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〆ギラファノコギリ (ダイスケ亜種) ブログトップ

Memory of Daisukei [〆ギラファノコギリ (ダイスケ亜種)]

どうも、時期柄外で飼育用品の洗い物が出来なくなったのでシャワーを浴びる時に一緒に洗っている会長です。

さて、年末はバタバタして正直ブログは書いていられないのですが、
今年が終わってしまう前にしっかりとカテゴリを締めておきたい虫が一つ残っているので今回はそれだけサッサと・・・いやササッと(←同じか)書いておきます。




ダイスケギラファ

2016年の5月にWF1のペアを購入して、F2の飼育を楽しんでおりましたが
セットまではこぎ着けたものの残念ながら♀が産卵せずF3は得られませんでした。
セットして暫らく経っていると云う話は以前記事に書いていたのですが、その時には既に望みは薄いと気付いていました・・・

この時点で意気消沈し、いつもならばこのまま残った個体を飼い殺しにしてしまっていたところですが、貴重なギラファだしもう飼うことも無いと思うのできれいさっぱりと〆て標本にする事にしました。

Prosopocoilus giraffa daisukei.JPG
↑↑生きていた時の雄姿を写真に残して酢エチへ・・・


振り返ってみるとこのダイスケ、ギラファの亜種の内では特に飼い辛い虫でした。
産まない。♂♀羽化時期合わない。かと言って寝ない。
大陸系の亜種の様にはいかずすぐ起きますからね。

同じフィリピン産でも、やはり自分にはマキタの方が合ってるし好きだと云うのが今回の飼育を通して再確認できました。


・・・と云うワケで、思い入れもこれくらいしかないので記事も終わりです。


              終了した在庫  1種類
               全ての在庫  18種類


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2018年度羽化報告 ダイスケギラファノコギリクワガタ [〆ギラファノコギリ (ダイスケ亜種)]

あれから1年2ヶ月以上・・・!!

最後にダイスケギラファの記事を残して(遺して?)から随分と月日が経ってしまいました。
その時の記事では、2度の割り出しを終えた結果を書いていましたが、
今回はその集大成=羽化報告です。
当初は本当にパナイ産なのか半信半疑で飼育をはじめ、大型♂個体の羽化を待って納得したいと考えていました。結論から言えばこれがパナイ産かどうかは見た目だけで100%分かるワケもなかったのですが・・・

前回はマットや産卵木から赤い頭を覗かせていた幼虫が、どう立派に成長したか。全11頭の幼虫はなんか知らない間に7頭消えて、残った4頭も♂が3頭に対し♀が1頭!いつも通り過ぎる展開。

まずは各個体のデータを載せていきます。
これを見ればどんな1年2ヶ月だったか一目瞭然です。




【産地】 パナイ島

【累代】 F2(親は同腹WF1♂93×♀49)


♂-①
CA3I0356kai.JPG
2016年12月20日 割り出し 卵
2017年2月19日 2令初期 恵栽園カンタケ菌床へ
     9月3日 3令中期 ドルクスキングアンテマット2300ccガラスビンへ
2018年4月 羽化
     6月27日 羽脱 98.6mm


♂-②
CA3I0357kai.JPG
2017年3月26日 割り出し 2令
     9月24日 3令中期 41.6g マット5000ccガラスビンへ
2018年2月4日 蛹室確認
     3月4日 蛹確認
     4月 羽化
     6月22日 羽脱 105mm


♂-③
CA3I0358kai.JPG
2017年3月26日 割り出し 2令
     9月24日 3令中期 40.9g マット3000ccガラスビンへ
2018年3月23日 羽化確認
     6月初頭 羽脱 107mm
CA3I0359.JPG



CA3I0354kai.JPG
2017年3月26日 割り出し 2令
     10月2日 羽化確認 冷やし虫家(10℃台)
2018年6月30日 活動開始 51mm





エサ交換のタイミングは勿論、データの詳細があまり無い事からも「あ~コイツテキトーに飼ってたな」とバレる内容ですね。
そして管理後半の内容から「あ~コイツ終盤になってから取り返そうとしたな」とバレてしまう内容ですね。恥ずかしいわ・・・

適した時期にエサを交換しなかったおかげで、3令になっても40gを超すのがやっとで、こうなると蛹化ビンが3リットルだろうと5リットルだろうと関係ありません。
最終的に最大サイズは107mmと、原名亜種、マキタも自己最高が107mm。自分の中ではこの107と云う数字が鬼門なのでしょうかね。
羽化個体を比較してみると、100mmを超えたの♂個体が体型的にやや異なっているのが気になります。
両個体は2mmの差しかないですが、107mmの方は体格が良い割りに頭部が先細りで大腮が小ぢんまりとして見えます。言い換えると・・・ややアンバランスな体型・・・
ダイスケの飼育は初めてなのでどちらがより自然な発育だったのか判断材料も足りない中見極めるのは難しいところです(そんなことを決める必要が何故あるのかと言うと、♀が1頭しかいないのでブリードに使う♂を1頭決めなければいけないからですね)
多分迫力(107mm)よりバランス体型(105mm)を取るでしょうね。

そしてヒヤヒヤしたのが早くに羽化してしまった♀個体のキープ。
♂の幼虫が真っ白な中、当時2頭いた♀はいつの間にか1頭になりあっという間に羽化、ある程度身体が固まったところを見計らって低温の冷やし虫家へ移動(フェイスタメルとか組んでた頃の温度帯)
無駄な足掻きかと思いましたが意外にも素直に大人しくしていてくれました。
♂が羽化して暫らく経ったあたりから温度帯を戻したのですが、活動開始した♂とは逆になかなか起きる気配が見られず、若干温度を高くしてなんとか動き出してくれました。
ずっと低温管理で引き伸ばしていた所為か、溌溂とした動きにはなっていませんが、なんとかそろそろペアリングにももっていけそうです。今回の♂が非常によく寝る大陸産だったら累代断絶していた事でしょう・・・(汗)

パナイ島産ダイスケギラファノコギリ.JPG
今回初めてブリードしたダイスケですが、
今のところはマキタと飼育上のサイズ感は五分五分と云ったところ。マキタの時よりは手を抜いてしまったのでサイズ的なポテンシャルは流石にダイスケの方が上なのでしょうけど。
インラインに弱いと言われていますが無事に卵を採って110mmを超すことが出来るのか、緊張と心配で恐いです。




・・・累代断絶と言えば、ターク県ウムパン郡産の原名ギラファが♂成虫のみになってしまい累代終了になっちまいました(悲)
F2で今寝ています。
イイ形で希少な産地のギラファなので誰か今も同産地を持っている方居たら引き取りませんか?[たらーっ(汗)]




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危なげなパナイ [〆ギラファノコギリ (ダイスケ亜種)]

また少し更新に間が開きました、どうも会長です。

とある理由で小遣いの出費を抑えるべく、
全く採集に行けておらず凄く悶々とした毎日を送っています。
自分が今どうしても行きたいと思っている山へ採集に出向くとなると、
現地へのガソリン代が大体3,000円程、水分補給・昼飯代で500~1,000円掛かるわけですが
たった1回の採集ですらこれだけの額を捻出することになるとすると
前記の理由で出費を抑えている今の状況にはとても贅沢な出費となってしまいます。
金と時間に追われている現時点では、
たった1回採集に行っただけでこれまでの我慢が無駄になる可能性があり
平日は勿論、休日もただただ山への妄想だけを膨らませる事しかできません。

そんな中、3ヶ月に一度楽しみにしているBE-KUWAの発売くらいしか虫関連で目新しい事はないのですが、あぁもう〇〇ネコDM便が遅くてやきもきさせられる!
前のメール便のゴタゴタがあったからサービス内容が変わるのは分かるけど、
こうも待たせられるものなのか・・・
他の注文者が続々と到着報告をネットに挙げている中、自分のやつは発送店を出発してから全く動きなし。輸送中に事故ったか落っことしたのかと無駄な心配をしていました。
(自分がせっかちなだけなんだろうけど)
次から1冊単品で注文するのはやめよう・・・


その他にも、いい暇潰し・・・と言ってしまうと全く間違いではありますが、
知人から依頼された簡易温室の作成に2週間ほど時間を割いていました。
CA3I0373.JPG
最後に自分用に温室を作ってから3年が経ち久しぶりのスタイロフォーム温室作成でしたが、品質の強化や使いやすさの追求にまだまだ新しいアイデアが出てきたのは自分で驚きました。
これから忙しくもなってきますし、これ以上はもう新しいのは作れないでしょう。



さて、我が家のダイスケギラファのここまでのまとめと近況報告です。

去年5月にWF1のペアを入手後、休眠期間を経てペアリング。
秋にセットを組むも、マットがよろしくなく産んだ卵が次々萎む。
(他のギラファにも同マットを使用し大失敗を犯したのでマットが犯人と断定)
1度目のセットで採れた僅かな1令幼虫を菌床に投入し親♀が存命のため別マットで再セット・・・

ここまでが前回までの記事での内容。

2度目のセットが去年12月15日
1度目のマットで卵が腐るミスを犯したこともあって、今度は大事を取って無添加タイプの1次発酵マットを使い、材も1度目と同じく使用し天然ブナ材を埋め込み。
投入してしばらくの間は落ち着かない様子で歩き回っていて、
「あ・・・もうこれで産卵は終了かな」とガックリきかけた後に産卵行動を開始しました。
マットにも卵が見え、材もボリボリ齧りだしました。

そしてまたしばらく放置をかまして、
3ヶ月以上経った今年3月26日・・・満を持して(×)割出しを行いました。

CA3I0379.JPG
見た感じ、わちゃわちゃ動き回ったんだろうなぁ~と一目で判りますね。
動き回ったセットでも、産んだセットもあれば、浅潜りしてグルグルケース内を回っただけの空っぽのセットであることもあるので開けてみるまで分からないものですが・・・
今回は、数頭の幼虫をケース越しに確認していたのでボウズは免れているだろうと確信。

親♀はすでにその役割を終え、亡くなっています。



CA3I0381.JPG
ひっくり返してみれば現れる幼虫達。
マットの色もいつの間にか濃くなっています。
ギラファならそれほどここでドキドキすることはないはずなんですが、
なんせ去年の下半期はボロボロに惨敗し続けてきたのでうれしいことうれしいこと。

あぁ・・・マキタが累代終了したのを思い出してまた少しガックリきた(辛)
アイツは今年またやろう・・・!


CA3I0380.JPG
産卵木の中からも8mmはあろう頭幅を持つ2令幼虫が現れます。
出てきたのは全て2令幼虫でした。


割出しの結果、

 1度目・・・6頭

 2度目・・・5頭        11頭

思ったよりも少なく数は振るいませんでした。
飼育するには適度な数とも言えますが・・・
2度目の割出しで出たのは見た感じ♂が4頭、♀が1頭と偏っているのもちょっとモヤモヤする
要因の一つですが・・・
なんにせよセットが合ってなかったと云うのも間違いではないので、
たまに聞く「ダイスケは産卵がちょっとクセある」と云うのは今回は違うようです。


そしてこの後の割出し後の幼虫飼育ですが、
近年また新しい銘柄の菌床を使い始めたのもあって
使っている間の管理がちょっと違うせいか前の菌床よりも成長の様子がバラバラで手応えがつかめません・・・(汗)
きちんと環境が管理されている飼育部屋なら、銘柄を変えたくらいで調子が狂うという事はほぼ無いと思いますが(菌床ごとの用法の違いはあるでしょうが)、管理に粗が目立つような飼育環境では下手なことはしない方がいいかもしれないですね。

1度目の割出しで得た幼虫はたしか・・・全て1令で、ブロックなどの大容量にそのまま投入したので2ヶ月以上もの間生体反応が見られず、
「やべぇ、やっちまったか!!?」とまた後悔しかけていたのですが、
全部ではないもののようやく食痕が現れてきてなんとか溜飲が下がりました。


けど・・・菌糸の調達はしばらくお預けになりそうだ・・・

あと・・・2ヶ月・・・。


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選手交代世界最長!!? ~高輝度編~ [〆ギラファノコギリ (ダイスケ亜種)]

こんばんは、
先日会社の忘年会で景品を賭けて行われたビンゴ大会で、
40名ほどの社員の中で一番下っ端の自分がまさかの1番抜け
・・・しかもそこで遠慮なしにしっかり「ビンゴ!!!」とコールしてしまった会長です。


さて、前回の記事までで
これまでブログで登場し飼育してきたギラファノコギリのこれまでを全て紹介しました。

その亜種を挙げると、

原名亜種
ニルギレンシス亜種
ティモーレンシス亜種
マキタ亜種
ニシヤマ亜種
ケイスケ亜種

そしてブログには載せていませんが、
ボロブドゥール亜種
も、小学5年生時に飼育していた事を飼育ファイルの『カブト・クワガタ飼育済リスト』で紹介しています。
自分の今までのギラファ飼育経験亜種は記載されている全9亜種中7亜種






さて、今から半年以上前の今年5月の事です。



CA3I1165.JPG

ある荷物が届きました。







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