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〆ギラファノコギリ (マキタ亜種) ブログトップ
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だらだら5年 [〆ギラファノコギリ (マキタ亜種)]

今日をもってこのブログを始めて丸5年が経ちました。
うわぁぁ・・・嫌ですな。なんか20歳を過ぎると歳は取りたくないですわ。
20代の過ぎ去ること矢の如し? 
色々空回りしているような、時間をもっと有効に使えたのではないかと云う気がするからこその焦りでしょうかね。



今の自分ではすっかりスタンダードになってしまった『菌床ブロック飼育』
ズボラ飼育法の一種ですが、詰め替え→再発菌がないので劣化スピードが遅いと云う利点?もあるので、ただひたすらズボラ飼育をしつつギラファの大型がでてくる頼もしいやり方ではあります。

しかし交換のタイミングが完全に遅れた所為もあって、ブロックに投入する前にビンの中の幼虫達は所々で
ガリガリ・・・ガリガリ・・・ガリッ・・・
と嫌な悲鳴をあげていました。

CA3I0015kai.JPG
まだ交換せずに初期投入1本目のビンに入ったままのところは皆こんな状況。
白い場所が一つもない・・・(汗)

ビンの中の幼虫が暴れて外から観察できるようになって分かったのですが、
今回のWF1はちょっと♂の比率が高い・・・♪
こうなるとブロックに投入する数も増えるのですが・・・・・・


ブロックに投入するにあたって実は悩みの種がひとつありました。

ブロックを投入するのに適した容器が無い! と云うこと。

今までブロックを詰めていた容器は、コバエシャッターの小を使用してきたのですが、これは菌床ブロックをそのまま詰め込むには一回り寸法が狭いんですよ。
そうなると、袋を破いて容器に押し込むとケースの壁が割れんばかりに張って容器が歪み(実際割れた事もありました)、蓋をしても隙間が出来てトビムシやらコバエやらが容易に侵入してしまい結果的によろしくありません。
大きい余分なところを削って成形すると、削った分が無駄になります。
これをなんとか払拭できないものかと前からずっと新しい容器を探していました。

そんな折、見つけてしまったのがこれでした。

CA3I0009.JPG
ASVEL製 unix ware Bread Case4.7リットル
市内のスーパーを駆け回って、瞬間的にこの町からこの商品を消しました。
似た容器が他にも100均やドラッグストアで売っているのですが、
寸法を測り一番菌床の入れやすい容器ではないかとこれで決めました。

タッパーのひとつですが、
CA3I0014kai.JPG
このように(判り辛い・・・)月夜野の菌床を入れると僅かに余裕が生まれるくらいのスペースで、コバシャのような容器破裂のおそれがありません。
ただ、容器と菌床の間に空気の層が出来る為きのこが発生しやすくなるおそれはありますが・・・

今更ながら、まだ3令になって時間がそう経っていない個体も含めて♂幼虫をこの容器に移してみましたがさて結果はどうなるのか・・・
容器でもそれぞれ性能が違うので餌が同じでも羽化サイズに影響する事がありますからね。飼育環境が安定しない自分のところだとなおさらですしねぇ。

3ヶ月経ったら今度は蛹化用にマットを堅詰めする大ビンを買わなきゃならないし・・・
本当に容器を置くスペースが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]




★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★


ちなみに、一つ報告が・・・





マイシカ、産まなかった・・・



        絶えた在庫  1種類
        全ての在庫 13種類


うおぉぉぉぉぉぉ・・・ん・・・



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マキタギラファWF1割り出し [〆ギラファノコギリ (マキタ亜種)]

深夜にパソコンに向かってキーボードを打つなんて何ヶ月振りだろう…
こんばんは、会長です。

さて、この師走ひと月の間に今年停滞していた色々な作業が捗っております。
特に!!!! 先日記事に出しましたが自部屋の照明をLEDに替えた事で、
一気に作業の出来る種類・時間帯にバリエーションが出ました。

そのおかげで今、前々からやろうと思っていた新しい簡易温室作成に着手できています!
精密な長さで裁断する作業は暗いシャンデリアでは非常にミスを起こしやすいので
取り掛かれませんでした。
出来次第この温室も記事にします、年内に(多分)。


さて、今回の本題は、今月の1日の事です。


今年10月に入手したマキタギラファノコギリのWILDペアを組んだセットを暴きました。

セット内容は
・コバシャ中
・月夜野くわMat
・クヌギ夏菌材×1
・アルカリ性ミネラルウォーター
・KBファームプロゼリー

セット日は10月14日、温室で22℃管理


不定期チェックで産卵行動は確認しており
ケース側面にも多数卵は散見出来ていたのですが、
その卵が度々溶けだしているのが見えていたので少々心配でもありました。

また、以前No.6が本亜種を飼育していた時に割り出し作業をしたのですが
大して幼虫が採れなかった経験や、
耳にする「ダイスケが産卵に癖がある」と云った話でもって
『フィリピン系のギラファは産卵数が伸びない』と云う印象があります。



2桁はいけるかなぁ…などと心配をしながらケースをひっくり返してみると
CA3I1545kai.JPG
見事な放射状に伸びた菌。

と共に数頭幼虫が見えますね。

マット、産卵木と割っていき、幼虫をストックしていきます。
不安だった数も、少しずつ解消され直ぐに2桁に突入しました。

しかしここで問題が。
割り出し作業はまだ終わっていないのですが辺りが暗くなってしまいました。
(この時はまだ自部屋の照明はシャンデリアのままでした。)

よく見えない産卵木の食痕を追いつつ、何とか産卵木だけは割り終えました。

そこで一旦割り出しを中止し、
暴ききっていないマットをケースに戻し、そのまま温室で放置することにしました。


親個体ですが、♀は身体が非常に軽くていかにも産み終えた感があります。
♂と♀はそれぞれ別のケースで管理していますが、
♂は先日その短い寿命を全うしました。
♀はゼリーをよく貪りまだ存命です。

割り出した幼虫は、
いくつかのパターンに分けてエサを選び個別に投入しました。
マットから出た個体はマットへ、産卵木から出た個体は菌床へ…


今回中断したものの、割り出した数は……幼虫21頭卵2個

そこそこ産んでくれました。
ギラファらしい爆産と云う程ではありませんが予想よりは採れました。
発生初期の個体を入手した甲斐がありました。


ここから細かなデータ記入を行いながら飼育していきます。

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今年初 WILD外産クワガタ [〆ギラファノコギリ (マキタ亜種)]

先月記事ゼロでしたね…死臭が酷いようですこのブログ[あせあせ(飛び散る汗)]

採集なんかもあまり行けませんでしたが(ちゃんと行ったのはおよそ2回だけ)
それ以上に虫以外で色々と忙しかったためにブログどころではありませんでした[たらーっ(汗)]

久しぶりに記事作成画面を開いてみてもなかなか思うように文章が構築できません…
                           (そりゃ前々からか…)



先月の更新が無かったのでせめて先月の採集の一部始終だけでも載せてみます。


採集へ行ったのは9月29日(日)、津軽地方某所へ行き無風の中
いつもの自分・No.2・No.6の3人でクワガタ採集へ行ってきました。
CA3I1503.JPG
この日遂に3人ともつなぎを着て藪漕ぎ体制を万全にし網を持って挑みました、


CA3I1509.JPG
基本的にヤナギばかり十数本見ていきましたがアカアシ・アカアシ・アカアシ!!!!


アカアシクワガタ60頭kai.JPG
気がつけばアカアシだけで61頭
その中にヒメオオも何とか存在を示すかのように♂1頭♀1頭だけ混ざりました。

61頭採ったアカアシの7割以上??が♂、その最大は何とか50mmに達する程度でした。
アカアシ2頭、ヒメオオ2頭を残し全てリリース。


CA3I1510kai.JPG
帰り道はNo.2が気ままにトンボを大量捕縛。
最後はリリースしました、………しましたとも…(汗)



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さて、去年からめっきり新たな虫を仕入れる事が減り
今年に至ってはほぼ虫を買う数がゼロでした…
記憶にあるのは再挑戦となったペーニャだけ…


しかも、現在世話を焼いていなかった所為で我が家の虫達は壊滅状態。
現在存続しているのは
・ニルギリエンシスギラファノコギリ
・カワノシカ
・オオクワガタ
・ペーニャヒメゾウ
・マイシカ(1頭のみで累代不可能)
・ゼブラノコギリ(♀不在につき累代不可能)
・オニ
・コクワ(羽化した1♂のみ)

他にも産卵ケースは何種か残っていますが生体反応が無ければそれで終了です…
虫を送ってくださった皆様、大変申し訳ございません。

管理能力の限界を越えていくつもの種類を飼育していたツケが回ってきましたね。
時間的・金銭的な余裕が無い今の状況ではこれが精一杯なのでしょう[たらーっ(汗)]
「自然淘汰」というと完全に無責任な表現になりますが、
残ったこれらの種類で「前よりは…」ちゃんとした飼育を行っていきます。
飼育記録も前よりもきちんと取ってより効率的な幼虫飼育にしたいと思います。



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さて、半復活したブログ初の記事は


CA3I1511.JPG

初入手種記事

さっきまでの反省を覆すような内容ですね(呆)


去年一昨年までは1年間の内に何種~十何種と色々な初挑戦種が紹介されてきましたが
今年は紹介どころか何も新たな種類の虫を仕入れていませんでした。
小学生時代から毎年毎年多様な種類のカブト・クワガタに手を着けてきましたが
それが今年になってパッタリ止み…
いよいよこの趣味も終わってしまうんじゃないかとさえ自分でも焦る程。

ですが、そんな焦る気持ちとは関係なく、
今年初めて外産のクワガタをこの秋仕入れました。

焦る気持ちと関係なく、と云うのは
今年まだ何も初挑戦種に手を付けていなくて焦って適当に手を出したと云うことでなく
何年も前から気にかけていた種類でいつかWILDからブリードして
その立派な姿を拝みたかった願望を持っていたから、と云う意味です。
それが、去年のニルギリエンシスギラファを羽化させた事でより一層飼育願望が増し
今回入手に至りました。




と云う事で、これが今年初入手のクワガタです……







CA3I1518kai.JPG
ギラファノコギリ(亜種マキタ) ミンドロ島 ハルコン山

経済害虫の一種であるギラファノコギリの一亜種でありますマキタです。
前々から自覚がありましたが自分結構ギラファが好きなんですね(苦笑)


マキタ亜種は、現在ギラファノコギリクワガタ全9亜種に分類される内
フィリピンのルソン島ミンドロ島に分布する亜種で、
亜種名の【makitai】は八戸インセクト研究会々長の蒔田増美氏の献名。
因みに現地では各島の標高が高い山岳地帯で採集されそこのラベルで国内に入荷します。

高標高でなくても生息できるのかは分かりませんが、
本などによると現地では低地では木は伐採されていてクワガタが棲める環境は殆どないのかもしれません。それと私有地トラブルでしょうか…
そのため入荷するのはミンドロ島では標高2000mを越えるハルコン山とバコ山から、
ルソン島では専ら深い山がある島の北半分カリンガ州~ヌェヴァヴィスカヤ州から
のみからしか入荷が無く、高い山が少ない南部からは採集されたという話は
見聞きしたことがありません。
しかしルソン島南端沖のマスバテ島ティカオ島で採集されたと云う個体が過去に国内で流通していたこともあり、ルソン島南部や周囲の島嶼から新しく記録されるかもしれませんね。
ただ、ルソン島から近くてヒラタの入荷も頻繁にある(あった?)カタンドゥアネス島マリンドッケ島からは全くギラファの話が無いのが興味深いですね。

趣味上の私見が混じりますが、
今回初めてフィリピン系のギラファを手にしましたが今まで飼育した
インドネシア系ギラファにも大陸系ギラファにも似つかぬ雰囲気を持っています。
身体的特徴からくるのでしょうが、
インドネシア系の亜種は同じ島でも歯形の湾曲配置が非常にバラつきが多く
それに比べるとフィリピン系は特徴が比較的安定している気がします。

あと光沢至上主義の自分にはこの光沢は嬉しすぎる特典?(特徴)です。
因みに、似たような特徴を持ち更に巨大化しより光沢が強いダイスケ亜種ではなく
マキタに憧憬を抱いたのは、昔No.6が高校時代に飼育していたのを間近で見ていたのがきっかけで、見た目は二の次で一番は思い入れ(ッて言うのか?)
それにダイスケは生体を入手するにしてもネグロス島産は野外入荷が無く累代が進んだ飼育品ばかりだし、巷でホットなパナイ島産はとてもじゃないが手を出せる値段ではないですしね…[たらーっ(汗)]
(ダイスケだとマキタ等との混ざりモノの飼育品が出回ったり何かと不安が付きまといますがマキタならその心配はありませんしね、WILDも入ってるし)

現地の発生時期は9月~翌年年明け頃でWILDの入荷もそれに合わせて
毎年少数ながらフィリピン便を扱う販売業者が仕入れているのですが、
今年はまだほとんど入荷していないようで、
どうしても発生初期の個体を手に入れたかったため
取り扱い店に問い合わせメールしまくりました。

最近はフィリピン便入ったとしてもネットショップには
ヒラタツヤしか公開してくれませんからね…
そういや久しくフィリピン産のアトラスオオカブト見ないなぁ…
年末~翌年1月頃になればある程度まとまった数入荷するのかも知れませんが
ボロ個体が多くなるし冬じゃ青森への輸送が危険ですしねェ…



マキタギラファ
CA3I1512kai.JPG
発生初期と云う事もあって状態は大変申し分ないです。
♀は少なくとも『カラっぽ』ではありません(2.9g)
体表面についている傷はおそらく採集時か輸送中に付いたのでしょうかね。

♂はまぁ見た目にもギラファの貫禄が無い85mmの個体ですが、
小さな♂だからこそ幼虫飼育への強い熱意が生まれると云うものですね。


CA3I1517kai.JPG
CA3I1513.JPG

熱意どうこう言っても結局また絶滅させたんじゃ「いつもの会長」に変わりないので
ひとまず産卵のセッティングをしてスタートします。



        新しく入荷した在庫  1種類
        ブログに載せた在庫 76種類
            全ての在庫 8種類??


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