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半年の月日を越えて [〆アラガールホソアカ]

早くも青森は濡れ雪で除雪が一気に疲れるようになってきました。
しかも冬はこれからだというのに…

そういえばもう成人の日が過ぎましたね…
自分らの時から丸一年が経ったんですよねェ、懐かしいです一年前。
また皆と会いたいワぁ…



さて、突然ですが、自分は今自分の部屋では寝ていません。
(まぁいきなり何を言ってるんだろうとは思いますが)
元々部屋の間取りがもう、寝る事についてほとんど考えていないようなものなんですが、
この秋~冬はとある理由から、この部屋で寝るのを躊躇わせていたんですね。

それが、温室から次々と溢れてくるコバエ(キノコバエ)。

温室内のケースから発生してはなぜか極寒の温室外に出てきては
寒くてその場で凍えて動けなくなる→死んで床に落ちる
何百何千という個体が温室の周りで繰り広げていて
その度に掃除機で吸って掃除する、の繰り返しでした。

部屋の中にコバエの死骸が埃のごとく散らばっていたということもあり、
屋外との気温差もほとんど無いようなこの部屋にはこの期間ほとんど入ることがありませんでした(汗)

しかし、「このままではいけない!変えなければならない!」と
春になってコバエに部屋中を飛び回られるようになる前に
そのコバエの温床となっているケースを突き止め暴くことにしました。
(↑文章の割には意外と話の内容は大した話じゃないですな)



それは簡単に見つかりました。

去年組んだまま手を付けられずにいるいくつかの産卵ケースの中でした。

その中の2ケースが主な発生源となっていたようで
先日の日曜日13日に久方振りの割り出しに着手することができました。


その2ケースとは、
一昨年の10月頃に戴いたアラガールホソアカの産卵ケースなんですね。
去年の4月には全頭羽化し記事にも「組みます」なんて言っていたのですが、
ケースに貼ってあるラベルを見てみると
セットしたのが2012年の5~6月!!!!!

えっ!!!? そんなん経ってたの!!!?
そういえば去年は1年がアッという間に過ぎた年だったな…
などとついつい気が逸れてしまいますが
この寒い時期にようやく割り出しを敢行しました。

アラガールは♀3頭いたものを全てセットに入れたのですが
どの個体も産卵したようで幼虫が数ヶ月前には見えていました。


まずは1ケース目。
このケースはコバシャの中サイズを仕切りで2つに分けてそれぞれに1頭ずつ
♀を投入しました。
コバエ地獄なので屋内で作業はできず当然極寒の外での作業になるのでスピード勝負です。

CA3I1199.JPG
写真の左がブナ主体のカワラマット、右が月夜野きのこ園のくわMatです。
6ヶ月という月日が、マットの培地(オガ粉)や製造の種類の違いを如実に現しています。
ブナの方はくわMat(クヌギ?)に比べて明らかに縮んで小さくなっています。
ブナマットの方は劣化が激しく泥状になっていますが
くわMatはまだ質感があまり変化ありません。

CA3I1200.JPG
ケースの底ではもう既に蛹室が出来ていて、
その中には蛹の姿は勿論、そのうち1頭の♀は既に成虫となっていて驚きました(汗)


2ケース目。
これはBeケースの中サイズに1♀入れたセットなのですが、
外に持っていこうとケースを持ち上げた時、中で思いもよらぬ物が!








CA3I1201.JPG
ナンか居るぅ!!!!!!?




CA3I1204.JPG
産卵された卵が既に羽脱までしていました……

一応我が家で羽化した個体の中で一番大きな♂ですが、
これは果たして『育てた個体』と言えるのだろうか…?(苦笑)





 結果
CA3I1202.JPG

    3セット合計 蛹×3 成虫×2 (♂×3 ♀×2)


まぁ、…半年怠った当然の結果と言えば結果です。
むしろ次の世代にまた挑戦できるだけの内容がまだ生きていて運がいいレベルでしょう。

否、逆に下手して沢山生み残ってもらうより良かったかもしれません。
また新たに気を引き締めて飼育しなおそうと思います。


CA3I1203.JPG
蛹は全て人工蛹室に移動。
写真左の♂が今回割り出した中で一番大きい♂なので羽化が楽しみです。
また、割り出し翌日右側の♀が羽化しました、
今回は♂も♀もカップ飼育の時よりサイズが大きいです。
ただ、今回の中で思ったことは、
ブナカワラで採れた♂が一番小さかった事ですかね。
やはり劣化の問題なのでしょうか。
カワラ菌床で飼育するよりも発酵マット飼育の方が最大値を稼ぐには有力なのか…?


CA3I1205.JPG
久しぶりにアラガール見たらまたなんんかホソアカに熱が入ってきた…(笑)
やっぱり綺麗だ…


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