰める(プラケなので底が割れない程度に)
・上層10リットル分を目が詰まる程度に押さえて詰める
その上にゼリーと親♀を入れて、フタの間にはやっぱり新聞紙。
マットを替えても♀がハズレだったら何の意味も無いなぁ・・・と、野外品特有のスリルは依然拭えないまま温室へ入れたのですが、数日後にその心配は消えました。
前置きが長くなりましたが、ここから本番、2度目の割り出し作業の日。
割り出し6時間前・昼過ぎの観察時の様子。
マットにきれいに開いた潜行穴、この様子だけでも前回とはまるで違います。
夜、割り出し作業本番。
丁度いい事に、♀は地上に出ていて元気に新聞紙をぶち抜いていました。
作業スペースの都合上、とろ舟は使わず床にビニールを敷いてマットを広げます。
中身を一気に全部ぶちまけると散らかるので、まず上層部だけ広げてみますが卵は1個もありません。
そして、本丸の下層部。これを出してみると
はい1個目確保。
最初に出てきたこの1個、セット後数日でケース底に見えていたもの。これがあったおかげで、割り出しまでの期間中に余計な心配をせずに済んだんですよね。
とは言え、マットから見えていたのはその1個だけ。
「それが最後の1個だった」なんてオチも心配でしたが、
9個を回収。多いとは言えませんが、きちんと産んでいました。細く白い産みたてのものが多いです。
卵を潰さないようにちまちま指でマットを優しく砕いていくのは中々に気の遠くなる作業で、マットを暴ききるまで3時間以上掛かりました。勿論潰しは無し。
これらを、コバシャのタイニーで一括保管します。
さて、この後ですが、そのまま同じマットを使って再セットします。
マットの再加水及び詰め戻し、再セットをする頃にはもう日付が変わっていました。
ところで、
割り出した卵の発見時、余計なモノがくっ付いているのを発見しました。
卵から取り除いたコレ↑↑ 寄生性のダニです。
卵の安全の為に見つけ次第すぐ隔離したため卵の大きさと比較できませんが、この丸々肥えた腹の貯蔵物の色は間違いなく卵のそれです。そして、腹を除いた虫体の色形は、間違いなくヘラクレスの親♀の身体に付いていた個体と一致します。一応、セット前に見えている部分に付いていたダニはガムテープで全部除去したんですが、やっぱり翅の下とかにも潜んでいたのでしょう。
今回の割り出しでは、9個の内4個にダニが付着していて、いずれも吸われていました。勿論、全員に砂瀑葬送です。
割り出し3回目 12月25日
前回でひとまず産んでくれる事は分かったので、ちょっとのんびり待って3週間で割り出し。
7個を回収。
卵の様子は、どれも大体それなりに丸みを帯びていて、早い段階で産んでいたみたいですね。また、今回はダニに寄生された卵はありませんでした。
期間のわりに前回より少なく、これは産み絞ったかとも思える結果ではありますが、♀はまだ脚欠けも無く様子も変わらないので再セットしました。
割り出し4回目 2023年1月9日
年末年始を跨ぎ、忙しさも一段落したところで2023年最初の割り出し初めです。
今度は、過去最多の16個。期間は2週間ですから、前回・前々回と比べると産卵ペースが安定しませんね。
ちなみに、ダニが付いた卵も1個ありました。
さて、前回までの合算の倍で、トータルで30越えしている現状は個人的にはもうお腹一杯です。ただ、せっかくの貴重なWF1ですし、どうせなら最期まで頑張ってもらうことにしました。
割り出し5回目 2月5日
たまに様子を見てゼリーの補充もしていたのですが、割り出し当日、ケースを見ると♀個体が死亡しているのを発見しました。親個体が死亡してしまった為、これが最後の割り出し作業となりました。
いつものように上層部を手荒に退かしていく最中の出来事。
マットの上層を取り去る前に卵が出てきました。
「マットの層の境目(上層と下層)」から1個、それまでは全部下層の内部から出てきていたので、これほど浅い所から見つかったのは初めてです。飼育環境で産み慣れてきたと云うことでしょうか。
そして下層部もひっくり返し、ここから本番。
外側に卵は見えません。結局この時点までで、ケース外側から見えていた卵は一番最初の1個だけでした。
しかし、最後の最後に頑張ってくれました。
過去最多の28個。しかもダニ無し(根絶したか?)。
途中、油断して指に挟まった卵に力を掛けてしまったアクシデントもありましたが、全て無事回収。これにて1♀から全部の採卵を完了しました。
ちなみに今回、良いロットに当たったからか、再セットを繰り返しては♀に新聞紙を破かれ続けた割りに、コバエはおろか土壌性のダニも発生せず、トビムシもほとんど湧く事が無かったのは爽快でした。
なお、役目を終えた親♀ですが、なんと購入当時からどこも欠ける事無くきれいな状態で残ったのでそのきれいな姿を残す事にしました。
最期まで産ませ切るか、途中でセット解除して標本に残すかは二者択一だと覚悟していたので、この展開はありがてぇ。
第2部 孵化数 |
ここからどのくらいの数が孵化してこれるか、心配は続きます。
・・・と言うのも、
ここまでの時点で同じ産地の購入者の飼育情報を各SNSで収集したところ、
「産まない」
「♀成虫がすぐ落ちた」
「♂を掛けたらようやく産んでくれた」
などと書いている人が多く、もしかして我が家の♀も無精卵ばかり産んではいないだろうかと不安を感じていたからです。
また、卵の管理が悪くてカビにまかれたり、湿度が合わなくて腐ったり、温度変化とかで細胞分裂が停止したりなど、考えればきりがありません。
幼虫仕分け 12月4日割り出し分 1月15日
全ての割り出しを完了する前の時点で、最初の採卵分のケースから幼虫が多数確認できました。これで、少なくとも「全部無精卵で~した♪」と云う壮大なズッコケ展開は回避できました。
結果、全頭生存。
出した幼虫は、若いうちは多頭飼育の方がいいかも知れないと思いつつ個別飼育に移行しました。以下同じ。
幼虫仕分け 12月25日割り出し分 1月30日
結果、全頭生存。
順調です。割り出した時点で結構丸くなってましたからこれは期待通り。
幼虫仕分け 1月9日割り出し分 2月26日
結果、全頭生存。
600ccガラスビンに16個全部並べてたので、過密で事故が起きないか心配でしたが、こんな見事に生まれて生き残ってるとは驚きです。しかも、割り出した時は細めの早期卵がほとんどだったので、驚き飽きません。
幼虫仕分け 2月5日割り出し分 3月5日
結果、全頭生存。
前回あたりから、もしかするかもとは思っていましたが本当に全部孵ってくれました。
ラベルは、いつも100均の剥がせるタックシール1シート14枚タイプを使っていますが、ちょうど2シート使い切れて気分がいいです。
これで、割り出し作業が全部完了したので一覧でまとめます。
割出 | 使用マット | 期間 | 日数 | 採卵数 | ダニ数 | 孵化数 |
1 | 腐葉オーガニックマット 完熟ビートルフレーク |
2022/11/13~11/26 | 13 | 0 | - | - |
2 | 完熟マット | 2022/11/27~12/ 4 | 8 | 9 | 4 | 9 |
3 | 完熟マット | 2022/12/ 5~2022/12/25 | 21 | 7 | 0 | 7 |
4 | 完熟マット | 2022/12/26~2023/ 1/ 9 | 15 | 16 | 1 | 16 |
5 | 完熟マット | 2023/ 1/10~2023/ 2/ 5 | 27 | 28 | 0 | 28 |
計⇒ | - | - | 84 | 60 | 5 | 60 |
孵化率100%、ダニが付いていた卵も中身を吸われながらきちんと育つものなんですね。
あと、ここまで来て忘れかけていたけど、
フジコンのマットはホントにただの失敗だったな!
総額3,201円がよォ~
「腐葉」マットじゃなくて「不要」マットだったってか!
De Archidona a Aomori. [ヘラクレス (リッキー亜種)]
2022年11月、この時点で我が家の飼育部屋に居るカブトの生き虫は1種だけ。
ヤマトカブト(青森県・黒石市産)
今年春にりんご農家の親戚から貰った2頭の幼虫が夏に♂♀ペアで羽化したのが始まり。その後、カブトムシが欲しいと云う知り合いにあげる事になったのですが、ズボラにも♂♀でまとめて管理していた所為で管理用マットに卵を産んでいた事が後で分かりました。またも2頭だったのですが、仕方がないのでまた同じようなパターンで飼育を続けています。
そして、以前嬉々として(?)記事に書いていた以下の2種類は絶滅していました。
ゴホンヅノカブト(プランディ亜種)(ベトナム・ダラット産)
辛うじて採れていた2頭のF2幼虫は、WF1の頃と同じ様に1800ccブローで1頭ずつ管理。しかし、手の届きにくい温室の奥底に押し込め、2頭と云う微妙に少ない頭数だった事もあってか、いつの間にか変死していた事にさえ気づけず・・・
使ったマットは有り合わせで見繕った竹マットでした。そういえば、産卵の時に使ったマットもこれで、乾燥しやすかったですし、2頭しか採れなかった事を考えてもあまりいいマットではなかったのかもしれません。
レックスゾウカブト(エクアドル・ナポ県・ミサワジ産)
3頭+2頭で2系統の3令幼虫を抱えていましたが、ガス抜きもしていたのですがマットの適合が悪かったのか2頭の方が両方とも早期に死亡。残りの3頭は、1頭は♂で羽化不全で活動後まもなく死亡、別の1頭は♀で羽化したものの蛹室内でそのまま死亡、残りの1頭はまだ未確認ですが外観からは姿が見えないしマットの様子も変わっていません(大きな容器ではないので蛹室を作ろうものなら見えてるハズ)。
このように、数少ない外産勢は全滅しており、これらのカテゴリはまた区切り悪く尻切れ状態で空中分解してしまいました。
特に、温度管理もマット選定も特に間違えてもないハズだったレックスは、丈夫で飼いやすい虫だと言われる種なだけに何が何だか分からず悔いが残ります。
そうして、今年の夏は外産カブトに対して悶々とさせられただけに、
何か気を紛らわせたいと思っていたのでしょう。
今からちょうど1ヶ月前、
いつものように各販売店の生体入荷情報を見て回っていたところ、とある南米便の入荷情報がタイミングよく目に入り、ちょうど手間隙だった事もあってあれよあれよと言う間に注文メールを送信していました。
11月13日到着。
箱を見ての通り、ランバージャックからの生体です。この店から生体を買うのも何年ぶりだろう・・・?
そして、買った虫自体はそれ以上に久しぶりです。
自分でも似合わないなぁと思ってしまうメジャー中のメジャーな虫です。
これまでヘラクレスの飼育は3亜種経験があるのですが、そのどれも随分と昔の事。
・リッキー亜種
中学生1年の時、弘前市のペットショップで購入したのが本種の初飼育。しかし常温飼育で途中死が相次ぎ、どうにか中学3年の頃に1♂羽化してくれたのは今も良い思い出。
その4年後の2010年、久し振りに幼虫から飼育を始めてみたものの、辛くも♀1頭が羽化したところで限界を迎え終了しました。
・オキシデンタリス亜種
中学3年の時に千葉のTN Breed centerから購入したエクアドル産幼虫ペアがはじまり。無事にペアが羽化し、次世代の幼虫もきれいに羽化出来ました。自分の経験上、まともに「ブリード出来た」と言える唯一のヘラクレスです。
当時は「ゴールドヘッド」などとは今ほど認知されてはいなくて、ビッダーズに余品として出品した時もあまり人気はありませんでした。
・原名亜種
記憶が曖昧なのでブログの過去記事から類推するに、2008年の正月に某ショップの福袋で買った生体の中にこれが入っていました。成虫ペアで、ヘラヘラ自体そんなに興味が無かった自分は正直言ってあまり感動はしませんでした(だから記憶が薄いのでしょう)。真冬の購入でもありましたし特にブリードしようともせず、♂はUVブルーヘラクレスの作出テストに使ったことくらいは覚えています。
どれも高校生時代くらいまでの思い出で、それを考えると今回の購入は本当に久しぶりです。ヘラクレスの中では本亜種は個人的に最も好みだからこそ今回また飼育をしようと思わされたのですが、それでも実に12年振りです。
しかも今回は飼育品ではなく現地採集の野外品です。
久しぶりのような、それでいて初めてのような不思議な気分です。
さて、今回入ってきた産地・アルチドーナ Archidonaですが、
説明によると新入荷の産地との事。
度々入荷の知らせがあるコサンガ Cosangaと同じ、アンデス山脈東側のナポ Napo県に在ります。特徴としては標高が低く(600m近辺、コサンガは2000mほど)、アマゾン地帯に分布するエクアトリアヌス亜種の採集地にも近い所為か、その特徴が混じる個体もいるのだそうです。
今回買ったのは♀単品ですが、見てみる分には特に妙な点は見当たらず、エクアトリアヌスっぽい特徴はありません。
そもそもヘラクレスの実物を大して見ていない自分では、図鑑くらいしか参考資料は無いのですが。
同産地を買った他の方の写真を見ても、どれも特におかしな特徴を持った個体はいなさそうで個人的には安心しました。
あと、「おかしな特徴」と言えば、
今回この産地で入荷した個体はほとんどが♀で、♂は片手ほどの数しか入っていないそうですが、その中の♂1頭がブルー個体と云う事でその界隈では一時騒然としていたようです。
野外品のブルー個体が生きて国内に入荷するのも相当珍しい事ですが、ム〇キングからこの趣味に入った人達は「ゲームの設定だと思っていた物が本当に実在してたのか!?」と目を疑うようなニュースだったようです。なおその個体は、某Youtuberが500,000円で先行購入し動画も出したようです(自分はまだ観ていないですが)。
まぁそんな事よりも、買った虫の肝心の状態が気になります。
思ったよりも落ち着いていると云うか、あまりバカみたいに暴れ回るワケでもないけど弱っている感じでもありません。
腹端部の毛が若干減って薄くなっている事、
後脚の爪が1本だけ先端がちょっと欠けている事、
上翅の黄色部分が僅かに摩耗して白くなっている事から、
そこまで新鮮な成虫と云う感じではありません。
しかし、♀単品で買った手前、あまりに新しすぎる個体だとかえって未交尾を疑ってしまい不安になるのでこのくらいでちょうどいいのかもしれません。
体重も、それほどスカスカに軽くは感じません。
ただ、何度も言うように久しぶりのヘラクレス飼育なのでそもそも経験的に何グラムで空っぽ(産み切ったハズレ♀)なのか分かりません。
生体チェックも済んだところで早速セット作業に入ります。
迂闊にも、久し振りのカブトにもかかわらずマットの発注をしていなかったために、苦し紛れにテキトーなペットショップへ駆け込みまして、使えそうなマットを確保してきました。
フジコンのPREMIUMシリーズ、腐葉オーガニックマットと完熟ビートルフレーク。
店舗の棚にあった在庫を見るとやけにカビた在庫ばかりが目に付き、辛うじてキレイそうな物だけを買ってきました。いやぁ・・・このペットショップ、数日前に新規オープンしたばかりの店なんだけどなァ~??
今回初めて使うマットですが、
この腐葉オーガニックマットの方は腐葉土にホダオガをただ混ぜただけのような見た目をしており、産卵床として使うには粗い粒を取り除く必要がありました。
うわッ えげつないのがゴッソリ混じってら!
1袋=10リットル分を4ミリ目の篩にかけた結果ですが、分量の目測では8%くらいは生木や樹皮片のような粗いゴミ(右側)でした。
ゴミを除けた上でもまだ手触りはザラザラで、粘りけは全くありません。
一般的にヘラクレスの産卵では粘りけのあるマットの方が適していると言われる為、
産卵セットは20リットルの特大ケースに
・下層10リットル分は完熟ビートルフレーク(こちらは篩がけ要りませんでした)
・上層は腐葉オーガニックマット
をそれぞれ加水して詰めました。
コンテナタイプのケースではないので、フタとの間に新聞紙をはさんで保湿。
設定温度を26℃程度に上げた温室にケースを押し込み、♀の産卵を待つのみ。こんなに重たい飼育ケースを仕込んだのも随分久しぶりな気がします。
そういえば、ヘラクレス飼育も前回までは常温管理の中で多くの犠牲を払いながらやっていたと考えると、今回は飼育条件が全く違います。
・・・と云ったところで、今回はここまで。
この後、定期的に産卵ケースを暴き産卵行動の有無や卵があれば回収も行なっていく事になります。
次回の記事は、年末近くになるのか・・・年明けになるのか・・・
ヤマトカブト(青森県・黒石市産)
今年春にりんご農家の親戚から貰った2頭の幼虫が夏に♂♀ペアで羽化したのが始まり。その後、カブトムシが欲しいと云う知り合いにあげる事になったのですが、ズボラにも♂♀でまとめて管理していた所為で管理用マットに卵を産んでいた事が後で分かりました。またも2頭だったのですが、仕方がないのでまた同じようなパターンで飼育を続けています。
そして、以前嬉々として(?)記事に書いていた以下の2種類は絶滅していました。
ゴホンヅノカブト(プランディ亜種)(ベトナム・ダラット産)
辛うじて採れていた2頭のF2幼虫は、WF1の頃と同じ様に1800ccブローで1頭ずつ管理。しかし、手の届きにくい温室の奥底に押し込め、2頭と云う微妙に少ない頭数だった事もあってか、いつの間にか変死していた事にさえ気づけず・・・
使ったマットは有り合わせで見繕った竹マットでした。そういえば、産卵の時に使ったマットもこれで、乾燥しやすかったですし、2頭しか採れなかった事を考えてもあまりいいマットではなかったのかもしれません。
レックスゾウカブト(エクアドル・ナポ県・ミサワジ産)
3頭+2頭で2系統の3令幼虫を抱えていましたが、ガス抜きもしていたのですがマットの適合が悪かったのか2頭の方が両方とも早期に死亡。残りの3頭は、1頭は♂で羽化不全で活動後まもなく死亡、別の1頭は♀で羽化したものの蛹室内でそのまま死亡、残りの1頭はまだ未確認ですが外観からは姿が見えないしマットの様子も変わっていません(大きな容器ではないので蛹室を作ろうものなら見えてるハズ)。
このように、数少ない外産勢は全滅しており、これらのカテゴリはまた区切り悪く尻切れ状態で空中分解してしまいました。
特に、温度管理もマット選定も特に間違えてもないハズだったレックスは、丈夫で飼いやすい虫だと言われる種なだけに何が何だか分からず悔いが残ります。
そうして、今年の夏は外産カブトに対して悶々とさせられただけに、
何か気を紛らわせたいと思っていたのでしょう。
今からちょうど1ヶ月前、
いつものように各販売店の生体入荷情報を見て回っていたところ、とある南米便の入荷情報がタイミングよく目に入り、ちょうど手間隙だった事もあってあれよあれよと言う間に注文メールを送信していました。
11月13日到着。
箱を見ての通り、ランバージャックからの生体です。この店から生体を買うのも何年ぶりだろう・・・?
そして、買った虫自体はそれ以上に久しぶりです。
ヘラクレスオオカブト(リッキー亜種) エクアドル ナポ県 アルチドーナ
自分でも似合わないなぁと思ってしまうメジャー中のメジャーな虫です。
これまでヘラクレスの飼育は3亜種経験があるのですが、そのどれも随分と昔の事。
・リッキー亜種
中学生1年の時、弘前市のペットショップで購入したのが本種の初飼育。しかし常温飼育で途中死が相次ぎ、どうにか中学3年の頃に1♂羽化してくれたのは今も良い思い出。
その4年後の2010年、久し振りに幼虫から飼育を始めてみたものの、辛くも♀1頭が羽化したところで限界を迎え終了しました。
・オキシデンタリス亜種
中学3年の時に千葉のTN Breed centerから購入したエクアドル産幼虫ペアがはじまり。無事にペアが羽化し、次世代の幼虫もきれいに羽化出来ました。自分の経験上、まともに「ブリード出来た」と言える唯一のヘラクレスです。
当時は「ゴールドヘッド」などとは今ほど認知されてはいなくて、ビッダーズに余品として出品した時もあまり人気はありませんでした。
・原名亜種
記憶が曖昧なのでブログの過去記事から類推するに、2008年の正月に某ショップの福袋で買った生体の中にこれが入っていました。成虫ペアで、ヘラヘラ自体そんなに興味が無かった自分は正直言ってあまり感動はしませんでした(だから記憶が薄いのでしょう)。真冬の購入でもありましたし特にブリードしようともせず、♂はUVブルーヘラクレスの作出テストに使ったことくらいは覚えています。
どれも高校生時代くらいまでの思い出で、それを考えると今回の購入は本当に久しぶりです。ヘラクレスの中では本亜種は個人的に最も好みだからこそ今回また飼育をしようと思わされたのですが、それでも実に12年振りです。
【実に12年振り】 ⇒ 2010-9-8 『やってきた季節……~~~ーー!!!』 |
しかも今回は飼育品ではなく現地採集の野外品です。
久しぶりのような、それでいて初めてのような不思議な気分です。
さて、今回入ってきた産地・アルチドーナ Archidonaですが、
説明によると新入荷の産地との事。
度々入荷の知らせがあるコサンガ Cosangaと同じ、アンデス山脈東側のナポ Napo県に在ります。特徴としては標高が低く(600m近辺、コサンガは2000mほど)、アマゾン地帯に分布するエクアトリアヌス亜種の採集地にも近い所為か、その特徴が混じる個体もいるのだそうです。
今回買ったのは♀単品ですが、見てみる分には特に妙な点は見当たらず、エクアトリアヌスっぽい特徴はありません。
そもそもヘラクレスの実物を大して見ていない自分では、図鑑くらいしか参考資料は無いのですが。
同産地を買った他の方の写真を見ても、どれも特におかしな特徴を持った個体はいなさそうで個人的には安心しました。
あと、「おかしな特徴」と言えば、
今回この産地で入荷した個体はほとんどが♀で、♂は片手ほどの数しか入っていないそうですが、その中の♂1頭がブルー個体と云う事でその界隈では一時騒然としていたようです。
野外品のブルー個体が生きて国内に入荷するのも相当珍しい事ですが、ム〇キングからこの趣味に入った人達は「ゲームの設定だと思っていた物が本当に実在してたのか!?」と目を疑うようなニュースだったようです。なおその個体は、某Youtuberが500,000円で先行購入し動画も出したようです(自分はまだ観ていないですが)。
まぁそんな事よりも、買った虫の肝心の状態が気になります。
思ったよりも落ち着いていると云うか、あまりバカみたいに暴れ回るワケでもないけど弱っている感じでもありません。
腹端部の毛が若干減って薄くなっている事、
後脚の爪が1本だけ先端がちょっと欠けている事、
上翅の黄色部分が僅かに摩耗して白くなっている事から、
そこまで新鮮な成虫と云う感じではありません。
しかし、♀単品で買った手前、あまりに新しすぎる個体だとかえって未交尾を疑ってしまい不安になるのでこのくらいでちょうどいいのかもしれません。
体重も、それほどスカスカに軽くは感じません。
ただ、何度も言うように久しぶりのヘラクレス飼育なのでそもそも経験的に何グラムで空っぽ(産み切ったハズレ♀)なのか分かりません。
生体チェックも済んだところで早速セット作業に入ります。
迂闊にも、久し振りのカブトにもかかわらずマットの発注をしていなかったために、苦し紛れにテキトーなペットショップへ駆け込みまして、使えそうなマットを確保してきました。
フジコンのPREMIUMシリーズ、腐葉オーガニックマットと完熟ビートルフレーク。
店舗の棚にあった在庫を見るとやけにカビた在庫ばかりが目に付き、辛うじてキレイそうな物だけを買ってきました。いやぁ・・・このペットショップ、数日前に新規オープンしたばかりの店なんだけどなァ~??
今回初めて使うマットですが、
この腐葉オーガニックマットの方は腐葉土にホダオガをただ混ぜただけのような見た目をしており、産卵床として使うには粗い粒を取り除く必要がありました。
うわッ えげつないのがゴッソリ混じってら!
1袋=10リットル分を4ミリ目の篩にかけた結果ですが、分量の目測では8%くらいは生木や樹皮片のような粗いゴミ(右側)でした。
ゴミを除けた上でもまだ手触りはザラザラで、粘りけは全くありません。
一般的にヘラクレスの産卵では粘りけのあるマットの方が適していると言われる為、
産卵セットは20リットルの特大ケースに
・下層10リットル分は完熟ビートルフレーク(こちらは篩がけ要りませんでした)
・上層は腐葉オーガニックマット
をそれぞれ加水して詰めました。
コンテナタイプのケースではないので、フタとの間に新聞紙をはさんで保湿。
設定温度を26℃程度に上げた温室にケースを押し込み、♀の産卵を待つのみ。こんなに重たい飼育ケースを仕込んだのも随分久しぶりな気がします。
そういえば、ヘラクレス飼育も前回までは常温管理の中で多くの犠牲を払いながらやっていたと考えると、今回は飼育条件が全く違います。
・・・と云ったところで、今回はここまで。
この後、定期的に産卵ケースを暴き産卵行動の有無や卵があれば回収も行なっていく事になります。
次回の記事は、年末近くになるのか・・・年明けになるのか・・・
♀が早々に落ちない事を祈るばかりです。
簡易実験 ~ヘラクレスで170mmUPを簡単に作る反則技~ [ヘラクレス (リッキー亜種)]
今日の俺は軽く腹を固めます。
何故かは読み進めていくうちに分かって頂けると思いますが、
取り敢えずこの記事タイトルで何かいつもの雰囲気とは
別の何かをやらかすとこの時点で思って頂ければ幸いです。
サブタイトルがあまりに攻撃的過ぎます
さて、今回の記事ですが、
やってみたかった記事であり書くのが怖い記事でもあります。
この記事を公開するその前に、
読んだ方の中にはかなり不快な思いをされる可能性のある内容を含んでいますので
ここから先は読みたい方のみ追記から進んでください。
この先書く内容は、小学生の自由研究とでも思ってみて頂ければ(笑)
何故かは読み進めていくうちに分かって頂けると思いますが、
取り敢えずこの記事タイトルで何かいつもの雰囲気とは
別の何かをやらかすとこの時点で思って頂ければ幸いです。
サブタイトルがあまりに攻撃的過ぎます
さて、今回の記事ですが、
やってみたかった記事であり書くのが怖い記事でもあります。
この記事を公開するその前に、
読んだ方の中にはかなり不快な思いをされる可能性のある内容を含んでいますので
ここから先は読みたい方のみ追記から進んでください。
この先書く内容は、小学生の自由研究とでも思ってみて頂ければ(笑)
日昆会長 諸記 祝・1周年!! [ヘラクレス (リッキー亜種)]
あぁ~~… 8年前にマジで戻りたい……
こんばんは、最近夜になると眠くなってくる会長です。
いやぁ~~遂に来ましたか~
本日で日昆会長 諸記、めでたく1周年を迎えました!!!
パチパチパチパチ~
とは言え他のところ みたいにイベント企画なんてするワケないですが…
1周年て事で、どうでもいいですが中学の時日昆で作成したノートの事を書いてみます。
その名は日昆ノート
中学生の考える事です。
表紙に書かれたイラストは当時メンバーで考えていた組織のロゴです。
いくつか考えたのですが、最後に考えた一番下のロゴが最も気に入ってます。
なんか我ながら上手い事やったな~なんて思ってます(オイオイ…)
(最近余計な事ばっか言うから人間性が見抜かれてる気がする…)
なんか昭和チックな雰囲気がしますなコレ、 商標登録でもしとくか?
1周年と言う事もあって、
この度プロフィールの画像をいじってみました。
前々から別パターンのデザインを考えてみてたんですが
気分転換を兼ねて作り直しました。
作れる時に作っとこうと思い、この他に20通りくらい別パターンがあります
気が向いたらちょくちょく替えていきます。
ノートの内容ですが、
虫の販売価格(今は使ってない)とか、立案したプロジェクトのリスト(今は使ってない)、
メンバーのリスト、名言集、虫の観察記録、
メンバーの在庫表(今は使ってない)、専門用語集(今は使ってない)など
ほとんど使っておりません。
現在は採卵結果記録用としてしか使ってませんね。
まさに「青春の1ページ」だったワケです(上手くねーよ)
さて、1周年を記念してもう一つ。
このブログでは飼育中の在庫をその都度紹介してきましたが
まだブログ設立時の在庫で未紹介の虫が1種類いるのです。
2年目を全てのファミリーが登場した状態で迎えたいと思います。
いや別にこの時のためにとっておいたワケではなくて
単に「地味な画面」になりそうだったってだけで出すタイミングが無かっただけですから~
てなワケで、コイツが最後の1種類だ! !
ヘラクレス (亜種リッキー)
最後を飾るにはある意味相応しいかも……
言っときますけど、↑の写真は死骸ですからね。
今いる生体は全部幼虫ですからね(言ったでしょ? 地味だって)
自分はどちらかと言うとメガソマファンなのでヘラクレスはそんなに力が入らないんです、
それでも居ないなら居ないで欲しくなってしまうと云う虫なワケです。
全ヘラクレス亜種でどれ派かと言えば自分は断然リッキー派です。
因みにこの画像でどこの国のリッキーか分かった貴方はなかなかのリッキーファンです。
どこかと言うと…
エクアドルで~す!
エクアドル産は頭角先端突起の幅が広く、
上翅の点刻が比較的少なく鮮やかな黄色で僅かに金色に光って見えるんですよ。
しかも後から知ったのですが他産地より大型になるとの事。
自分は初めてリッキーを羽化させてからエクアドル産に魅了されて探していました
(当時羽化させたのは途絶えた)
しかし、次に入手したのはエクアドル産ではなくコロンビア サンタンデール産。
と言うのも1頭あたりの価格の安さに釣られてしまったんですね~
と言うワケで、それを今飼育しているワケです
因みに、仕入れたのは去年の年始。
大型カブトに関しては温室に入れるのは無理なので
幼虫飼育は居間で常温飼育。
大型カブトを置いている居間の飼育スペース(常温・一部電気アンカ有り)の一部。
こんなとこに置いとくからオウゴンオニが奇形になったり死んだりするんだよな…
夏も冬も、特に冬は居間が氷点下になりますから幼虫はたまったモンじゃありません。
普通なら全滅すると思います、
昔初めてヘラクレスを飼育していた頃は、常温でバンバン殺していました。
何度も何度も安くない幼虫を買い足していました。
それでようやく羽化した第1号が↑と言うワケです…
今では、次々と死んでいくと云うことも回避し
同じ居間でメガソマも羽化させてきました。
どうやって飼っているかと言うと単純明解、『大きい容器で飼育する』事だけ。
昔は小ケースで飼育していましたが今は中ケースで主に飼育しています。
大ケースや衣装ケースを使うともっと生存率が上がるでしょうねぇ
現在大型カブトはマット交換を怠けたせいで小さい個体しか居ないと思いますが、
自分の部屋が出来次第(現在自部屋なし)、この辺のやる気は上がると思います。
全ての在庫を紹介し終えたと云う事でようやく新たなる出発と参ります。
ブログに載せた在庫 43種類
全ての在庫 33種類
そう言うワケで2年目もよろしくお願い致します
こんばんは、最近夜になると眠くなってくる会長です。
いやぁ~~遂に来ましたか~
本日で日昆会長 諸記、めでたく1周年を迎えました!!!
パチパチパチパチ~
とは言え他の
1周年て事で、どうでもいいですが中学の時日昆で作成したノートの事を書いてみます。
その名は日昆ノート
中学生の考える事です。
表紙に書かれたイラストは当時メンバーで考えていた組織のロゴです。
いくつか考えたのですが、最後に考えた一番下のロゴが最も気に入ってます。
なんか我ながら上手い事やったな~なんて思ってます(オイオイ…)
(最近余計な事ばっか言うから人間性が見抜かれてる気がする…)
なんか昭和チックな雰囲気がしますなコレ、
1周年と言う事もあって、
この度プロフィールの画像をいじってみました。
前々から別パターンのデザインを考えてみてたんですが
気分転換を兼ねて作り直しました。
作れる時に作っとこうと思い、この他に20通りくらい別パターンがあります
気が向いたらちょくちょく替えていきます。
ノートの内容ですが、
虫の販売価格(今は使ってない)とか、立案したプロジェクトのリスト(今は使ってない)、
メンバーのリスト、名言集、虫の観察記録、
メンバーの在庫表(今は使ってない)、専門用語集(今は使ってない)など
ほとんど使っておりません。
現在は採卵結果記録用としてしか使ってませんね。
まさに「青春の1ページ」だったワケです(上手くねーよ)
さて、1周年を記念してもう一つ。
このブログでは飼育中の在庫をその都度紹介してきましたが
まだブログ設立時の在庫で未紹介の虫が1種類いるのです。
2年目を全てのファミリーが登場した状態で迎えたいと思います。
いや別にこの時のためにとっておいたワケではなくて
単に「地味な画面」になりそうだったってだけで出すタイミングが無かっただけですから~
てなワケで、コイツが最後の1種類だ! !
最後を飾るにはある意味相応しいかも……
言っときますけど、↑の写真は死骸ですからね。
今いる生体は全部幼虫ですからね(言ったでしょ? 地味だって)
自分はどちらかと言うとメガソマファンなのでヘラクレスはそんなに力が入らないんです、
それでも居ないなら居ないで欲しくなってしまうと云う虫なワケです。
全ヘラクレス亜種でどれ派かと言えば自分は断然リッキー派です。
因みにこの画像でどこの国のリッキーか分かった貴方はなかなかのリッキーファンです。
どこかと言うと…
エクアドルで~す!
エクアドル産は頭角先端突起の幅が広く、
上翅の点刻が比較的少なく鮮やかな黄色で僅かに金色に光って見えるんですよ。
しかも後から知ったのですが他産地より大型になるとの事。
自分は初めてリッキーを羽化させてからエクアドル産に魅了されて探していました
(当時羽化させたのは途絶えた)
しかし、次に入手したのはエクアドル産ではなくコロンビア サンタンデール産。
と言うのも1頭あたりの価格の安さに釣られてしまったんですね~
と言うワケで、それを今飼育しているワケです
因みに、仕入れたのは去年の年始。
大型カブトに関しては温室に入れるのは無理なので
幼虫飼育は居間で常温飼育。
大型カブトを置いている居間の飼育スペース(常温・一部電気アンカ有り)の一部。
こんなとこに置いとくからオウゴンオニが奇形になったり死んだりするんだよな…
夏も冬も、特に冬は居間が氷点下になりますから幼虫はたまったモンじゃありません。
普通なら全滅すると思います、
昔初めてヘラクレスを飼育していた頃は、常温でバンバン殺していました。
何度も何度も安くない幼虫を買い足していました。
それでようやく羽化した第1号が↑と言うワケです…
今では、次々と死んでいくと云うことも回避し
同じ居間でメガソマも羽化させてきました。
どうやって飼っているかと言うと単純明解、『大きい容器で飼育する』事だけ。
昔は小ケースで飼育していましたが今は中ケースで主に飼育しています。
大ケースや衣装ケースを使うともっと生存率が上がるでしょうねぇ
現在大型カブトはマット交換を怠けたせいで小さい個体しか居ないと思いますが、
自分の部屋が出来次第(現在自部屋なし)、この辺のやる気は上がると思います。
全ての在庫を紹介し終えたと云う事でようやく新たなる出発と参ります。
ブログに載せた在庫 43種類
全ての在庫 33種類
そう言うワケで2年目もよろしくお願い致します