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〆ゼブラノコギリ (ノブユキ亜種) ブログトップ

明暗分かれた産卵ケース ~ 明 ~ [〆ゼブラノコギリ (ノブユキ亜種)]

それじゃ、いってみましょ~か薄味抜け殻記事2連続!
まずは一発目。



これ、1ヶ月以上前の話です。
(中身が薄かったからほっといた内容なんだけど)

セッティング中のケースは
ティモーレンシスギラファノコギリ(極小サイズ要員)
フルストルファーノコギリ
ノブユキゼブラノコギリ
クーランネブト
この4つ。


ギラファ・フルスト・クーランの3つはコバシャの小やBeケースの中で組んでいたんですが、
ノブユキゼブラだけはコバシャの中で組んでいたので
狭くなった温室でどうにも幅を取って仕方がない。

ついでに云うと『気配が無い(汗)』

野外ギネス(おそらく・・・)56mmラインのやりがいのある種類だったので
非常に名残惜しいケースだったのですが…

CA3I0597.JPG
見れば見るほど死の森です。
親♀個体も眼が真っ白になってるし…
あと数年したらナウシカの世界と変わらなくなるでしょう。

どこを見ても産卵してる形跡が無いという
「また俺やっちゃったか!」と云う雰囲気満天です。
長い間ほったらかしていた証拠に、
中に入れていた除湿剤がパンパンになっています。満腹のダニのようだ。


この時点では「まだ」完全にいないと思っていました。




材を上げてみると。   ォオゥ!!!!!!!!






結果


CA3I0598.JPG

       8頭



・・・↑↑なんか間の抜けた数字なんですが、
ボウズと思っていた手前ブリードさせてもらえるだけで有り難いですよ。


ギネス云々はもう全頭終令になっていたので無理な話ですが、
だんだんと餌に慣れさせて次世代、そしてまた次世代でサイズは狙う事にします。


え!?


入れたエサに種類も銘柄も何の統一性もありませんがそれが何か???




        本日の 日昆の名言


ブリードさせてもらえるだけで有り難い






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2011年度羽化報告 ノブユキゼブラノコギリクワガタ [〆ゼブラノコギリ (ノブユキ亜種)]

先日14日から4日間、0泊4日の過酷採集に行っておりました。

いわゆる『山籠り』したワケです。

この間の記録を記事にすると
記事を2つに分けるまでに長くなってしまいそうな感じですが
ぶっちゃけまだ勝負は終わっていないので書きません。
てか書けません(苦笑)
現在は雨天が長く続いているので一旦休みの状態。



さて、本日は前々から書くつもりだったノブユキゼブラの羽化レポです。

ネーミングも模様も超奇抜なのに、「普通種」「小型」「ノコギリ」という
安値3原則を持ち合わせる残念な虫。


おまけにジャワ島産は大腮も元々短い亜種だから
尚の事受けが悪い。


ま、兎に角羽化個体を見てみましょう。

今回羽化したのは割り出しで出てきた6頭全ての幼虫でした。
しかも上手く♂3♀3と半分に割れてくれたのがまた嬉しいものですな。

♀は全て30mmと何ともまぁ、面白くねぇぇ…
しかもこれ、カップとかじゃなくて菌床ボトル使ってますからね(笑)

1400ccとか(爆)



では次は♂です。


T‐30
201120082018_1998kai.jpg
【体長】46mm

菌床羽化させたものですが、
ゼブラにありがちな「アゴが伸びない」という典型的な例です。

 ちなみに、個体番号の意味は特に無いです。


T‐60
201120082018_2000-b3500kai2.jpg
【体長】45mm

これだけは、最初ある程度熟した別メーカーの菌床ボトルに入れた後、
かなり劣化した後でマット200ccカップで姉弟の中で一番最後に羽化させた個体です。

カップで羽化させたら早いトコ移さないと♀なら簡単に齧って穴を開けますが
まぁ♂ならフタをこじ開ける事はあってもそれはフタに重しを乗せれば済むだろうと。
そんな考えでいたら…









2011 08 18_2006.JPG
ハ!!? 溶解液を使ったのか!!!???

♂でもナメてかかってはいけないんですね。



T‐90
201120082018_2002-5f929kai2.jpg
【体長】48.5mm

これが今回で一番サイズが伸びた個体。
しかしまあこれで最大とは恥ずかしい、
56mm(親♂)が聞いて呆れますね…

ここまで来てもいまだに中歯。

アゴは短いままで体ばかりが太くなるというのは、
アルキデスヒラタにもある傾向ですな…

という事はアルキで長歯を出す関連の資料も今後参考になるということだろうか?


次に各個体の大腮の形状を見比べてみます。

201120082018_1999-a1464kai2.jpg
201120082018_2001-a2b95kai2.jpg
201120082018_2003-12415kai2.jpg

最後に羽化したものだけはやはり環境のバランスが崩れたからか
一番発達がよろしくないですね。
また、全体的に見ても最大個体を見ても、
長歯になるまでの段階としてはかなり遠いように見受けられますね。


201120082018_2004-6a419kai2.jpg
3個体を並べてみました。
まぁまぁ個体差あるように見えるので結構面白いですね。


201120082018_2005-5b8aekai2.jpg
ちょっと気になったのが模様

菌床で羽化した両端の2個体と比べて、
マットで羽化した中央の個体は線が太いです。



これだけを見ても亜種の特徴はまだまだはっきりと掴めません。
「羽化数がまだ少ない」って事ですね。

56mmの血もあるならギネス級のサイズ羽化も目指したいとも思うし、
黒化型の羽化もその内あるかも知れませんからね。

現在順々に次世代に向かってペアリング中で、
次こそ適産なるのか……



ついでに、カタンドゥアネス産のルソンゼブラは先日セットを割りまして、
ちょっと厳し目の結果で次の世代を繋ぐ事になりました。


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いつまでも安心させてくれないクワガタ [〆ゼブラノコギリ (ノブユキ亜種)]

早くも今年はあと半分を切っちゃいましたね。

最近心身共にボロボロです。

そろそろ割り出しせにゃならないのですが、
カップが切れかけています。
金がないとクワガタも飼い殺しですよ…

そんな中早く割り出したほうがいいよなっていう感じのクワガタがひとつありましたので
重い腰をあげて割り出しを敢行しました。


今日の主役はノブユキゼブラ。

CA3C0755.JPG
早く割り出したほうがいいかもしれないと言うのは
見てのとおりのカビまみれ…


早速ひっくり返すと
CA3C0756.JPG
初令が出てきました。
とりあえずボウズではなさそうですが
全体的な雰囲気を見る限りそう多くはなさそうです。

そしてその予想は的中しました、
CA3C0757.JPG
材を見てみるとこのとおり、
よだれが出るような蜂の巣状態です、
しかしどうやら湿気やカビでほとんど死滅しています。
もし全部生きていたら30~40は採れてたかも… ア~


で、すべて割り出した結果は
CA3C0758.JPG

  6頭…

撃沈したわけじゃないもののかなりギリギリの勝ち方でした。
辛勝ですな…

傾向と対策としては
今回全埋めにした産卵木からは上の部分にしか産んでおらず
木の水分量を考えても明らかに今回のセットは水分過多でした。
♀は水分の抜けが早い地上付近に産んだのでしょうが
それでも水分が多かったという事なのでしょう。

それ加えて使用した木はシイタケほだ木(しかもクヌギ)
水分調整がシビアなだけにもっと慎重に仕込むべきでした。

あともうちょっと管理温度上げてればよかったな~
3月下旬にセットしたのに出てきたのはまだ初~2令でしたからね…




そしておまけにもう一つあるセット中のゼブラ・カタンドゥアネス産ルソンエンシス。

先日見たとき♀が地上を歩いていたので今日取り出しておこうとふたを開けたら…

CA3C0760.JPG
やっちャッちャ~~~~

ここのところの夏日で蒸しあがってしまったでしょう…

もうこれ以上産むことができないとなると
今あるセットにキチンと産んでいるのか気になって
ちょこっと掘ってみました。

CA3C0761.JPG
結果として孵化幼虫1頭・卵1個が見つかったので
まあなんとか産んではいたようですが
まだまだ割り出すには早かったのでしばらく保留です。


まったくもって初心者向きじゃないですね。
                                 そりゃお前だけだっつ~の!

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お待たせしました凄いヤツ ♪♪ [〆ゼブラノコギリ (ノブユキ亜種)]

だいぶ時間が経ってしまいましたがインペラと一緒に仕入れたもう1種の紹介に入ります。

到着時仮死状態でしたが「まあまあ」回復しましたので
コイツもセットに移行です。



2010 03 26_0991.JPG
ゼブラノコギリ (亜種ノブユキ) ジャワ島 西部 サラク山


もはや飼った事のない方でもお馴染みのクワですね。

ゼブラは現在全4亜種が記録されていて
原名亜種zebra が マレー半島 ボルネオ島 スマトラ島 パラワン島
亜種nobuyukii が ジャワ島
亜種luzonensis が ルソン島 カタンドゥアネス島
亜種ledae が サマール島 レイテ島 ミンダナオ島
に分布しており各亜種日本に輸入されていますが、

年間で輸入されている野外品生体全体の99%がこのノブユキです。

ノブユキに関して言えば「良く」言うと普通種、「悪く」言うと駄虫ですね…

そう言えば、あまり本種の飼育・収集には力も入れていないにもかかわらず
気がついたらさり気にもう3亜種が登場してしまってましたね

実は自分は過去数回本種に挑戦しましたが1個も卵を採った事がなく
自分にとっては鬼門種で本当は飼育するのは当分無いだろうと思っていたのですが
今回の個体を仕入れてしまったのには相応の理由があったのですよ~



それが、コレです↓






ノブユキ 56.JPG

その数値、56mm! ! ! ! !

                           このパターンの写真撮り辛いんだよな…

野外では限界レベルですよこれ。
これはもう野外ギネスでも疑いがないレベルですよね?

ジャワ産のゼブラは50~51mmくらいまでは結構入荷していて
51~53mmレベルの個体もごくたまに入ってくる(のを見ます)んですが
ここまでの個体は有り得ないです、常識で言うと。

某出版社の児童書の図鑑には、『野外ギネス58mm』と書かれているんですが、
監修者と本全体の内容を見るとちょっとまゆつばな気がするので…
                               だって飼育ギネスが『57mm』って書いてあるんだぜ!?

にしても、いやぁ~~ホント実物到着した時ホント心躍りました
(インペラ♂が死着じゃなかったらもっと素直に喜べたんだけどな……)
ぶっちゃけ、今までノブユキ ナメてました。


2010 03 26_0993.JPG
ノブユキ56とルソンエンシス45とのツーショット↑

結構動いてしまうので全然亜種の違いが分かりませんが…
ルソンエンシスは原名亜種やノブユキに比べて
頭の毛が少ないあるいは無いのが大きな違いでしょうか?
同じくらいのサイズが飼育で出てから改めて見てみるとしよう~




さてさて、ここからは繁殖飼育の話題になるんですが、さっきも述べましたように
自分過去何度も買ってセット組んだのにまだ1個も卵採った事無いんすよ!!

なんだろう…

 季節モンだったら発生初期の個体買えば大抵成功するんスけどォ~
 ほら~ジャワのノブユキって年中入荷あるじゃないっすか~?
 だから結構ハズレ♀つかまされたりとかあると思うんスよォ~

イヤ てメェの飼育がタダ下手クソなだけなんだヨ自己中ヤロー !!

 ……………スンマセンしたァ……

今回1ペアしか買わなかったのですが
♀の状態(腹ペチャンコで産卵終了か? )を見るともう1ペア買っときゃよかったかなと思いますが
まあ後悔しても遅いんで交尾を確認した後セットを組みました。

2010 03 26_0989.JPG
巷では入門種と言っていいほど簡単に増えると言われていますねチクショォ―! ! !

俺が何をしたって言うんだァ――――――――――! ! !
サラクに行かせろォ―――――――――――! ! !

そろそろ壊れてしまいそうなので落ち着いていきます。

基本的に材産みの傾向が強くマットに産む事もあるとよく言われていますが
今のところ全敗の自分がマットのみに賭ける(しかも今回は期待の56mm追い掛け)のも
アホらしいと思い、木を割るのが面倒でも産卵木を入れて組みました。

材は家の在庫で余っていた中でかろうじて爪が刺さる堅さのクヌギを選定、
全埋めにしました。

マットは我が家でNo.1の信頼度を誇るDVマットです。

♂は入れようかどうか迷いましたが取り敢えず入れてみます。
マットに潜ったり、♀の邪魔をするんなら取り出しますわ。


そして、辿り着けるか分からない幼虫飼育ですが
本種は適応温度が広いわりに意外と高山種チックだと思うのです。

それに加えて飼育すると♂は体が大きいわりに大腮が短くなりやすいとも聞きます。
この点はオキピタリスに近いですね~

大型個体の羽化は菌糸でよく出るみたいですが
自分はここのところ菌糸に入れるのが怖くて仕方がありません…

どうなるんでしょうか、またマットの中で♀がバラバラになって出て来るだけで終わるのか…?
ペアの出来る確率と羽化ズレと起きズレを考えると最低でも8~10頭は欲しいぃ……

もし運良く幼虫が採れたらゼブラも亜種別にカテゴリ分けようかと思います。
                                       吉報を待て!!




あ、おまけに
さっきルソンエンシスを撮影のために容器から出してたら
飛翔行動が確認できたのでコッチも近々セットを組むつもりです。

しかし、早いですねぇ…
羽化したのが去年の12月頃で、ノブユキ・原名亜種だったら普通は半年寝るっていうのに…
ルソンエンシスが特別なんですかねぇ?
カタンドゥアネス産だからですかねぇ??
ウチの環境がおかしいんですかねぇ???


          新しく入荷した在庫  1種類
          ブログに載せた在庫 39種類
               全ての在庫 35種類




        本日の 日昆の名言

                
ぶっちゃけ、今までノブユキ ナメてました。






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