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〆青森県産 オニクワガタ ブログトップ

4月のオニ [〆青森県産 オニクワガタ]

最近ブログを書く時間が取れないでちょっと放置気味となっていますが、
今年ももう既に採集へは行けておりまして
採集記を書けるくらいには色んな体験はしております(汗)

ただ、採集シーズンを迎えているにもかかわらず去年の採集個体の展足や諸々の処理が全く終わっていないことなどもあり、ブログに記事を書く事も最近億劫になっています。
そして飼育も・・・
今のところ、県産のクワガタをまとめているところなんですが
ワケあって今年の早い内に全種のクワガタを最低でも♂♀1ペア以上きちんと1箱に揃えて収める予定が、最近まで非常に難航しておりました。

・・・と言うのも、
その中で1種だけ♀成虫をまともに採集していないクワガタがおり、このままでは箱の完成が先延ばしになってしまうのです。




いえ、
オオクワガタはもう諦めて♂♀ともラベルの信用できるトコから調達しました。




オニクワガタです。

オニは♂成虫は多数採集して数が集まっているのですが、
何しろ♀の方に全く意識がいってなかったせいもあってほとんど採らずに今までやってきました。
元々標本の数も大した事なかった自分のコレクションの中でも特に少ないクワガタがいくつかあり、一部自分達の採集した幼虫を羽化させたりして代用品として箱に収めたものもありましたが(欲を言えば全部成虫採集品で埋めたかった)
オニクワガタに関しては
「多分どこかの箱にそれなりに入ってただろう~」と高を括っていた結果→「あっ・・・(焦)」

ノーマークでした。

諸々の事情で早く完成させたい案件なだけに、
オニ♀をまともに前シーズン確保しなかった事を今になって後悔していました。
オオクワガタと同じように誰か知人に頼もうにも、すごく望みが薄い・・・

どうしたもんかなァと行き詰まった最中、
飼育種の世話に冷やし虫家のドアを開けて経過を観察していた時。



なんだっけ? このカップ??


庫内に置かれていた容器に混ざって、忘れ去られていたカップがいくつかありました。

「あぁ!!! そうだ幼虫が居たんだ!!」

思い返せば、去年の春の採集で得たいくつかのクワガタ幼虫を持ちかえってそのままカップで飼育していたのでした。
3種類ほどいるはずだったのですが、その中にオニも混ざっている事を思い出し
「よかった~!! これでオニ♀も安泰だ・・・(汗)」
とホッと胸をなでおろした・・・ところまでは良かったのですが・・・。


6個あるオニのカップが、1個・・・また1個・・・と、この冬の間で羽化前に落ちると云う展開に。

残りも僅かになってきたカップに望みを託しつつ、
無事に蛹化→羽化したカップから出てきたのは・・・









CA3I1104.JPG
・・・ぉ・・・お前・・・・・・。


見事に♂に偏ってしまった。


これで我が家のオニ♀調達の望みは無くなってしまった。
もう今年の秋まで箱の完成はお預けとなってしまった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そうして諦めてからほどなくして、
去年採集した他のクワガタ幼虫のカップの内、未だ羽化しないルリクワガタのカップの様子を見たところ、
底面からかすかに1頭羽化したのが見えたので〆るためにひっくり返してみました。



(あれ・・・!? 黒いぞ・・・? あッ!!!!)


出てきたのはルリクワガタではありませんでした。










CA3I1107.JPG
天は我々を見放してなかった!
(ちなみに八甲田産)

♀出てきましたよ・・・!! 九死に一生を得たと言っても過言ではないくらいです。

当時、全部ルリだと思って持ち帰ってきたのでまさかオニが出てくるとは思いもしませんでした。
幼虫飼育中もそうでしたし、実は掘り出した直後もルリだと思っていました。


その理由は・・・。



CA3I1108のコピー.png
図鑑には13mmと云う数字はどこにも示されていません。
と云うか第一、こんな極小サイズは野外でも見たことがありません。
ルリクワガタと同サイズ。
♂なら飼育環境が合わないで極端に小さくなる事がありますが、♀は容器が小さくてもエサが粗悪でも極端に小さくなる事はあまりないものなんですが・・・


CA3I1103.JPG
↑↑これが普通の♂♀の体格差。

CA3I1101.JPG
↑↑これが今回。
サイズがルリクワガタ、見た目はオニクワガタと言うよりホソアカクワガタ。


・・・とりあえず、標本用の♀が確保できたしいいかな・・・(汗)



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ただオニクワガタが歩くだけの動画


CA3I1102.JPG

春にオニの生きた成虫を眺めてると、特別感が邪魔して
なかなか毒ビンに入れられない。


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ズームイン極小種 [〆青森県産 オニクワガタ]

ゴホッッ…ン゛ン゛ン゛ッ…

今夜は、我が家の超小型系クワガタの羽化が続いていたので
まとめて近況報告とします。



まずは
青森の色虫…

2011 07 05_1929.JPG
ルリクワガタ

羽化したのは今のところ2~3頭くらいで蛹も居ます。
また、マットの違いで幼虫期が延びているモノも居りますね。

しかしまだ♀しか羽化していないので
早く♂が来てくれないとブリードに間に合いません(汗)


前のケータイではマクロとズームを駆使しても
ルリのような1cm前後の虫は大きな画像で写せなかったのですが、
今のケータイなら超解像デジタルズームのおかげで
(まぁまぁぼやけてしまいますが)ここまで写せるようになりました。




というワケで
最近羽化したわけではありませんが試しに、

2011 07 13_1937.JPG
マダラクワガタを接写してみました。

脚もきちんと識別出来てちょっと感動です。

しかしまぁ死んだふりをしたらなかなか動かない…




2011 07 13_1938.JPG
この画は一度やってみたかった(笑)

パラワンヒラタクワガタ(95mm)で、黒い点マダラクワガタ(3mm)です。

この差。 昆虫って奥深いですなぁ……

ちなみに、それとは別に
マダラの寿命が自分の想像よりもやや長くてちょっと驚いています。
5月の初めにはほとんど羽化していたワケですから
ざっと2ヶ月以上は寿命があるんですね~



さて、次のクワガタへと参りましょう。



2011 07 05_1927.JPG
今年の雪解けの季節に赤枯れ材から採ってきたツヤハダクワガタの幼虫ですが、
この通り蛹室を作っておりまして見てみると…









…なんと黒い翅が見えておる!!!

つまり遂にツヤハダの成虫が拝めます……
し  か  し  。










よく蛹室の中を覗いてみると、
羽化したその上翅にツヤハダ特有の縦筋が無い

掘ってみると………











2011 07 05_1928.JPG
※@§Ш〆≒$!??






!?


いやぁ~~~~~~~~~…………………………、……まさかの。


2011 07 13_1939.JPG
ちなみに7/5に羽化しましたが今はもう黒くなってすぐにでも活動開始しそうです。




そして話は変わりますが。

市内のイトーヨーカドーにあるゲームセンターに、
クワガタ・カブトのUFOキャッチャーがあると云う話を耳にしたので
イトヨーに用事を足すついでにゲーセンに寄ってどんなモノなのか見に行ってみました。
(自分はゲーセンとかまず行かない人間なのでゲーセン事情には疎いんですよ)


イトヨーのゲーセンに行ってみると
自分が前に行った時より規模が格段に大きくなり異常な賑わいを見せていましたが

その中に……







2011 07 05_1930.JPG2011 07 05_1931.JPG
うわぁ~~~… あった…

結構ド派手に演出してやがんの。
にしてもこれは……なァ……[たらーっ(汗)]

この他にもドクターフィッシュやらヤドカリだったか
色々と生き物がゲームの景品として置かれていたのには呆然としてしまいました。

カオスだべ?





まぁ今日はこれで。
朝一でレンタルしたGANTZ(映画のな)観ねーと。


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小瓶に赤枯れをこめて [〆青森県産 オニクワガタ]

さて、先日の日曜の作業の続きから…



ファブリース割り出しに続き、No.6がやってきた理由はもう一つある。

先日行ってきたツヤハダクワガタ採集にて遂に初採集に漕ぎ着いた件の幼虫
…アレまだ採ってきた状態そのままでほったらかしなのであった。

と云うことで、
ファブリースの割り出しが終わり、次はツヤハダにきちんとエサを与える作業を始めた。




前回採って持ち帰ってきた数は、

・・・・・・・・3令幼虫×5
No.6・・・・3令幼虫×2

幼虫と共に赤枯れ材をほとんど持ち帰って来てはいなかったのだが、
ちょっと前に作った赤枯れフレークがあるのでそれでエサ環境分を補う事にする。


3人で作業中
俺とNo.6とおまけのNo.2の3人で、幼虫の生存を確認してみる。
すると…



俺の幼虫は5頭全員元気だったが、
No.6の幼虫は2頭の内1頭がカビくずと化していた。

1頭だけと云うのは忍びないので、
俺とNo.6の幼虫を足して半分の数に分けることとした(つまり一人3頭飼育)


今回ツヤハダ飼育に使うビンは、
中学1年の時に本格的な幼虫回収を見据えて
ホームセンターでまとまった量を買いこんだ約90ccの非常に小さなガラスビンである。
(それまでは、幼虫が採れたらわざわざ1頭ずつプラケのミニやセパレートの小に入れていた。
 実は結構当時から色々な種類の虫かごをたくさん所持していたのである…)
買ったばかりの当初は、パラワンヒラタやニジイロを割り出す時に重宝していたのだが、
今はもうその役割はプリンカップにとって代わってしまい、
ほとんど使われること無く放置されるようになっていた。

しかし、最近はルリのような超小型種も飼育するようになってきたので、
また使い道も出来てきたと云うワケだ。

ガラスビンということでフレークの堅詰めも可能でガチ詰めにする。
そう、ツヤハダと言えば、堅い木が必要だと飼育面で毎度毎度指摘される事だからである。
2011 05 12_1831.JPG
この中に1頭1頭幼虫を入れていく。
3令で脂ものってきているので蛹化もそう遠くはないだろう。

これでこの日の作業は終了。
あとはラベルを書いて、この日の集会はお開きとなった。





初飼育のツヤハダだけど、まぁ、一つだけ心配な点があるとすれば
たった90ccで間に合うのだろうか…??








あ、それともう一つ凄く心配な点があったじゃ。



あっち(No.6)、羽化するまでに全滅とか…しないよなァ………




            新しく入荷した在庫  1種類
           ブログに載せた在庫 60種類
                全ての在庫 36種類




お ま け



先日、マグソがもう発生しているか見に行ってきました。
雪解けでかさ増しした川を決死の覚悟で渡ったりしましたが、
まだ発生してはいませんでした。

下草もほとんどなく、発生木がむき出しになっており
「ここの地中から出てくるワケだな~…」とか思いつつ
去年とは若干地形が変わったことにも心痛めながら
散策していて、

いつの間にかアミの中に入っていた虫を撮ってみました↓↓




2011 05 12_1832.JPG

図鑑で初めて見た時からインパクトが強くて印象に残っていて
さり気に「ちょっと実物見てみてェ~な~」と思っていたヤナギハムシ

派手なハムシですよね~
個人的にダントツ1位はアカガネサルハムシですが~


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